初秋の栃木・茨城の旅＜２＞　（茨城）

2013/09/25 - 2013/09/25

3.11の大震災以来、茨城を訪れるのは初めてです。
死者・行方不明者が66名、住宅の全半壊・一部破損は20万軒以上に上った茨城県ですが、バスの車窓からは、以前の日常に戻っているように感じました。
益子から那珂湊に向かい、「那珂湊おさかな市場」と「かねふくめんたいパーク」でショッピングを楽しみましたが、太平洋に面したこの地域は１ｍ以上の津波に見舞われ、大変な思いをした方も多かったでしょう・・・皆さんのご苦労を偲びながら海辺の街を歩きました。

エリア 大洗(茨城)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

益子から那珂湊へ・・・『那珂湊おさかな市場』でショッピングを楽しみます。
3.11の翌日から関係者総出で復旧に動き出し、わずか50日後の2011年４月末に営業を再開出来ました。
昼食は、益子でなく、ここで食べたかった・・・

相変わらず沢山の魚が並んでいます。

大きなヒラメ。

まぐろのかぶと煮も、ビッグサイズ。

市場の前の港と大洗水族館。

涸沼川と海門橋、その奥には「かんぽの宿」が見えます。

普段でも波が荒い大洗海岸は、3.11の時は4.2ｍの津波が観測されたそうですが、どんな状況だったのでしょうか。

大洗町にある『大洗磯前神社』の参道入り口。
大洗磯前神社は856年に創建されましたが、兵乱によって悉く消失し、1730年に現在地に再興されました。

海岸に立つ鳥居で有名です。

ツアーの最後は『かねふくめんたいパーク』の見学とショッピングです。
福岡の会社が「東京かねふく」を設立し、2009年に大洗にめんたいパークを作りました。
めんたいパークは、愛知県・常滑にもあります。

建物の目の前は海ですが、3.11の時には、この高さ（120センチ）まで津波が押し寄せました。
震災から約１か月後に営業再開したそうですが、駐車場はまだ砂まみれだったようです。

見学ギャラリーでスケソウダラの生態や漁について説明を受けた後、ガラス越に生産工程を見学します。

立派な明太子を手際よく処理しています。

『かねふくめんたいパーク』は見学やショッピングだけでなく、無料の飲み物と試食で楽しく過ごせます。
ご飯を海苔で巻いて、たらこを載せた「軍艦巻き」が、とても美味しく、おかわりをしました。

お土産も買って、あとは帰るだけです。

大洗 - 苫小牧航路の「さんふらわあ」は、めんたいパークの目の前から出帆します。
今度、北海道に行く時は、これにしようかな・・・

帰りも北関東自動車道を利用・・・北関東の田んぼは、黄金色になっています。

西の空には、大きな虹が・・・

雨上がりの雲海（？）

綺麗な夕日・・・

神々しい感じがします。

赤城山が姿を見せています。

高崎ジャンクションの夕景。

秋の夕暮は、何だか感傷的になります。

北関東を巡る楽しい一日でした。