旧ユーゴスラヴィアを巡る個人旅行（②：コトル）

2013/08/26 - 2013/08/27

今はバラバラになってしまった旧ユーゴスラヴィアの各国を個人旅行で巡る。ドブロブニクからモンテネグロのコトルへ。

エリア コトル(モンテネグロ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

ドブロブニクのバスターミナルで友人一家とお別れして、ここからは一人旅。
ドブロブニクからコトルへのバスチケットを購入。運賃は145.3クーナ。
バスのトランクに荷物は入れる際に、別途荷物1個につき1ユーロが必要。何故か荷物の方はユーロだった。

ドブロブニクから1時間ほどで、クロアチアとモンテネグロとの国境に到着。
クロアチアから出国する際には、車掌的な人がパスポートを回収して出国スタンプが押されて返却され、モンテネグロに入国する際には入国係官がバスに乗り込んできて、入国スタンプを押してくれる。

モンテネグロに入国後、2時間ほどでコトルのバスターミナルに到着。
到着後、明日のポドゴリツァへのバスチケットをカウンターで購入しようとしたら、ここでは明日のチケットは明日しか買えないようで、前日分のチケット購入はNGだった．．．

バス乗車中は雨に降られていたが、丁度降車する頃に雨が止み、コトルの旧市街へ。バスターミナルから旧市街の入口へは徒歩5分程度で到着。
山と港湾に挟まれた所にあるこじんまりとした城塞都市で世界遺産。

町中にあるキオスクで旅行者向けのプリペイドSIMカード購入。3ユーロと安価。
購入時にはパスポートが必要だった。
3ユーロの初期状態でも翌日までの1日程度なら、Facebookへの投稿やGoogleMapでの地図表示などには充分だった。

雨が完全に上がったのを見計らって、城壁の登山を開始。
歩き方の情報によると3ユーロの入場料があるみたいだったが、入場料受け取る人がサボっていたのか不在で、特に支払う事無く入山。
足場は結構悪いので、靴は歩きやすいものが必須。

この時点で山の中腹程度。右手にある教会が15世紀頃に建てられたらしい救世聖女教会。
この教会まで辿り着いたら、折り返して下山する人も多かった模様。
自分は時間はあるので最後まで行ってみようと決意。

入山後40分程度でようやく頂上到着。
頂上にはモンテネグロの国旗が掲揚されているのでそこで記念撮影とか。
自分は普段の運動不足が祟り、疲れ果てたのでしばらく休憩．．．

ちなみに頂上や道中には、このようにクーラーボックス持ったおじさんが2ユーロ程度で飲物を売っているので、持参した飲物が無くなったら買う事も出来る。

宿泊したのが旧市街内のRendez-Vousというホテルで、レストランも併設されており、登山で疲れていたのでこちらで晩御飯。宿泊者はレストランの割引サービスもあった。
モンテネグロ風の肉料理を、と言うオーダーにやってきたのがこちら、豚肉のソテーにチーズと生ハムが乗ったもの。
ビールにはベストマッチだったが、いかんせん量が多い．．．

翌朝は早起きして、コトルのバスターミナルでチケット購入後、ポドゴリツァ行きのバスに乗車。バス自体は最終的にベオグラードまで行くセルビアのバス会社だった。
コトル→ポドゴリツァで8.5ユーロ。預け入れ荷物1つにつき、別途50セントが必要。

コトルから2時間程度の乗車でモンテネグロの首都ポドゴリツァに到着。
バスターミナル隣にある鉄道駅に行き、ベオグラードまでの切符を購入。座席指定込で22.2ユーロ。
自分の場合は、旅行に行く前にモンテネグロの鉄道会社にメールで問い合わせ、座席確保しておいた。
そのやり取りのメールを印刷し持参して、切符購入したが結局のところ確保した座席とは違う号車になったので、あまり意味がなかったのかも。

ポドゴリツァ駅10時発のバール鉄道に乗車。
日中帯にベオグラードまでの便はこの一便しかないので、結構混雑しており、自分の居たコンパートメントは最後まで満席だったので、座席確保はしておいた方がおすすめ。

雨の中モンテネグロの山々の合間を北上。
ちなみに食堂車もあり、サンドイッチなどの軽食も頂けるようだが、自分は昼食持参で乗車したので、結局殆ど自席に座ったままだった。

乗車後3時間半程で、モンテネグロとセルビアの国境駅に到着。
セルビアの入国審査官はかなり念入りにパスポートをチェックした後に入国スタンプを押してくれた。