2013/11/12 - 2013/11/15
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キリさんですさん
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沢木耕太郎の「深夜特急」スタート地点の念願のインドにやっと行ってきました。
初めてのインド訪問でしたので無理をしないでゴールデン・トライアングルと呼ばれている北インドのデリー、アグラ、ジャプールの3都市を列車で廻りました。
本編は最初の訪問都市のデリー市内をのんびりと廻った旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- マレーシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
インディラー・ガーンディー国際空港に到着し、エアポートメトロでニューデリー駅に向かっているところです。
予想以上に綺麗な車両なので驚きました。
開通後もトラブルが多く、不通になることが多いとの事前情報でしたが、順調に運行しておりホットしました。 -
約20分程度でニューデリー駅に到着。
ここも綺麗なので驚きました。
しかし、この先のイエローライン側の構内へ行くと途端に混雑しており案内も分かり難く、出口を探すのに一苦労です。 -
やっとメトロの1番出口を見つけ外に出ると、ご覧のような跨線橋が見えました。
この跨線橋を渡り列車のニューデリー駅の反対側のメインバザールへ向かいます。
事前情報ではこの橋を超えるのが大変と聞いていたので、気合いを込めて行きました。 -
跨線橋の上の通路です。 以外とスッキリしていました。
通路に寝ている人や怪しげな人が多いですが、話しかけてくるインド人は無視して歩き続けました。 -
かなり距離があります。
欧米の旅行者と共に黙々と歩き続けました。 -
やっと、反対側に着き、階段の下に外国人向けのチケット売り場が有り、明日からの列車のチケットを購入。 チケット売り場の混雑さ、申込み書類、駅員の対応の悪さは最悪でしたが無事購入できました。
-
この道が噂のメイン・バザールです。
車、リキシャ、店の売り込み等で混雑していました。 -
路上で牛たちがウロウロしていたり、如何わしい浮浪者が「アイアムハングリー」と近寄ってきたり、まさにインドの喧騒と活気を感じさせる通りです。
-
この角を右に曲がり、本日宿泊するホテルへ行きます。
そのまま真っ直ぐに行くと左側にメトロの「RK Ashram Marg」駅があります。 -
今回の一人旅の最初のホテル「LE ROI HOTEL]に到着です。
この近辺では最も清潔で低価格とのクチコミで選定したホテルです。
設備は値段相応でした。 -
早速、メトロに乗って観光スタートです。
まずはオールドデリー地区を散策したく、イエローラインでCHANDNI CHOWK駅に行きました。 -
メトロ車内です。
デリー市内は色の名前の付いた6つの路線が充実しており、移動には困りませんでした。
メトロのCHANDNI CHOWK駅から地下道を抜けてオールドデリー駅に行きました。 -
今回のインド街歩きのスターと地点のオールドデリー駅です。
かなり立派な駅舎です。
インドは暑くて街歩きは厳しいとのアドバイスがあったので、11月下旬にして正解でした。
爽やかな青空の下で街歩きをスタートです。 -
オールドデリー駅から歩いて10分程で最初の観光地のムガール朝文化の集大成と呼ばれ人気のあるラール・キラーに到着です。
ムガール帝国大5代皇帝シャー・ジャハーンが築いた城塞で、イギリス統治時代は軍事施設として使われていたそうです。
今でも一部は現役で使われているようで入門時のセキュリティ・チェックは厳しいです。 -
ラホール門を通って城内へ入ります。
ムガール帝国時代の主要な都市のラホール(現在はパキスタン)の名前を付け1655年に建てられた見応えのある門です。 -
中は思ったよりも広いです。
観光客は一人も居なく、のんびりと散策できました。
一人で贅沢なウオーキング中です。 -
ディワニー・アームです。
皇帝が市民と謁見する場所です。
市民が皇帝に直訴し解決してもらう公の場でもあったそうです。
(今の日本にも必要な場所ですね)
9つのアーチが印象的な建物です。 -
