2013/09/26 - 2013/09/27
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wyomingさん
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渡名喜島は沖縄本島の約60km沖合、東シナ海に浮かぶ人口約400人の小さな島です。
沖縄の離島の中で特に知名度の高い観光地ではないこの島を旅行先に選んだ理由は、私は古い町並みを訪ねることが好きで「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている場所が旅行先を選択動機の一つとなっており、渡名喜島もこの「重伝建」の一つだからです。
赤瓦の家並み・緑のフクギ並木・白砂の道、サンゴ礁のエメラルドグリーンの海に青々とした山々。
渡名喜島は古き沖縄と手付かずの大自然を感じることのできる、素朴ですがとても美しい島でした。今回訪れてみてとても良かった~♪癒されてきました~。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
「とまりん」
前日那覇に到着。
翌朝、フェリーに乗るために泊港へ。 -
「久米商船 フェリー琉球」
午前8時30分発の渡名喜島経由久米島行きの「フェリー琉球」に乗って、渡名喜島へ向けてGO〜!
那覇ー渡名喜島間の定期航路は、一日一往復(4月〜10月の金曜日のみ一日二往復)の運航なので、基本的に日帰りは不可能です。でも日帰りじゃあもったいないとても素敵な島なので、絶対滞在することをおすすめします〜。 -
まだ新しい船のようです。船内はとても綺麗です。
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客室内です。
座席の客室の他にも、横に寝転がれる客室や、屋外のデッキもあります。ちなみに、船内には飲み物の自販機が設置してあり、500mlペットボトルは160円(通常のプラス10円)でした。 -
さあ、出港です。
渡名喜島まで約2時間30分の船旅です〜♪ -
泊港を出港してから約一時間、進行方向左手に島々が見えてきました。
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慶良間諸島ですね〜。
まだ行ったことありません
機会があれば… -
泊港出てから約2時間。途中、船の揺れで気分が悪くなったりもしましたが、前方に別の島が見えてきました。
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渡名喜島〜♪
揺れも収まってきていたので、デッキに出てみました。 -
潮風が気持ちいいです〜。
前方左手方向には、島がもう一つ…。
「入砂島」です。
NHK朝ドラ「ちゅらさん」のオープニングで出てきたあの島です。 -
いよいよ渡名喜島の港が近づいてきました〜。
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港の中でさえも海の色がエメラルドグリーンです。テンション上がる〜!!!
到着時、宿のお迎えがありました。ターミナル隣でレンタルエコカー(¥1500/1日)の手続きを済ませ、そのままエコカーで宿まで移動しました。 -
「赤瓦の宿 ふくぎ屋」
今夜のお宿です。
集落内に数軒、修復された沖縄の古民家を宿泊施設として提供しています。
今回は1人で1軒の利用です(1泊2食付9000円)。家の中はリフォーム済みキレイ。戸建ての民宿な感じ。アメニティは最低限の物だけ。出掛ける時は一応、貴重品だけもっていくが、戸締りしなくても無問題〜(なんてったって「戸無き島」ですから…。)居間にはエアコンが設置されてますが、朝晩は家の三方の窓を全開にすると風が通り抜け涼しいです。
食事は集落内、徒歩数分の食堂で指定された時間に食べに行きます。 -
トイレとシャワーは昔ながらの「離れ」になってます。でも、設備自体はリフォーム済み、水洗でキレイです(笑) 心配無用〜。
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家の近所はこんな感じ。
それでは、早速エコカーで島内散策へGO〜! -
「呼子浜」
島内を半時計回りに巡ります。
まずは島の西側、海ガメの産卵で有名な呼子浜から…。
こじんまりとした浜。
昼間なので、亀には会えず、残念〜。 -
でも、その海の美しさには大大大感動!!!
