2013/08/31 - 2013/08/31
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scomitcheeseさん
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元々は十字軍のお城。
アラブにとられてからは、イスラム様式に改築されました。
だから、教会跡がモスク跡になりました。
実は今年の5月にもショーバックには行ったのに、
家の鍵を失くしていることがわかり、
観光や探検どころではなかったのです。(あとでスペアキーを持っててほっとした時にはもうタクシーに戻ってしまっていました)
交通手段はタクシーかマイカーじゃないといけないところなのに。
その時の様子はこちら↓
カラク〜十字軍とイスラムの攻防の地
http://4travel.jp/traveler/scomitcheese/album/10778582/
だから、ほとんど写真もなかったし。
せっかく持って行ったキャップランプも活躍しなかった。
もういけないと思っていたら、お誘いがあり
クルマをお持ちの方に連れて行っていただきました。
途中で樹齢900年のピスタチオを探したり、
道を間違えたら、ラクダの群れやぺトラ、スモールぺトラが見下ろせる
絶景ポイントに出たり、
行き当たりばったりな旅は最高です。
写真のついていないガイドブックを事前に読んで
イメージして書いた地図を持って歩いてみました。
当たるも当たらぬも面白い、
他にお客のほとんどいないひとり占め状態の遺跡巡りとなりました。
スモールぺトラはあまり知られていないんです。
殆どあきらめかけていた旅、リベンジできて幸せです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
前回は表ゲートから入りましたが、今回はお城の東を下の方から近づきます。
道端にロバ。
接近してもおとなしい、今日のロバ。 -
以前激しく威嚇されたので、近づくのはちょっと怖いです。
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真上にショーバック城を望みます。
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青い空に映えますね。砂漠に大きな木が2本。
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お城の山のふもとに4WDは止まります。
え?こんな斜面を登るの?
今日の隊長は、
「探検隊、洞くつにもぐる」
http://4travel.jp/traveler/scomitcheese/album/10784928/
の隊長。
今日もぐるのは、この枯れた井戸。梯子がかけてあり、一度地下にもぐります。 -
地下に降りると、お城のある山に向かって急斜面なトンネルになっています。
キャップランプをつけて、摩耗した砂岩の斜面をそろそろと登ります。
滑るので、両手は使えるようにしておきます。 -
ときどきコウモリが飛んでいきます。
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よく作りましたね、このトンネル。
断崖に作られたお城の秘密の抜け穴だったのだそうです。 -
地中で見る地層。黒い部分は年万年かに一度水が流れて土砂が堆積してできた部分だそうです。黒い層はいくつかありました。何か想像できないなあ。
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空気に触れなければ成長していくはずだった石英のたまごたち
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急坂のトンネルを登ること20分。出口は近いようです。
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地上に出るとまぶしかったなあ、青空。
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学校跡から切り取られたような空を望む。
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相当斜めに曲がっている地層。
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向こうは砂漠。
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見張り台だったと思しき塔。その壁面には
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コーランが記されています。
十字軍以降につけたものでしょうね、もちろん。 -
隊長、模様の入った土器のかけらを拾う
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マチコレーションがあったのかな?
丸い石は敵に向かって落とす武器です。 -
この高台からころころ落としたら、敵も下には近づけないでしょうね。
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教会跡は少し修復が進んでいました。
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クルマに戻りもう一度井戸をのぞいてみます。
よく登ったなあ。 -
スモールぺトラに向かう途中に樹齢900年のピスタチオの樹があるというので、そろそろと車を走らせます。そして私有地内に看板のかかっている大きな木を見つけました。
家からお兄さんが出てきて、歓迎してくれます。 -
木のふもとにはうろができていました。
お兄さん曰く
「この木のうろでは、モーゼもキャンプしたんだ」
うっそおお〜
笑うしかないですね。樹齢もほんとだろうか? -
木の下から見上げると
「この〜木なんの木?きになるきになる♪」
みたい。 -
木陰から村を望みます。
良い日陰です。 -
指をくわえながら男の子がやってきました。
恥ずかしそうです。 -
お兄さんは、この子のおじに当たります。
この家には男の子が3人、
それぞれ敷地内に家を建ててもらっています。
結婚すると家を建ててもらうのね。
おばあさん(おにいさんのお母さん)も出てきて
話します。
「うちは村一番の金持ちなんだ」
なるほどね。このうちだけだわ、敷地を柵で囲ってあるのは。
それから、甘〜いお茶が出てきました。
2杯目を勧められ、3杯目はもう結構とカップを左右に振りました。
すきっ腹に砂糖がどっかりと居座る甘さです。
おいとましようとすると。。。。!!!
