シチリア島旅行記(ブログ) 一覧に戻る
海岸線が見えてきます。ナクソス湾。<br />海水浴真っ盛り。<br />タオルミーナ・ジヤルデイーニ駅に到着しました。<br />http://www.siciliaclub.net/taormina.html<br /><br />駅前からはtaxiでホテル・カポタオルミーナ<br />に行きます。<br /><br />アタホテル カポタオルミーナ。(グランブルー)の<br />映画で有名になったあのホテルに到着です。<br />道路から崖下に広がるホテル、思いのほか大きい<br />ホテルです。チェックインをして部屋に入りました。<br />ベランダからは海、何も遮るものは有りません。<br />イゾラ・ベッラも目の前にあるではありませんか。<br />人を乗せた観光船が行き来していました。<br /><br />部屋も涼しい。素敵!<br />長期滞在者用にクローゼットもあり、使いやすく<br />なっていました。<br /><br />早速崖下に降り、洞窟のプライベートビーチやプール<br />を見学がてらプールで体を冷やします。<br />プールが深くて足が着かない、泳ぎながら良く浮くと<br />思ったら海水のプールでした。<br /><br />今日はここまで、明日はエトナ山観光と夜はこのホテルの<br />パーティーがあるそうです。<br />洞窟ビーチでのパーティー、楽しそうなので予約しました。<br /><br />夕食はホテルの送迎バスでタオルミーナまで行きます。<br /><br />18時に出たバスが曲がりくねったカプリ島のような道を<br />タオルミーナのバスターミナルまで上ります。<br />所要は15分ほど。午後6時はまだまだ明るい。<br />町の中心に向かうウンベルト通りは大混雑していました。<br />バスターミナルの直ぐそばにオレンジジュースやさんが<br />ありました。<br />早速、大きいサイズのスプレムッタ、生オレンジジュース<br />を頼みます。<br />オレンジを3個絞ったのが1人分、冷たくするかというので<br />お願いするとオレンジのグラニータを入れて冷やしたくれ<br />ました。<br />美味しい!<br />人々の後に着き歩きますとメッシーナ門に到着しました。<br />メッシーナ門は思っていたより小さくて驚きました。<br />ウンベルト通りを歩きます。思っていたより狭い通り。<br />両側はびっしり店がならびます。<br />人もすごい!<br />皆夕方になり出てきたところなんでしょう。<br />テアトルグレコに向かう道は隙間もないほどの混雑ぶりです。<br /><br />コルヴィア館は11〜15世紀の邸宅ですが観光案内所<br />となっています。サンタ・カテリーナ教会の前では暑い<br />さなかパフォーマンスをする人が、ホテルイザベラの<br />場所も確認、4月9日広場はお祭り騒ぎみたいでした。<br /><br />歩きながら目に留まったレストラン、ニーノ。<br />この後4回も行くことになりました。<br /><br />4月9日広場のそばにあるお菓子屋さんで<br />カンノーロを買い食べ歩き、町を散策して<br />夕食のお店を探します。<br />トリップアドバイザーに乗っていた<br />Pizzeria Mamma Rosa<br />でピザと雲丹のパスタをいただきました。<br />雲丹やからすみは値段も高く進めてきますが<br />どこのもそれほど感動するものではありませ<br />んでした。マ〜普通のお店でしょうか。<br />夕食の後もタオルミーナの町や市民公園を<br />歩きました。市民公園は市民や観光客には<br />憩いの公園です。眼下にはナクソス湾が<br />見渡せます。<br />明日はエトナ山周遊です。<br /><br />8月14日<br />今日はエトナ山周遊のバスツアーです。<br />7時5分にホテルの前に迎えが来るというので朝ご飯用の<br />バスケットを持ち待ちますが、待てど暮らせど来ません。<br />この時、中国の方で、ドイツに留学スイスでおしごとを<br />していて、1週間タオルミーナに滞在中のジュウミン<br />ちゃんに出会いました。