2013/08/24 - 2013/08/24
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Michyさん
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スコットランドを思いっきり楽しむ!
…はずが、エジンバラに2泊した後はグラスゴーには泊まらず、ここでは途中下車の旅となります。
グラスゴーはその昔、私が学生の頃にアイルランドを旅した時にロンドン行きの電車に乗れず、急遽足止めになった想い出の街。
あの頃はIRAのテロの被害を実感することが多かった時代。
夜遅くにB&Bを探して、たどり着いた不思議なお宅はとってもエキセントリックなランドレディーとロックな少年がいた。
クリスマス後のカードの飾りに囲まれた不思議なリビング。
街角のチャイニーズのテイクアウトと朝食のミルクティーがとても美味しかったこと。 今でも夢だったのかと思うような面白い一夜でした。
実はグラスゴーはイギリスの中でも上位5位内に入る大都市で、イギリスのデザイン建築都市にも選ばれたちょっとお洒落なところでもあります。
滞在時間は約6時間、行きたい場所はもう決めています。
街歩きのBGMはちょっと懐かしいグラスゴー出身のAztec CameraにWetWetWet♪
完全にグラスゴーに浸かりましょう!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今朝の朝食は移動の電車の中。
早いチェックアウトを済ませ、駅へ向かいます。
一日でエジンバラ→グラスゴー→カーライルへと移動します。
グラスゴーで一泊の予定をしていたのですが、翌日のハドリアヌスの長城を歩くためにグラスゴーは途中下車になりました。 -
今日からブリット・レイルの使用開始。
さて車内は空いてます。
土曜日だからかなぁ。 -
グラスゴー駅到着。
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駅を見渡し、事前に下調べしておいた荷物の預かり場所を探します。
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スーツケースを預けたら気分も軽く。
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グラスゴーの街歩きの始まりです。
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まずはグラスゴーカテドラルを目指します。
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街の中心のブキャナンストリートからカテドラルストリートを歩くこと20分。
美しいステンドグラスが残っているとのことで、ステンドグラス見学が好きな私としては期待が高まります。 -
こちら800年以上の歴史ある大聖堂です。
詳しくはこちらをご覧ください↓
www.glasgowcathedral.org.uk -
美しいお花がお出迎え。
イギリスはこうしてハンギング・バスケットや綺麗なお花がよく通りに飾ってあり、その色の合わせ方やお花の組み合わせがユニークで、つい写真に残したくなります。 -
かなり古そう…。
6世紀にここで礼拝堂を建てたのが始まりという言い伝えらしいのですが、これはいつの時代のものでしょう。 -
現在は大規模は修復を行っているようですが、内部はどうなっているのでしょう。
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内部はかなり広いです。
ボランティアガイドの方もいらして、ゆっくり説明をしてもらい見学をすることもできます。
ステンドグラスの写真を撮りたいので、私は先へ進みます。 -
美術館で絵画鑑賞するのと同じく、私には静かな教会、聖堂でのステンドグラス鑑賞は乾いた心に潤いが満ちてくるような大切な時間です。
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そして絵画鑑賞と同じ様に、自分のお気に入りのステンドグラスを見つけるのも旅の楽しみ。
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この旗はイングランドとスコットランドでは?
何の記念のレリーフでしょう?
過去の様々な戦いの歴史を経て、こうして連合王国として成り立っているイギリスは日本と同じ島国とは言いながらも少し違うなぁ〜と改めて国の歴史を調べてみたくなります。 -
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ここからは私が気に入ったステンドグラスです。
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大聖堂の中でバッハをBGMにこれを見学したくなったことを、改めてこの写真を眺めながら思いだしました。
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足元を見ても美しい。
ステンドグラスばかり眺めていてもいけませんね。 -
こちらのステンドグラスは比較的新しいもので、ブルーが好きな私は気に入ってずっと眺めていたら、ボランティアの方が色々と説明してくれました。
ミレニアムウインドーという名前が付いているそうです。 -
多くの寄付からこのステンドグラスは出来たそうですが、特にグラスゴーにある3つの学校がこのプロジェクトの中心となったそうです。
そしてこのステンドグラスもグラスゴー美術学校の生徒だった人のデザインで、彼は現在ステンドグラスのアーティストとしてこの大聖堂以外にも様々なステンドグラスを手掛けているとのことでした。 -
よ〜く見ると確かに学校の名前が入っています!