ディワニ・カースです。
特別謁見の場です。(密談の場でもあったそうです)
今回のインド観光で見た城にはディワニー・アームと共に必ずある建物です。
古今東西どこの国も結局は幹部と利害関係者の密談で国の方針は決まっていたのですね。 -
モティ・マスジットです。
6代目皇帝のアウラングゼーブが建てたモスクだそうです。
小さいですが大理石で作られた立派な建物です。 -
かなり広く、歩き疲れたので休憩していると地元の二人の少年が寄ってきました。
何故か子供に人気があります。
疲れたのでストレッチ体操で肩をほぐす動きをしていたら、一生懸命真似をしていました。
どこの国も子供は無邪気で可愛いですね。
小さい方の子は将来イケメンになりそうです。 -
ラールキラーを後にして徒歩で15分程のジャマーマスジットに来ました。
ラールキラーと並ぶムガール様式の代表的なモスクで、インド最大の規模だそうです。
1857年のインド大反乱の時に反乱軍が白装束で身を固めイギリス軍と戦い、多数の死者で埋まった処だそうです。 -
チャウリー・バザール通りです。
オールドデリーの目抜き通りです。
下町の雰囲気が感じられる店舗が並んでいます。
あまり買いたくなるものはありませんが。
CHAWRI BAZAR駅からメトロで次の目的地のフマユーンへ向います。 -
メトロヴァイオレットラインのJLN Stadium駅から歩いて10分程でフマユーンへ来ました。
東西南北の4つの門の一つの西門です。
高さ5.8mの赤砂岩と大理石の立派な門です。
この門の先がフマユーン廟です。 -
フマユーン廟です。
ムガール王朝の第二代皇帝のフマユーンの霊廟でタージ・マハルの原型となったものだそうです。 タージ・マハルに比べ規模はかなり小さいですが、ペルシャとインドの建築が融合して建てられた初めての建物だそうです。
この建物で試行して問題点を洗い出し、世界一豪華なタージ・マハルの建設に繋がったことを考えると、深い意味と重要性が感じられる美しい霊廟です。 -
フマユーン廟の中段から見たチャールス・バーグです。
ペルシャ語が語源の正方形の庭です。
左右対称でスッキリとした綺麗な庭です。遠方に先ほど通った西門が見えます。 -
フマユーン廟を後にして、本日のメインの観光地のクトウブ・ミナールへ行きます。
メトロのイエローラインでQutb Minar駅に着き、この剽軽なオツサンのリキシャに乗ってクトウブ・ミナールへ。
今回のインド旅行でリキシャにかなりの回数を乗りましたが、真面目な運転手はこのオッサンだけでした。 (インドは悪質なリキシャが多いので注意が必要です) -
1993年に世界遺産に登録されたクトウブ・ミナールです。
ミナールとは尖塔(ミナレット)のことだそうです。
下の3層は赤砂岩、上の2層は大理石と砂岩で建てられた塔で写真でみるよりも実物の方がはるかに大きく感じます。
奴隷王朝のアイバクがヒンドウー教徒に対する勝利を記念して建てたものだそうです。 -
中庭に高さ7メートルの鉄柱が建っています。
グプタ朝(4世紀)のインド統一記念に建てられた柱で鉄の純度は99%でいまだに錆びてないそうです。 サンスクリット語の文字が刻まれています。
なぜかインド人には絶大の人気があるそうです。 -
アライ・ミナールです。
アラーウッディーン帝がクトウブ・ミナールの2倍の塔を建てようとしたが暗殺され、未完となった土台の部分です。
直径は25mもあるので、どのような立派な塔になったのか完成した姿を見たかったですね。 -
イルトウミシュ廟です。
奴隷王朝の3代目君主のシャムスデーン・イルトウミシュの墓。
1257年に建てられ、棺は廟の中央にあります。 -
地元の親切なインド女性にインドの歴史について教えてもらっています。
宮崎美子似の優しい方でした。
この写真を撮ってくれた旦那さんと3人でしばらく雑談をしました。
インドに来てから怪しげな人物しか会ってませんでしたが、やっと真面目な夫婦に出逢い楽しい対話会が出来ました。 -
アラーウツデイーン廟です。
1316年に亡くなったハルジー王朝アラーウツデイーン帝の墓だそうです。
隣にはマドラサと呼ばれるイスラム最古の神学校の建物が残っていました。 -
インド最古のモスクのクワットアル・イスラム・マスジットです。
1194年にアイバク帝が27のヒンドウー教の寺院を象を使って破壊し、このモスクを造ったそうです。 象を使って破壊させるとはいかにもインドらしいですね。 -
