1998/12/18 - 1998/12/26
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4skさん
1998年 イタリア周遊
ミラノーフェレンツェーローマ
"イタリアは国中が美術館である"とよく言われます。街角の小さな噴水がとっても有名な彫刻家の作品だったり、広場に置かれている彫像が偉大な芸術家のものだったりします。町を歩いていると本当に美術館の中にいるような、そんな錯覚に落ちてしまいます。今回私はイタリアを旅して、美しい写真をたくさん撮る事が出来ました。それらの写真と共に華麗に花開いた芸術の都を再び振り返ってみたいと思います。
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ミラノ 1998年冬
12月にしては、とっても暖かいミラノは、まるで私達を歓迎してくれているように思えました。日本では、ミラノと言えば、ミラノコレクション" ー とっても、華やかなイメージがあります。でも、実際にミラノを訪れてみると、ドゥオモ周辺の一部を除いては、結構地味だなあと感じました。
ドゥオモは、ゴシック様式の壮大な聖堂です。とっても有名なので、皆さんもきっと写真でご覧になった事があると思います。外から見るドゥオモも素敵ですが、内部には鮮やかな色のステンドグラスが美しく輝いています。ドゥオモのすぐ近くには、これもまた有名な、ガレリアと言うショッピングアーケイドがあります。上の写真は、ガレリアの入り口です。アーケイドの床は美しい大理石で敷き詰められています。高い天井はガラス張りで明るく光りがさし、床の大理石を一層引き立てています。この心地よいアーケードでは、どのレストランもお店も洗練されています。買物客もお洒落です。残念ながら、ミラノの他の場所にはあまり見るべき所が無いように思いました。 -
サンタマリア・デレ・グラツィエ教会
レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作最後の晩餐があるので有名です。 -
サンタマリア・デレ・グラツィエ教会
朝早くから、チケットを求める人の列が出来ていました。 -
ドゥオモ
圧倒的な存在感を持つゴシック様式の大聖堂。
華麗なのは外観だけでなく、内部は美しいステンドグラスが柔らかい光を受けて輝いています。 -
ミラノ中央駅
高いドーム型の天井を持つ、ヨーロッパ最大級の駅です。 -
スフォルツェスコ城
14世紀にミラノを支配していたヴィスコンティ家の居城で、ミラノの歴史を語るお城です。 -
スフォルツェスコ城
広大な敷地の中には、美術館、博物館、図書館などがあります。 -
スフォルツェスコ家の紋章です。
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ミラノ・スカラ座
スカラ座は、1778年に創立された世界的に有名にオペラ劇場です。以来、ヴェルディ、ロッシーニ、プッチニー等のオペラの初演を飾るなど、世界一のオペラハウスの地位を不動の物としています。今回私はワーグナーのニーベルングの指輪より、 "神々のたそがれ"を見ました。オペラには、特別詳しくありませんが、ワーグナーの音楽は、力強くドラマチックに響きました。何よりスカラ座で感嘆したのは、その観客の音楽に対する愛情です。彼らは確かな耳をもち、ある時は熱烈な支持者となり、又ある時は、痛烈な批判者となります。スカラ座が世界一のオぺラハウスとして、長い歴史を持っているのも、ヨーロッパそして世界中から集まるオベラを愛する聴衆がいるからだと思いました。その聴衆の一人として、この美しい劇場でオペラを見られた事は、生涯の思い出となりました。 -
スカラ座のチケットの入手は、非常に難しいようです。日本出発前から、チケットの手配を考えていましたが、結局は、ホテルのコンシェルジュに頼んで手配してもらいました。正規のチケット料金の倍額を払いましたが、時期がクリスマスと言う事もあり、納得しました。このチケットは、コンシェルジュがブローカー経由で手に入れたものです。インターネットのスカラ座のホームページでも予約できるようになっていますが、私の場合は既にチケットの受け付けは終了していました。スカラ座で隣り合わせたイタリア人は、フィレンツェから来た人でした。ワーグナーの音楽を聴くのが何よりの楽しみだと言っていました。オペラ終了後お気に入りの歌手が挨拶にたつと、立ち上がり拍手喝采していました。その彼も、スカラ座のチケットの入手はとても難しいと言っていました。滞在中に是非みたいと思うオペラがある場合は、少々手数料を払っても日本で、事前に手配するのが、いいかもしれません。
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スカラ座の中には、歴代のオペラ歌手の肖像画や、舞台で使われた衣裳などが展示されているスペースがあります。ぜひ、ゆっくりと展示物を見てまわってください。私は、マリア・カラスのひときわ大きな美しい肖像画が印象的でした。やはり、世界の歌姫なんですね。
この次にオペラを見る機会があれば、舞台衣装の美しいフィガロの結婚(モーツァルト)や椿姫(ヴェルディ)を見たいと思っています。
(写真は、スカラ座のオペラチケット) -
ミラノのチケット
地下鉄、バス、トラム共通チケット
48時間の乗り放題です。 -
ミラノのチケット
ユーロスターのチケット。主要都市を結んでいます -
ミラノのチケット
マルペンサ空港からのシャトルバスのチケット -
フィレンツェ 1998年冬