<br />25分後来たが通過、それからの数台通過。<br />やがて来たバスもほとんど満員。やっと座り、走り<br />ながら説明を聞きます。<br /><br />先ずアルカンターラ渓谷に行くそうです。<br />行ってみて驚きました。渓谷は涼しい、更に渓流に<br />入ると水が刺すように冷たい。<br />シチリアにこんな涼しいところや川があるのは信じら<br />れない光景でした。<br />ボート遊びや渓谷を歩くツアーなどもあるようです。 <br />次はシチリア周遊鉄道の旅、ランダッオからアドラーノ<br />まで周遊鉄道に乗ります。<br />冷房なしです。窓から入る風も暑くて涼しいものでは<br />ありません。<br />勿論、団扇がお役立ち。ジュウミンちゃんにもあげました。<br />次第に高度を上げてゆく鉄道、ランダッオの駅はどこ<br />が改札かわからない程古い駅舎でしたが、アドラーノ<br />はガラス張りで真新しい駅です。そこからは再び<br />バスに乗ります。<br />個人で行くより効率がいいのは当然です。<br />バスの中が涼しいのも幸せに感じます。<br />バスも高度を上げてゆきます。<br /><br />途中溶岩で埋もれてしまった家などを見学しました。<br />火砕流に埋もれた家を見るのは20年ほど前の雲仙のようです。<br />やがて、エトナ山の1923m地点から出るロープウエイ<br />乗り場に到着です。<br />先ほどより寒いです。<br />ジャケットを羽織りました。<br />山頂に行く前に山小屋でパニーニやアランチーノ、<br />ライスコロッケを買い、お腹に詰め込みますが、<br />おいしい!<br />なんでこんな山小屋のテイクアウトがおいしいのかしら?<br />ホウレンソウ入りのアランチーノすごくすごく美味<br />しかったのです。<br /><br />ロープウエイで2923mまで上ります。ロープウェイ<br />駅では防寒用のジャケットも貸し出しているようでした。<br />ジープで3000mまで、がたがたごとごとでこぼこ道を<br />旧火口付近まで登ります。<br />驚いたことにロープウエイも使わずジープも使わず<br />登山している人たちもいること。<br />マ〜、世界遺産だし富士山だってみんな歩いて<br />いるのだから当然なのですが。<br />ジープはエトナの河口付近の避難小屋前まで行きました。<br />身近なガイドのお話があり、続いてガイドについて歩<br />き出します。<br />残雪や噴煙が見えました。<br />一度下ると旧火口が見えました。それから登りです。<br />さらに登るとはるか彼方からY子さんが手を振ってい<br />ました。<br />行かないという合図と思い一人で火口の周りを歩き<br />始めました。ガイドの花書だと20分ぐらいで回れる<br />とのことですがとんでもない足が前に進みません。<br />寒い、頭も耳も寒い。<br />登りがきつく、息が上がります。やがて頭痛がして<br />来ました。<br />これが高山病かしら?<br />おなかから深く息を吸いはいてゆっくりと歩きました。<br />見渡せば顔みしりが見当たらない、遅れたのかしら?<br />40分くらいかかってジープのところに戻りツアー<br />の人たちは帰ったかと聞くと居ないよ、というので<br />焦りました。<br />次に出るジープに乗り置いてきぼりかしらと焦り<br />ました。山頂駅に着くや否やロープウエイの列に並び<br />ます。<br />最初の時に比べて皆、上着を羽織っているので<br />なかなか見つけられませんでしたがそこでやっと<br />同じバスツアーの方を見つけ一安心。<br /><br />はぐれたら集合場所まで先に進む。集合時間までに。<br />集合時間までにはまだ1時間ほどありました。<br />とりあえず集合場所の山小屋まで戻りましょう。<br /><br />先に帰ったはずのY子さんが見つからない、どこかと<br />探しているとロープウエイの駅から降りてきました。<br />彼女もエトナ山の火口を一周したそうです。