2013/07/23 - 2013/07/23
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mykonosさん
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河出書房新社『世界の名景 ベスト50』
15年前に買った写真集。観光名所もあれば、名の知らぬ田舎町あり。
何をもってベスト50と言っているのかよくわからないこの写真集の中で、当時目をひいた名の知らぬ田舎町の一つ。
「春の雪解け水が流れる小川の丘に建つ村の教会。ここはドイツ国境に近いオーストリア、ザルツブルクのオーベンベルク。山々を背景に小川と森とバロック様式の教会。見事に三拍子揃った絵のような風景だ」
この「見事に三拍子揃った絵のような風景」というコメントに心魅かれ、そして「ドイツ国境に近いザルツブルクのオーベンベルク」に騙されました。
ザルツブルクの近くにオーベンベルクという村はなし。PCがかなり普及して、色々な地名が簡単に調べられるようになったが、「オーベンベルク」と検索してもヒットするのは浦沢直樹の漫画『MONSTER』の1シーンだったり、「ザルツブルク オーベンベルク」と検索すると、「きよしこの夜発祥の地」のオーベンドルフだったり。
その後何年も、調べても調べても全然見つけられませんでした。
それから10数年。ある時思い出したように検索をしている途中、たまたま名称を少しずつ変えながら調べていたところ「オーベルンベルク」でHITした4トラの旅行記が!中を見てみるとまさに!あの写真集の光景だったのです!!
(ken-ken様ありがとうございます。。。)
本当にある場所だったんだぁ・・・・とその時はホッとしたというかなんというか。。
でも!この場所はザルツブルクの近くではなくむしろインスブルックの近く。
そしてオーベンベルクではなくオーベルンベルク(綴りはObernbergなのでどちらともとれますが)。私の興味を惹いた写真集は、私に誤りを教える写真集でもあったわけです。。。
けれどもその場所は、けしてツアー等で行くような場所でもなく、一人旅初心者が行くような場所でもなく、やっと少し成熟した一人旅ができるようになった今だからこそ、行ってみようと思える場所(けして行きづらくはないですが)。その旅行記と出会えたことが、たまたまタイミングが合ってたのかもしれません。
実際に訪れることのできた、15年来の憧れの場所。山・森・小川・教会、まさ四拍子揃った絵に描いたような景でした。
インスブルック8:15‐シュタイナハ9:11 バス4141
シュタイナハ‐9:18‐オーベルンベルク・アム・ブレンナー9:45 バス4145
(8.9EUR)
―――――――――――――――――――――――――
オーベルンベルク12:16‐シュタイナハ12:41 バス4145 (4.2EUR)
シュタイナハ13:17‐インスブルック13:38 電車5257 (6.1EUR)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8:00にホテルを出発。天気は上々。
シュタイナハ行きの電車は8:52発。時間があるので駅前のバス停を覗いてみると、シュタイナハ行きのバスが停まっていました。8:15発。これだと電車より時間はかかるけど、出発が早い分シュタイナハに3分早く着ける!
電車で行った場合のシュタイナハでのバスへの乗り継ぎ時間3分に不安があったので、このバスに乗ることにして、ドライバーに「オーベルンベルクに行くにはこのバスでシュタイナハに行って乗り継げばいいんですか?」と聞いてみる。実際にはこんなペラペラしゃべったわけでもなく、「私、オーベルンベルク、行く。これ、シュタイナハ、行く?」こんなもんだが、ドライバーさんはすぐ理解してくれて「大丈夫だよ」と言い、オーベルンベルクまでの切符を発行してくれました。 -
バスに乗って気づいたことは、シュタイナハへのバス道路は2路線あり、谷の左右にあるということ。そして、シュタイナハに向かって谷の右側は幹線道路だが、この4141のバスが通る谷の左側はくねくねした山道を小さな村に寄りながら行く、時間のかかるバスということでした(谷の右側からシュタイナハへ行くバスは4143)。しかも狭い山道は所々工事中。シュタイナハの町に入ってからもメインの通りが工事中で迂回するなど、オーベルンベルク行きのバスに乗り継げなんじゃいかと冷や冷やものでした。これなら電車のが確実だったかなぁ、でも途中でドライバーさんが無線でオーベルンベルクがなんちゃらってどこかに話していたような。。
駅の真横にあるシュタイナハのバス停についた時は既に9:18のオーベルンベルク行きバスの出発時間を過ぎていたが、バスから降りる時ドライバーさんが「この横がオーベルンベルクに行くバスだよ」と。
そのバスには6,7人の人が並んで、バスのドライバーを待っているところでした。 -
イチオシ
インスブルックからのバスのドライバーさんに感謝して、オーベルンベルク行きに乗り込みます。既に切符も通しで発行してくれているので買う必要なし。
多少不便で時間がかかるかもしれないけど、バスに乗らなければ得られなかった親切に出会えて、バスで来て良かった〜と思いました。
オーベルンベルク行きのバスに乗り込む人たちはトレッキングの恰好をしている人たちが多く、地元ではそこそこ人気のあるトレッキングエリアなのかな。 -
25分くらい走った頃、左手にあの写真集の教会が見えました。
現実にある場所だったんだ〜〜と感慨もひとしお。
バスはまだ奥の方に行くようで、ほとんどの乗客は奥まで乗っていくようでしたが、私は一人教会近くのバス停で降りました。 -
バス停から教会へ。既にこの景色だけでも感動で言葉を失っていました。
どこからかかすかにカウベルの音が聞こえてきます。 -
教会脇の小道。
いったん教会を通り過ぎます。 -
看板がありました。
山は稜線沿いに歩けるのかな。
素人ではちょっと無理そうです。 -
写真集の撮られた場所を探して橋を渡ってみます。
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日本ではこんな草原が広がっている風景なんてゴルフ場以外では見られないよな〜なんて
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でもゴルフ場以上に、余計なものは一切目に入りません
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憧れの地に来たことを祝福してくれるかのような青空
