中世市場都市の面影を残す、プロヴァン

2013/09/06 - 2013/09/06

プロヴァンはパリから南東９０ｋｍほどにある小さな町ですが、
１１−１３世紀には交通要所にあることから
市場都市として繁栄を迎えました。
しかし戦乱、交通路の変更などで衰退し、
繁栄時の中世の姿がそのまま残った町となっています。

エリア プロヴァン(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

旧市街への入り口であるサン・ジャン門です。
この道はパリへと続いている道です。
１３世紀に建てられたものですが、
現在残っている門では保存状態のよいものです。

旧市街のまわりは中世の時代には５ｋｍほどの城壁で
囲まれていましたが、
現在は１ｋｍ余を残しています。
城壁の高さは優に５ｍ以上あります。

城門を過ぎてなかに入って行きます。

途中にあるのは中世の家の商取引などを再現した
グランジュオディーム博物館です。

家並みは中世の雰囲気があります。

目の前はシャテル広場です。
広場の奥にはセザールの塔が見えます。

広場は長方形の形をしており
まわりはお土産屋、カフェ、レストランが並んでいます。
一番にぎやかな場所です。

広場に面している
レストランのle petit ecu（小さな盾）です。
ここに入っていきます。

シャンパニュー風のチキンです。
おいしかったです。

シャルテ広場を先に進みます。

セザールの塔です。
１２世紀に建てられた塔ですが、
当時支配していたシャンパニュー伯の権力の象徴のようです。
見張り塔、鐘楼、監獄などに使われていました。

セザールの塔の先には聖キリアス教会です。
１２世紀に建設が始まりましたが、
ドームが完成したのは１７世紀です。

教会のなかです。
シンプルですが注意してみると装飾がよくされています。

ファサードの部分ですが外観はシンプルです。

土産物店です。
民芸品とともにジャム、蜂蜜などが売られていました。
バラのジャム、蜂蜜などが有名のようです。

シャテル広場へと帰ってきました。
広場の中央には１３世紀から残る
両替の十字架、井戸があります。