こんな歴史ある場所に、自分の学校の名前の入ったステンドグラスが残るなんて嬉しくなりますね、素晴らしいです。 -
やはりガイドさんに説明して頂くと違いますねぇ。
単に通り過ぎてしまいそうなステンドグラスでしたが、このステンドグラスを手掛けたアーティストが気になり後から調べてしまいました。
素敵な作品が沢山あって、見てみたい気持ちが湧いてきました。
ご参考まで↓
http://www.glasspainter.com/
時間があればもう少し色んなお話を聞きたかったのですが、残念!時間の関係で次へ移動しないといけません。 -
街の中心に戻りました。
内部が素晴らしい市庁舎がある前の広場も工事中でした。 -
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市庁舎からすぐの場所にあるモダンアートの美術館。
これも見逃せない場所のひとつです。 -
ん?これって誰かのいたずら?
モダンアートだから?って、妙に納得してしまうんですが。 -
おぉ〜ニキだっ!
ニキ・ド・サンフェル!!
私が大好きなモダンアートのアーティストです。
ここで彼女の作品を観られるとはラッキー! -
実は学生の頃にモダンアートのギャラリーでアルバイトをしていたことがあって、その頃はニキのことを美しく過激なアーティストとしか覚えてなくて、太ったナナ・シリーズしか記憶にありませんでした。
その後かなり時間が経ってからです、展覧会でニキの作品の数々を目にして大好きになりました。 -
ヨーロッパには彼女が手掛けたオブジェがかなり残っています。
特にイタリアにあるタロットガーデンはいつか行ってみたい場所のひとつ。 -
彼女のパートナーであるジャン・ティンゲリーのオブジェもスイスへ旅行した時に観る機会がありましたが、これもなかなかユニークなのです。
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花瓶なのですが、この位の大きさならリビングに置いても大丈夫だわ…
と、ありえない妄想を巡らし見学する楽しさ(^。^) -
写真を撮っても大丈夫なこの環境。
あまり人がいなくて静かだし…。 -
ゴマ(GOMA)に感謝!
*以下Gallery of Modern Artのことを私は勝手にゴマと読んでます。 -
作品から得られるエネルギーがあるみたいで、ちょっぴり元気をもらいました。
ニキ、次はどこで会えるかな?
できれば私、タロットガーデンで会いたいんだけど…。
密かな願いを伝えました。 -
GOMA、私が思っていた以上の美術館でした。
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イギリスの旅をしていつも感じるのは、美術館や博物館が無料ということの素晴らしさ。
美術館を巡る旅をしていると、他国ではそれなりの出費になるので、ちょと気になる美術館を気軽に覗いてみたいという気持ちにはなれません。 -
子供にアートに触れてもらおうと、小さな子を対象にしたワークショップも盛んな様で、芸術を身近に親しむ姿勢が感じられます。
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美術館見学の記念と感謝の気持ちでいつも何かグッズを購入するのですが、ここではあまり絵葉書等はなく、カフェも混んでいて利用できませんでした。
購入したのは気になっていた作家の詩集で、直接GOMAとは関係ないものになってしまいました。 -
一階メインフロアーに戻って来ました。
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こちらの建物は美術館になる前は何だったのかしら?
美術館の建物の歴史が気になりました。
ちょっと調べてみたら、面白かったです。
美術館前の像の頭にかぶせてあるコーンの由来も書いてありました。
こういうことの寛容さってイギリスらしいなって思います。
ご参考まで!↓
http://en.wikipedia.org/wiki/Gallery_of_Modern_Art -
こちらのスペースでは EveryDay というタイトルで、地元グラスゴーのアーティスト6人の作品が展示してありました。
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この広いスペースをこうして表現できるのは、モダンアートならではなのかもしれません。
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GOMAの建物全体はそんなに広いわけではありませんが、内部はモダンでとても良く展示されているし、地下のライブラリーも良かったし、欲を言うならカフェやミュージアム・ショップがもう少し充実していたらいいのになぁって思いました。
でもとにかく感謝!
