北京　穴場の鉄道博物館

2013/04/09 - 2013/04/09

北京には、博物館や美術館が山ほどあります。中でも、機関車トーマスよりも貴重な？《機関車毛沢東》が見れる鉄道博物館をご紹介します。
北京には鉄道博物館がいくつかありますが、目立つところでは、前門の鉄道博物館「正陽門館」（中国語の表記はちょっと違います）があります。前門の鉄道博物館は、以前駅舎として使っていた建物を博物館に改装していて、館内では高速鉄道の擬似体験ができたりするイマドキの博物館です。
ここで紹介するのは、イマドキの博物館ではなく、レトロで哀愁漂う鉄道が集結した鉄道博物館「東郊館」です。場所は、敷いて言えば798芸術区の近くですが、歩いて簡単に行ける場所ではないです。どこかのついでに行くには無理がある、とても不便な場所にあります。
そんな不便な場所に、わざわざ行きたい気持ちにはならないかもしれませんが、、これぞチャイナ！これぞ北京！という感覚をシンプルに味わわせてくてる面白い場所ですので、北京旅行のネタにしたい方は是非行ってみて下さい。

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• 交通: 2.0

• 交通手段: タクシー

この看板が目印！と言いたいところですが、看板自体が分かりにくい場所にあるので、目印にはなりそうにありません。

この写真をよく見ると、鉄道博物館の近くには線路が通っていて、中国のあちこちからせっせと電車や機関車をここまで運んできたんだな〜という事が分かります。

そして、運んできた機関車や電車たちを、とりあえず並べて、床を張って、箱をかぶせたら、この鉄道博物館になったわけです。
なんだこの工場？！という、この建物の中に機関車毛沢東がいます。

チケット売り場があります。おばちゃんたちは、いつ行っても暇そうです。
この博物館は、小学生の遠足にでもかち合わない限り、いつでも空いています。

機関車毛沢東と、お隣は同時代の軍人朱徳の朱徳号です。

アップにしました。
これを作っちゃうところが、面白い。他のどの機関車より大きいので、何気に圧倒されます。機関車トーマスと是非コラボして欲しい。

過度の期待をされないように言っておきますが、ここの博物館は、この写真以上のものも以下のものもありません。

いくつかの機関車や電車は、中に入ることができます。触れます。

一緒に遊びに行った、友人のご子息。この椅子からなかなか離れません。

機関車毛沢東の模型も売ってます。さすがに、安売りはしてません。

行きたくなっちゃった方へ
場所が本当に説明しにくいのですが、参考までに鉄道博物館のホームページから拝借した地図を持ってきました。やや文字がぼやけてますが、もし日本で鉄道博物館のホームページを見ることができるのであれば、ホームページの中に同じものがあるので探してみて下さい。鉄道博物館→参観指南→東郊館→交通指南 にあります。休館日や開館時間についても、このホームページで確認できます。
この地図の下に、車での行き方が書いてあるので、この紙をタクシーの運転手に見せれば、何とか行けると思います。ただ、タクシーで行った場合、帰りのタクシーを捕まえるのがほぼ不可能な場所なので、乗って行ったタクシー運転手と交渉して「15分ここで待ってて！その後◯◯まで行きたい」と交渉した方が良いと思います。
見学時間は10〜30分あれば、十分だと思います。すごく鉄道が好きな方や、鉄道好きな子供が一緒だったらもっと時間がいるかも？しれませんが。。
はて、地図を勝手に持ってきて良かったのだろうか…まぁ悪用してるわけじゃないので大丈夫でしょう。