2013/11/15 - 2013/11/15
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kiyo_mraさん
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シエラ・ネバダ山脈の麓に位置するグラナダは、ローマ時代に起源をもつ歴史ある街です。そして13世紀前半にはイスラム時代最後のナスル王朝の首都として栄えました。
アルハンブラ宮殿はイスラム芸術の最高傑作といわれ、彫刻や透かし彫り、幾何学模様のタイル、水音の美しい中庭、宮殿を囲む森など見どころが一杯でした。
トップページはナスル朝宮殿−メスアール宮の植栽の間から垣間見る「アルカサル」にしました。夕陽ではなく朝日のため光り過ぎで、赤くは輝いてはいませんが、名曲「アルハンブラの思い出」の旋律と一緒に宮殿全体の思い出として残します。
スケジュール
8時20分 ホテル出発
8時45分 アルハンブラのパーキング着
9時00分 カルロス5世宮殿前まで散策し宮殿に入る
9時10分 アルハンブラ宮殿内へ
裁きの間→小さな中庭→アラヤネスの中庭→大使の間→アラヤネスの中庭→ライオンの中庭(アベンセラヘヌの間・諸王の間・二姉妹の間)→アラブ式風呂→カルロス5世増築部分→ワシントン・アービング(アルハンブラ物語:米人著者)の部屋→渡り廊下(グラナダの旧市街、サクラモンテの丘、アルバイシン地区)からの眺望が素晴らしかった→下へ降りてWCタイム
シエラ・ネバタ山脈は一昨日(5月以来の雨)初冠雪の眺望→メディナ(2,000人の人々の住居跡)→水路→空堀→ヘネラリーフェ(パラダイス)宮殿→糸杉の迷路→アセキアの中庭→テラス→スタナ(女王)の中庭→夾竹桃のトンネル
駐車場は観光バスのラッシュで宮殿内も混雑
12時00分 レストラン ALBANTAにてランチ、WCとお土産タイム
ポロネギのスープ、白身魚のフライとネギ、ティラミス
15時10分 WCとお土産タイム
17時15分 WCとお土産タイム
20時10分 ホテル到着 SERCOTEL SOROLLA PALACE
バス移動8時間超え、乗り疲れた
20時30分 ホテル内のレストランにてディナー
若鶏のホワイトソースかけ、ポテト・シシトウ、チョコケーキとアイスクリーム、
ワインなどドリンク一杯付き、コーヒー
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ANAセールス
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アルハンブラ宮殿で4km歩くということから、朝食も多めにしてます。
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ホテルのロビーで一枚。
今日の衣装はアルハンブラ宮殿の散策に備えて、歩き易い軽装にしたようです。 -
今朝も好天に恵まれ、宿泊ホテルを出発しバス停車地点まで歩きました。
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アルハンブラ宮殿のバス降車場の樹木は色付いていました。
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宮殿入場口のチケット売り場
今回はここは通らずにカルロス五世宮殿に向かいました。 -
カルロス5世宮殿の東隣にあるサンタ・マリア教会です。
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カルロス5世宮殿はルネサンス様式の異質の宮殿で、他の建物に比較すると異質です。
屋根開口部直径が30m、全体直径が42mの中庭です。
現地ガイドさんの説明では、現在、コンサートが開催されるそうで、中央部で手を叩いてみるととても反響が良かったです。
星空の夜の下、名曲「アルハンブラの思い出♪」の旋律を聴いてみたい・・・。 -
「裁きの門」の近くには旧式の車輪付き大砲がグラナダ市街に向けられていました。
昔を偲ばせる歴史的な演出でしょうか・・・? -
アルハンブラ宮殿の入口には、"ALHAMBRA"の表札が貼られていました。
宮殿内は何カ所もの入所チェックがあるので、配布された入場券は捨てないようにとの注意がありました。 -
アルハンブラ宮殿の中心的な「ナスル朝宮殿」
「メスアール宮(裁きの間)」の入口 -
天井と壁の装飾
宮殿で現存する最も古い部分で、行政と司法が執り行われていたとのことを知ると、歴史的な重みを観じます。 -
「メスアール宮」の中庭からは、アルバインシン地区が一望出来ます。
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「メスアール宮」の中庭から「アルカサバ」は北西の丘の西側に立ち、レコンキスタに備えた13世紀中頃の城塞であり、「赤い城」といわれているアルハンブラ宮殿のなかで最も古い建物とのことです。
