2013/10/17 - 2013/10/19
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akkiy363672さん
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エア・アジア・ジャパンが中部国際空港(セントレア)就航を記念して売り出した「ソウル片道888円キャンペーン」に応募したところ、往復とも888円の航空券をゲットしました。
空港使用料などを合わせても運賃は往復の合計が5860円、我が家から約1時間の名古屋往復よりも安いソウル行きでした。
昨今の日韓関係から、ちょっと懸念もあった韓国行きだったのですが、ホテル・空港・鉄道案内などはもちろん、街の食堂や屋台のおじさん、道を教えてくれたおばさんなども、とてもムフレンドリーで優しく、個人レベルではとても暖かい韓国の皆さんであることを実感しました。
その顛末は、http://akkiy.o.oo7.jp/z-/005-201310-.html#20131020 の10月20日版にも記しています。
ここには、出発から第一日目の夜までを綴ります。
【写真】は、宿泊した「フレイザープレイス南大門ホテル」の最上階ラウンジから、眼下に見える「南大門」のライトアップを写したものです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
伊豆大島に甚大な被害を出した台風26号が去って、秋晴れの17日(木)、津なぎさまち港から9時00分発の高速船で中部国際空港へ渡りました。
津港を出て間もなく、沿岸で操業する漁船とすれ違いました。 -
中部国際空港に近づくにつれて風が強くなり、大きな波の波濤には白波が目立ちます。
でも、高速船は定刻の9時45分にセントレア港に着きました。 -
今回の韓国行きは、エア・アジア・ジャパンの懸賞に当たったものですが、同社が改組のため就航を一時取りやめたので、ANAグループのアシアナ航空が代行してくれました。
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定刻11時50分、テイクオフ。機内の航行地図を見ると、名古屋を飛び立った機は、若狭湾の上を抜けて日本海へ入り、慶尚北道からソウルへ向かう、ほぼ直線ルートを飛んでいくようです。
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中部国際空港からソウルまで約1時間30分、この間にも食事が出ました。
飛び立ってから30分、12時20分に出された寿司ご飯です。 -
午後1時20分、仁川空港に着きました。
日本と韓国に時差はありません。 -
仁川空港空港は広〜い。 飛行機から降りてからイミグレ(入国審査)までいくのにずいぶん歩きました。
通路には、韓国の古い細密な工芸品が陳列されていました。
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仁川空港からソウルへ、今回はリムジン直行バスで行くことにしました。
バスは、ソウル市内でも目的地によって路線が違います。僕たちが宿泊するホテル「フレイザープレイス南大門ソウル」へ行くバスは、6001番乗り場から出ます。 -
やってきたバスには、荷物を運び込んでくれるおじさんが3〜4人ほどいてくれて、バスの横腹の格納室に納めてくれます。
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運賃は、バスに乗り込むときドライバーに行く先を告げて、言われた金額を料金箱へ入れます。
「南大門」までの料金は14000ウオン。僕は、「ワン…フォー…」と言うドライバーの指示に、日本円では1400円が妥当なところだという感覚で1400ウオンを入れようとしたら、いやいや14000ウオンだと言われてしまいました。 -
バスは日本のものよりも大きく、革張りの各座席も通路も広くて、ゆったりとしていました。
午後2時25分出発、仁川空港を出発してからすぐに、高速道路に入ります。 -
疾走するバスの上空を、着陸態勢に入った飛行機が飛んでいきました。
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午後3時00分、金浦空港に寄ります。
ここからは、ソウル市内までノンストップです。 -
道の左手に、ソウル市内を東西に貫く「漢江(ハンガン)」が見えてきました。
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見えてきた赤い橋は「傍花(パンファ)大橋」、建設工事の際、側道の崩落事故で作業員が亡くなっています。
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この緑の橋は「漢江鉄橋」、漢江に架けられた最初の近代橋梁です。
朝鮮戦争の際、北朝鮮軍の南下を阻止するためとして、この橋は漢江大橋とともに爆破されましたが、日韓基本条約で日本から供与した資金を充てて、1969年に完全復旧されました。 -
午後3時40分、ソウル駅に着きました。
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「ソウル駅」は、2004年のKTX(韓国高速鉄道 Korea train express)開業に合わせて、駅舎をリニューアルしました。
この写真は、それまで使用していた旧駅舎で、日本統治時代の1925年に造られ、2004年までソウル駅として使われていました。 -
ソウル駅を出発してすぐ、駅前の交差点をパトカーや白バイに守られた一団が通り過ぎていきました。
後で調べてみたら、この日はソウルの総合展示場COEXで「世界サイバースペース総会」が開催されていて、世界の90カ国からIT分野の次官級以上の関係者や民間技術者など、約1000人が集まっているのだとか。
そのための警備なのですね。。 -
ソウル駅から5分、バスは「南大門」停車場に着きました。ドライバーに荷物の預り証を渡すと、バスの格納室から荷物を取り出してくれます。
この停留所から、宿泊する「フレイザープレイス南大門ソウル」までは、徒歩約5分。 でも、ホテルを探しながら、トランクを引いての道行きでしたから、10分近くかかりました。 -
途中、2008年の放火により消失し、今年2013年4月に再建された、韓国の国宝第1号「南大門」(正式には「崇礼門」(すうれいもん、朝鮮語(スンネムン)という)がありました。
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「南大門」の見学はまたのちのこととして、ひとまずホテルに向かいました。
宿泊する「フレイザープレイス南大門ソウル」は、今年オープンしたばかりの新しいホテル。清潔感に溢れ、従業員の対応も感じの良いおすすめホテルです。 -
