サハラ砂漠とカスバ街道　（モロッコ旅行　その４）

2013/04/24 - 2013/04/26

8時30分にフェズを出発し、ミドル・アトラスを越え、ハイ・アトラスの谷間を抜け、ズィズ峡谷を通り、16時過ぎにエルフードに到着。そこからランドクルーザーに乗り換え、1時間ほどでメルズーカの砂漠の目の前に建つオーベルジュへ。途中からは未舗装路で凸凹もあり、ちょっとしたアトラクションのようなドライブ。40km先らしいが東側に見える山地を越えるとアルジェリアだという。
翌朝4時に起きて部屋の外に出るとまだ真っ暗だったが、満月に近い月が煌々と輝き、星空がきれいだ。5時にフロントに集まり、砂漠の日の出鑑賞のキャメル・ライディングへ。ラクダに乗ると結構高い。背にゆられながら30分ほど進むと空が白んできた。ラクダを降りて大きな砂丘を登る。砂は細かくホントにサラサラ。砂丘の頂上で毛布を敷いて日の出を鑑賞。サハラ砂漠まで来たことを実感。
朝食後、8時にランドクルーザーでメルズーカに向かう。9時にエルフードで元の車に乗り換え、カスバ街道をワルザザードへ向かう。カスバ街道は、二つの山脈に挟まれた荒野に沿って走っている。ひたすら荒野なので、景色は少々退屈。昼頃になると谷に沿って緑のオアシスが見られるようになり、オアシスに面した岩肌に要塞型の町であるカスバが点在する。そのカスバをそのまま大きくしたようなティネリールの町で一旦カスバ街道をそれてトドラ峡谷に向かう。トドラ峡谷で昼食をとり、午後もひたすら移動。途中バラの名産地のダデスの谷を通る。16時にワルザザード着。
朝7時50分にワルザザードを出て、アイト・ベン・ハッドゥへ。徒歩で小川にかかる橋を渡り、要塞化された村、クサルの中へ。村の中は、壁と壁に挟まれた小道と階段で、ちょっとした探検気分。村の頂上まで登る。9時に出発、マラケシュへ。アトラス山脈越えは予想よりハードでくねくねとカーブが延々と続く。ほとんどアトラスを降りきったところで、アルガンオイルの販売店に立ち寄って買い物。12時45分頃にマラケシュに到着。

エリア カスバ街道周辺(モロッコ)

• 旅行の満足度: 4.0

「フェズのメディナを散策（モロッコ旅行その３）」（http://4travel.jp/travelogue/10810575）からの続き

ハイ・アトラスの山々は頂上付近に雪が積もっている。

ズィズ峡谷で休憩。

エルフードでランドクルーザーに乗り換える。

未舗装路（というか荒野の真ん中）を疾走。

サハラ砂漠の「先端」が見えてきた。

翌朝、ラクダに乗って、サハラ砂漠へ。

見渡すかぎりの砂漠

ラクダに乗ると、結構高い。

妻と２人で２列縦隊

オーベルジュのラウンジ

カスバ街道のティネリール。ベルベル人の街。

トドラ渓谷

アイト・ベン・ハッドゥ。橋を渡ってクサルの中へ。

アルガンオイルの土産物屋

「マラケシュ（モロッコ旅行その５）」（http://4travel.jp/travelogue/10810597）に続く