<br />折角来たのだから頑張ってみたそうです。<br />偉い。よくやった。頑張った。自分たちで自分たちを<br />褒めてあげました。<br />再会を祝して,世界遺産エトナ山登頂を祝しコーラで<br />乾杯して、足がガクガクしたとか頭が痛くなったとか<br />苦労話に花が咲きました。<br />エトナ山登山については当初あまり積極的ではなかっ<br />たのですが来て見て、体験して本当にヨカッタ。<br />帰りはバスに揺られてホテルまで戻りました。<br />タオルミーナからはエトナ山ツアーやその他の<br />観光ツアーがいろいろ出ています。<br />私たちはシチリアクラブのサイトから申し込みましたが、<br />タオルミーナのバスターミナルや町に有る旅行会社SAT<br />やホテルで申し込むことができます。<br /><br />やがてパーティーの始まる時間、ロービーで受付、腕に<br />イタリア国旗の色のリボンを結んでもらい洞窟ビーチ<br />に向かいます。<br />イタリアの国旗の色に飾られたパーティー会場。<br />昼間とは大違い華やかです。<br />波打ち際に並んだ料理のテーブル、肉類を焼く<br />ブース、パスタを作るブース。ワインは飲み放題。<br />国歌斉唱。<br />有名歌手によるコンサート、会場は大賑わいでした。<br />いつまでも続いていましたが今朝が早かったのと、<br />エトナ登山で体力を消耗したのか夜更かしには<br />慣れていないので早めに切り上げ部屋に戻ります。<br />音楽もまだ、まだ続いていました。<br />そのうち花火が上がりました。<br />目の前には何もなく部屋のテラスからの眺めは<br />特等席でした。<br /><br />8月15日<br />今日は祭日、移動は厳禁の日。<br />のんびりするのが一番な日です。<br /><br />朝7時から今日の行動に合わせてホテルのフロントで<br />本日の予定に合わせタオルミーナに行くバスの予約を<br />しました。<br />今朝は午前中に町を散策して、ランチはジャン・<br />レノがパスタを食べていたアタホテル、カポタオル<br />ミーナのLa Scoglieでランチの予定です。<br />朝ご飯はエトナ山とナクソス湾が見えるレストラン<br />でいただきます。<br />シャンパン、スムージー、パンもいろいろ。<br />チーズやソーセージ、肉、卵。お菓子、なんでも<br />あります。<br />オレンジの生ジュースも注文しました。<br />朝のうちは涼しいくらいです。<br />ベランダには洗濯物も干したし、10時のバスで<br />タオルミーナにいざ出発と思ったら、今朝は2人だけ<br />なので乗用車でした。<br /><br />タオルミーナの町歩きはショップを覗きながら、<br />ギリシャ劇場、を訪れました。<br />ギリシャ劇場テアトルグレコは紀元前3世紀に<br />建造されその後2世紀には闘技場に改築されました。<br />正面には円柱がならびイオニア海やエトナ山が見えます。<br />高いところに上ると風がさわやかです。<br />夏の時期にはイタリア各地のギリシャ劇場でオペラや<br />コンサートが開催されます、有効活用しています。<br />円形の劇場は以前トルコの円形劇場の一番下から娘<br />に声を出してもらいました。<br />すり鉢状になっているので音が上まで聞こえます。<br />素晴らしい音響効果があります。<br /><br />ギリシャ劇場の直ぐそばにはグランドホテルテイメオ<br />がありました。<br /><br />夏以外ならテイメオやサン・ドメニコパレスも良い<br />かもしれませんが夏の時期はカポタオルミーナで大正解。<br />此処でプールよりはやはり青い海が最高ですもの。<br /><br />ギリシャ劇場のそばにある屋台で生絞りのオレンジジュース<br />を飲んだり、土産物屋を覗いたり、たくさんあるブティック<br />を覗いて過ごします。<br /><br />12時30分のバスでホテルに戻り、レストランで<br />ランチブッエ、海側の席でブッフェを楽しみました。