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「大本田展望台」
呼子浜を後にし一転、エコカーは山へと登っていき、こちらに到着〜。 -
ブルーのマイエコカーを停めて、徒歩で坂を登っていきます。
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展望台までは整備された階段があります。
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頂上に着きました。
さて、どんな景色が待っているのでしょうか…? -
うわぉ!!! 眼下には景勝地「島尻毛」。
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その海の先には、慶良間諸島が望めま〜す。
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反対側に眼を向けると、「ちゅらさん」の入砂島が〜♪
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渡名喜島はハブの生息する島。
絶対に茂みの中に入ってはダメ!と説明されました。
島内の各所で、この様な注意書きを見ます。
ところで、イラストのマリアッチおじさんの意味は…?謎だ??? -
「島尻毛散策道」
次に訪れたのはこちら〜。「ハブ注意!」の看板しっかりありますね〜。 -
でも、大丈夫〜。
散策道はデッキになっており、その両側の草木もキレイに刈りこまれています。
これなら安心安心〜♪ -
今来た散策道を振り返ってみると、雄大な山並みが…。
この景色だけ観たら、周囲12.5kmの小さな島だなんてとても想像できません! -
散策道を進んで行くと、これまた絶景が…。
海岸まで下りて行きたかったが、あいにく道は続いておらず、草むらをかき分け下りるのは「ハブ」の恐怖もあり、眺めるだけでガマン…。 -
イチオシ
「アンジェーラ浜」
エコカーで山を下って行くと、島の東側に出てきました。更に絶景が!!! -
アンジェーラ浜〜♪
アオサの養殖が行われているそうです。 -
「アマンジャキ」
昔、渡名喜島の人々が満潮時でも通れるように崖下につくられた旧道。 -
「シュンザ」
アマンジャキが沿うように造られた崖を見上げるとそびえ立つ岩山が「ジュンザ」
渡名喜島は荒々しい大自然の島という一面も見せてくれます。 -
「あがり浜」
100年近い歴史のある「渡名喜島水上運動会」が毎年夏に開催される、渡名喜島を代表するビーチです。 -
今回、泳ぎはしませんでしたが、水のあまりの透明さに、いてもたってもいられなくなり、足を水に浸けて少し歩いてみました。気持ちいい〜。
-
イチオシ
この海の美しさは沖縄ならではですね〜♪
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「西森園地」
エコカーで更に移動し島の北部にやってきました。 -
散策道が山の頂上の展望台まで続いているようなのですが、途中まで行ったら、あれっ「立ち入り禁止」by 渡名喜村 の立看板があるではないですか(涙)
そこから先は草ボーボーで「ハブ」の皆さまが好きそうな雰囲気満載のエリアと化していたので、多分、ハブ被害防止のための措置でしょうか?...残念〜。 -
仕方がないので、周りの風景写真を数枚撮り、西森園地を後にしました。
写真の海に浮かぶ島は「ちゅらさん」の入砂島…(もうその説明はイラネ〜ってか) -
「渡名喜里遺跡」
西森園地からあがり浜方面に戻った小高い丘の上にあります。14〜15世紀グスク時代の遺跡。
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上へ登っていく途中にも素敵な眺めがありました♪ あがり浜とアンジェーラ浜が一望できます。
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そして、フクギの屋敷林に囲まれた赤瓦の家々が、あがり浜と港の間の平地に集落を形成していまいます。
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同じく、集落の眺め〜。
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丘を登りきった所には拝殿がありました。昔からこの島の人々にとって、ここはとても神聖な場所なのでしょう。でも自分にとって、草木に囲まれたこの場所に居て、頭の中を繰り返し駆け巡る思いはただ一つ…
「ハブが出てきませんよ〜に」(爆) -
ほぼ島一周を終え、一旦我が家へ戻ります。
途中でヤギさんいました。放し飼いではなく紐につながれてましたが、のんびりと草をたべてました。 -
我が家で一息ついてからエコカーは置いて、この旅の目的である「重伝建」の集落巡りへGO〜♪
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「フクギ並木」
美しい〜♪ -
集落内ほとんどこんな感じです。
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古き沖縄の景色
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「フール」
昔の豚小屋兼便所跡だそうです。
人間の排泄物をこの中で飼われている豚が食べて成長し、それを人間が食べる。という完全リサイクルだったんですね。 -
青い空に赤瓦屋根
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屋根の上に「シーサー」が乗っている家が結構あります。
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典型的な渡名喜島の民家の敷地は路面より低く掘り下げてあり、その周囲をフクギで囲っています。台風の多いこの島での暴風対策とのことです。
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家の門の上には各家々様々なデザインのシーサーが置かれています。
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「村道1号線」
集落のほぼ中央を西側の渡名喜港から東側のあがり浜を結ぶ、約500mほどの白砂の道です。「フットライト道路」と呼ばれており、夜間は道路の両脇に設置されたフットライトが点灯され幻想的な雰囲気となります。それは日没後のお楽しみ〜♪ -
「フットライト道路」
どうですか〜?
これを観るのがこの旅のもう一つの目的でした。 -
フットライトの光に浮かび上がるフクギ並木。
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写真で観ると結構明るそうに写ってるけど、実際はほんのり明るい感じで、フットライトや街灯の無い他の道は真っ暗。我が家へ戻るのに方向感覚を失い、危うく迷子になりかけました(笑)
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「ニコニコはなかよくしようのあいずだよ〜♪」
ハイっ! わかりました。 -
イチオシ
翌朝、日の出を見ようと思ってましたが、日の出時刻にちょっと間に合わず。水平線から既にのぼってしまった太陽を「大本田展望台」より...。
でもこの光景に感動です〜♪ -
宿のチェックアウト時間が8:50なので、朝食後急いで荷物をまとめて、エコカーを返却し、那覇行きの船の出港時間10:15までの間、またまた集落の散策へ...。
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白砂の路面にかわいらしい花が咲いてました。
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シーサー三頭(匹?)
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別の家のシーサー。
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日が差して、暑くなってきました。
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でも、フクギ並木の中に入ると涼しいです〜♪
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「柴差し」
家の入口に飾ってある、魔よけ。 -
集落でよくネコをみかけますが近づくとすぐ逃げます。
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時間になりました。フェリーターミナルに戻ります。
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那覇行きのフェリーが定刻でやってきました。
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「ニューくめしま」
復路の船は往路とは別の船です。こちらは古めの船で那覇までの時間も少し長くかかるようです。 -
たった一泊だけの限られた時間でしたが、渡名喜島の大自然と伝統を感じられ、エメラルドグリーンの海にも癒され、とても良い旅となりました。ハブにも遭遇することがなかったし..(笑)沖縄大好きです〜♪
最後に、渡名喜島といえばやっぱり「ちゅらさん」の入砂島 ←もうわかったって(爆)
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