2013/12/28 - 2013/12/29
249位(同エリア683件中)
ハンクさん
年末のヴェトナム旅行の5日目、今回のハイライトであるハロン湾を訪れた。ハノイからハロン湾へは、ATPトラベルの8時発の20時頃帰着で69USドルの日本語日帰りツアーを予約しておいた。ホテルに迎えに来てくれてオペラ劇場の前で大型観光バスに乗り換え英語ツアーのグループと合流して出発、目的地のハロン湾まで約3時間、田園風景を眺めながらうとうとしていると船着場に到着する。そこから約2時間のクルーズに出発、天気はよかったが、冬場は海上がかすんでいることが多く鮮明な写真を撮ることは難しい。また心配していたほど冷たい海風が吹くことはなかった。
ハロン湾が、新世界七不思議(自然版)に選ばれた、という記事を見た記憶がある。新・世界七不思議とは、スイスの新・世界七不思議財団が世界中からのインターネットや電話投票をもとに決めたという7ヶ所である。
①ハロン湾のほかには、②南米のアマゾン、③アルゼンチン・ブラジルのイグアスの滝、④韓国の済州島、⑤インドネシアのコモド国立公園、⑥フィリピンのプエルト・プリンセサ地底河川国立公園、そして⑦南アフリカのテーブルマウンテンが名を連ねている。何となく地域的に偏っている気がしないでもないが、ハロン湾が世界でも屈指の観光地にリストアップされたことの証明でもある。
なお、いわゆる世界七不思議とは紀元前2世紀にビザンチウムのフィロンの選んだ、古代の地中海地方に存在していた以下の7つの巨大建造物である。
①ギザの大ピラミッド、②バビロンの空中庭園、③エフェソスのアルテミス神殿、④オリンピアのゼウス像、⑤ハリカルナッソスのマウソロス霊廟、⑥ロドス島の巨像、⑦アレクサンドリアの大灯台、であると言われている。小生は①、②、③を訪れたことがあるが、他は現存していない。ご参考まで。
さて、ハロン湾とはトンキン湾北西部にある小湾で、大小1,600もの奇岩、小島が世にも稀な景観を作り出している。小生は桂林には行ったことがないが、「海の桂林」と呼ばれており、中国がベトナムに侵攻してきた時、竜の親子が現れ敵を破り、口から吐き出した宝石が湾内の島々になったという伝承があるそうだ。 約7,000年前の新石器時代に人が住んでいた形跡があり、数世紀前までは海賊の隠れ家として利用され、またモンゴル軍の侵攻の際には軍事的に利用されたという。
地質学的にははるか北にある桂林から続く石灰岩台地が沈降し、侵食作用が進んで現在のような絶壁を形成する特殊な地形を作り出したものである。イギリス海峡の英仏両岸も真っ白な石灰岩が侵食された絶壁が続いており、ルパンの奇巌城のモデルとなったエトルタの針の岩もこの石灰岩によってできている。「事実は小説よりも奇なり」ではないが、人工的な力をはるかに超えた、神がかった奇跡的な景観をなし、太陽の角度によって様々に変わる岩壁の表情が印象的である。
そして石灰岩台地と言えば鍾乳洞、ハロン湾内にも鍾乳洞窟が点在しており、ツアーに含まれるスンソット洞窟「驚きの洞窟」は巨大であり、ヴェトナム戦争の時、武器庫としても利用されたという。洞窟内はカラフルなライトアップによって神秘的な雰囲気を醸しており、ジュール・ヴェルヌの地底探検を思い出させる。
バスツアーではオハイオ州からやって来たアメリカ人のご家族と親しくなった。オハイオ州のシンシナティの周辺は小生も長期に滞在したことがあり、コロンバスやクリーヴランドなど懐かしい地域の話題で盛り上がった。このご家族は極めてフランクにヴェトナム戦争についての思いを語ってくれ、アメリカ人にとってヴェトナムを訪れることが一種の贖罪である、とまで語っていたことが忘れられない。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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バスツアーのトイレストップで立ち寄った土産物売り場の中の風景
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船着場に到着
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海上を行くヴェトナム国旗
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20万ドン札にも描かれた「香炉島」の遠景
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20万ドン札にも描かれた「香炉島」の近景
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奇岩が織りなす風景
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海上生活をする人々の生活の場
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船着場でボートに乗り換える
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船着場でボートに乗り換える
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ボートに乗り換えて洞窟に向かう
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小さなボートでないとくぐれない洞窟
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小さなボートでないとくぐれない洞窟
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小さなボートでないとくぐれない洞窟
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ボートを漕ぐのは幼い少女
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再び洞窟をくぐって外海に出る
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奇岩が織りなす風景
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奇岩の絶壁
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海上生活者のための学校
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再びクルーズ船に乗り換える
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海上船の真っ赤なヴェトナム国旗
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「闘鶏岩」なるほど、ごもっとも
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奇岩が織りなす風景
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奇岩が織りなす風景
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「ゴリラ岩」確かにゴリラの顔に見えないことはない
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ライトアップされたスンソット洞窟「驚きの洞窟」の内部
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巨大な鍾乳石
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ライトアップされたスンソット洞窟「驚きの洞窟」の内部
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巨大な石柱
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ライトアップされたスンソット洞窟「驚きの洞窟」の内部
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スンソット洞窟「驚きの洞窟」のある島
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この旅行記へのコメント (1)
-
- tadさん 2014/10/05 10:54:46
- おはようございます。
- コメント有難うございます。
札幌は楽しかったですね。沢山歩けたので、痛風のいいリハビリになりました。北海道のたの地域は数年前にも旅しているのですが、札幌は10数年ぶりで、すっかり奇麗に変身していました。ぜひ、再訪してみてください。
帰宅したら、イギリスのウィンブルドンから音楽の友人が我が家に遊びに来てくれ、音楽と議論づくめでした。デリエ・ダギュノー、ムートン・ロートシルト等でワイン談義も盛り上がりました。彼はカラヤンの大ファンで、ライブを200回以上聞いたというつわものです。今日はF1レースのために鈴鹿にいってしまいました。
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