山形の秘湯めぐり

2013/09/07 - 2013/09/09

山形の米沢周辺には米沢八湯と呼ばれる個性的な温泉地があるのですが、週末+1日でその中の２つに行ってきました。帰りがけにはワイナリー訪問をしました。

エリア 米沢(山形)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

東京駅から新幹線で米沢に向かいます。

車内でブランチ。

2時間弱で米沢に到着。ホームにはこんなものや、

こんなものがありました。

改札を出てしばらくすると米沢のゆるキャラも改札から出てきました。写真は「かげっちさま」です（あとで調べました）。

米沢の駅舎です。

これから乗る米坂線。米沢駅の１番ホームの奥の方にあり、ちょっとわかりにくかったです。

車体にはこんなキャラクターも。

４０分くらい電車に揺られた後、手ノ子駅に到着。無人駅です。

送迎車に乗って1時間弱、途中からは車がすれ違うのも大変狭い道になり、最後の数十分は砂利道、こんなところにあるの？という悪路を進んでいきやっと「湯の沢間欠泉湯の華」に到着です。間欠泉に入れる唯一？の温泉とのことです。

部屋は2階の角部屋、トイレ付でとてもきれいでした。テレビはありましたが、見られるのはBSだけでした。

部屋からの景色。川のせせらぎが聞こえてきます。ただ夕方からは雨が降り始めました。　

夕食までに２回お風呂に入り、お腹をすかしてやっと食事にありつけます。食事は大部屋でいただきます。

山形らしく芋煮です。

やまめの刺身。珍しい・・・新鮮でないと食べられませんね。

鮎の塩焼きも美味。場所柄川魚が充実しています。

こんなお酒も飲みつつ。。。

米沢牛プランだったので最後にステーキが。やわらかくおいしくいただきました。お腹が苦しい・・。

このお宿の名物、間欠泉です。お湯は茶色いにごり湯、それほど広くない混浴露天ですが、バスタオル巻きＯＫ。白いタオルでもあっという間にお湯の色に染まります。ぬるめのお湯につかりながら大きくあがる瞬間じっくり待ちます。

ちょっと高くなってきました。

かなり大きく上がりました。テンションも上がります。
ずっと高く上がるときもあれば、何十分も全く上がらないときもあり、不思議です。

寒くなったので内湯へ。内湯は熱めです。
内湯から間欠泉の様子を確認し、上がったら露天へというのが良いそうです。

翌日、朝外を見るとせせらぎは激流に変っていました。昨夜はかなりの雨だったよう、ちょっと恐いぐらいです。

朝は典型的な日本旅館のスタイルです。

最後にもう一度間欠泉を見ながら湯浴みしてチェックアウト。駅まで見送ってもらい、米沢に戻ります。次の電車まで１時間半ほどあるので昼食を取りに駅周辺を歩きます。そこで見つけたお店。牛肉がたくさん入った牛肉ラーメンをいただきました。地元の方々もたくさん来ている人気店です。

米沢からは福島行きの在来線に乗ります。この路線が一日わずか５，６本。新幹線が開通してから本数も減ったのでしょうか。

３駅で峠駅に到着。

駅舎は屋根で覆われています。山形新幹線もここを通過するのですが写真を撮り忘れてしまいました。ここからは送迎車で行くのですが、少し時間があるので、、

峠駅名物、力餅で有名な「峠の茶屋」によります。

明治２７年からのお店だそうで、電車の時刻に合わせてホームまで餅を売りに来ます。
私たちはお店で５種類（納豆、ずんだ、ごま、くるみ、あんこ）のお餅の詰め合わせを買いました。

送迎車で宿に向かいます。道中はものすごい傾斜だったり切り返しが必要な山道を通っていきます。40分ほどで到着します。駐車場からは歩いていくのですが荷物はこのゴンドラで運んでくれます。

この吊り橋を渡ると、、、

建物が見えてきました。

今夜のお宿、姥湯温泉　桝形屋。３食付きプランにしたので明日昼過ぎまでゆっくり過ごせます。

部屋はとてもきれいに掃除されています。
峠の茶屋で買った餅を宿で食べました。素朴な味でおいしくいただきました。が、ラーメンと餅でかなり満腹、夕食大丈夫だろうか。

さっそくお風呂に向かいます。ここから内湯、露天風呂に向かいます。内湯はとてもきれいでしたが洗い場が1人分しかないので混んでいるときは大変かもしれません。

建物から露天風呂に向かう出口です。

ここをしばらく歩いて行くと混浴露天風呂（２つ）と女性専用露天風呂があります。写真は撮れませんでしたが、姥湯爆裂火口跡にあるということで荒々しい光景の中で入るお風呂はすばらしいです。典型的な硫黄の香りの漂う白濁したお湯ですが、お湯は温くはないので長い間入っているのはきついです。もう少しぬるいとずっと入っていられたらと思うのですが・・・源泉かけながしなのでしょうがないですね。

夕食は部屋食になります。ボリューミーで米沢牛もあります。食べられるかどうか心配でしたが、温泉効果のせいなのかしっかり完食しました。

翌朝、早起きして湯浴みしてからの朝食です。ご飯もお代わりし完食です。

朝食後少ししたらコーヒーが来ました。うれしいですね。

ほとんどお客さんがチェックアウトしたようで掃除機の音が聞こえてきます。ものすごく念入りにかけているようです。これが建物の中が綺麗な所以でしょう。

この日は重機が入っての作業があるようで、内湯と女性専用露天風呂はクローズになりました。昼食前に露天に行きましたが、重機の音を聞きながらの入浴になってしまいました。この後昼食のざるそばをいただきチェックアウトです。

峠駅から米沢に、そこから山形方面の電車に乗り換え、2駅で高畠に到着です。新幹線も止まる駅です。駅には温泉施設もあり、立派な建物でした。

高畠ワイナリーまでの道のりはのどかな雰囲気です。道順が示されているので迷うことはありません。

高畠ワイナリーに到着しました。個人客は自由に見学することができます。

樽とワインのラインナップです。説明のパネルやビデオを見ていたらここで１５分くらい費やしてしまいました。見学コーナーを見た後は無料の試飲コーナーでいろいろ飲んでみましたが、有料コーナーも設けてもう少しいろいろ飲み比べてみたいと思いました。

外ではソフトクリームが売っていました。 まほろばの貴婦人ソフトクリーム、アルコール度数１％とか。

高畠から在来線で米沢に戻ります。実は米沢から乗ろうとしていた新幹線、この駅から乗れることを知りませんでした。

もう東京に戻ります。。。米沢駅で定番の駅弁「牛肉どまん中」を買って、帰りの車内ではワイナリーで買ったワイン一本を飲みほして福島からは爆睡でした。
次の機会には今回行けなかったところにも行ってみたいと思います。