２０１３秋 オーストリアの旅（３）　ザルツブルク（その２/Ｓｔ．Ｇｉｌｇｅｎ 悲し）

2013/10/09 - 2013/10/09

１０月９日（水）は、ザンクト･ギルゲン（Ｓｔ．Ｇｉｌｇｅｎ）からツヴェルファーホルン（Ｚｗｏｅｌｆｅｒｈｏｒｎ、１５２２ｍ）にゴンドラで上がってハイキングの予定だ。

エリア ザルツカンマーグート周辺(オーストリア)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

曇り空の朝、８：１５のバスでザンクト･ギルゲンへ向かう。途中から先生に引率された小学生が３０人位乗車してきてとても賑やかだ。１時間足らずで到着するが周りは小雨模様でゴンドラ乗場に行ってみるとまだ動いていない。中のモニターを見ると上部は真っ白で濃霧が掛かっている。しばらく様子を見ようと村の中を散策してみる。

ウォルフガング湖に面するボート倶楽部へ行くと、美しい黄葉だが視界は良くない。

村は小さくて１０分も歩くと主要部は見て回れるようだ。市庁舎（Ｒａｔｈａｕｓ）前の広場は、花で囲まれた銅像は幼いモーツァルトだろう、彼の母アンナや姉ナンネルの縁の地らしい。

モーツァルト広場の一角、大きな建物がある。

その右側の建物、装飾が見事だ。

モーツァルト･ハウス（Ｍｏｚａｒｔｈａｕｓ）、母の生家で姉のナンネルも暮らしていたそうだ。

途中で見かけたツタの紅葉で覆われた家、オーストリアやスイスの秋は黄葉が多く、紅い色は少ないと思う。

遊覧船乗場には、ツアーの人たちが２〜３グループいて結構賑わっているが、視界は悪く船上は寒そうだ。

土産物屋さんのウィンドウ、可愛い人形が飾ってある。中に入ろうとしたが閉店中だった。雨も上がってきたようだ。

雨は上がったものの、雲が立ち込めて視界は相変わらず悪い。動き出したゴンドラに期待を込めて乗り込む。

ゴンドラの上部駅、ガスが立ち込めて視界は特に悪い。寒いのですぐに下山開始する（１０：３０）。

本来なら山頂へ行ってからハイキングコースを歩くつもりが、結局最短コースを降りることにする。すぐにフランツル･ヒュッテ（Ｆｒａｎｚｌ’ｓ　Ｈｕｅｔｔｅ）の横を通るが、ヴェールに包まれた状態だ。

下山中の様子、晴れていたら色づいた木々がさぞかし美しいと思って眺める。誰も歩いていないのでなおさら寂しい。

コース中間に２軒の小屋がある、このあたりはガスが取れて見通しが良い。ただし小屋は無人だ。
結局、村へは１２時５分に帰着してそのままバスに乗ってザルツブルクへ戻った。

夕食は、鶏肉じゃが、野菜サラダ、素麺と白ワインだった。

アパートの向かいにあるホテル、ライトアップされて幻想的な眺めだ。
今日は、期待した眺望は得られず、ハイキングも予定とは大きく違う中途半端な結果となって至極残念だ。