18切符で冬の紀伊半島一周の旅　2010

2010/12/18 - 2010/12/18

２０１０年の冬、紀伊半島を日帰りで一周できるよと聞き、実際に行ってきました。電車乗りっぱなしの旅の中でも、長い方の旅です。せめて一泊でもすればよいのですが、修行のように電車に乗り継いでしまいました。１２月でもお天気の良い日は海も穏やかです。太平洋を眺めながら釣りでもしたいような１日でした。

エリア 和歌山

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

平成２２年１２月１８日土曜日、天王寺駅を基点として、旅が始まりました。天王寺駅までは時短のため、大阪市営地下鉄利用です。

環状線の電車が見えます。

天王寺からは、７：１４発の関空紀州路快速関西空港和歌山行きに乗車します。前４両が関西国際空港行き、後４両が和歌山行きです。

和歌山駅からは８：３７発の普通電車の御坊行きワンマンカーに乗り換えます。ここで２３分の乗り換え待ちの時間があります。

新宮駅到着までの食糧確保です。駅のホームの売店でサンドイッチと飲み物を買いました。

御坊から紀伊田辺までの区間も各駅停車のワンマンカーです。御坊到着は９：４８分でした。冬場でも遅れが発生しにくいのがありがたいです。北陸方面に行くと、雪や風で電車が遅れることがありますので、スケジュールがタイトな旅は組みにくいのです。

紀州鉄道線にも乗ってみたかったのですが、いずれまた。

御坊を９：５８に発車して、紀伊田辺到着は１０：４０です。

この日は紀伊半島を走る区間はお席の確保に頭を悩ますことはありませんでした。たぶん、いつ乗っても大丈夫でしょう。急ぐ方は特急利用ですし。

印南駅のあたりで、黄色いカエルがついている面白い橋がありました。

紀伊田辺１０：５１発の新宮行きも各駅停車のワンマンカーです。新宮到着は13：38です。

きのくに線の路線図です。必要最小限な感じです。ＪＲ西日本はあっさり系がお好きなようです。

海の見える駅で特急の通過待ちです。単線なんですね。ここは見老津駅と思います。特急の行き違いで３分停車しました。

これは、特急スーパーくろしおです。３８１系かな。

周参見（すさみ）駅では特急オーシャンアロー３号の待ち合わせで８分停車しました。

終着駅にして始発駅、13：38に新宮駅到着です。これは２０１０年のデータです。２０１３年の夏に再訪を企画したときには、到着時間が13：51になりました。ダイヤは変わるので、必ずご自分で確認してください。
さて、新宮駅はＪＲ西日本とＪＲ東海の境の駅です。終着駅にはこういう水道の設備がホームにありますね。門司港駅でも見たことがあります。もっとレトロな水道でしたが。

後ろに止まっている特急にパンダのイラストがついています。白浜駅からになりますが、南紀白浜アドベンチャーワールドではパンダが飼育されています。屋外で、割と近くで見せてもらえるのです。感動ものです。

新宮駅では、待ち時間がながーーーいのです。次の列車は15：11発です。ＪＲ西とＪＲ東海、当然のことながら、ダイヤ編成を紀伊半島１８切符で乗りっぱなしのトラベラーには合わせてくれていません。ここで、遅めの昼ごはんということにしました。

新宮駅前に「はとぽっぽ」の歌碑がありました。

これも駅前で発見しました。和歌山県の人の郷土愛は無限です。誰しも自分の地元には格別の思いがあるとおもいますが、無限かあ。

お待ちかねの列車です。この外観をみると、ＪＲ東海だっ♪と思ってしまいます。15：11新宮駅発、各駅停車です。だんだん日が暮れていきます。海沿いを走る区間が続きます。紀伊長島から梅ケ谷の間に長いトンネルがいくつもあります。トンネル好きです。もう一度ここのトンネルを通りたいなあ。

亀山駅到着は19：22分の予定でしたが、この日は１１分遅れました。そのため乗り継ぎが間に合わず、亀山駅で待つことになりました。ちなみに、亀山と言うと、ローソクとＡＱＵＯＳで有名な町です。

結局亀山２０：１６発の各駅停車のワンマンカーで関西本線経由で柘植へ出て草津線に乗り換え、草津から新快速に乗り換えて新大阪には２２：３４に戻りました。

長い長い１日でした。松坂から近鉄利用するなど、時短のルートはありますが、やっぱり１８切符を使いたくて、ＪＲを乗り継ぐ旅となりました。
いつかまた、この路線を乗り継いでみたいとおもいます。