芸術に溢れた小さな美しい町です。お店のウィンドウ・ディスプレイも小粋で街のどこを歩いても楽しめます。広場には、有名な彫刻のレプリカがあったり、魅力的な噴水がありました。ウフィッツィ美術館は、必見の場所です。 フィレンツェで雨が降ったので、その日をショッピングの日としました。娘がグッチやプラダで買物がしたいと言うので、列車とタクシーを乗り継いで、両方のアウトレットへ出かけました。全く、日本の若い女の子のブランド志向は、困ってしまいますね。外国の人には、少し恥ずかしいです。その日、娘はご満悦でしたが親は疲れ果て、おまけに財布は空っぽになりました。 -
フィレンツェ
ドゥオモ
(サンタ・マリア・デル・フィオーレ) -
フィレンツェ
ポンテ・ヴェッキオ橋からの眺め -
フィレンツェ
ボッティチェリ 「春」 -
フィレンツェ
ボッティチェリ 「ビーナス誕生 -
フィレンツェ
ドォオモ(サンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂)
イタリアで最も有名な建造物の一つでしょう。 -
ドォオモ(サンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂)
ピンク、白、グリーンの大理石で造られた美しい外観を持つ、大聖堂です。 -
ドォオモ(サンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂)
クーポラ(円蓋)に登ると、市街が一望できます。 -
ドォオモ(サンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂)
フィレンツェの美しいの街の眺めは、最高です。 -
ミケランジェロのダヴィデ像
アカデミア美術館にあるとても有名な彫刻です。 -
ミケランジェロのダヴィデ像
ミケランジェロが、26歳の時の作品だとは驚きです。
やはり、天才ですね。 -
ミケランジェロのダヴィデ像
ダヴィデの後ろ姿です。ご覧になった事、ありましたか? -
ウフィッツィ美術館にあるラファエロの傑作"ひわ鳥の聖母"
この絵を見ていると、誰もが暖かい気持になります。 -
フィレンツェのグランドホテル (322号室)からの夕暮れ時の眺めです。
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フィレンツェのチケット
ドゥオモのチケット -
フィレンツェのチケット
どの美術館も同じデザインでした。 -
フィレンツェのチケット
普通列車のチケット -
フィレンツェのチケット
メディチ・リッカルディ宮の入場券 -
ローマ 1998年冬
やはり、今回一番見ごたえがあったのはローマでした。何度訪れても、飽きる事はありません。変らぬ伝統の重みを感じさせてくれました。日本で20年間変らずに同じように残っている物って、めったにありませんよね。私は今回20年ぶりにローマを訪れましたが、ほぼそのままで残っている物がたくさんありました。
私達の滞在は、ちょうどクリスマス時期で、地下鉄もお店もほとんど閉っていました。(観光客相手の所は別として)ホテルのバーラウンジで、ゆったりとカプチーノを飲んだ後、朝のボルゲーゼ公園を散歩しました。空気が澄み切っていて、とても清々しい思いでした。その後、それぞれに個性的な広場を次々に訪れ、素晴らしい"ローマの休日"を体験しました。小さな通りや、街角そして広場が美術館そのものなのですから、楽しみは尽きる事がありませんでした。 -
ローマ
サンタンジェロ城 -
ローマ
ヴァチカン美術館 -
ローマ
ヴァチカン美術館 -
ローマ
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂
遠くからでも、目立つ白亜の建造物です。 -
コロッセオ
紀元72年着工された、超有名な古代円形闘技場です。
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コロッセオ
なんと、この時代に5万人の人を収容できたそうです。
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フォロ・ロマーノ
古代ローマ政治、宗教の中心となった広場です。
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チルコ・マッシモ
戦車レースが催された競技場。映画"ベン・ハー"の舞台です。
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トレヴィの泉
肩越しにコインを投げた私は、再びローマを訪れる事が出来ました。この伝説は、本当かも知れません。
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ポポロ広場
オベリスクがそびえるローマの玄関口となる美しい広場です。 -
バチカン美術館にある気品漂うステンドグラスです。
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サンピエトロ大聖堂
ベルニーニの傑作とされる豪華な主祭壇です。
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スペイン広場で見つけた、伝統的なクリスマスの飾りです。
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ナヴォーナ広場にあったクリスマス・デコレーションです。
3つの有名な噴水が並ぶ、バロック芸術にあふれた広場です。 -
ローマ
コロッセオの入場券 -
クラシックホテル
