2013/08/30 - 2013/09/08
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natto9さん
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氷河と火の国、そしてオーロラが織りなす国ーアイスランド。ほぼ全土が溶岩から成り立ち、わずか32万の人たちが北の果て「北極圏」で、強烈な物価高の生活をしている。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- JAL
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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出発前、さくらラウンジで腹ごしらえ
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今回はJAL二度目になる「貸切り」アイスランド直行便。12時間の長旅ゆえ、10万円アップしてビジネスの席を確保。
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到着後、バスまでのわずかな道のりに、夥しいスタッフが案内。work sharing をして「歓迎」。空港にはほかにはルフトハンザの飛行機が一機だけ。遠くに見えるのは野鳥の卵を鳥に見立て・・・もうひとつはよく見られる虹のオブジェ。
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ほぼ全土が溶岩からできており、そこにうっすら苔が生息。異様な雰囲気で異次元の世界に迷い込んだ様。
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最大の温泉地「ブルー・ラグーン」。淡いブルーの温泉は37〜41度で、泥パックもできるが、目に入れないようにしないと、後が大変。入場料は5000円余。強烈な高さだったが、2時間十分泥パックなどして楽しめた。
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最初の夜は「ラジソン」、一応ネットで調べて「悪名高き張りぼて宿」を想像していったが、それほどでもなかった。ネットの環境も、ロビーだけでなく全客室OKで無料。
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アイスランド内のホテルは、最後の夜を除いてどこもこうしたシングルベッド。ミノムシのようになって、掛布を体に巻き・・・なるべく寝返りを打たないようにしないと、さあタイヘン。
慣れない私は連夜、寝不足。 -
アイスランドは北海道と四国を合わせたのを少し小さくしたくらいの面積。
首都レイキャビクに12万人、近郊の町を含めれば、ほぼ6割の人がここに住み・・・ほかの土地では人を見るのもまばら。 -
1クローネが約1円。なんでも輸入になるこの国の物価は強烈に高く、3〜7倍くらいの価格。モノによっては10倍近くのものも!
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アイスランドへ入国する前の最後の食事が「機内食」。しかも時差が9時間あり、まだ陽が高い。そこで・・・夕食は自前になる。8500円もの夕食は避けて、部屋で持ち込んだラーメンを食べる。
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今回のツアー中の全食は、想像をはるかに超え、「美味・多彩」であった。全部込みなのでわからないが、あるレストランで、内緒で聞いてみたら、昼食が5000円近く!
わ〜っ、どうりで9日間のツアー料金が80万〜100万になるはずだと、ナットク。 -
ホテル内の椅子も、こうした自転車も・・・とにかく長身のアイスランド人用に「超」サドルが高く、脚長を誇る今回の同行者Aさんもびっくり。
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アイスランド人は、もともとスコットランドから来たバイキング族。
Viking とは「入り江」の意味で、そこから突如現れ・・・物品を奪った海賊を先祖に持つ人種。 -
Viking 族は長身で、女性でも見上げるほどの背の高い人が多い。
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かって「レーガンXプーチン」会談が行われた館。
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この国では水はどこでも飲める。ミネラルが多く含まれ、ホテル内でもHot の蛇口では温泉水であり、硫黄の臭いすらする。
地熱の電力供給が可能であるので、電気代、水道代が安い。 -
そろそろ日本人観光客がやってき始めた・・・そこで店舗のガラス窓にも日本語で表記
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ハットルグリムス教会は、レイキャビクのシンボル的な教会。 高い建物があまりないレイキャビク市内では、よく目立つ大きな建物。 ハットルグリムス教会の前に立つ銅像は、レイブル・エイリークソン。
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偶像礼拝をを禁止しているルーテル教会は、内装もいたってシンプル。
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火山が50ほどあり、つねにどこかから噴煙が・・・したがって何かを建てるにもあまり深く掘ることは禁止されている。
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市内の国会に向かう道沿いにあった彫像。
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ビール一杯1000円。なんでも輸入の国なので…仕方ないですね。
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Steak, Pork, Lamb ・・・これらの肉は入手可能だが、料理法は焼くのではなく地熱で蒸し焼き法。 それがけっこうおいしい。
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ブルーラグーン。このミネラル豊富な温泉に入りたくて欧州からもやってくるという。
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この手の色の違い。右は酒のみの私、左はスポーツ・ジム23年も通っている彼女。お酒も飲まないのに…この色!
