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 飲む(日本酒)・打つ(競馬)をこよなく愛する小生にとって、JRAの福島馬主会がプレゼントしてくれた馬主席招待ペアチケットは、涙が出るほどうれしいことでした。このイベントにかこつけて、前日紅葉を愛で、玉子湯に泊まってから、「いざ出陣!」の予定を立て、実行しました。ところが、心がけが悪いのか、お天道様はご機嫌斜めで、生憎の曇り空になってしまいました。<br /> しかし、宿泊日もペアチケットも変更不可、せめてやや重くらいで落ち着いてくれることを期待して出発しました。<br /> 今回のルートは、何と白布峠を越えて桧原湖に抜ける、西吾妻スカイバレーです!あわよくば、最後の紅葉の良いとこ取り全部と滝まで見ようという魂胆です。小野川温泉を通って県道2号(米沢猪苗代線)を順調に走行し、白布温泉を通過するところまでは、曇り空を除けば、紅葉も楽しめ、全く問題ありませんでした。<br /> ところが、天元台への分岐点を過ぎて進むと、間もなく山道で、しかも無情な通行止めの看板と柵、ちょっと除けて進むというような代物ではありません。確かに先の路面には白い物がチラホラ・・・バックするしかありません。悔し紛れにしばらく周りの景色を見ながら、写真撮影です。・・・が、今一な天気のせいで、若干霞んだような感じ!気を取り直して、途中渓谷の紅葉で心を慰めながら、来た道を大人しく下りました。<br /> 道路地図を見ると、米沢の市街中心地に入らなくとも国道13号方面に抜けられそうなので、小野川温泉方面へは行かず、県道2号を道なりに進んで、県道151号に入りました。そこで偶然にも、最上川に架かる海老ヶ沢橋の手前で、直江堤公園を見つけました。駐車場もトイレも完備し、きれいに整備されていて、曇天下でしたが、少し散策しました。<br /> 一服してから、次は国道13号への近道になるはずの水窪(みずくぼ)ダム方面に車を走らせました。これが紅葉を見るにはちょうどよく、大正解でした。ダムは農水省が建設したロックフィルダムで、ダム湖は「豊饒の湖」と呼ぶそうです。かなり水位が低下していましたが、紅葉はきれいでした。もう少し早い時期で、天気が晴れていれば、もっと良かったと思います。刈安というところで念願の国道13号に合流し、あとは慣れた道をまっしぐらに高湯温泉入口の玉子湯へ・・・です。<br /> 福島市内のコンビニで愛読の競馬専門紙を購入し、夜は酔眼朦朧としながらレース予想です。競馬ファンならわかると思いますが、このレース予想をしている時が一番楽しい時です。何せ、予想したどのレースも間違いなく的中だと思える瞬間ですから・・・!!<br /><br /> 翌日は、競馬場で悪戦苦闘することに・・・。こんなはずではないと思うほど、(勝)馬(投票)券を買った馬が走ってくれず、財布は軽くなるだけ。でも、心配ご無用、あらかじめ対策はしてあり、財布の中身はせいぜい5千円程度のものですから。<br /> 馬主席では、草野仁さんも当日来ていました。自分の愛馬が出走するようなので、馬柱を見たら確かに載っていました。残念ながら2着に終わったようでしたが。お弁当を買いに行って席に戻るのと遭遇して、『こんにちは!』と挨拶したら、ちゃんと同じように返してくれ、テレビで見るのと変わらない気さくな感じでした。結局、競馬場での収穫はこれくらいでしたが、昨日からずっと楽しめ、8割方満足して帰宅しました。<br />

紅葉と温泉と競馬の旅~白布峠越えを断念して水窪ダム経由で玉子湯へ~

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2010/11/05 - 2010/11/06

175位(同エリア558件中)