私は、大人の空間としてホテルが好きです。特にクラシックホテルの持つ、優雅さ、歴史、建物の美しさには、魅了されてしまいます。その空間の中に立つと暖かさと共にピーンと張り詰めた緊張感を感じます。歴史の持つ重みでしょうか...クラシックホテルは、忙しい現代社会に生きる私達に、贅沢な時間をを与えてくれます。 ホテルに滞在した著名人の人生やその作品を思い描くのも楽しい事です。
今回イタリアで、私は3つの有名なクラシックホテルに滞在しました。 -
ミラノ1998年冬
ホテル・プリンチペ・ディ・サボイア
(Pazza della Repubblica 17, 20124 Milano, Italia
Tel:0262301 Fax:026595838)
今回滞在したホテルの中で最も洗練されたホテルです。特に建造物の質の高さには驚かされてしまいます。ロビーの広さは、決して十分とは言えませんが、磨き込まれた床やデスクがまばゆく輝やき重厚感にあふれています。 -
私は、319号室に滞在しましたが、日本人の感覚では、十分な広さだと感じました。ここでもまた、調度品の素晴らしさに感動しました。クロゼット、机、サイドテーブルなどすべての家具は、同じ材質の精巧な象眼つくりで統一されていました。バスルームは、広く、大理石をふんだんに使っていました。とにかく、全ての物が、高級感にあふれているのです。まさに、クラッシクホテルと呼ぶのにふさわしい空間です。
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でも、このホテルの真髄は、その建物や調度品に劣らない、サービスです。それはまさに老舗ホテルの格と誇りなのです。どんな頼み事でも、かなえてくれるコンシェルジュもいます。私はクリスマス時期にここに滞在しましたが、コンシェルジュは、スカラ座のオペラのチケットを難なく手に入れてくれました。(スカラ座のオベラのチケットは地元の人々でも入手が難しい)ここのホテルスタッフの気位の高さは、超一流だと言われています。私は偶然ゲストから猛烈に抗議を受けるコンシェルジュを目の前にしました。執拗な抗議にもとりあわず、(もちろん謝りもせず)堂々とゲストと渡り合う態度に、私は圧倒されてしまいました。これが老舗ホテルに働くプライドでしょうか....あまりにもプライドが高くて居心地が悪いという意見には、賛成しかねますが、“誇り高きコンシェルジュより、心からのサービスをされるような人になりたい”と私は心密かに思ったのでした。
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フィレンツェ 1998年冬
グランドホテル
(Piazza Ognissanti, 1-50123 Firenze, Italia Tel:055288781 Fax:055217400)
このホテルは、旅の疲れを感じ始めた私に、大きな安らぎを与えてくれました。スタッフもフレンドリーで“グッドモーニング”の挨拶も心地よく響きました。室内は、本当に広く、貴族の家のゲストルームのような感じです。ここの調度品は、少々古めかしさを感じさせますが、何か時代をタイムスリップしたような楽しい気持にさせてくれました。 -
私が一番気に入ったのは、窓からの眺めの素晴らしさです。ずっと、前に“眺めのいい部屋” という映画があったのを、ご存知ですか? あの映画の舞台も確かフイレンツェのホテルだったと思います。部屋には、大きな窓が、アルト川に沿って2つありました。
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私は窓を大きく開き、クラッシックな木造りの椅子に座りながら、イタリアンのようにワイングラスを傾けました。ちょうど夕暮れ時で、窓の外では、空の色が刻々と変化してなんともロマンチックでした。その変化を楽しみながら、ワインを飲んでいるとまるで、別世界にいるような錯覚に襲われました。こういうひと時は、神様から旅する者へ与えられた歓びだと、いつも感じます。心が一番満たされる瞬間です。
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ローマ 1998年冬
ル・グランドホテル
(Via V.E. Orlando 3-00185 Roma, Italia
Tel:0647091 Fax:064747307)
このホテルで一番素敵だったのは、広いエントランスロビーです。写真でもお解り頂けるように"クラッシックな"と言う言葉がぴったりくる美しいロビーです。クリスマスの日には、地下鉄も止ってしまうという、ローマの事情もあり、ロビーでのんびりする宿泊客の姿も見られました。私達もロビーの横にあるバー・ラウンジでカフェ・ラッテやエキスプレッソを飲みながら、のんびりともうすぐ終ってしまうイタリアの旅を振り返りました。 -
お部屋の写真が無いのが残念ですが、ミラノやフィレンツェのホテルに比べれば、調度品の質や部屋の広さは少し落ちるという感じです。それでも、小さな可愛いシャンデリアが、天井を飾り、バスルームもゆったりとした造りでした。翌日の朝、チェックアウトを済ませホテルの玄関でタクシーの到着を待ちました。昔はタクシーではなく、そこで馬車を待ったのでしょう。ホテルの玄関口は、馬が楽々通れるよう天井が高く造られていました。私が19世紀に生まれていたら、庶民の私はこのホテルに滞在する事は出来なかったでしょう。そういう時代の移り変わりを、このホテルは見てきたのだと思いました。
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