東日本大震災後の気仙沼＆奇跡の一本松！！　そして宮城鳴子温泉郷へ

2013/08/05 - 2013/08/07

８月の始め、活きのいいお魚食べたくて、わざわざ漁師の宿を捜して気仙沼国定公園まで行きました。お世話になった民宿沖見屋さんは、お刺身、焼き魚どれも新鮮で、料金も値段以上で大変満足しました。
　
震災後の気仙沼国定公園岩井崎を訪問した後、唐桑半島巨釜＆半造へ。独身以来２度目の訪問ですが、雄大な景色は圧巻。
そして予定していなかった岩手県陸前高田の奇跡の一本松と遭遇。テレビでは何度か目にした光景ですが、やはり衝撃を覚えました。
どんな境遇にあっても負けない強さに感動と希望を貰えた思いがします。
岩手の旅を終え、宮城県の鳴子温泉へ。
鳴子温泉郷は自然豊かな観光名所。
車窓から見える鳴子ダムも絶景で、温泉が噴き出す間欠泉も珍しく、滅多に見れない光景ですね。こけし資料館ではこけし作りの職人技も見られ、楽しみ満載の旅になることでしょう。

エリア 気仙沼(宮城)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

宮城県気仙沼にある三陸復興国定公園の最南端、岩井崎に到着しました。

岩井崎は気仙沼を代表する岬です。

大音響と共に水しぶきを上げる”潮吹岩”があるのですが、
シャッターチャンスがなくて、写せなくて残念。

実はこの松、東日本大震災の大津波の影響で枝が折れ曲がり、
龍のような形に変形してしまいました。

この姿がネット上で有名になったのか？　
皮肉な事にこの松を一目見ようと多くの観光客が訪れていました。　

気仙沼国定公園の松林。

立派な松の木の様に見えますが、よくよく見ると無残にも枝が折れているのが分かります。

宮城県気仙沼にある唐桑半島巨釜半造（おおがまはんぞう）に到着しました。

ドーンと大きな案内板がありますので、分かりやすいです。、

案内の表示通りに進んでいくと折石が見えて来ます。

行く途中の道路は整備されてますが、急な坂道や石の階段があるので
シューズでないと歩くのに苦労します。

明治三陸大津波の時、先端２メートルの所から折れて”折石”と言う名前が付けられました。

手前が折石。遠くに見えるのが八幡岩。

大理石の石柱で出来ています。

八幡岩は雄大でダイナミックです。

唐桑半島の水取場の風景

陸前高田に向かう途中、車窓から、信じがたい光景が目に入ってきました。

大津波で陸に打ち上げられた大型漁船です。

道路沿いに打ち上げられた状態。

今なお、津波の大きな爪痕が残っています。

岩手県の陸前高田市に到着。

奇跡の一本松の案内図がありました。

どんどん歩いて行くと一本の松が、目に飛び込んで来ます。
実はこの松、東日本大震災の津波で一本だけ生き残ったものなんです。
陸前高田の松林、震災前は七万本植えてあり、市民の憩いの場であり、多くの観光客が訪れる有名なスポットでした。
しかし市民に希望を与え、後世に語り継ぐため、奇跡の一本松としてモニュメントとして残されました。

このような姿ですが、市民に希望を与えている一本松なのです。

でも痛々しい光景です。

被災した建物と一本松

七万本あった松林は、このあたりにあったようです。
残骸が見受けられます。

現在、急ピッチで復興に向かって工事が進められており、
ダンプが次々と行きかっていました。

いつになったら、昔の姿を取り戻す事ができるのでしょうか？

宮城県の鳴子温泉郷に到着しました。

晴天に恵まれ景色は最高！！

帰り道、鳴子こけし資料館に立ち寄りました。

美智子様も訪れたようですね。

私の後ろに並んでいる鳴子こけしは受賞作品、さすが風格があります。

良く見ると顔の表情が一つ一つ違っています。

館内では、職人さんが、こけしを作製している様子が見られますよ〜

鳴子こけし館内のようす。

年代物から現代の多種多様なこけしが展示。

子供用の玩具もあり、お土産に喜ばれる一品かな。

温泉宿を出発し、途中車窓から撮影した鳴子ダム。

お天気が良かったので綺麗に撮れました。景色が素晴らしい〜

鳴子温泉郷から車で４０分位かかったでしょうか？　

折角なので鳴子温泉郷にある鬼首間欠泉を見に行きました。

地獄谷の遊歩道がある方が迫力があるそうですが、ちょっと遠いので諦めました。

これだけ見るのに入場料が４００円とは思いましたが折角来たので。

間欠泉が１０分間隔で２０メートル近く吹きあがる光景。

シャッターチャンスを狙って写真撮影に成功

こちらは、間欠泉雲竜

間欠泉雲竜は、こんな感じ。迫力に欠けますね。

館内では温泉卵が食べれますよ。

園内には、ちょうどアジサイが咲いていました。