1

35

はくさんちどり

はくさんちどりさん

 飲む(日本酒)・打つ(競馬)をこよなく愛する小生にとって、JRAの福島馬主会がプレゼントしてくれた馬主席招待ペアチケットは、涙が出るほどうれしいことでした。このイベントにかこつけて、前日紅葉を愛で、玉子湯に泊まってから、「いざ出陣!」の予定を立て、実行しました。ところが、心がけが悪いのか、お天道様はご機嫌斜めで、生憎の曇り空になってしまいました。
 しかし、宿泊日もペアチケットも変更不可、せめてやや重くらいで落ち着いてくれることを期待して出発しました。
 今回のルートは、何と白布峠を越えて桧原湖に抜ける、西吾妻スカイバレーです!あわよくば、最後の紅葉の良いとこ取り全部と滝まで見ようという魂胆です。小野川温泉を通って県道2号(米沢猪苗代線)を順調に走行し、白布温泉を通過するところまでは、曇り空を除けば、紅葉も楽しめ、全く問題ありませんでした。
 ところが、天元台への分岐点を過ぎて進むと、間もなく山道で、しかも無情な通行止めの看板と柵、ちょっと除けて進むというような代物ではありません。確かに先の路面には白い物がチラホラ・・・バックするしかありません。悔し紛れにしばらく周りの景色を見ながら、写真撮影です。・・・が、今一な天気のせいで、若干霞んだような感じ!気を取り直して、途中渓谷の紅葉で心を慰めながら、来た道を大人しく下りました。
 道路地図を見ると、米沢の市街中心地に入らなくとも国道13号方面に抜けられそうなので、小野川温泉方面へは行かず、県道2号を道なりに進んで、県道151号に入りました。そこで偶然にも、最上川に架かる海老ヶ沢橋の手前で、直江堤公園を見つけました。駐車場もトイレも完備し、きれいに整備されていて、曇天下でしたが、少し散策しました。
 一服してから、次は国道13号への近道になるはずの水窪(みずくぼ)ダム方面に車を走らせました。これが紅葉を見るにはちょうどよく、大正解でした。ダムは農水省が建設したロックフィルダムで、ダム湖は「豊饒の湖」と呼ぶそうです。かなり水位が低下していましたが、紅葉はきれいでした。もう少し早い時期で、天気が晴れていれば、もっと良かったと思います。刈安というところで念願の国道13号に合流し、あとは慣れた道をまっしぐらに高湯温泉入口の玉子湯へ・・・です。
 福島市内のコンビニで愛読の競馬専門紙を購入し、夜は酔眼朦朧としながらレース予想です。競馬ファンならわかると思いますが、このレース予想をしている時が一番楽しい時です。何せ、予想したどのレースも間違いなく的中だと思える瞬間ですから・・・!!

 翌日は、競馬場で悪戦苦闘することに・・・。こんなはずではないと思うほど、(勝)馬(投票)券を買った馬が走ってくれず、財布は軽くなるだけ。でも、心配ご無用、あらかじめ対策はしてあり、財布の中身はせいぜい5千円程度のものですから。
 馬主席では、草野仁さんも当日来ていました。自分の愛馬が出走するようなので、馬柱を見たら確かに載っていました。残念ながら2着に終わったようでしたが。お弁当を買いに行って席に戻るのと遭遇して、『こんにちは!』と挨拶したら、ちゃんと同じように返してくれ、テレビで見るのと変わらない気さくな感じでした。結局、競馬場での収穫はこれくらいでしたが、昨日からずっと楽しめ、8割方満足して帰宅しました。

旅行の満足度
3.5
観光
4.0
ホテル
5.0
交通
3.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 白布温泉、天元台、白布峠へと続く米沢猪苗代線と、周囲の紅葉の様子です。

    白布温泉、天元台、白布峠へと続く米沢猪苗代線と、周囲の紅葉の様子です。

  • 紅葉は少し常緑樹の緑が入っている方が好きです。

    紅葉は少し常緑樹の緑が入っている方が好きです。

  • 大樽川沿いの紅葉風景。晴天だと、もっと紅葉が映えると思うのですが・・・。

    大樽川沿いの紅葉風景。晴天だと、もっと紅葉が映えると思うのですが・・・。

  • 大樽川がのぞいて見える地点の紅葉です。

    大樽川がのぞいて見える地点の紅葉です。

  • 天元台分岐地点の先で通行止めの柵があるところで、大樽川対岸の山肌の紅葉を眺めました。

    天元台分岐地点の先で通行止めの柵があるところで、大樽川対岸の山肌の紅葉を眺めました。

  • 下流方向ですが、右側に白布温泉の施設が垣間見えます。

    下流方向ですが、右側に白布温泉の施設が垣間見えます。

  • 米沢方面へ戻る道すがらの風景です。風景も心同様、もやっているような感じです。

    米沢方面へ戻る道すがらの風景です。風景も心同様、もやっているような感じです。

  • 大樽川に架かっている小さな橋の上からの眺めが、意外と良かったです。

    大樽川に架かっている小さな橋の上からの眺めが、意外と良かったです。

  • 渓谷の流れと少し見ごろを過ぎた紅葉です。

    渓谷の流れと少し見ごろを過ぎた紅葉です。

  • お天気を除けば、渓谷と紅葉が良くマッチしていると思います。空が青かったら、木々の彩りももっときれいだったろうな・・・!

    イチオシ

    お天気を除けば、渓谷と紅葉が良くマッチしていると思います。空が青かったら、木々の彩りももっときれいだったろうな・・・!

