2013/08/05 - 2013/08/15
252位(同エリア473件中)
カングーさん
今回はミディ地方をレンタカーで周ってきました。一般的にはピレネー地方も含めてミディ・ピレネー地方と呼んでいますが、今回はミディとリムーザンの極一部に行きましたので、タイトルに「ミディ」と付けました。なお、リムーザンは1か所に行っただけですが、別に掲示させていただきます。
今回行った地方は、スペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼を目指すサン・ジャック・ド・コンポステル街道もあり、歴史ある魅力的な村々が多数ありました。「美しい村」もいくつもあり、訪問を予定していた村の全てには行けませんでしたが、感動の連続でした。
この地域は車でないとなかなか行けませんが、全体的に高原というか山がちな地形であり道も狭いところも多く、運転には気を遣います。また、地元の人の運転もすれ違いや追い越しなどのスピード感が日本とは全く違う(私の経験ではフランスの他の地域と比べても)ので、驚きます。しかし、そのペースに惑わされなければ大丈夫です。
表紙の写真は、カステルノー・ド・モンミラルからベルカステルに向かう山中で出会ったヒマワリ畑です。
なお、写真の枚数が多いため3つに分けて掲示させていただきます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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最初に訪れたブリュニケル(Bruniquel)です。トゥールーズの空港でレンタカーを借り、モントーバン経由で行きました。
アヴェロン川とヴェール川の合流点にあり、サンティアゴ・デ・コンプステーラ街道の一部でした。
こじんまりとした村で道も狭く、ゆるやかな坂道を上って城に行きました。この村は余り観光地化されておらず、人もそれ程多くはありませんでした。
(駐車場情報)
村の入り口の手前、15台分くらいでほぼ満杯状態でした。 -
前の写真の坂を登り切った所にある塔の正面です。蔦がからみ雰囲気を出していました。
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城からみた風景です。多くの村が高台にあります。中世の時代、外敵から身を守るために高台に村を造ったのでしょう。
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城の中です。村の一番高い場所に建っています。3つ位の建物群に分かれており、中は3から4層くらいになっています。中はある程度修復されていました。
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村の中です。所々に綺麗な花が飾られていました。村内の道は広いものはなく、細い道が迷路のようになっていました。
村にはレストランは2軒くらいしかなく、ここで昼食を食べましたが結構混んでいました。 -
2番目に訪問したピュイセルシー(Puycelsi)です。1番目に行ったブリュニケルから20分くらいです。
この写真は村内に入る手前にある駐車場の入り口辺りから撮りました。村に向かって坂道が続いています。
比較的大きな村で、全体的に整備された村と感じました。丘の上に周りを城壁で囲い外敵に備えていました。村内や村への道は比較的広かったです。
(駐車場の情報)
村の入り口、坂の下に30台分くらい。坂道を上って村に入ります。 -
村の周りは城壁で守られています。小高い丘の頂上に村があり、地形を利用していました。
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村内の様子です。掃除も行き届いており、よく整備されていました。
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村の教会です。
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村内です。この写真の右側にレストランがあり、多くの観光客が入っていました。
また、この場所に広場があり、そこから下の方にのどかな田園風景が広がっているのが見えました。 -
3番目は、カステルノー・ド・モンミラル(Castelnau-de-Montmiral)に行きました。
ここで1泊しましたが、この写真はホテルの部屋の窓から外を撮ったものです。この写真でも分かるように、やはり高台にあります。
見て来た範囲でフランスでは、古くからある石造りの建物を雰囲気を保ちつつ修復しながら大切に使うとともに、逆に内部は時代とともに過ごし易いようにリフォームしています。この村もそうした建物の修復が行われていました。
(駐車場の情報)
村の入り口の下側に20台分位と道沿いに止めていました。ホテルの宿泊者はホテルの近くに止めることができました。 -
村の中心にある広場です。丘の一番上にあります。人気の観光地らしく、観光客も結構多かったです。
広場の周りを、役場やホテル・レストラン・土産物屋が囲んでいます。写真の3階建ての建物の1階がレストランです。夕飯を食べましたが、レストランのマダムも良い人で、楽しい食事ができました。その右側の2階建ての建物が宿泊したホテルの入り口です。部屋も広く綺麗でしたし、ホテルのムッシュとマダムも気さくな人で楽しく過ごせました。 -
広場の周りの建物を上の写真とは逆側から撮影しました。
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ノートル・ダム・ドゥ・ラサンション教会の内部の天井です。今まで見て来た教会にはなかった雰囲気(色、模様など)の天井でした。外側は修復中らしく足場が組まれていました。
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村の裏通り(と思われる)道です。やはりゴミ一つ落ちていない綺麗な道でした。
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4番目はモネスティエ(Monesties)です。
この村は平地に立地していました。また、観光地化はされておらず、観光客らしき人もほとんど見かけませんでした。写真はサンジャック教会で、スペインのサンディアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼者が立ち寄った教会とのことです。
(駐車場の情報)
村の中心辺りに50台分くらいありましたが、特に駐車場に関する表示はありませんでした。 -
村の広場です。写真の右側の建物の中にインフォメーションがありました。インフォメーションの対応は親切でした。
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同じ広場の反対側に役場がありました。
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村のもうひとつの教会であるサン・ピエール教会です。これまでの経験では、ひとつの村には教会は一つの所が多いのですが、稀に2つ以上ある村もあります。
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村の裏道(と思います)ですが、この村もゴミひとつ落ちておらず、とても綺麗です。この日は雨が降っていました。これまでの経験では雨が降っても小雨で、大雨にあったことは余りありません。
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5番目はナジャック(Najac)に行きました。
村の手前の高台から村と城を撮りました。村の両側が谷になっており、軍事的な要塞だったとのことです。手前側から村、頂上に城、少し下がって教会の順番で並んでいます。
(駐車場の情報)
村の入り口に50台分以上だが、この日は規制していた気配もあり、結構混雑していました。反対側の教会の下に10台分位。ここもほぼ満杯でした。 -
教会から城に向かう坂道の途中にあった門です。
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城の塔です。城壁の角が塔になっていました。
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城の中には城の模型がありました。城自体は完全には修復されておらず、往時の様子を模型で見られるようにしていました。