<br />ジャンレノがパスタを食べていましたがランチはブッフェ<br />でした。キリリと冷えたシチリアワインがおいしい!<br /><br />ランチのあとは洞窟のビーチやプールを楽しみました。<br />水圧で上空に浮かび上がるマシーンのデモンスト<br />レーションにみんなで見とれていました。<br />デッキチェアーやタオルは自由に使えます。<br />朝早くから場所取りをしている方たちもいます<br />みんな日の当たる場所を選んで日焼けに精を出し<br />ています。<br /><br /><br />夜はジュウミンちゃんとデイナーの約束があります。<br />18;30時発のバスでタオルミーナに向かいました。<br />どこで食べよう?<br />ちょうど目星をつけていたニーノの店が開いていた<br />ので20時にデイナーの予約をした後ケーブルカー<br />でマッツァーロに下りました。<br />このケーブルカーは海沿いの方たちが上の町に上る<br />交通手段、とりわけ眺めがいいという事ではなく<br />何もないので直ぐに町に戻りお店めぐりです。<br />町はセールの真っ最中それにお店に入るとクーラー<br />も効いていて涼しいですし。<br />やっとあたりが暗くなりレストランに集合しました。<br />Trattoria Da NINO<br />ニーノ大正解、なんでも美味しい!<br />勿論魚介類が美味しいこと。ムールやカキ、イワシの酢の物、<br />パスタにリゾット、デザートも入らないくらいお腹が<br />いっぱいです。<br />また来ようと言いながらホテルに戻りました。<br />私たちのレストランを選ぶ目は鋭いね。<br />22時30分のバスでホテルに戻りました。<br /><br />タオルミーナ8月16日<br />今日はタオルミーナのテアトルグレコでコンサートがあり<br />行く予定です。<br /><br />最後の1日は海岸のホテルでなくタオルミーナのど<br />真ん中の、イザベラに取りました。<br />此処も大正解。午前中にホテルを移動しました。<br /><br />買い物してはホテルに戻り荷物を置く、何度も何度も<br />繰り返し、ロケーションの良さに感激しました。<br /><br />ランチはもちろんニーノ、イワシとウイキョウ《フェンネル》<br />のパスタは涙が出るほど美味しいものでした。<br />シチリアに行くと慈恵医大の医師に話したら、タオルミーナで<br />美味いパスタに出会ったよ、こんなの!って教えてくれました。<br />よそでは見かけません。<br />メニューにもないのでこんなのが食べたいといったところ、<br />任せろとばかりリクエストに応えて出してくれたものです。<br />夜も来るよと言い残してタオルミーナを観光します。<br /><br />ウンベルト通りを突き当りまで散策します。<br />そこから坂を下りサント・ドメニコホテルにました。<br />タウロ山が真上に見え、静かな修道院のあるホテル<br />とても素敵なホテルです。<br />ホテル選びの時に迷いましたが敷地が広すぎるので<br />やめました。<br />ネット上の口コミや地図は参考になります。<br />此処もグランブルーでジャンレノが滞在していた<br />ホテルとして有名です。<br /><br />テアトルグレコのコンサートに合わせ早めの夕食を<br />取りにニーノに行きました。<br /><br />この時期テアトルグレコではオぺラやコンサートなど、<br />が行われます。<br />オペラは3時間以上かかるでしょうし、始まりが9時30分<br />からだと終わるには12時過ぎということになります。<br />という事だと居眠りしてしまわないか心配でした。<br />それで時間が短いピアノコンサートを予約しました。<br />ガーシュインをロシアのピアニスト、ナスタコーバ<br />が演奏します。<br /><br />此処でも長年の夢がかないました。<br />夜のテアトルグレコは涼しく美しいものでした。<br />音響効果の良い円形劇場で美くしいピアニスト<br />と雰囲気にうっとりと酔いしれた夕べでした。<br />