  • どこかの大学のセミナーハウスがあるみたいで、整備されている場所がありました。

    どこかの大学のセミナーハウスがあるみたいで、整備されている場所がありました。

  • 直江堤公園です。

    直江堤公園です。

  • 最上川左岸側の直江石堤の上流を望んだものです。

    最上川左岸側の直江石堤の上流を望んだものです。

  • 同じく下流側で、見えているのが海老ヶ沢橋です。

    同じく下流側で、見えているのが海老ヶ沢橋です。

  • 河川敷へ降りて、石庭に至る階段です。

    河川敷へ降りて、石庭に至る階段です。

  • 公園はあちこちに植栽も施されて、春は新緑、夏は緑陰、秋は紅葉と楽しめる、市民憩いの公園とお見受けしました。とてもきれいでした。

    公園はあちこちに植栽も施されて、春は新緑、夏は緑陰、秋は紅葉と楽しめる、市民憩いの公園とお見受けしました。とてもきれいでした。

  • 直江石堤の説明です。NHK大河ドラマの主人公にもなった直江兼続自らが確かめて、米沢城下を最上川の氾濫から守るために建設したものが、今でもちゃんと残っているのはすごいですね!

    直江石堤の説明です。NHK大河ドラマの主人公にもなった直江兼続自らが確かめて、米沢城下を最上川の氾濫から守るために建設したものが、今でもちゃんと残っているのはすごいですね!

  • 水窪ダムのダム堤体がある方向の風景です。これだけ見ると、水がたっぷりあるように感じますが、満水位からはかなり下です。でも、今これだけあれば、間もなく雪で補充してくれるか?!

    水窪ダムのダム堤体がある方向の風景です。これだけ見ると、水がたっぷりあるように感じますが、満水位からはかなり下です。でも、今これだけあれば、間もなく雪で補充してくれるか?!

  • 豊饒の湖の湖岸の紅葉その1です。

    豊饒の湖の湖岸の紅葉その1です。

  • 紅葉その2です。

    紅葉その2です。

  • 紅葉その3です。

    紅葉その3です。

  • ダム湖に架かる水窪大橋と、その先の紅葉の様子です。

    ダム湖に架かる水窪大橋と、その先の紅葉の様子です。

  • ダム湖を過ぎて刈安川の旧流路が見える辺りでの眺めがとてもきれいでした。

    ダム湖を過ぎて刈安川の旧流路が見える辺りでの眺めがとてもきれいでした。

  • 晴れた日にはどんなふうに見えるのか、また行ってみたいスポットです。

    イチオシ

    晴れた日にはどんなふうに見えるのか、また行ってみたいスポットです。

  • さほど高い山ではありませんが、頂上が日本一の山に似ている上、紅葉を従えているようで、風格を感じます。

    さほど高い山ではありませんが、頂上が日本一の山に似ている上、紅葉を従えているようで、風格を感じます。

  • 玉子湯ですね。例の茅葺屋根の外風呂です。周囲は紅葉していて、いい眺めでした。

    玉子湯ですね。例の茅葺屋根の外風呂です。周囲は紅葉していて、いい眺めでした。

  • 表側の道路と反対側の、玉子湯の露天風呂がある側です。

    表側の道路と反対側の、玉子湯の露天風呂がある側です。

  • 玉子湯の温泉神社方面の紅葉の状態です。

    玉子湯の温泉神社方面の紅葉の状態です。

  • 温泉神社からその下に続く斜面が庭園になっていて、その紅葉の状態です。

    温泉神社からその下に続く斜面が庭園になっていて、その紅葉の状態です。

  • 玉子湯の源泉です。

    玉子湯の源泉です。

  • 源泉を違う角度から見ると、400年前から自然に湧き出していると書いてありました。

    源泉を違う角度から見ると、400年前から自然に湧き出していると書いてありました。

  • 玉子湯の表玄関です。

    玉子湯の表玄関です。

  • 玉子湯から福島市街地に下りる途中の山肌の紅葉です。手前右上の木がゴーストみたいですね。

    玉子湯から福島市街地に下りる途中の山肌の紅葉です。手前右上の木がゴーストみたいですね。

  • 同じく道路脇を含めた紅葉の状態です。

    同じく道路脇を含めた紅葉の状態です。

  • 競馬場の馬主席から見ると、ゴール前の熱戦はこのように見えます。ゆっくり観戦するにはいいのですが、サラブレッドが多数駆け抜ける時のドドドド・・・ドドーという臨場感はありません。お断りしますが、このレース、的中したからUPしているわけではありません!一番まともに撮れていただけです。

    競馬場の馬主席から見ると、ゴール前の熱戦はこのように見えます。ゆっくり観戦するにはいいのですが、サラブレッドが多数駆け抜ける時のドドドド・・・ドドーという臨場感はありません。お断りしますが、このレース、的中したからUPしているわけではありません!一番まともに撮れていただけです。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • わきさん 2016/10/08 11:02:00
    大種牡馬サンデーサイレンスもその親友メジロマックイーンも
    おはようございます。
    競馬ともじみと温泉とは、
    こたえられませんなあ。
    興味深く拝見致しました。

    今は、大種牡馬サンデーサイレンス系統で
    日本競馬は持っているようなものですね。
    当方も、旅行記では
    酒アルコールのUPは
    (それも飲んだあとの空瓶)たまにやりますが、
    料理は全く信念で行いません。

    いやお騒がせ致しました。
    わき

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