宮崎一人旅（高千穂でイザナミにモテモテ編）

2013/12/08 - 2013/12/09

マラソン走り終わったあと、昔から行きたかった高千穂へ。何気に予約したけど、宮崎市街から150キロ位離れている！！
フルマラソン走り終わった後の疲労した体でつらかったです（泣）

エリア 高千穂・五ヶ瀬(宮崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

宮崎でフルマラソン走り終えて、高千穂へ移動。カーナビに目的地入れて初めて150ｋも離れている事実を知り驚く（バカ？）
だったら軽自動車でなくリッタカーにしたのに。駐車場まで戻って車出したのが16時頃、20時の夜神楽に間に合うためにシャワーも浴びたいし19時には宿に入りたい。
カーナビが古く高速走っていると途中で道路が消える事象が発生したりしながら、何とか到着。高千穂神社の夜神楽へ。

高千穂神社 寺・神社・教会

手力雄（タヂカラオ）の舞
天照大神が天の岩戸にお隠れになったので、力の強い手力雄命が天の岩戸を探し出す為に静かに音を聞いたり、考えたりする様子を表現。

鈿女（ウズメ）の舞
天の岩戸の所在がはっきりしたので、岩戸の前で面白おかしく舞い、天照大神を岩屋より誘い出そうする舞。

戸取（とどり）の舞
天の岩屋も岩戸の戸も所在がはっきりしたので、手力雄命が岩戸を取り除いて天照大神を迎え出す舞で勇壮で力強く舞う舞。

太鼓のリズムが、初心者みたいで乱れまくり。あまりのひどさに聞いていて気分が悪くなる。確かに安定した単調なリズム刻むのは難しいんだけどね。

ﾀﾝ　ﾀｶﾀﾝ　ﾀｶﾀﾝ　ﾀｶﾀｶﾀｶ　ﾌﾞﾗｽﾊﾞﾝﾄﾞ部でﾊﾟｰｶｯｼｮﾝ担当だった私は中学生のころこの基礎練習を指の皮が剥けるまでやりました。

途中で師匠みたいな人に交代。この写真の人は師匠で安心して聞けました。

最後の御神躰の舞は、イザナギとイザナミの夫婦が酒に酔っ払って怪しげな振る舞いをはじめるところから幕開け。解説で思いっきり笑ってくださいと言われるも、こんなんでそんなに笑えるか、と覚めた眼で見ていた。