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地熱で温室を作り9種類もの野菜を作っている。
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たくさん!!いただきました、ハイ。
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火山と氷河を模したデザート。粋なアイデア。
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朝起きたら虹! しかも二重に。
わ〜っ、ワーズワース(英国詩人)も喜びそう。 -
朝食。ここのヨーグルトは濃厚でおいしい、だが量が多すぎ。
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朝食時またまたダイニングの窓一杯に虹。
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アイスランドの首都レイキャビクに滞在中の三日間は、毎夜オーロラツアーが挙行される予定であったが、生憎の雨。これも仕方のないこと。
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遠景もかすんで・・・。時たま小さな集落が見えるだけ。
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今はここ。この地はつい最近地震があり、家が何軒も陥没。半端でない地震でも、この国では日常茶飯事。
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花・果実などはすべて地熱による。
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苗木の間を温水の通るパイプがめぐらされている。
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2008年5月にこの地Hveragerdiに起きた地震の後を展示。
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マグネチュード6.3
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この国では馬も豚も牛も羊も飼われているが・・・冬はやはり地熱暖房がよく効いた小屋だろうなあ。
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迫力満点のグトルフォスの滝
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ストロックル間欠泉。20mも吹き上がる。
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グトルフォスの滝は迫力満点だが、そこに小さく写る人間を載せないとその規模がよくわからない。
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地球の割れ目「ギャウ」。年間1センチずつ、計2cmが広がっている。
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ユーラシアプレートとアメリカプレートの間がすでに5kmも広がっている場所を歩く。
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Lamb, Pork, Beef の肉を客の前で選ばせ切ってサーブしてくれる。
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今夕も胃袋は満足でした。
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レイキャビク国内線の空港ターミナル内に売店があり、バナナもばらで売られていた。
座席の席番はあって無きが如し・・・で、運転手とスーツケースは陸路6時間かけて先に、アークレイの空港へ行っていた。 -
アークレイリへ45分のフライト
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60人用プロペラ機
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眼下に氷河を見ながらの飛行。
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着陸間際、われらの機体が雲をバックに、虹色のリング状内にうつしだされるという現象を見た。いわゆるブロッケン現象ともグローリーともいわれる。
グローリーは、対日点(自分に対し太陽の反対側(対称)の点)から戻ってくる日光が、小さい水滴による回折のために生ずる光の環だ。 -
穏やかな水面から深さを想像できないほどのフィヨルド式の川。そこに滑走路があり着陸。
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折しも大型客船が停泊中。
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この短い夏の間に牧草も作る。
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北アイスランドの景勝地、ダイヤモンドサークルを巡る・
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まず予定になかったゴーダフォスの滝
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花もこの時期・・とばかりに開花。子孫を残す。
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溶岩が地表から頭を出しているので、この国の写真は少し暗い。だがわずかな野花が咲き誇り、しばしの旅人の心を癒してくれる。
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色のある花を見ると「ホッ」とするこの国。
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クレーターがいくつも見られるが、隕石によってできたものではなく、火山の噴火によってできたもの。
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ミーヴァトン湖
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32人のグループ内に若き弁護士・教員のカップルの新婚さんが入っていた。「おめでとう!末永くお幸せに!」
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この国ではcod タラが主で、おいしい。ジャガイモやエビもふんだんに食卓に上っていた。
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ナウマフィヤットル・・ここでは黒い泥状のものが地下から噴き出している。1000mの地下では温度は200度を超え、噴気孔からは水素ガスをだし、100年前は硫黄がこの地で産出され、銃の火薬として使われた。
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ガスや泥土から靴を保護。
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こんな火山の噴気孔があちこちにある。
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わがグループのガイドと運転手。この国の人は名前だけで姓をもたない。つまり「…家のxx」という風。
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ディムボルギル
溶岩からできている湖に再び溶岩が吹き出し、急激に冷え、・・・の繰り返し。マグマが溶岩の下の水を熱し水蒸気として吹き上げる。 -
この地では地表はこのようになっている。
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ごつごつした岩(溶岩)がどのように形成されたか・・・
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溶岩が吹きだし、冷えてこのようなゴツゴツした地形を形成した。
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グリッタギャウーいわゆる地球の割れ目。
ユーラシアプレートと北アメリカプレートは、やがて地球を回り再び日本でぶつかり合う。 -
一年に一センチずつ離れ、つまり2cmの間隔で広がっている。
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足がすくみ硬直してしまった。相棒に手を取ってもらって両プレートをつなげてみたが…下が怖くて覗き込めなかった。
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やっと、色を持った景色が広がってくれた。牧歌的でいいなあ。
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フーザヴィークのホテル
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その夜、10時ころオーロラが出たが、周りが明るく、だから光が薄くなり、感動までには至らなかった。今まで世界のあちこちで見すぎているせいもあるかも・・・。
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この町は捕鯨で成り立っていたのだが、昨今の世界の情勢ではそれもままならず、Whale watching に切り替える人も出てきた。だが・・・とガイドは言っていた。クジラはこの国の人にとって貴重な資源・食糧なので・・・。
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捕鯨船
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七種類のクジラが生息しているが、今回はザトウクジラを見た。
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この国はカラフルな色を好んで建物に使うようだ。
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煙がたなびいているのは、地熱を利用している・・ということ。 家の料理にも、グリーンハウスにも。
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いつ噴火してもおかしくないほど、いたるところで地熱の煙がたなびいていた。
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デティフォスの滝
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いかに広大なところか…人影のサイズから推測できよう。
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デティフォスの滝。いかに大きく水量が多いか。
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滝の水飛沫で虹ができる
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デティフォスの滝を崖から望む
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デティフォスの滝
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今夕は星空でオーロラが見えそうだったが・・・残念。
翌早朝に地平線すれすれに、わずかなオーロラの光が見られたとか。 -
朝食。ところ変われば・・・で、ゆで卵も半分に始めから割ってあった。
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溶岩につき始めたコケ。いままで多くの国で火山後を見てきたが、最初に生息するのはシダ類だと思っていた。
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このコケが異様な雰囲気の景観を醸し出している。
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とにかく・・・人がいないなあ。
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輸入した塩の袋
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34個の卵を使ってのGudmundsson の作品。この国の34種類の鳥を表した芸術作品。2009年作。
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海鳥
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この手羽…約千円
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羊が海の波打ち際で、草をはむのでなく、海藻を食べていた。
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さすが火山国。山の形も違う!