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植栽の刈り込みからのアルカサバも幻想的で素敵でした。
夕陽であれば「赤い城」に相応しい写真が撮れたかなと少し残念でした。 -
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「メスアール宮、黄金の間」
窓の外にはアルバイシン地区の白い家々が見えます。
少し光っていて見難いですが・・・。 -
「メスアール宮、黄金の間」では、新婦が記念写真を撮っていました。
ツアー客で一斉に"?・Felicidades"と言うとにこやかな笑顔で振り返りました。
新郎は居るのかは、全く興味がありません・・・(笑) -
「コマレス宮のファサード」
1369年のムハンマド5世によるアルへシーラス征服を記念して建てられた。
白大理石の3段の高みにそびえるこのファサードは、19世紀に大修復されたそうです。
漆喰の浮彫装飾は下から上に向かって高揚していくが、古典的な配列を真似たと推測されているとのことです。
ファサードの枠に「我ある場所は王の座、我が扉は分岐点・・・」と記述されているが、2つ並んだ扉の配置を意味しているとも言われているとのことです。 -
コマレス宮内の象徴的なイスラムのアーチ状スタイルです。
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「アラヤネスの中庭」のコマレス宮の「北柱廊」だったと思いますが・・・。
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これは確か「南柱廊」て、時代の変遷のなかで、古代ギリシャ風の列柱群とローマ風の中庭が融合されたそうです。
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「大使の間」
約121?と宮殿最大の広さを誇り、諸外国の大使たちの王への謁見やレセプションなどの公式行事が行われた場所だそうです。
高い天井とアーチ状の窓、壁面の装飾が印象的でした。 -
漆喰の壁と装飾タイルが調和していました。
腰壁のタイルは低い感じがしましたが・・・、デザインはオシャレで素敵でした。 -
アラーの神の文字がある漆喰の装飾壁を拡大して撮りました。
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コマレス宮の「アラヤネスの中庭」
南側の柱廊から、水面の逆さのコマレスの塔が映えています。
アルハンブラの外交など政治活動の中心場所 -
「二姉妹の間」の八角形の天井の装飾はムカルナスと呼ばれるイスラム建築独特のもので、小さな曲面を集めて蜂の巣状にされています。
また、天井は二段で二連窓から差し込む光で一層と装飾が輝いています。 -
柱回廊の装飾です。
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四角形の天井装飾も「二姉妹の間」と同じムカルナスです。
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長方形の天井装飾も同じくムカルナスです。
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ライオンの中庭
ここはスルタンのプライベート空間の中核であり、女性たちの部屋も有ったといわれます。しかし、女性の閨だけのハーレムではなく、外交や国政にも使われていたとのことです。 -
天井の装飾は「夫婦の間」と同じくムルカヌスの八角形の装飾でした。
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階下の中庭を望みます。
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この図は上級天使でしょうか?
説明を聞き漏らしたようです・・・。 -
19世紀のアメリカ人作家ワシントン・アービングによって世界の注目を集めましたが、アルハンブラ物語を執筆した部屋です。
"WASHINGTON IRVING
ESCRIBIO EN LAS HABITACIONES SUS CUENTOS DE LA ALHAMBRA" -
王宮から眺めるアルバイシン地区の白い建物が美しい。
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イスラム的なアーチ状の潜り門があちらこちらに見えました。
床の装飾模様もオシャレで素敵ですね。 -
大浴場への回廊
明かりが幻想的でした。
イスラム教徒にとって、浴場は祈りの前に身を浄めるために欠かすことの出来ない施設だったそうです。 -
オレンジの中庭
お風呂に入る前に、この中庭で身を浄めたのでしょうか?
