越南・SAIGONで越年してみました。　Vol　２

2012/12/31 - 2013/01/03

正月なのにムッとする暑さ。

熱射病で完全グロッキー状態のサンタさんと、溶ける事も許されず青い涙を流す雪だるまのいる街サイゴンを歩いてみましょう。

エリア ホーチミン(ベトナム)

素敵な朝です。

TVからはFoo Fighters完全復活を予感させる名曲、Tokio長瀬くんも曲作りの参考にした『Walk』が流れております。

こいつは正月早々から縁起が良さそうです。

http://youtu.be/4PkcfQtibmU

朝のお散歩の途中、なにやら賑わってるところを見つけました。
入ってみましょう。

ちょっとした団地の手前にテントが貼ってあり、チケット売り場の様相です。

じっくり観察してみますとこの敷地は病院で、チケット売り場のようなとこは受付のようです。

すぐ外には有料公衆トイレ兼売店があります。

掃除が行き届いてるようで、中国のようにリアルで濃厚な香りは漂っておりません。

新年も二日目なので、クリスマスの飾りが撤去されつつあります。

ここでは丁寧な作業が行われております。

こちらはかなり攻撃的に撤去されております。

来年の再利用なんて全く考えてないようですね。

ベトナムといえばベトナム戦争。

ベトコンが掘った途方もない距離の執念トンネルを感じに行きましょう。

こちらがトンネル入口。

大きな体の方は肩関節を外さないと入れない狭さです。

こちらのトンネル、極少数の物好きな人間しか入りませんが、中は真のまっ暗闇です。

リアルな狭さと暗さ、ベトコンの心の強さを感じます。

途中、二本の行き止まりがあったりして、そこそこのイベントとして楽しみながら数メートル離れた出口から出れます。

この数メートルのトンネルが本当に当時使われてたのか疑問に残りますが、深く考えてはいけません。

Don't think. Feel.です。

一瞬“コペンハーゲンか!?”と錯覚するほどに美しい人魚のような北欧女性に魅せられます。

彼女が本当に北欧女性かどうかは不明です。

北爆の恨み、ホーチミンルートの困難さを南ベトナム解放民族戦線の方々から聞く事ができます。　

嘘です。

射撃エリアの犬君。

AK銃、M16、M60の耳を劈く銃声爆音の中でかなり難聴になってると思われます。

このツアー、意外や意外クチトンネルエリアの入場料が含まれておらずバス内徴収だったため、現金が底をつき音だけで我慢です。

射撃未体験で楽しみにしてた嫁はすこぶる不機嫌です

クチトンネルツアーの往復バスの内部。

フロントタイヤのタイヤハウスの盛り上がりに対して素直に座席が設置されており、後方の座席からは視界を妨げられて全く前方の様子が楽しめません。

売る方も売る方ですが、ツアー用に採用する方もする方です。

世界に誇る日本のヘルメットメーカー「Arai」っぽいメーカーです。

命を預けていいものか悩みどころです。

日本で現場養生シートといえばブルーシートですが、こちらはいわゆるレジャーのようですね。

これは言わんとするところの“mix business with pleasure”ってやつなのでしょう。

途中のどが渇いたんでココナッツミルク頂きます。
捨てるとこないんで、ずーっとにぎにぎして歩きます。

アジアの風景。
電柱に取り付く金具やサポート類に全幅なる信頼を寄せた重量の電線が張られております。
命に係るので距離をとります。

ミリタリー物が豊富ということなのでヤンシン市場に来ました。
さぁ入ってみましょう。

さすがはヴェトナム社会主義共和国、期待を裏切りません。
清潔で新品のレプリカか、当時のまんま全くメンテナンスされてないちんぐぁらな本物の二者択一です。

去ります。

中心部に戻りホーおじさんを見に来ました。
この後頭部、ルチ将軍並みの知能指数を持ってそうです。

たまに見かける脳天直撃完全貫通型稲妻注意喚起絵。
天災ではなく人災っぽいので注意が必要です。

土産を安くあげるためコープマートに来ました。
これ（釈迦頭）が旨いのは学習済みなので購入です。

歩き疲れたので、若干水分取られてお疲れ気味の元新鮮野菜達に別れをつげ、ホテルに戻ろうと思います。

途中、なんかよくわからん物を軽く食ってきたので、コープマートで購入したエイリアン風チキンを肴に最後の夜をしっぽりと過ごします。

中華航空の深きょんとガッキーに見送られて、さぁ帰りましょう。