イマーム・ザミン廟です。
この廟が塀の裏側に綺麗に残されており、砂岩のドームが印象的な廟です。
イスラム建築の良さが感じられる建物の横をインドの伝統的な衣装のサリーを被った地元の女性が夕陽の中を散歩している姿は絵になりますね。
今、インドにいることを実感した瞬間です。 -
休憩していると、すぐ横にリスが近付いてきました。
疲れていたのか、逃げずに横にジーとしていたのでパチリ。
私もリスと同じく疲れてきたので、本日の観光は終了とし、街中のインド料理店で夕食を食べてホテルに戻りました。 -
翌日は朝一番でスワーミナーラーヤン・アクシャルダムへ行ってみることにしました。
メトロ ブルーラインに乗りAkshardham駅に行きましたが観光客は誰もいませんでした。
駅前に居た地元の方に寺院へ行く道を聞いてぶらぶらと歩き始めました。
今日も天気は快晴です。
11月の下旬なのでヒンヤリとして気持ちの良い気候です。 -
しばらく歩くと、右に曲がり、先方に寺院が見えてきました。
駅から3分程で門に到着しました。 -
しかし、入場前の持ち込みのチェックが厳しく、全てクロークに預けることになりました。
カメラも持ち込み禁止なので、残念ながら写真はここまでです。 -
1時間程、寺院を観光した後、再び駅へ戻る途中です。
カメラも戻り、名残惜しいので寺院を撮りましたが、折角の素晴らしい寺院を近くで撮れず残念です。 自分の眼でみた映像を記憶に残しておしまいです。 -
次はコンノート・プレイスに来てみました。
イギリスが統治時代に造った街なのでメインバザールとは雰囲気が全く異なっています。
メトロの出口近辺はかなり混雑していました。
中心の円よりも外周の円の道の方が歩き易く、変わった店があるので街歩きには適しています。 -
コンノート・プレイスは大きな同心円となっているので、ぶらぶらと一周すると同じような景色の場所を歩いているので道に迷いました。
そこでメトロ入り口の青色のゲートNOを目印にすることにしました。
尚、スタバはNO7、レストランLAVAZZAはNO6のゲートの近辺にあります。 -
日本では見かけなくなった街頭での靴磨き屋さんです。
昔は上野、新橋のガード下にあり、よく磨いてもらったのを思い出します。 -
この店も浅草界隈にあるような、昭和の香りがする店ですね。
-
ランチタイムとなったのでスタバに入ります。
海外に行くとスタバとマックは頼りになる処です。 -
テーブルに赤ちゃんを載せて遊ばせている奥さんです。
日本のスタバでは見ることがない光景ですね。
隣のイギリスの老婦人と二人で相手をしてあげているところです。
周囲は全て欧米の観光客ばかりですがこの親子は堂々としていました。 -
お腹も一杯になったので、インド門まで歩いていくことにしました。
このカツルバ・ガンジー通りを真っ直ぐに歩いていきます。
晴天ですが比較的涼しく、ウオーキングには最適な気候です。 -
歩き始めてすぐ左側にマックが見えました。
カレーに飽きたらここに来ようと決めました。 -
歩道は綺麗に整備されており草木も多く、比較的歩き易く気分爽快です。
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途中でこのようなロータリ式の交差点に2回程、遭遇しますが、とにかく直進しました。
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やっとインド門の標識が見えてきました。
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ついにインド門に到着しました。
この近辺は官庁街で広々とした処です。
近辺の博物館、美術館を散策して、リキシャで再びコンノート・プレイスへ戻りデリー見学は終了としました。 -
最後に
デリーは悪徳旅行業者や悪徳土産物店員が多く、リキシャの運転手も運賃をごまかす人が多く油断が出来ません。 しかしバハールガンジー等のインドしか見ることの出来ない町並みは刺激的で魅力はあります。早く治安面の改善を図り観光客が安心して来られる街に変身することを願って旅行記を完了とします。
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