約２０年ぶりのシンガポール・マレーシア（その１）

2013/10/10 - 2013/10/13

海外旅行デビューしたシンガポール・マレーシアを再び訪れてみたくなって、約２０年ぶりに両国を旅行しました。前回の旅行ではシンガポールでの自由時間が１日程度でシンガポールはあまり観光できませんでしたが、今回は人気スポットや博物館等を巡ってシンガポールの歴史と文化を堪能することができました。

それにしても…街並みのあまりの変貌ぶりと物価高に月日の流れを感じざるを得ませんでした。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.5

• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩
• 航空会社: シンガポール航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

早朝羽田６：３５のシンガポール航空ＳＱ６３５を利用するため、４：１０頃羽田空港に到着しましたが、飛行場内で一夜を過ごしたと思われる人々がたくさんいらしてちょっと異様な感じがしました。

（当然のことながら）航空会社のカウンターはサービスが始まっていないので暗くてとても静かでした。

今回の旅行では、以前から搭乗してみたかった「シンガポール航空」を往復利用しました。ＳＱ６３５の機体はAirbus A330-300。ボーイング社以外の機体を利用するのも初めてで楽しみでした。

座席にはあらかじめ毛布と枕が備えられていて、空調がきつい機内では必須アイテムで助かりました。写真を撮り忘れていたのですが、エコノミーでも足元には足置きが備わっている上、座席スクリーンのエンターティメントシステム「クリスワールド」には音楽や映画等の沢山のコンテンツが搭載されていて、長時間のフライトも飽きることがありませんでした（ただし、帰国便は古い機体だったためかコンテンツ数が少なくてちょっと残念でした）。

シンガポールの入国審査のレーンでのワンショット。日本語の記載があります。

チャンギ空港の案内板には日本語併記があふれていて、日本人観光客の多さを物語っているのかなと思いました。

フリープランながら空港からホテルまでの送迎がついていたのが便利でした。大型バスの中からの眺めは以前と変わりがない印象でした。

ツアーの指定ホテルは「マリーナマンダリンホテル」という大規模ホテルでした。中華系のホテルを象徴するような「孔子」像がエレベータ付近に設置されておりました。

吹き抜けのエントランスは開放的です。ホテルというより大型マンションのようなイメージでしょうか。夜はピアノと生歌の演奏があり、客室からかすかに楽しむことができます。

明るくて心地よい客室の居住空間だと思いました。ウェルカムフルーツとして青りんごが供えられていたのですが、りんごは日本で食べるのが一番だと思いましたので、結局食べませんでした。

洗面台が２台あるのはよかったのですが、見た限りこの洗面台ではドライヤーのコンセントが見当たらず、お部屋でドライヤーを利用しました。

バスタブとは別にシャワールームがありました。

客室には無料のミネラルウォーターが毎日２本備え付けられていてとても重宝しました。

緑茶は日本語表記です。

東南アジアではフィリップスの客室内アイロンをよく見かけます。大きくて重いので使いにくいのですが、旅行中カバンの中でしわになった衣類にアイロンがけができるのは便利です。

椅子を引いてみたところ、隠れて見えないデスクの奥にコンセントを見つけました。ちょっと分かりにくいのが難点です。

客室からの眺めです。手前の特徴的な建物がエスプラネードシアターズオンザベイです。

シンガポールでは工事が日常茶飯事で、日によっては早朝から重機の音が聞こえてきます。

今回の旅行ではシンガポールの歴史、文化を堪能することがメインだったため、１７時からのダックツアーに参加する前に、ホテルからすぐ近くの「戦争記念公園」に行きました。慰霊塔でのワンショットです。

歴史事実はそのまま受け入れるしかないのですが、日本人としてこの慰霊碑を見るといたたまれない気分になります。平日の夕方に訪れましたが、観光客はほとんどいませんでした。

ダックツアーに参加するため、マリーナマンダリンホテルの斜め向かいのサンテックシティに行きました。

チェックイン場所が分かりにくく、サンテックシティの
インフォーメーションカウンターで聞いて何とか指定の４：３０にチェックインできました。
アディダスの横の通路を歩いて、写真の（従業員出入口のような）ＥＸＩＴの扉を開けてすぐ右側にカウンターがありました。

ダックツアーで乗車する水陸両用車。

私が参加した時間はほぼ満席状況で、乗車している方の国籍もシンガポール、タイ、イギリス、香港、台湾とまちまち（日本人は私だけ）でした。後ろから座席が埋まってしまいましたので、私は前から２列目の右端に着席しました。

２列目位までの前列は「ラッキー席」らしいのですが、水かぶり席だからそう呼ぶのだそうです。さほど濡れないという口コミもあるのですが、写真のように思った以上に水をかぶってしまって少し驚きました（気候が暑いのでツアー終了時には乾くと思います）。運転席からタオルの貸出はありますが、ラッキー席にお座りになる方は、タオルの用意と濡れてもよい服装で参加することに加え、カメラ等の電子機器をお持ちの場合は上着で覆う等注意した方がよいと思います。

ダックツアーのよいところは、水上から人気スポットを撮影できるところだと思います。シンガポールフライヤーとサンズスカイパークのワンショットです。

イベントが開催される際に使用される客席で色合いが鮮やかですが、マリーナ地区のホテル関係者には景観が失われることもあってあまり評判がよくないような話も聞きました。

水上から撮影したエスプラネードシアターズオンザベイ。

前回のシンガポール旅行では、マーライオンのメンテナンス中だったので、噴水しているマーライオンを見ることができて嬉しく思いました。

マリーナベイサンズの外観のワンショット。

ダックツアーの後、サンテックシテイーのフードコートで食事をしている最中に雷雨になってしまい、やむを得ずホテルに戻ることにしました。バケツをひっくり返したような大雨でしたので外を歩くことに躊躇していたところ、サンテックシティーからホテルまで雨に濡れずにアクセスできることを発見。濡れずにホテルに戻りました。

タイガービールを飲みながらしばらくすると、澄んだ夜空になりました。今回申し込んだツアーではサンズスカイパークの展望エリアの入場券がついていたため、すでに夜８時を過ぎていましたが、意を決して夜景撮影に行くことにしました。

手すりに雨粒がついていたのは難点でしたが、澄んだ夜空での撮影は気分がよくて快適でした。

夜のシンガポールフライヤーも素敵ですね。

カメラのモードを変えたので、少し明かりが強調されてますが、とても素晴らしい夜景でした。