９月の雨の中、ブレーケストーレ登山

2013/09/07 - 2013/09/15

念願のブレーケストーレ、６０代のおばさんが皆様からの応援を頂いて、チャレンジしてきました。
９月９日　前日オスロからスタヴァンゲルに移動し、朝８時のフェリーでタウに向け出発。
朝から小雨模様です。
止むかなと願う気持ちとは裏腹に雨は段々雨量が増したよう。
こまめに休みを取りながら、２時間半かけて登りました。
神様は意地悪です、こんなにがんばったのに山頂は霧に包まれて、なにも見えません。
達成感はありましたが、霧の中の登頂は感激は無く、疲れと寒さだけの思いだけでした。

エリア スタヴァンゲル(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

９月１０日（日）SASでオスロからスタヴァンゲルへ１８：５０に着きました。
ホテルは〈ラディソンブル　スタンヴァンゲル〉です。
部屋は広いのですが、金庫がありません。
治安が良いということですかね。
朝食は当たりです、品数もボリュームも味も良かった。
部屋からはブレイア湖の向こうにスタヴァンゲル大聖堂が見えます。
明日はブレーケストーレに行きます。
天気予報では明日の天気は雨です。
晴れますように、と祈りながら就寝。

９日（月）あーやっぱり雨だ！
前日天気予報を見て、予報がはずれるかなと淡い希望を持っていましたが‥‥
霧雨の中、８時発のタウ行きのフェリーに乗船。
フェリーが着くと、中から通勤の車でしょうか、たくさんの車が出てきます。
乗船すると、チケット売り場に数人の列ができていたので、私達も並びました。
出港するまで、販売しないので、しばらく待ってようやく購入できました。
船とバス往復で一人２５０ＮＯＫです。
チケットを買って座席に着くと、チケットを売りにきました。
並ぶ必要は無かったのですね。

チケット売り場の脇にはブレーケストーレの情報が貼られていました。
霧雨の中、船の外は灰色の世界。
でも、タウに近づくと船着き場やバスが見えていました。
下船したら、待っているＴｉｄｅ社の白いバスに乗ります。
シーズンオフのこの時期、船も閑散としてましたが、バスは私達を入れて１１人。
ちょっと寂しい！

９：１５　バスはロッジ前に着きました。
トイレを済ませて出発と思ったら、心なしか雨量が増えた様。
娘に貰った防水ジャケットを着て、とても役に立った２本のストックを持って出発!!

女性の方達が大変だったと旅行記に書かれていましたが、老体の私にはそれはそれは大変でした。
登っている間に小雨から本降りになり、足場の悪い状態で、何度も何度も休みをとりながら、２時間半かけて登りました。
登山靴ってすごいですね、パンツは裾がずぶぬれになっても、くつの中は乾いていました、けっこう水の中も歩いたのに。
２本のストックも大変役立ちました、特に下り時には体が安定して良かった。
登山靴とストックが無かったら無理だったかも。
本当に役に立ちました。（皆様のアドバイスありがとうございました）
でも、こんなにがんばったのに、頂上が霧でなにも見えません。
楽しみにしていた、ホテルで作ってきたインスタントのおにぎりと、朝食で貰ったバナナでの昼食も、雨の中傘をさして食べました。
いくら待っても霧は晴れそうもなく、トイレの事もあり、下山しました。
帰りは岩の下に雨水が川のように流れていて、行きは歩けた所が水たまりになっています。
それでも、帰りは1時間半で降りることができました。
ロッジに着くと、髪の毛はシャンプーしたようにずぶ濡れ、体は汗が冷えて寒くてなっていました。（娘は登山用の肌着を着ていたので大丈夫でしたが、私は木綿の肌着だったので乾かず体が冷えてしまいました）
トイレの手洗いの乾燥機で髪の毛を乾かし、売店でコーヒーを飲んでようやく一息できました。
帰りのバスもフェリーも疲れでボーッとしていました。
憧れのブレーケストーレ、なんかみじめな登山となり残念です。

4/27から9/15までのTide社の時刻表です。
雨に濡れてボロボロですが、お役にたてれば（見えませんか？）
ブレーケストーレの山道はThe Pulpit Rockと言うそうです。

帰りの時刻表