そのうち酔っ払ったイザナギが観客席に分け入って、女性客に抱きつき始めた。するとイザナミが怒って杵の様なものでイザナギを叩く。

惨めに逃げ惑うイザナギに気がついたら腹を抱えて大笑いしていた。

そのうち意趣返しか、イザナミが男を捜して観客席に乱入してきた。
昔見に行った新日本プロレスで、タイガージェット・シンにサーベルで追い回された恐怖がよみがえる。

結構ぎゅうぎゅうにつめた３列目だったので大丈夫だろうとタカをくくっていたらものともせず分け入ってきて抱きつかれた。

しかしこの人多分男性だったと思う。肩とか結構ごっつかったもん。

とうとう後ろまで行って抱きつき始めました。

おじさん、イザナミの腰に手を回しているよ（笑）積極的。みんな笑顔です。

イザナミを追ってイザナギもあちこち動き回り。

イザナギはヘトヘトに。

思いのほか楽しい夜神楽でした。昔の人が下ネタを基に辛い農作業のウサを晴らしていたのが良くわかりました。

下ネタは時代を超える（笑）

宿に戻って夕食。近所に食べられるところは無いものの、１階がコンビになので、買出しは楽。マラソンの疲れもありコンビニでおでんなど結構豪華な夕食。

翌日、国見ガ丘に日の出と雲海を見に行くため早起き。フロントガラスが凍結している・・

困っているとホテルの人がお湯を持って来てかけてくれた。

助かります・・

車で10分程度の国見が丘に。
ここから似たような写真が続きますがご勘弁を。

本当に素晴らしく感動ものでした。

今話題の竹田城に勝るとも劣らない

幻想的な風景が刻々と移り変わります。

朝日が出るのを待って10人位で寒い中立ち尽くしていました。

今年の年賀状となった写真です（笑）

名残惜しいまま国見が丘を後にしました。ずっと眺めていたかったが宿の朝食の時間が・・。色気より食い気。

高千穂峡へ。有名な観光地ですが、国見が丘をみた後だと感動も薄い。

高千穂峡 自然・景勝地

遊歩道が続きます。

滝はここの水路から落ちているようです。天然ではなく人工の滝ですな。

これも有名なボート乗り場。休日は2時間待ちとかなるそうですが、今日はすいています。

おっさん一人でボート乗っても物悲しいだけなので今日はパス。

駐車場からの眺め

ホテルグレイトフル高千穂。スタッフがとても親切で朝食も美味しい。

部屋も清潔でとてもよいホテルでした。

相変わらず散らかった部屋の写真。

天岩戸神社西本宮

天岩戸神社 寺・神社・教会

趣ある社殿。

ぎりぎり巫女さんがフレームに入りました。

天安河原までの道。

天安河原（あまのやすかわら） - 西本宮から岩戸川を500mほど遡った所にある河原で、日本神話に登場する岩戸隠れの際に八百万の神々が集まって相談した場所であると伝えられている。河原の中央部にある仰慕窟（ぎょうぼがいわや）と呼ばれる洞窟には天安河原宮があり、思兼神を主祭神として八百萬神が祀られている。現在、この付近では「願いを込めて小石を積むと願いが叶う」として多数の石積みがみられる。「天岩戸神社」『フリー百科事典　ウィキペディア日本語版』。

天安河原 自然・景勝地

だれもいない神秘的な雰囲気。10分程度瞑想。

周りには積み上げられた小石が。多くの想いに圧倒されそうである。

このアングルの写真も有名で、トンネルのようになっているかとおもったら、岩谷の奥から振り返って入口を見た構図です。

天岩戸神社東本宮

イザナミの像があり、人が近づくと音楽とともに急にくるくる回りだす。

覚悟していないとちょっと驚く。

天岩戸神社 寺・神社・教会

さて、なごり惜しいですが高千穂を後にします。何気ない道路からの風景にも「神々の里」の趣が・・

途中の道の駅で桜みかんの生絞りジュースなるものが。

400円とジュースとしては法外な値段ですが、試してみなくてはみかん（いかん）でしょう。

濃厚で美味しい。普通の濃縮還元の100％ジュースとは比べ物にならない。

が400円だして次回も購入するかと言うと？

帰り道は16時の宮崎空港発なので、道の駅を巡りながらゆっくり帰ります。

宮崎空港 (宮崎ブーゲンビリア空港) 空港

途中にあった都農神社。パワースポット好きから寄ってみることに。

日向国一之宮都農神社 寺・神社・教会

自祓所とな。

自分で祓串をばっさばっさと振ってお祓い。

こんなの初めてだ。

立派な社殿。

東九州自動車道に乗るも、地図が対応しておらず、未知の領域を走っているように。

観光にいってカーナビが信用できないって非常に困る（泣）

なんとか宮崎空港までたどり着き、レンタカー返却。

神楽のからくり時計が・・

宮崎空港 (宮崎ブーゲンビリア空港) 空港

なにやら宮崎一おいしいらしい「ガンジスカレー」

普通の喫茶店風の店ですよ。

うん、たしかにそう言われればおいしい気がするな〜

羽田到着。

高速バス。電車で帰るよりも楽チン。

途中道の駅でかったお土産。
左から鮎味噌、シイタケ味噌、自家製ゆず胡椒。
このゆず胡椒が絶品でした。

長い旅行記お付き合いいただきありがとうございました。
初日の飛行機乗り遅れに始まり、フルマラソン、夜神楽と盛りだくさんの旅行となりましたが、一番印象深かったのは、国見が丘の雲海です。タイミングによって運不運もあるそうですが、是非みなさんも訪れてみてはいかがでしょうか。