丁度、オレンジがたわわに実を付け、美味しそうに色付いていました。 -
植木の刈り込みの奥に見える建物は何だったか覚えていません。
説明を聴かないまま撮っていたような記憶だけです。(涙) -
昔、敵が攻めてきた時には、子供たちのいる階下の通路に誘い込んで上部から攻撃したといわれます。
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王宮の出口に向かって坂道を登っていると、落葉した柿の木がありました。
柿が熟しているこのような状況は、日本では何も気にしないのですが、アルハンブラ宮殿内で出会えるとはと、思わずスマホで撮影してました。 -
「ヘネラリフェへ」の入口は、狭くなっているため混雑していました。
1319年に王族の夏の別荘として離宮と庭園が造られたそうで、アルハンブラ宮殿から谷を隔てた丘の上に立っていました。 -
アーチ状の門の横には、"PALACIO DEL GENERALIFE"の表札が貼られていました。パレス・ヘネラリフェの表札です。
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セーロ・デル・ソル(太陽の丘)に造られた庭園のうち、現在まで残っているのはヘネラリフェだけだそうです。
ここは、グラナダ王が雑務から逃れて、自然と触れて憩いの時を過ごす別邸だったとのことです。 -
時季外れともいえる遅咲きのバラが咲いていました。
バラの咲く時期には一面がバラの花で埋め尽くされるようです。 -
壁には琉球朝顔?の花が連なり満開でした。
花の名前は夕食時に、ツアーのメンバーに教えてもらいました。 -
ヘネラリフェの「アセキアの中庭」は中央のアセキア(堀割)があり、両脇から水が噴き出しアーチと心地よい水音が聞こえます。
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眩しいほどの逆行で光が入ってしまいました・・・。
まあ、それだけ良い天気だったということです。(笑い泣き)
幸い、アンダルア地方のコルドバ、セビリア、グラナダの観光中は、お天気に恵まれ幸いしました。 -
アーチ状の回廊が太陽の陽射しの影と面白い写真が撮れました。
私の頭も影として写ってしまいました・・・。 -
出口付近でのグラナダ市街の眺望です。
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"SALIDA"の表札が、出口です。
アルハンブラ宮殿の見学順路は、旅の終わりに添乗員さんが作って頂いた「旅の思い出」とデジカメ撮影順との照合をしなければ、作成できませんでした。
添乗員のH.Mさん、お疲れのなかを真心籠もった「旅の思い出」を作成していただきまして、本当に本当にありがとうございました。
もし、間違えていたら教えてくださいね・・・。 -
バス停車場までの通路脇には紅葉しているアルハンブラの森がありました。
19世紀初頭にウェリントン卿が命じて植樹をしたものだそうです。 -
アルハンブラ宮殿前のバス停車場前はバス渋滞が発生していました。
バス待ちしている間、紅葉している木々を撮影してました。 -
それでも、なかなか我々の観光バスは来ません・・・・。
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免税店前の道路越に黄色の高揚が見えましたので、一枚撮影しました。
お土産はグラナダ名産品「寄せ木細工のアクセサリー入れ?小箱」と、旅行記掲載準備用としてアンダルシア地方の日本語版ガイドブックを購入しました。これで、コルドバ、セビリア、グラナダは勉強できました・・・。 -
昼食場所のレストラン ALBANTAの庭の熟したザクロを手に・・・。
決して取って食べた訳ではありません。
レストランの建物は古く、落ち着いた雰囲気でした。
我々のツアー客以外に、別の日本のツアーも・・・。 -
グラナダの名前となった由来と言われるザクロは、こんなに熟していました。
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食前の撮影に慣れてきたのか、今回の昼食はしっかりと洩れなく撮りました。
スープはポロネギのスープ -
メーン料理の白身魚のフライとネギ
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デザートのティラミス
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昼食後は一路バレンシアまで511kmのバスの旅です。
見える景色は、ズーートこのようなオレンジ畑や荒涼とした景色が延々と続きました。 -
やはり同じような景色です。
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高速道路のサービスエリアで、ツアー中お世話になったバスと一緒に・・・。
サービスエリアでWCとお土産購入タイムですが、511km・7時間走行で休憩が2回だけです。(結果的には8時間かかりました)
他のツアー客の皆さんや運転手さん・添乗員さんに迷惑を掛けないように、到着時と出発時の二回、絞り出しました。(笑) -
ドライブイン周囲は、やはり何もない荒涼とした景色です。
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右サイドも同じです。
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ホテル到着 SERCOTEL SOROLLA PALACEへ到着し、室内チェックですが、長距離8時間のバス移動でいささか疲れ果てました・・・。
ベッドメイクが悪いわけでなく、写真を撮る前に寝転んでしまったのです。ルームメイキングさんご免なさい。 -
バスルームもOK。
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ホテル内のレストランにてディナー
若鶏のホワイトソースかけ、ポテト・シシトウ、チョコケーキとアイスクリーム、コーヒーでしたが、何故かデザートだけしか写っていませんでした・・・。
ホテルからワインなど希望の飲み物のワン・ドリンクサービスがあり、妻はサービス2杯と追加2杯で、部屋に帰り早々とダウンしてました。
おやすみなさい・・・。
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