久しぶりにニキの作品も観られて、またひとつ素敵な美術館を見学することができました。 -
さて、グラスゴーの目的のメインはマッキントッシュがデザインしたウィロー・ティールームでのアフタヌーンティです。
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チャールズ・レニー・マッキントッシュは、19世紀末に活躍したグラスゴー出身の建築家であり、インテリア・デザイナーです。
その彼が手がけたウィロー・ティールームはイギリスで行ってみたい候補のひとつ、あのマッキントッシュのデザインの椅子に座って、お茶したいと思っていました。 -
グラスゴー美術学校もハンタリアン美術館もグラスゴーで行きたい場所の候補でしたが、見学だけでなく彼のデザインした空間に身を置いてお茶を楽しみたい方を優先しました。
ウィロー・ティールームの歴史は1903年から始まります。 -
アフタヌーン・ティーにしようと思っていましたが、他のメニューも気になります。
とりあえず中に入って決めましょう。 -
予約をしておいて正解でした、Room de Luxに通してもらえました。
席に着いて、さて何にしようかな?
ゆっくり周りを見渡す前にとりあえずメニューを選びましょう。
お昼も取らずに今日はグラスゴーに着いてからずっと歩き通しでした。
お腹も空いています。 -
さすがティー・ルームですね、紅茶の種類は12種類。
みんな気になりますが…Willow Tea Room Blend とマッキントッシュの名前が付いた CRM Signature Tea にしましょう。
こうなったらやっぱりアフタヌーン・ティーで決まり! -
このマッキントッシュの椅子ですが、この高い背もたれがとても心地よいのです。
テーブルをこの椅子で囲むと、なんだか小さな個室のようなプライベートな空間が出来上がります。 -
わぁ〜い!
アフタヌーン・ティー登場です(^。^)♪
こちらのスコーンを見て下さい。
笑ってしまう位の特大サイズです。 日本の小ぶりのスコーンの3個分はあるでしょうか?ジャムもクロテッドクリームもたっぷりです。 -
上のお皿のケーキはウィンドウから選べますが、選んだチョコレート・ケーキも特大サイズでスコーンに負けないボリューム!
イギリスでのお茶とお菓子巡りがいよいよ始まった実感で、かなりテンションが上がってきました。 -
ダメですねぇ、目の前に美味しいものがあると居心地の良いこの空間、ティールームのデザインを鑑賞することをすっかり忘れてました(笑)
こちらのティー・ルームの1階は、ショップになっていて彼のデザインのアクセサリーや小物、お茶に書籍にと充実の内容です。
また来たいな、グラスゴー。
今度は2〜3日滞在してのんびり歩いてみたいな。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- まほうのべるさん 2013/09/27 08:00:32
- ナプキン入れとメニュー表
- おはようございます、Michyさん。
工事中で途中までのコメントしかなかったので再度遊びにきてから
書き込みをしようと思っていました。
グラスゴーって未知の街だったのでコメントがないと??。
イギリスって二度目のヨーロッパで行ったんですけど1回しか行って
いないんです。
8日間ロンドンフリーで(半日間の観光付き)バスターミナルから毎日
バスでウインザー・オックスフォード・バース・カンタベリーなどに行
きました。
路線バスと違い目的地にノンストップで着くから超便利でした。
実はイギリスでは美術館・博物館には行ったことがなくて、大英博物館
にも行っていないんですよ。
イギリスって美術館や博物館が無料だなんて良いですね。
家族出れで普段から楽しめますね。
モダンアート美術館はとても楽しい空間ですね。
はじめ見たときここは何?て思っちゃいました。
ウイローティールームのナプキンとメニュー表のデザインが一番お気にいり
になりました。すごくステキ!
アフタヌーンティって一度も経験したことがないので食べてみたいな。
でもデカイ!
byまほうのべる
- Michyさん からの返信 2013/09/28 14:14:15
- ナプキン入れとメニュー表→素敵ですよね!
