ＳＬとトロッコ列車で行く寸又峡温泉　パート2

2013/08/28 - 2013/08/30

以前から興味があったＳＬ列車の旅。。
大井川鉄道で秘湯を目指す旅。。
子供の夏休み最後の思い出に、寸又峡温泉へ。

エリア 寸又峡温泉(静岡)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 1.5
• 交通: 2.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 私鉄 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

ＳＬ列車での旅は、千頭駅までで、ここからは南アルプスアプト式鉄道でさらに奥地へと向かいます。
ＳＬ到着から乗り換え発車時刻まで40分弱のインターバルがあります。。

初めは先頭車両に乗ろうとホームに入りましたが、よく見ると後方車両には檻のような車両が。。。これが良いと。。

本当にこれで行くの？？と不安そうな息子。

「楽しそうじゃん！！」と妹。。彼女は将来大物になるような。。。

最後方には、牽引ではなく押すディーゼル機関車が出発を待っています。

この鉄道は、右側にずーっと景観があるため、右向きに座るようになっています。

サルスベリの花が列車の窓（柵？）から手の届きそうな傍らで咲いています。。

茶畑が続く山間を千頭駅〜井川まで約25ｋｍを結んでいます。

もともと井川線は、大井川水系の発電所建設用に作られた専用線です。

ゆっくりと勾配を上がっていきます。

「アプトいちしろ駅」で、これから１０００分の９０という日本一の急勾配を登るため、アプト式電気機関車を連結します。ここで５分位停車するので、トイレと自動販売機が設置されています。

鉄道レールの真ん中に設置された「ラックレール」という歯形レールに噛み合わせて急勾配を上っていきます。

連結作業を間近で見れます。。鉄道ファンはたまらんだろうな。。

後ろにはダム湖が広がっています。

「アプトいちしろ駅」〜「長島ダム駅」まで1.5ｋｍを結んでいます。

長島ダムが見えてきました。

天気も良いし爽快です！！

「長島ダム駅」に到着するとすぐにアプト式電気機関車は解放されて後退していきました。

今度は、上り列車が到着しました。

先ほどのアプト式電気機関車が登上り車両に連結されるために戻ってきました。

上り車両への連結作業が終わると再び井川に向けて出発しました。

ダムの色がグリーンで美しい！

小家は終着の井川ダムがある「井川駅」ではなく３駅手前の「接岨峡温泉駅」までの列車旅です。

新金谷駅で手配した「自家用車配車サービス」は「接阻峡温泉駅」までなので、途中下車します。

乗車料金は、大人：￥790-　子供：400-也。。

「大奥井湖上駅」に架かる橋は湖上70ｍ！！。足元から湖面が見えて娘は怖がっています。。

「大奥井湖上駅」コテージもあります。
ここで結婚式を挙げるカップルもいるようです。
ホームには「幸せの鐘」が。。停車していますが下りるわけにはいきません。

丁度そこにバイクツーリングで来た風貌の若者２人が来た列車をバックに写真を撮っていたので、
「おにいさん！！そこの鐘鳴らしてみて！！」とお願いしたら、
「カラ〜ン♪カラ〜ン♪」と綺麗な音色が駅のホームにこだましました。。

「この鐘を鳴らしたカップルは必ず幸せな人生を送るらしいよ！！」と小生。。
若者２人は男たちだったので苦笑い。乗ってた乗客大笑い！！

列車が発車します。。「末永くお幸せに〜〜」と、小生と子供たちは笑顔で手を振りました。。お兄さんたちも笑いながら手を振ってくれました。。

「旅の恥はかき捨て」。。。。だから旅は面白い！！

間もなく「接岨峡温泉駅」です。小家の列車の終着駅です。。

「接岨峡温泉駅」には、小家の他２家族が下車しました。。

んん〜ん！人生で初めて来た駅。

もう50年近く生きたのに。。日本は広い！

再訪するチャンスはこの先あるか否か。。

駅で、タクシー会社の人からキーを受け取り、ここから寸又峡まで戻る感じになりますが、４０分位のドライブとなります。

道中道が狭くて信号での確認のすれ違い場所が何か所もありました。。

まさに秘境の温泉へ！！

今夜お世話になるのは「奥大井観光ホテル翠紅園」。

寸又峡温泉の入り口にあります。。

山奥なので渓谷の景観などは望めませんが、静かな山間の落ち着いたホテルです。

料理はおそらく山菜や、煮物など「海側」のような派手さはないと想像しているので、あまり期待はしていません。

お部屋は、１階でしたが、広くて掃除も行き届いていました。。

子供用の「お風呂セット」。。
この他に「花火セット」も2つ置いてあります。

子供にも気の利いたサービスです。最初でこのホテルに好感がもてました。

中庭も手入れされていて好感が持てます。。

ただ大きな蜂がいて子供は遊ばせませんでした。

山だからしょうがない。。

後に露天風呂に入っていたら隣の家の屋根の下に大きな「蜂の巣」が！！

お土産屋も民芸雑貨などが陳列されています。

お風呂の脱衣所には冷水器ならぬ「冷茶器」が、紙コップが小さかったので１０杯位飲んでしまいました。

落ち着いた雰囲気のロビー。

夕暮れの村を散策します。

寸又峡温泉街は、全長300ｍ位の場所に旅館が15軒程度のこじんまりとした温泉郷です。

昔、人質籠城事件があったことで覚えている方もいるでしょうか。。

今は最近推理ドラマのロケ地になったようで幟があちらこちらにありました。。

夕食は、宴会場で頂きます。。

料理は思ったよりも良く、これなら合格です。。

初めにヤマメの塩焼きが焼き立てで運ばれてきました。。

無論家内は×なので小生が２尾食べることに。。

子供はハンバーグのデミグラソースが美味しいと。。

メインは豚シャブでした。。

子供にほとんどとられてしまいました。

サーモンのバジルソース

山菜や煮物美味しくいただきました。。

明日は寸又峡をハイキングします。

「夢の吊り橋」の真ん中で上流に向かって願掛けをすると、願いが叶うそうです。

お願いが多い小生を橋は迎え入れてくれるでしょうか？

ＳＬとトロッコ列車で行く寸又峡温泉　パート３をこうご期待！！