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ちょっと教会から離れて川の対岸に行ける道を探します。
ニャンコに出会いました -
まだ子猫のよう
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目の上にちょっとハゲをこさえてます。
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川のこっち側から教会にアプローチしたほうがいい景色がみえるかな
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またまたニャンコがいました。
これもまだ子猫 -
またまたまたニャンコがいました。
いったい何匹いるんだい -
スイスではないけど、ハイジのような光景です。
地元の方と思われるトレッカーとほんのたまにすれ違う以外は、観光客は全くいません。 -
木に隠れずに、教会全体が見える場所にきました。
小さくて素朴ながら、存在感のあるバロックの教会。 -
冬は一面雪に覆われるのでしょうか
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小川と小道と教会。
でもこれだとほとんど山が見えないし、森もわからないし、肝心の教会がほとんど木に隠れてしまいます。 -
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振り向くとシュタイナハ方面も、ヒンタートゥクスの高い峰々
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小山に上ってみたりしましたが思うような眺望が得られず、、、
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小川のこっち側(教会側)に戻ってきました。
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写真集の角度に近づいてきたような・・・
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この小川と小道の曲がり具合、山の見え具合・・・
ここかもしれません。
でも写真集では手前にこんな木がなかったし、山がもうすこしたくさん見えた。
多分写真集の写真を撮った時から今までに木が大きく育ったのでしょう。 -
イチオシ
それでもやっぱり絵になります。
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イチオシ
「もともと人の住む場所というのは、誰が定めるでもなく教会や村の家々も自然に定位置におさまるものなのである」
写真集にあったコメントの続きです。
まさにこれ以上ないといった定位置に治まっています。 -
雪解け水はどこまでも透き通って、草原を潤します
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天国なんてあったらこんな場所なのかも・・・
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教会脇の青い車がちょっと気になるけど。。。
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花畑も満開。
でも花畑って見た目に美しいけど虫がいっぱいいて、この中でハイジのように寝転ぶなんてとてもとても。。
蜂も多いけど、実際には蠅も多いんです。 -
イチオシ
あの山の向こうはイタリア。
国境のすぐそばにある村です。 -
こんなきれいな所でごみを散らかす不届き物はいないでしょうね。
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イチオシ
教会の裏側へ周ってみました。
高い塀の内側はお墓だったんですね。
オーストリアのお墓はほんと素敵です。 -
こんな所に葬られたら誰でも天国にいけそう。。。
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中に入るとパイプオルガンの不思議な音色が・・・
青い車に乗ってきた人は、どうやらオルガンを調律していたようです。 -
1880年代からある教会なのでしょうか。
100年ちょっと建っているようです。 -
フットパスが小川沿いにずっと続いています。
しばらくここを歩いてみることにします。 -
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紫・白・黄色
美しく調和のとれた花畑 -
どこを撮っても絵のような光景
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川の上流へ向かって
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ところどころベンチがあって、一休みできます。
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そして所々に見られる信仰の深さ
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ここからオーベンベルガー湖までまだ1時間半。
本当はバスで終点まで行って、オーベンベルガー湖を周ってこのフットパスを戻ってくるのが良かったかもしれませんが、今回は初めてということもあるし、午後は別の場所に行くので無理はしません。 -
イチオシ
教会にまた戻っていきます
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この辺は針葉樹林が多いから、あまり紅葉はしないのかな
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湖からこのフットパスを歩いてきて、あの教会が目に入ったら、感動しそうだな〜〜
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また戻ってきました。
ここから見る4拍子そろった風景が好き -
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反対側はちょっと雲がでてきたかな〜
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でもまだこちら側は大丈夫