タオルミーナ満喫&エトナ山周遊感動のバスツアー

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2013/08/10 - 2013/08/22

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indijyonko

indijyonkoさん

海岸線が見えてきます。ナクソス湾。
海水浴真っ盛り。
タオルミーナ・ジヤルデイーニ駅に到着しました。
http://www.siciliaclub.net/taormina.html

駅前からはtaxiでホテル・カポタオルミーナ
に行きます。

アタホテル カポタオルミーナ。(グランブルー)の
映画で有名になったあのホテルに到着です。
道路から崖下に広がるホテル、思いのほか大きい
ホテルです。チェックインをして部屋に入りました。
ベランダからは海、何も遮るものは有りません。
イゾラ・ベッラも目の前にあるではありませんか。
人を乗せた観光船が行き来していました。

部屋も涼しい。素敵!
長期滞在者用にクローゼットもあり、使いやすく
なっていました。

早速崖下に降り、洞窟のプライベートビーチやプール
を見学がてらプールで体を冷やします。
プールが深くて足が着かない、泳ぎながら良く浮くと
思ったら海水のプールでした。

今日はここまで、明日はエトナ山観光と夜はこのホテルの
パーティーがあるそうです。
洞窟ビーチでのパーティー、楽しそうなので予約しました。

夕食はホテルの送迎バスでタオルミーナまで行きます。

18時に出たバスが曲がりくねったカプリ島のような道を
タオルミーナのバスターミナルまで上ります。
所要は15分ほど。午後6時はまだまだ明るい。
町の中心に向かうウンベルト通りは大混雑していました。
バスターミナルの直ぐそばにオレンジジュースやさんが
ありました。
早速、大きいサイズのスプレムッタ、生オレンジジュース
を頼みます。
オレンジを3個絞ったのが1人分、冷たくするかというので
お願いするとオレンジのグラニータを入れて冷やしたくれ
ました。
美味しい!
人々の後に着き歩きますとメッシーナ門に到着しました。
メッシーナ門は思っていたより小さくて驚きました。
ウンベルト通りを歩きます。思っていたより狭い通り。
両側はびっしり店がならびます。
人もすごい!
皆夕方になり出てきたところなんでしょう。
テアトルグレコに向かう道は隙間もないほどの混雑ぶりです。

コルヴィア館は11〜15世紀の邸宅ですが観光案内所
となっています。サンタ・カテリーナ教会の前では暑い
さなかパフォーマンスをする人が、ホテルイザベラの
場所も確認、4月9日広場はお祭り騒ぎみたいでした。

歩きながら目に留まったレストラン、ニーノ。
この後4回も行くことになりました。

4月9日広場のそばにあるお菓子屋さんで
カンノーロを買い食べ歩き、町を散策して
夕食のお店を探します。
トリップアドバイザーに乗っていた
Pizzeria Mamma Rosa
でピザと雲丹のパスタをいただきました。
雲丹やからすみは値段も高く進めてきますが
どこのもそれほど感動するものではありませ
んでした。マ〜普通のお店でしょうか。
夕食の後もタオルミーナの町や市民公園を
歩きました。市民公園は市民や観光客には
憩いの公園です。眼下にはナクソス湾が
見渡せます。
明日はエトナ山周遊です。

8月14日
今日はエトナ山周遊のバスツアーです。
7時5分にホテルの前に迎えが来るというので朝ご飯用の
バスケットを持ち待ちますが、待てど暮らせど来ません。
この時、中国の方で、ドイツに留学スイスでおしごとを
していて、1週間タオルミーナに滞在中のジュウミン
ちゃんに出会いました。
25分後来たが通過、それからの数台通過。
やがて来たバスもほとんど満員。やっと座り、走り
ながら説明を聞きます。

先ずアルカンターラ渓谷に行くそうです。
行ってみて驚きました。渓谷は涼しい、更に渓流に
入ると水が刺すように冷たい。
シチリアにこんな涼しいところや川があるのは信じら
れない光景でした。
ボート遊びや渓谷を歩くツアーなどもあるようです。 
次はシチリア周遊鉄道の旅、ランダッオからアドラーノ
まで周遊鉄道に乗ります。
冷房なしです。窓から入る風も暑くて涼しいものでは
ありません。
勿論、団扇がお役立ち。ジュウミンちゃんにもあげました。
次第に高度を上げてゆく鉄道、ランダッオの駅はどこ
が改札かわからない程古い駅舎でしたが、アドラーノ
はガラス張りで真新しい駅です。そこからは再び
バスに乗ります。
個人で行くより効率がいいのは当然です。
バスの中が涼しいのも幸せに感じます。
バスも高度を上げてゆきます。