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この広大な土地に散らばっている羊や牛をどうやって集めるのか疑問だが・・・これだけの牧草が長い冬の飼料として蓄えられている。
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ついにやってきました。向こうは氷河です。
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氷河
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ますの料理
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氷河から溶けて湖へ、そして川へと流れていく。
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ヴァトナヨークトル氷河から流れて湖へ。
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氷山
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ここで以前トム・クルーズの映画が撮られたとか。海をせき止め、氷山と湖を凍らせ撮影したとか。
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1000年の氷を口に抛り、焼酎を飲んでみた。
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水陸両用のボートに25名ほど乗り氷河湖を巡るツアー。暖かい日でよかった、
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氷原
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氷原を歩くツアーはかならずガイド付き。それ以外は禁止
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クレパスに落ちたらたいへん!
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ステーキはおいしいが・・・味付けが少ししょっぱい。
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スープはどこでもしょっぱいが、このスープだけはいただけなかった。すご〜いしょっぱい!!
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何とも絵のような景色
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玄武岩の面白い模様
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遠くに3つ突き出したとがった岩が、何であったか・・・忘れた。
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ちょっと岩を押してみてください。
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男性用の便器。たかすぎて「やりにくかった」そうな・・・。
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アイスランドの国鳥(パフィン、胴体は白く羽根は黒色)の帽子をかぶったYちゃん。可愛いねえ。
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南アイスランドの観光で、62mの落差のあるスコガフォスの滝を見る。滝の裏までも歩けた
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泥のついたままでバスに乗り込まないでね。
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ここが2010年に大噴火をし、欧州の航空事情を狂わせた根源。
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これにスープ、パン・・・で5000円の昼食!(あとでウエイターに聞いてみた)。高いねえ〜。
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セリャリャンスフォスの滝。札幌、我孫子、群馬、帯広のみなさん。
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ショッピングセンターヘ。でもなんでも高い!
なにか踊りのミニ・コンテストが行われていた。 -
まず現金を使い果たし・・・それからカードで。出国時に申請すれば、税の部分が返却されるのだが、面倒でやめた。 この物価の高い国に寄付!
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最後のホテルはグランドホテル。やっとセミダブルのベッドになったあ〜。これで落ちなくて済む(ホッ)。アイスランド最後の夜、思い出の宿。
(このホテルの最上階には『オーロラ・ルーム』があるということであったが、見えないという情報で行ってみなかった) -
最後のお食事。A,K,Nさんといただく。今回はお世話になりました〜。
後記:Kab-chan 曰く「昼と夜の顔が違う〜」だって。 -
たいへんおいしかったあ〜
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さすが5つ星でした。
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日本人用の注意書きが浴室にあった。ありゃっ?!
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アイスランドならでは・・の下着のパンツ。大事なものを温かくしておかないと・・・ね。
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すべての人が公平に座席が取れるように・・・と、毎朝バスにこのように張り出されていた。
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ヘトリスヘイジ地熱発電所
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地熱発電所
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アイスランドバイキングで「さよならパーティー」
この国ならでの言語「バイキング」、つまり Buffet style) -
ワイン、ビール他飲み物も豊富にふるまわれた。
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食事の後は地元の方(大人も子供も)の歌や踊りが披露された。さすがJAL二度目の貸切便により、日本人客を大量に送り込んできたのでその労をねぎらってくれたのか・・・。お金も落とすことになり、アイスランドの人々も感謝をしているのであろう。
金融危機はおさまったのだろうか?! -
遂に「クジラの肉」もでました。調理法が違うとこんなにも? 結構おいしくいただけました。
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日本とアイスランドの国が末永く友好関係を保てますように。
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10日間で80〜100万の旅行でしたが、それなりのことはありました。
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