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探し続けてきた甲斐がありました。
本当に、本当に来られてよかった。
バス停に向かう私を見送ってくれるかのように、正午の教会の鐘が鳴り響きます。 -
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オーベルンベルクが谷の奥にあるというのがわかります。
教会はSt.ニコラス教会というようです。 -
バスはまだこないかな
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こんな小さな村のいろんなところにキリストが奉られています
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平日と土曜は1〜2時間に1本、シュタイナハ行きのバスがあるので、それほど行きづらいところでもないのに特に知られていないのは、教会以外の見所がないからかもしれません。
でも奥にいけば湖もあるし、フットパスが充実しているし、風光明媚な素晴らしい村だと思います。 -
この平和な静けさが、いつまでもそうありますように・・・
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ずっと聞こえていたカウベルは、この牛のようです。
12:16のバスに乗り、インスブルックに戻っていきます。
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この旅行記へのコメント (5)
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- oneonekukikoさん 2014/01/31 20:37:06
- オーベルンベルグ
- mykonosさん
今晩は。
投票しようと思ったらすでにしてました。
こんな物忘れのひどいoneonekukikoですが
オーベルンベルグ
ken-kenさんのところで見つけて虜になりました。
5月に南ドイツ、オーストリアを予定してます。
なんとかオーベルンベルグに行けたらいいなと策を練ってますが、
ジジ・ババですので移動がうまく行くか・・・。
まだまだ先のことなのにあちこち彷徨って情報集めしております。
度々お邪魔すると思いますがどうぞよろしくお願いします。
oneonekukiko
- mykonosさん からの返信 2014/02/08 11:45:36
- RE: オーベルンベルグ
- oneonekukikoさん
こんにちわ。ず〜っとお返事ができておらずすみません。
PCを開かない環境におりました。。
5月にドイツ・オーストリアですか。
最高の季節ですね!
もしオーベンベルクに行かれたら、花が咲き乱れる素敵な光景に出会えると思います。
でもその季節ならどこに行っても素敵でしょうね〜。
オーストリアもドイツも、電車のチケットは慣れれば券売機でも簡単に買えますし、人もとっても親切です。
色々計画をたてて楽しい旅行ができるといいですね!
mykonos
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- ken-kenさん 2013/09/19 20:47:07
- 不覚にも涙が出てきました。
- mykonosさん、今晩は。
自分がこの場所を知ったのはチロルで買った絵葉書(と言うか絵葉書の写真集)でした。
一目見てこれこそまさしくチロルの風景だ!と思い、いつかは行ってみたいとずっと思っていました。
その後、同じような風景が南ドイツ、ベルヒテスガーデンのラムサウの村にあると知って行ってみたのですが、ここはあまりにも観光化され過ぎていて、がっかりしてしまいました。
それ以来何年越しかでここへ行きたくて、どうやって来たらいいのか長い間いろいろ調べました。
そしてこの場所にやっと来た時、不安に反してこの地はほとんど観光化されていないことを知って本当に嬉しかった記憶があります。
この地のあまりの美しさ、静かさに感動したのがもう10年近く前になります。
あまりにも素晴らしい場所なので、また去年この地に足を運び、やはりまた感激してしまいました。
でもこんなに綺麗で見どころもある場所なのに、ガイドブックにも出ていないし、地○の歩き方に投稿してもなしのつぶてだし(当たり前と言えば当たり前なのですが)、そんなような人は自分くらいなのかなと思っていました。
ところが、同じようにこの地に思い入れのある方がいらっしゃると知って胸が熱くなってしまいました。(それこそ不覚にも涙が出るほどの感激でした。)
本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
ken-ken
- ken-kenさん からの返信 2013/09/19 21:07:25
- RE: 不覚にも涙が出てきました。
- すみません。今。改めて自分の旅行記を見たらmykonosさんのコメントに15年越しでとの言葉がございました。
それをすっかり忘れて「自分と同じような人がいるとはまさか思わなかった」など書き、失礼をいたしました。
年ですね。物忘れが激しくなっています。
追伸 自分は二度行きましたが、二度とも天気があまりよくありませんでした。
でもmykonosさんの旅行記では天気が素晴らしくよくて羨ましい限りです。
ken-ken
- mykonosさん からの返信 2013/09/21 16:49:43
- RE: 不覚にも涙が出てきました。
- ken-ken様こんにちわ。
私がオーベルンベルクに辿りつけたのは、本当にken-kenさんのおかげです。
Ken-kenさんの旅行記に行きあたった時、思わず「ここだ〜!」って声をあげてしまったのが今から1年前くらい?もし出会えなければ、いつまでも夢の場所で終わってしまうところでした。
どうやってその絵葉書の場所をオーベルンベルクと知ったのでしょうか?そしてまだそれほどnetの普及してない10年前にここに辿りつけたのでしょう?
ken-ken様の目のつけどころと行動力にただただ感服してしまうばかりです。
これだけ素敵な場所が観光地化もされずに残っているという奇跡のような村でした。
私もken-kenさんのように、もう一度この村を訪れて、次は湖まで行ってみたいと思っています。
本当にありがとうございました!!!
*ラムサウ村私も最近何かでみて似たような教会があるな〜と思ったのですが
観光地化されてしまっているのですね。残念です。。。
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