途中溶岩で埋もれてしまった家などを見学しました。
火砕流に埋もれた家を見るのは20年ほど前の雲仙のようです。
やがて、エトナ山の1923m地点から出るロープウエイ
乗り場に到着です。
先ほどより寒いです。
ジャケットを羽織りました。
山頂に行く前に山小屋でパニーニやアランチーノ、
ライスコロッケを買い、お腹に詰め込みますが、
おいしい!
なんでこんな山小屋のテイクアウトがおいしいのかしら?
ホウレンソウ入りのアランチーノすごくすごく美味
しかったのです。

ロープウエイで2923mまで上ります。ロープウェイ
駅では防寒用のジャケットも貸し出しているようでした。
ジープで3000mまで、がたがたごとごとでこぼこ道を
旧火口付近まで登ります。
驚いたことにロープウエイも使わずジープも使わず
登山している人たちもいること。
マ〜、世界遺産だし富士山だってみんな歩いて
いるのだから当然なのですが。
ジープはエトナの河口付近の避難小屋前まで行きました。
身近なガイドのお話があり、続いてガイドについて歩
き出します。
残雪や噴煙が見えました。
一度下ると旧火口が見えました。それから登りです。
さらに登るとはるか彼方からY子さんが手を振ってい
ました。
行かないという合図と思い一人で火口の周りを歩き
始めました。ガイドの花書だと20分ぐらいで回れる
とのことですがとんでもない足が前に進みません。
寒い、頭も耳も寒い。
登りがきつく、息が上がります。やがて頭痛がして
来ました。
これが高山病かしら?
おなかから深く息を吸いはいてゆっくりと歩きました。
見渡せば顔みしりが見当たらない、遅れたのかしら?
40分くらいかかってジープのところに戻りツアー
の人たちは帰ったかと聞くと居ないよ、というので
焦りました。
次に出るジープに乗り置いてきぼりかしらと焦り
ました。山頂駅に着くや否やロープウエイの列に並び
ます。
最初の時に比べて皆、上着を羽織っているので
なかなか見つけられませんでしたがそこでやっと
同じバスツアーの方を見つけ一安心。

はぐれたら集合場所まで先に進む。集合時間までに。
集合時間までにはまだ1時間ほどありました。
とりあえず集合場所の山小屋まで戻りましょう。

先に帰ったはずのY子さんが見つからない、どこかと
探しているとロープウエイの駅から降りてきました。
彼女もエトナ山の火口を一周したそうです。
折角来たのだから頑張ってみたそうです。
偉い。よくやった。頑張った。自分たちで自分たちを
褒めてあげました。
再会を祝して,世界遺産エトナ山登頂を祝しコーラで
乾杯して、足がガクガクしたとか頭が痛くなったとか
苦労話に花が咲きました。
エトナ山登山については当初あまり積極的ではなかっ
たのですが来て見て、体験して本当にヨカッタ。
帰りはバスに揺られてホテルまで戻りました。
タオルミーナからはエトナ山ツアーやその他の
観光ツアーがいろいろ出ています。
私たちはシチリアクラブのサイトから申し込みましたが、
タオルミーナのバスターミナルや町に有る旅行会社SAT
やホテルで申し込むことができます。