部屋でちょっと休憩をしたあと、午後5時、街へ出てみました。
まずは「南大門」にご挨拶です。 -
正面からの眺めは、こんな感じです。
この門は、李氏朝鮮を建て漢城に遷都した太祖・李成桂によって、1395年に都の城門として建設に着手、1398年に完成しました。 -
「南大門」は、世宗治世の1448年、および成宗治世の1479年に大きく改築され、冠岳山の火気を遮るようにと二階建てになりました。
普通、懸板は横書きが多いのですが、讓寧大君が書いたとされるこの懸板は、火気を遮るために縦に書かれたといわれています。
その後、文禄・慶長の役(壬辰・丁酉倭乱)や丙子胡乱など幾多の戦乱を経るも、長い間、都の正門としての役割を果たしてきました。 -
門の下の通路の天井には、このように極彩色の龍が描かれています。
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都内(北側)から見た「南大門」です。
1948年の大韓民国建国後、朝鮮戦争ではソウルの大部分が破壊されましたが、この門は一部の損傷にとどまり焼失を免れました。
破損した部分の大規模な解体、改修工事が1962年に行われた後、同年12月20日に改めて韓国の「国宝第1号」に指定されました。 -
「南大門」見学のあとは、 その東側一帯に広がる「南大門市場」を訪ねてみることにしました。
この写真は、「南大門」を東側から見たところです。 -
「南大門市場」には、たくさんの店や屋台がひしめいています。
品物の値段は安く、ソウルの庶民の暮らしを支えているとか。 -
南大門から東に延びる道沿いに建つこの石造りの重厚な建物は、もと韓国の中央銀行「韓国銀行」です。 現在、銀行機能は新しいビルに移り、「貨幣金融博物館」として開放されています。
近くのソウル市庁、ソウル市議会議事堂などと同じく、日本の併合時代に建てられた歴史建造物です。 -
「貨幣金融博物館」の向かい側のこのモダンなビルは「ソウル中央郵便局」。
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← 「新世界百貨店」パンフレットより
日本併合時代の本館は、このエリアで一際存在感がある洋館風の建物だとか。 -
韓国最初の百貨店である「新世界(シンセゲ)百貨店 本店」は、韓国セレブ御用達の高級デパートだそうです。
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店内は明るく、日本のデパートよりもカラフルな感じがしました。
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「新世界(シンセゲ)百貨店」前の交差点を東へ渡ると、程なく「明洞(ミョンドン)」の賑わいが現れます。
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ソウル最大の繁華街で日本語が通じやすく、観光客に人気NO.1の明洞(ミョンドン)。
交差する何本もの道路のそれぞれに専門店と屋台と人が溢れ、夜遅くまで賑わいます。 -
昼間は車が走る道路も、夕方ごろから屋台店が出て、いろいろな品物を商っています。
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ここ明洞の一角にある「ハムチョ・カンジャンケジャン」に入って、夕食にしました。
ケジャンはワタリガニをカンジャン(醤油)やコチュジャン(唐辛子味噌)のタレに漬けたものを指し、醤油に漬けたものをカンジャンケジャン、コチュジャンタレで漬けたものをヤンニョムケジャンと呼びます。
実は、この韓国旅行の第一の目的が、この店の「ワタリガニの唐辛子味噌漬け」を食べることだったのです。 -
韓国料理では、メインをひとつ注文すれば、いつもおかずの何品かが添えられてきます。
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ご飯はビビンバ。
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出ました「ワタリガニの唐辛子味噌漬け(ヤンニョムケジャン)」。薄い手袋をはめて、唐辛子味噌まみれのカニの味を取り出すのです。
でも、ほとんどそのままかぶりついて、カニの殻を出すという行儀の悪い食べ方になってしまいましたが、この食べ方がいちばん美味しいようです(笑)。 -
日本ではもう幻となってしまいました「ユッケ」です。
肉の味が広がるあとに、添えられたダイコンの短冊がなんともさっぱりして口触りがよかったです。 -
お店の雰囲気は、こんな様子です。
案内書には「地元の韓国人の客も多い」と書いてありましたが、聞こえてくるのは日本語ばかりで、この夜の客はほとんどが日本人だったようです。
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外に出ると、「クルミ饅頭」を売る店のおばちゃんが、流暢な日本語で話しかけてきました。
「美味しいお饅頭、いつ買うの? 今でしょう。 このお饅頭をお土産に持っていったら、もらった人は10倍返しだよ。 じぇじぇじぇ〜! 」と、日本人よりも進んだ日本語で勧めてきます。
笑っていたら、55000ウオンも饅頭を買わされていました。 -
時刻は7時…。明洞では、まだまだ宵の口です。
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スポーツ店には、巨大なオーロラビジョンの広告が輝いていました。
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ロッテの「ヤングプラザ」です。
ビル全体が広告塔のようでした。 -
昨夜も遅くって、アマリ寝ていない僕は、今夜は早い目に切り上げて、休息することにしました。
帰り道に見つけた両替屋さん。二軒が並んでいるのですが、ガラス壁やドアで囲んだ手前の店には客が寄り付かず、何となく怪しい向こう側の店が大繁盛だったのは、なぜなのでしょう。 -
帰り道も、南大門の前を通りました。
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南大門交差点の周りは、巨大なビルが林立しています。
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ホテルに帰って、16階にある「大浴場」に浸かりにいきました。露天風呂もあるのですよ。
16階からは「南大門」が眼下に見えました。
午後10時30分。宵っ張りの僕には珍しく、ベッドに入ってバタンキュー。
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