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城の内部ですが、建物の周りの部分のみ残っており、内部の構造物はありませんでした。破壊されたか劣化して崩れたのでしょうか。残骸のようなものはなく、片付けられていました。
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城からナジャックの村を見た風景です。尾根伝いの道の両側に石造りの家が建っています。
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教会方面から城に向かう石畳の階段です。
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サン・ジャック教会の正面側です。階段を登って教会の入り口がありますが、この日(いつも?)は鍵がかかっており、中には入れませんでした。
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教会や城と反対側の村の入り口の広場にある噴水です。この写真の手前に駐車場があります。
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村の方から城を撮った写真です。城へは、村内の道を一旦下ってから登って行きます。
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6番目はベルカステル(Belcastel)に行きました。
この村はアヴェロン川の河畔にあり、緑と水の豊かなとても魅力的な村でした。サンティアゴ・デ・コンプステーラ巡礼街道の休息地だったとのこと。川沿いの小さい村でしたが、観光客も多くまたキャンプ場があり、キャンピングカーが何台も停まっていました。私達はここで2泊しました。
写真はベルカステル橋です。石の橋です。橋を渡った向こうに、教会があります。
(駐車場の情報)
特に駐車場として整備された場所は見えなかったが、村の入り口・出口に駐車スペースがあり車が止まっていました。ホテルの駐車場は整備されていた。 -
ベルカステル橋を前の写真とは逆方向から撮影しました。ホテルは橋のこちら側にあり、計8回(4回往復)この橋を渡りました。橋の幅は2メートル強くらいで狭くまた徒歩で渡る人が多く、ドキドキしながら車を進めましたが、皆さん快く橋の途中にある退避スペースで待っていてくれました。
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ベルカステル城です。村の一番上に建っています。村の坂道を登って行きます。村は観光地化されている雰囲気ではなく、昔からの風情を保っているように感じましたが、観光客は多かったです。
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ベルカステル城と川の風景です。手前の右側にキャンプ地が広がっています。多くのキャンピングカーが止まっていました。フランス人はキャンプが大好きのようです。
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正面の3階建ての建物が宿泊したホテルです。ホテルのレストランは川のこちら側ですが、朝食はホテルのロビースペースで食べました。天気が良ければテラスでの朝食も可能です。
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手前の建物がホテルのレストラン(ミシュラン一つ星)です。美味しくいただきました。
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ベルカステル城へ向かう道です。
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ベルカステル城に向かう途中の民家です。綺麗な花が飾られていました。
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ベルカステル城の入り口です。
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ベルカステル城の上から撮った写真です。ベルカステル橋と教会、泊まったホテルが写っています。
まるで箱庭のような風景です。 -
1枚前の写真と同じ位置から、少し右側を撮影した村の写真です。
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昔はパン焼きの竈として使用していたものです。
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ベルカステル橋を違った方向から撮影しました。
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朝もやに霞む城と橋です。
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朝もやに霞む橋と教会です。
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7番目はエスタン(Estaing)に行きました。
ロット川沿いにありますが、この村は比較的平地(山の中の)に立地していました。村の城と教会が写っています。手前の建物は、他の村と比べて比較的大きな建物でした。
(駐車場の情報)
村側の川沿いに30台以上くらい。村の奥に50台以上。 -
手前から村に通じる橋ですが、やはり狭くて一方通行になります。対向車とほぼ同時に橋の入り口に入りましたが、当方がバックして道を譲るとすれ違う時お礼を受けました。
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村内の様子です。
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サン・フレル教会です。
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城ですが、閉まっており中には入れませんでした。昼休みで閉まっていたのかもしれません。
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8番目はサン・コーム・ドルト(Saint-Come-d'Olt)に行きました。
雨が降っていたためか、しっとりとして落ち着いた村でした。観光客も少なかったです。
(駐車場の情報)
村の中心に40台くらい。地元の車と共用のように見えました。 -
村内の裏道です。今回の旅では、巡礼の旅やトレッキングをしている人にしばしば会いました。
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村の教会です。
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教会の正面です。
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村のやけに広い道路ですが、両側は住宅のようです。広場としても利用しているのかもしれません。レストランやカフェもあまり見かけませんでした。
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9番目はサン・トゥラリー・ドルト(Sainte-Eulalie-d'Olt)に行きました。
かなり山奥の平地に立地しており、この村も雨が降っていたためか、しっとりと落ち着いた村でした。観光客もそれほどいませんでした。写真は村に入るところにある塔のようなものに見えました。行く途中で郵便車に出会いましたが、フランスでもこんな田舎まで郵便物を配達していました。
(駐車場の情報)
村の入り口周辺2か所に50台分くらい。村の近い方は混んでいました。 -
蔦が絡んだ建物です。しばしば見る光景です。
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村の広場の光景です。
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村にある建物のトンネル(?)です。
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家の窓に猫の人形が置かれています。
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