やがてパーティーの始まる時間、ロービーで受付、腕に
イタリア国旗の色のリボンを結んでもらい洞窟ビーチ
に向かいます。
イタリアの国旗の色に飾られたパーティー会場。
昼間とは大違い華やかです。
波打ち際に並んだ料理のテーブル、肉類を焼く
ブース、パスタを作るブース。ワインは飲み放題。
国歌斉唱。
有名歌手によるコンサート、会場は大賑わいでした。
いつまでも続いていましたが今朝が早かったのと、
エトナ登山で体力を消耗したのか夜更かしには
慣れていないので早めに切り上げ部屋に戻ります。
音楽もまだ、まだ続いていました。
そのうち花火が上がりました。
目の前には何もなく部屋のテラスからの眺めは
特等席でした。

8月15日
今日は祭日、移動は厳禁の日。
のんびりするのが一番な日です。

朝7時から今日の行動に合わせてホテルのフロントで
本日の予定に合わせタオルミーナに行くバスの予約を
しました。
今朝は午前中に町を散策して、ランチはジャン・
レノがパスタを食べていたアタホテル、カポタオル
ミーナのLa Scoglieでランチの予定です。
朝ご飯はエトナ山とナクソス湾が見えるレストラン
でいただきます。
シャンパン、スムージー、パンもいろいろ。
チーズやソーセージ、肉、卵。お菓子、なんでも
あります。
オレンジの生ジュースも注文しました。
朝のうちは涼しいくらいです。
ベランダには洗濯物も干したし、10時のバスで
タオルミーナにいざ出発と思ったら、今朝は2人だけ
なので乗用車でした。

タオルミーナの町歩きはショップを覗きながら、
ギリシャ劇場、を訪れました。
ギリシャ劇場テアトルグレコは紀元前3世紀に
建造されその後2世紀には闘技場に改築されました。
正面には円柱がならびイオニア海やエトナ山が見えます。
高いところに上ると風がさわやかです。
夏の時期にはイタリア各地のギリシャ劇場でオペラや
コンサートが開催されます、有効活用しています。
円形の劇場は以前トルコの円形劇場の一番下から娘
に声を出してもらいました。
すり鉢状になっているので音が上まで聞こえます。
素晴らしい音響効果があります。

ギリシャ劇場の直ぐそばにはグランドホテルテイメオ
がありました。

夏以外ならテイメオやサン・ドメニコパレスも良い
かもしれませんが夏の時期はカポタオルミーナで大正解。
此処でプールよりはやはり青い海が最高ですもの。

ギリシャ劇場のそばにある屋台で生絞りのオレンジジュース
を飲んだり、土産物屋を覗いたり、たくさんあるブティック
を覗いて過ごします。

12時30分のバスでホテルに戻り、レストランで
ランチブッエ、海側の席でブッフェを楽しみました。
ジャンレノがパスタを食べていましたがランチはブッフェ
でした。キリリと冷えたシチリアワインがおいしい!

ランチのあとは洞窟のビーチやプールを楽しみました。
水圧で上空に浮かび上がるマシーンのデモンスト
レーションにみんなで見とれていました。
デッキチェアーやタオルは自由に使えます。
朝早くから場所取りをしている方たちもいます
みんな日の当たる場所を選んで日焼けに精を出し
ています。


夜はジュウミンちゃんとデイナーの約束があります。
18;30時発のバスでタオルミーナに向かいました。
どこで食べよう?
ちょうど目星をつけていたニーノの店が開いていた
ので20時にデイナーの予約をした後ケーブルカー
でマッツァーロに下りました。
このケーブルカーは海沿いの方たちが上の町に上る
交通手段、とりわけ眺めがいいという事ではなく
何もないので直ぐに町に戻りお店めぐりです。
町はセールの真っ最中それにお店に入るとクーラー
も効いていて涼しいですし。
やっとあたりが暗くなりレストランに集合しました。
Trattoria Da NINO
ニーノ大正解、なんでも美味しい!
勿論魚介類が美味しいこと。ムールやカキ、イワシの酢の物、
パスタにリゾット、デザートも入らないくらいお腹が
いっぱいです。
また来ようと言いながらホテルに戻りました。
私たちのレストランを選ぶ目は鋭いね。
22時30分のバスでホテルに戻りました。

