バングラデシュ旅行３日目　～列車に乗って港町ナラヤンゴンジに行く～

2013/11/01 - 2013/11/05

本日はバングラデシュでやりたかったことの一つ。電車に乗ること！
できれば、ナラヤンゴンジまで電車に乗って、帰りはフェリーでダッカまで戻れればいいな～なんて目標を立てて出発！

さてさてどんな一日になることやら・・・


【日程表】
　１日目：成田→香港経由→ダッカ
　２日目：ショナルガオ
★３日目：ナラヤンゴンジ
　４日目：オールドダッカ
　５日目：ダッカ

エリア ダッカ(バングラデシュ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 2.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空 キャセイドラゴン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日のメインは電車に乗ること。
スケジュールは下記サイトで印刷しておいたので9:20発に乗ろうとホテルからリキシャに乗って移動。
「コムラプールStation」と伝え着いた駅は、ナラヤンゴンジには行かないということで一方の駅へ行ってもらった。
駅周辺は人多し。5分ぐらいでナラヤンゴンジ行きのホームへ移動し、リキシャマンがあそこで切符を買えと。
窓口で購入するとすぐ出発するから早く行けというジェスチャーをされ、走って飛び乗りました。。
が、、、席は満席状態！！！　車窓を楽しむつもりだったから1時間待って次の電車に乗ることにした。


ホームで待っているとインテリっぽいお金持ちそうな男性に「日本人ですか」と流暢な日本語で話しかけられた。その男性にバングラデシュのいろいろなことを聞き話していると私たちの周りにすごい人だかりが！
皆日本語はわからないが何を話しているのか興味があるとのこと。たまに私の話したことが訳されみんながうなずいたり笑っていたりした。

▼鉄道スケジュール
http://www.railway.gov.bd/all_ic_mail_shedule.asp

ようやく5分前ぐらいに到着した電車。
意外と時間通りです。

おお！写真のとおり無賃の人々が電車に張り付いてます！
先ほど話していた会社社長が席を取ってくれるというので任せて写真を撮ります。

電車が停まったとたん、座席をとるため乗る人と下車する人の戦いが待ってます。我先に乗ろうとする人、早く降りたい人。
すごいな・・・インドで見た風景を思い出しました。インドでも同様でした。

（右から２番目の男性が日本に20年住んでいたという日本語ベラベラの会社社長。衣類関係の会社を経営しているとのこと）

写真のように座席を外から取る人がいます。
どうやら、乗っていた人にとっておくよう言う人や窓から乗る人などいろいろ。

乗車口は降りる人乗る人で無秩序状態。

会社社長の友人が乗り込み席に行きボックス席を確保してもらいました。
この友人も韓国で何年か働いていたとのこと。二人ともお金持ちの雰囲気が漂っていました。
会社社長、家族の写真を見せてくれたりしていろいろ話をした。日本で稼いでダッカ近くのマリバーグで６階建ての家を建てたとのこと。日本の食べ物は何でも食べられるし納豆も食べれると。また自分の娘は日本で生まれて育ったからいつも日本に戻りたいってことを言っているってこと。この国の政治家のことなどなど。
いろいろ話をして家に招待してくれましたが時間がないのでお断りしました。なかなか面白い話ができてよかった。会社社長もひさびさに日本語が話せてよかったと言ってましたが、かなりペラペラでした。

電車からの車窓は・・・楽しもうと思っていましたが、会社社長と話し込みあまり見れませんでした（苦笑）
ですが車窓のほとんどはスラム街ばかりなうえ、開いた窓からは砂埃が容赦なく入り込んできて息苦しかった〜！！！

