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仕事が休みの日、ボクはママチャリでサイクリングを楽しんでいる。<br /><br />しかし、毎週のように走り回ると行き先に困るようになる。暑かった夏も終わり、サイクリングには絶好の季節になった。もう、日陰に入ると肌寒い。そうだ!温泉へ行こう!!<br /><br />と言う事で、インターネットで温泉を検索。しかし、スーパー銭湯には行きたくない。なぜなら人が多くて癒されないからだ。探し出すのは露天風呂がある天然温泉の温泉宿。平日の昼間、誰も居ない露天風呂を独り占めするのが最高に心地良いからだ。<br /><br />また、ワガママを言えば、ボク的には無色透明無味で無臭の湯は温泉情緒に欠ける気がする。やはり、単なる風呂との違いを感じたい。そしてボクは遂に、大阪市内からママチャリで行ける範囲内で条件にピッタリだと思われる温泉宿を発見したのだ。<br /><br /><br />インターネットの地図を見て、通る道程を頭の中に叩き込んで自宅を出発。大阪市内を走り抜けて兵庫県へ突入。そして山へ向かって疾走し、いよいよ坂道が始まる。ボクは全身から汗を噴き出しながら必死に坂を登り続けた。<br /><br />自宅を出発してから4時間半。到着したのは兵庫県川西市の山の中にある石道温泉。数軒の民家がある集落の中の一軒宿の温泉旅館だった。<br /><br />ママチャリを停め、息を切らしながらフロントへ。そして、ロビーのイスに腰掛けて息を整えてから風呂場へと向かった。<br /><br /><br />館内にはボク以外の客は誰も居ないようだった。脱衣場で汗に濡れた服を脱ぎ捨てて浴場へ。風呂は想像以上に広かった。掛かり湯を済ませたボクは、内湯には浸からずに露天風呂へと向かう。扉を開けたると、思わず『おぉ〜っ!』を声を上げるほどの色をした湯の岩風呂があった。<br /><br />湯の色は濃い茶色。湯に浸けた自分の手が見えなくなるほどの「にごり湯」だった。風呂の岩には茶色い温泉成分が付着している。残念ながら、外の景色は良いとは言えないが、この湯の色と大きな岩を組み上げた露天風呂に文句の付ける人は居ないだろう。<br /><br />携帯電話のセルフタイマーで記念写真を撮り、長々と温泉を楽しむ。熱い湯に浸かり続ける事はできないが、露天風呂なので岩に腰掛けるとカラダを冷ませる。かなりの時間、風呂場に居たが誰も入って来なかった。やはり、温泉宿の大きな風呂を独占するのは最高に気持ちが良い。<br /><br />心もカラダも癒されたボクは、再び4時間半の道程を自宅へ向かって走り始めた。

ボク的に理想の温泉を独り占め!

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2012/10/22 - 2012/10/22

121位(同エリア134件中)

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KEN

KENさん

仕事が休みの日、ボクはママチャリでサイクリングを楽しんでいる。

しかし、毎週のように走り回ると行き先に困るようになる。暑かった夏も終わり、サイクリングには絶好の季節になった。もう、日陰に入ると肌寒い。そうだ!温泉へ行こう!!

と言う事で、インターネットで温泉を検索。しかし、スーパー銭湯には行きたくない。なぜなら人が多くて癒されないからだ。探し出すのは露天風呂がある天然温泉の温泉宿。平日の昼間、誰も居ない露天風呂を独り占めするのが最高に心地良いからだ。

また、ワガママを言えば、ボク的には無色透明無味で無臭の湯は温泉情緒に欠ける気がする。やはり、単なる風呂との違いを感じたい。そしてボクは遂に、大阪市内からママチャリで行ける範囲内で条件にピッタリだと思われる温泉宿を発見したのだ。


インターネットの地図を見て、通る道程を頭の中に叩き込んで自宅を出発。大阪市内を走り抜けて兵庫県へ突入。そして山へ向かって疾走し、いよいよ坂道が始まる。ボクは全身から汗を噴き出しながら必死に坂を登り続けた。

自宅を出発してから4時間半。到着したのは兵庫県川西市の山の中にある石道温泉。数軒の民家がある集落の中の一軒宿の温泉旅館だった。

ママチャリを停め、息を切らしながらフロントへ。そして、ロビーのイスに腰掛けて息を整えてから風呂場へと向かった。


館内にはボク以外の客は誰も居ないようだった。脱衣場で汗に濡れた服を脱ぎ捨てて浴場へ。風呂は想像以上に広かった。掛かり湯を済ませたボクは、内湯には浸からずに露天風呂へと向かう。扉を開けたると、思わず『おぉ〜っ!』を声を上げるほどの色をした湯の岩風呂があった。

湯の色は濃い茶色。湯に浸けた自分の手が見えなくなるほどの「にごり湯」だった。風呂の岩には茶色い温泉成分が付着している。残念ながら、外の景色は良いとは言えないが、この湯の色と大きな岩を組み上げた露天風呂に文句の付ける人は居ないだろう。

携帯電話のセルフタイマーで記念写真を撮り、長々と温泉を楽しむ。熱い湯に浸かり続ける事はできないが、露天風呂なので岩に腰掛けるとカラダを冷ませる。かなりの時間、風呂場に居たが誰も入って来なかった。やはり、温泉宿の大きな風呂を独占するのは最高に気持ちが良い。

心もカラダも癒されたボクは、再び4時間半の道程を自宅へ向かって走り始めた。

旅行の満足度
4.5
観光
3.5
ホテル
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満

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