タオルミーナ8月16日
今日はタオルミーナのテアトルグレコでコンサートがあり
行く予定です。

最後の1日は海岸のホテルでなくタオルミーナのど
真ん中の、イザベラに取りました。
此処も大正解。午前中にホテルを移動しました。

買い物してはホテルに戻り荷物を置く、何度も何度も
繰り返し、ロケーションの良さに感激しました。

ランチはもちろんニーノ、イワシとウイキョウ《フェンネル》
のパスタは涙が出るほど美味しいものでした。
シチリアに行くと慈恵医大の医師に話したら、タオルミーナで
美味いパスタに出会ったよ、こんなの!って教えてくれました。
よそでは見かけません。
メニューにもないのでこんなのが食べたいといったところ、
任せろとばかりリクエストに応えて出してくれたものです。
夜も来るよと言い残してタオルミーナを観光します。

ウンベルト通りを突き当りまで散策します。
そこから坂を下りサント・ドメニコホテルにました。
タウロ山が真上に見え、静かな修道院のあるホテル
とても素敵なホテルです。
ホテル選びの時に迷いましたが敷地が広すぎるので
やめました。
ネット上の口コミや地図は参考になります。
此処もグランブルーでジャンレノが滞在していた
ホテルとして有名です。

テアトルグレコのコンサートに合わせ早めの夕食を
取りにニーノに行きました。

この時期テアトルグレコではオぺラやコンサートなど、
が行われます。
オペラは3時間以上かかるでしょうし、始まりが9時30分
からだと終わるには12時過ぎということになります。
という事だと居眠りしてしまわないか心配でした。
それで時間が短いピアノコンサートを予約しました。
ガーシュインをロシアのピアニスト、ナスタコーバ
が演奏します。

此処でも長年の夢がかないました。
夜のテアトルグレコは涼しく美しいものでした。
音響効果の良い円形劇場で美くしいピアニスト
と雰囲気にうっとりと酔いしれた夕べでした。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
4.5
ショッピング
5.0
交通
4.5
同行者
友人
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩
航空会社
ルフトハンザドイツ航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 4月9日広場はタオルミーナの中心です。

    4月9日広場はタオルミーナの中心です。

  • アルカンターラ渓谷、涼しくきれいなところです。<br />バスツアーの人たちと渓流の中に入りましたが肌を刺すほど冷たい。<br />思いがけなシチリアの一面です。

    アルカンターラ渓谷、涼しくきれいなところです。
    バスツアーの人たちと渓流の中に入りましたが肌を刺すほど冷たい。
    思いがけなシチリアの一面です。

  • シチリア周遊鉄道にも乗りました。

    シチリア周遊鉄道にも乗りました。

  • 感動したエトナ山、山頂を一周できました。

    感動したエトナ山、山頂を一周できました。

  • 市民公園からのナクソス湾

    市民公園からのナクソス湾

  • カーポタオルミーナの朝食レストランからのエトナ山

    カーポタオルミーナの朝食レストランからのエトナ山

  • カポタオルミーナのデイナーパーティー

    カポタオルミーナのデイナーパーティー

  • プライベートビーチ私たちは日陰を探しましたが。<br />皆は日向を求めて日焼けに精を出していました。

    プライベートビーチ私たちは日陰を探しましたが。
    皆は日向を求めて日焼けに精を出していました。

  • ギリシャ劇場ではナスタコーバのピアノのコンサート

    ギリシャ劇場ではナスタコーバのピアノのコンサート

  • カステッロからの景色です。

    カステッロからの景色です。

  • カステルモーラ、昔の城塞都市でした。

    カステルモーラ、昔の城塞都市でした。

  • サントドメニコホテルから、タウロ山が望めます。

    サントドメニコホテルから、タウロ山が望めます。

  • 市民のオアシス。市民公園

    市民のオアシス。市民公園

  • 4回も食事に行ったタラットリア・ダ・ニーノ<br />なんでも美味しいお店でした。

    4回も食事に行ったタラットリア・ダ・ニーノ
    なんでも美味しいお店でした。

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