途中２つほどホームのない駅に停まり、電車の屋根に上る人の足音が聞こえた。皆上に上っているようです・・・

会社社長によると昨日の同じ時間にこの屋根にいる人が電車と電車の間に落ちて轢かれて亡くなったそう！！！
やはり、無賃乗車は命がけです。

会社社長にフェリー乗り場は「フォトルラ」という場所で駅の横のバスターミナルからバスで行けるという情報を聞き、別れました。

その前にナラヤンゴンジの街散策に向かいます。

ホームからは線路を通って街へ行きます。
しかしホーム、簡易的すぎ！
帰り、もし電車に乗るならどこでチケット買うんだろう？？？

線路を歩いていると後ろから牽引車がきた。。
いきなり危ないわぁ〜！

日本じゃこんなことしたら大変だわ！！（笑）

道路に出たら、すごい！リキシャだらけ！！

なんかこの街すごい！！！
写真からは伝わらないのがもどかしい。。

線路にそった道路Nawab Sirajdullah Rdはこんなカンジ。

みんなリキシャに乗ってます。

Charar Gop Fruit Market

通りを横にそれると果物市場があった。
しばらく果物市場を散策。
まだまだ青いバナナがたくさん。

果物市場は臭いもきっついわぁ〜

ヤシの実もあります。

さっきの通りに戻って商店の並んだ騒々しい通りへいきます。
写真は小さいお店。パーンの葉があるのでパーン屋さんかな？

こういったお店がたーくさんあります。

あ、ここのお店でチャイをいただこうっと！

横の道に行ってみます。夜はライトが点くんでしょうか。

家具マーケットを抜けるとこんなモニュメントが。
なんだろう・・・ここで引き返して昼食に行きます。

バングラデシュはイスラム教徒の国のため、ミナレットがあちこちにあります。
ミナレット、目に付くな〜！

道を戻る途中、おじさんにキチュリを食べられるところがないか聞くと、あちこちの店でキチュリがないか聞いてくれて見つけてくれた。

二人で一ついただきます。
なかなか美味しかった〜！
値段もかなり安く満足しました。

その後、駅の横のバスターミナルに戻るため駅へ戻ります。
この間の野菜市場を通ったが、ここがまたすんごいところだった。。
写真を撮ることができませんでしたが、すごい場所だった・・・

駅近くに戻ってきたら象がいた・・・

すごい人だかり！！

象はこの国でも人気らしい。
鼻で器用にもらったお金を象使いに渡していました。

駅の横のバスターミナルへ行きフェリーに乗ってダッカへ帰ろうとフェリー乗り場のある「フォトルラ(Fatulla)」と言うとバスを案内してくれた。
が、、やはりボロボロバス。ＣＮＧで行ったほうがいいよと言われ、ＣＮＧの運転手に行き先を伝えるが、わからないのか行きたくないのか行ってくれない。。
この時点で友人かなり疲れている様子。
フェリーでダッカに帰れるかどうかの保障もないので、諦めてバスで帰ることにした。
あちこちの人に聞きダッカ行きのバス乗り場へ向かう。途中会社員の人が途中まで案内してくれたが自分の行き先が違うため「Chashara?」と言い立ち去っていった。それを聞いた青年が俺の後に着いてこいというようにバス乗り場まで案内してくれました。

バスの待合室

先ほどの青年がここまで案内してくれました。なんともやさしい！！握手をして別れましたが受付のおじいさんに私たちを頼んでくれてそのおじいさんも親切でした。

バスがくるからとおじいさんに言われ道路で待ちます。
もしや、座れない？？？
１台目は座れないためあきらめ、２台目に乗り込もうとしたらいっせいに皆が入り口へ。
するとバス会社の人が、たぶん「この外国人を乗せろ！」と言ったらしく一番最初に乗ることができ席を確保することができました！！

ダッカ―チッタゴン道路に合流し、あとダッカまで5kmというところでバスが渋滞に。。

日が落ちてきた！

んんん？？どうやら普通の渋滞ではないことに気づいた。まったく動かないのだ。そして痺れを切らした乗客がどんどん降りていく。。

そういえば、朝電車の中で会社社長に言われたことを思い出した。
明日、明後日はホッタールだとのこと。ホテルから出ないほうがいいよと言っていたことを思い出した。

もしや、、その影響？

ダッカ方面は大渋滞だが、下り方面はがらがら。
よく見ると小船の書かれた(政党を表している!?)板を持って何人かが下り方面を歩いていた。。
これがゼネストか？

友人はもう疲れているのでバスの中にいたがほとんどの乗客は降りていった。
運転手もときどきエンジンを消して外に行ってしまった。いったい何時間こうしているんだろう・・・と後ろの席でもんもんとしていたら気づいた運転手と助手？が私に気づいてくれて前の席に移動しろというジェスチャーを。
移動したら扇風機を回してくれた！！やさしい！！

結局本来ならあと1時間もすれば着くようところで2時間半ちかくかかってしまった。う〜ん・・・
明日のホッタールはどうなるんだろう・・・もしやホテルで缶詰状態になるかもしれないと思った。

昨日と同じグリスタンバス停で降りショッピングに行くため少しでも近くへ向かいます。リキシャやＣＮＧが捕まらないので写真のような大渋滞の道路を歩いて進みます。
通勤の時間にぶつかったのかわからないが、かなりの人が歩いています。

動かない乗り物ほど嫌なものはない。。

途中、リキシャを捕まえることができ、渋滞の中を何度も停まりながら進みます。時間がないため、行こうと思っていたお店はやめ、ボシュンドラシティという大型ショッピングセンターへ向かいます。

ボシュンドラシティ

バングラデシュ一の規模を誇るデパート。
あまりにくたくたで最上階でお茶をしたあと食事をしたのみでホテルに帰りました。

ホテルパシフィックのロビー

今日はほんとに疲れた一日でした。
が、部屋に戻るとハウスキーピングのタグをノブに掛けておいたのに掃除はしてない、お湯は出ない状態だったので友人が爆発し受付に文句を言いに行き、ようやく部屋の掃除とお湯が出るようにしてもらいました。はぁ〜・・・

あぁ今日はハードな一日だった。。。そして一日の終わりがホテルとのいざこざで終わるなんて・・・・（苦笑）