- まほうのべるさん、こんにちは♪
コメントをどうもありがとうございます。
グラスゴーって確かにあんまり有名な観光名所がすぐに浮かぶイメージじゃないですよね。
イギリスの旅でエジンバラに行くプランを立てていなかったら、立ち寄るつもりはなかったのですが、行ってみて良かったので先入観で決めたらダメだなぁって思いました。
> イギリスって二度目のヨーロッパで行ったんですけど1回しか行って
> いないんです。
> 8日間ロンドンフリーで(半日間の観光付き)バスターミナルから毎日
> バスでウインザー・オックスフォード・バース・カンタベリーなどに行
> きました。
> 路線バスと違い目的地にノンストップで着くから超便利でした。
>
もしかしてナショナル・エクスプレスのコーチですか?
ロンドンに住んでいた頃はよくビクトリア駅発のコーチで日帰りの旅を楽しみました。
ノンストップで往復チケットが割安でとても便利ですよね。
ロンドンを拠点にして毎日どこかへ行く旅、いいですね!
> 実はイギリスでは美術館・博物館には行ったことがなくて、大英博物館
> にも行っていないんですよ。
> イギリスって美術館や博物館が無料だなんて良いですね。
> 家族出れで普段から楽しめますね。
>
> モダンアート美術館はとても楽しい空間ですね。
> はじめ見たときここは何?て思っちゃいました。
>
美術館巡りお薦めですよ〜。
勿論有料の博物館とかもありますが、メジャーな美術館や博物館が無料というのは本当に国の力というか、芸術に対する理解を感じます。
やっぱり大英博物館やナショナル・ギャラリーなんて見応えありますものね。
> ウイローティールームのナプキンとメニュー表のデザインが一番お気にいり
> になりました。すごくステキ!
さすがべるさん!よく見てくださってる!
私も素敵だなぁって思って写真に残しました。
このイラストもマッキントッシュだったと思います。
アールヌーボーの雰囲気があるイラストですよね。
> アフタヌーンティって一度も経験したことがないので食べてみたいな。
> でもデカイ!
>
ここのスコーンはりんご大くらいの驚きのサイズでした。
日本のアフタヌーティーと違ってボリュームがあります。
量が多いので食事だと思って楽しめばいいと思いますが、テイクアウトしている方もいたので、持ち帰りしやすいものを選んで、お部屋に戻ってからまたゆっくり味わうのも良いでますよ(^。^)
いつもべるさんは丁寧に旅行記を見てくださって、コメントを頂けるので感謝してます。
私もまた遊びに伺いますね。
Michy
-
- わんぱく大将さん 2013/09/24 19:45:06
- 昔のNYのような
- Michyさん
私もグラスゴーには2回行っています。1回目は仕事で。2回目はグラスゴーに住んでいる友人の見舞いに。
街を歩いていて気がついたのは、この街、昔のNYの感じがする。それを友人(ガイドでもある)言うと、映画で昔のNYをだすのに、ここで映画を撮影したとのこと。びっくりしました。
マッキントッシュ、 私は残念ながらお茶はできず。大将
- Michyさん からの返信 2013/09/25 00:38:54
- RE: 昔のNYのような→なるほどぉ〜!
- 大将さん、こんばんは!
私はNYへは一回しか行ってないのですが、(それも9.11以前のかなり前です)なんとなくその昔のNYの感じというのがわかります。
もしグラスゴーの街をモノクロで写真に撮ったなら、よりその雰囲気が近いような気がします。
実際に映画も撮影されているのですね、わぁ〜、面白い!
グラスゴーって都会なんですが、あまり大都市の冷たい感じがしなかったのはなぜなんでしょうね。
今回は大急ぎの立ち寄りでしか歩けなかったグラスゴー、次回は是非数日滞在してしっかり街を理解したい気分です。
この旅行記を書きながら、マッキトッシュのデザインした建物が見たいと言いながらも、目の前の現れたアフタヌーンティーに、デザインより食い気に一気に方向転換する自分に呆れて笑えました(^^;)>
Michy
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