おばあちゃんの目に涙。
泣いちゃいました。
「来たばかりなのに、なんで帰るの。
昼ご飯食べていったらいいのに。」
それから10分以上も泣き続けました。
私たちは知っています。
お昼をいただいたら、夜までいることになるのを。
夜までいたら「泊まっていけ」と言われるのを。
遠来の初見の外国人をこんなにもてなしてくれる
ヨルダンの村の人たちの温かさを十分知っています。
どちらにしても、お別れにはきっと泣いちゃうおばあさんだったと思います。
涙をふきふき見送ってくれました。
初めて会った人に後ろ髪ひかれる思いをしたこと自体、初めての経験でした。 -
ぺトラへの道を右に折れ、スモールぺトラを目指します。
GPSつきの車でしたが、若干ずれていたのでしょう。
道を間違いました。 -
しかし、尾根にラクダの群れ発見。
野生ではなくちゃんと飼い主がいるのですが、今日の群れは大きいです。 -
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群れを見ながら、進みます。
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ぺトラとスモールぺトラ(ベイダ)を望む山に車を止めました。
正しい道が向こうに見えます。 -
せっかく絶景ポイントに来れたので、記念撮影にしました。
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山の下の方から声がしました。
ロバに乗ったベドウィンが上がってきます。
駱駝の持ち主なのでしょう。 -
砂の山と青い空
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ぺトラの山の向こうには、ヨルダン渓谷、死海の南、ワディアラバが見えています。
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ぺトラもベイダも昔の交通の要所。ワディアラバへの抜け道(シーク)を関所にして通行税を取り栄えたのでした。メッカ、メディナからエルサレム、ダマスカスへと抜ける途上の要所だったのです。
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岩に座って、ひとりひとり記念撮影
かっこいい隊長。 -
ついでにお昼ご飯も絶景を見ながら頂きました。
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ベドウィンはいつの間にか山羊の群れを通り過ぎ、ラクダの方へ登って行きました。
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スモールぺトラ(ベイダ)入口。
砂岩につけた階段の角が取れ、丸みを帯びています。
入口を入らず、左に回り、ベイダまで約1キロ歩きます。
炎天下を歩くのは私たちだけ。 -
村の人たちはみな陰でお昼寝しています。
シャッターの音で、目を覚まさせてしまいました。 -
いつの小さなシーク(裂け目)をのぞくと、犬が見張っています。中に家畜でもいるのでしょうか。なので、深入りせず通り過ぎました。
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向こうにも山羊の群れ。
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この辺りに、石器時代の住宅跡があると聴いてきて、探し回ります。
でも炎天下。 -
私は岩棚に登って景色を楽しみます。
それにしても暑い。 -
ワディラムの砂山と似ている。
色はこちらの方があせている。 -
人の横顔に見えませんか?
「釈迦岩」と名付けました。この名前で呼ぶ人は私だけですが(笑) -
人の正面の顔にも見えます。
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崖に腰をおろし下をのぞく。
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こうやってもろい砂岩が岩からはがれていくのね。
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カラカラの大地からはえたたくましい花。
おそれいります。 -
遺跡は見つからなかったので、スモールぺトラに戻りました。
入口のすぐわきにある砂岩をくりぬいた建物。 -
シークは西に向かって続きます。
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ローマ時代の建築に特有な「triclina」というテーブル。
3人くらいが同時に食事を囲める。
これが左右にいくつか並んでいます。
ここは食堂街だったかもしれません。 -
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摩耗した階段。建物は買春宿だったと書かれているものもあります。
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天井にフレスコ画が残っていました。
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樹木、ブドウ、花、鳥に加えて・・・
ワインをついでいる2人の像。
それに・・・ -
天使が横笛を吹く絵。
世界遺産の「アムラ城」を思い出します。
http://4travel.jp/traveler/scomitcheese/album/10783084/ -
隊商宿から外を眺める。
外に出たくないくらい暑いです。 -
シークに戻ります。
さらに細い回廊を体をくねらせて登って行きます。 -
上を見上げると、シークをまたぐように木が葉を広げ、
木陰を作ってくれているのでした。
この先に小さな砂岩の広場があり、峠になっていました。
峠には茶屋とお土産屋さん。
でもお土産屋さんは全員そこらへんに茣蓙をひいて昼寝していて
仕事はしていませんでした(笑)
ゆるいな〜
いいなあ〜
この先道は下り坂、ワディアラバに続いているのでしょう。 -
帰りに見た「ラクダに注意」の看板。
ピスタチオの家のおばあさんの涙が印象に残る夏の1日でした。
一期一会。
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