2013/05/30 - 2013/05/30
8位(同エリア121件中)
ottoさん
ベルリンから約196m、2時間半でアルブレヒト城下町マイセンに到着。
陶器工場の公房を見学し、博物館でマイセン陶器の観賞。
公房内のレストランでマイセン食器に盛られたランチを頂く。
午後はザクセン州の州都ドレスデンに向かう。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ANAセールス
-
ビュッフェバイキングで
-
軽めの朝食を摂る
-
デザートにスイカは欠かせない。
-
2泊したベルリンに別れを告げ
-
「ドレスデン」と書かれた標識のある交差点。
時刻は8:44 -
町を抜け、郊外へとバスは走る。
この辺りは旧東ドイツ地域 -
トイレ休憩。
-
緑豊かな林と農地の広がり
-
小さな村が見えてきた。
AMD、インフィニオン、キマンダなど革新的企業が、他の企業を誘致し、「シリコンザクセン」をリードしてザクセン州を急速にヨーロッパのマイクロ電子工学業の中心地へと成長させた。結果的に、同州のはドイツで最も急成長を遂げ、年間成長率は二桁に達しているというが.... -
ここいらは実に牧歌的な雰囲気。
産業のリード役に変革した訳は地域の数々の大学や革新的な研究機関、高度な技能を有する労働力、公的資金による寛大な成長励制度を提供している柔軟な州政府、そして賃金土地生活にかかる費用の安さによるという。 -
メルヘンチックな風景が続く、
マイセンまであと数キロ。 -
マイセンはエルベ川の舟運により材料・製品の輸送が容易であり、また近辺には露天掘りでカオリンを採掘できる鉱山もあり(現在では坑道を掘って採掘)
-
この立地条件の良さが現在に至る繁栄を支えてきた。
-
マイセンの町に入ってきたようだ。
雨が本降りになってきた。
あれは窯の煙か? -
エルベ川に沿った町の丘の上には
-
大聖堂の尖塔や城の要塞が建っている。
-
右手にエルベ川が滔々と流れている。
-
9時過ぎの朝の町。
-
陶器工場に到着。
-
東洋からもたらされた白磁は、17世紀ごろの西洋社会では憧れの芸術品であった。各国が競ってその製造開発に乗り出し、ザクセン公国のアウグスト強健王も錬金術師ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーを幽閉し、白磁を作るように命じた。
-
チケットを受け取る。(9ユーロ)
ベトガーは物理学者・数学者・哲学者エーレンフリート・ヴァルター・フォン・チルンハウスらの協力を得て、1709年にザクセン・フォークラント地方のアウエ鉱山のカオリンを原料とした白磁の製造に成功。アウグスト強健王はこれに大満足し、西洋磁器の歴史の幕開け。 -
翌1710年にドレスデンに「王立ザクセン磁器工場」が設立され、硬質磁器製造の独占権が与えられた。これが現在の「国立マイセン磁器製作所」の始まりである。数ヵ月後に磁器工場は25km離れたエルベ川沿いのマイセン地方・アルブレヒト城の内部に移され、厳重に機密が保持されて「ザクセンでは今や東インドと同等の磁器の製造が可能になった」という布告が出された。
-
ベトガーは幽閉を解かれることなく、直ちに染付の複製を命じられた。しかしベトガーはこれを果たすことなく37歳で死亡した。
薩摩焼の工房を見学した折、朝鮮から連れてきた陶芸家を独占して藩の特産品とした島津藩の政策について聞いたことを思い起こした。
基本的な作業手順の説明が始まる。 -
まだ色付けしていない作品が並ぶ棚
-
息をつめる手作業の技
-
色づけされ棚に並ぶ作品
-
焼成で16パーセントも縮むことを知る。」
-
食器ばかりでなく
-
インテリア用の美しい陶板が並び
-
上品な置物が白く輝く
-
テイーカップや
-
華やかなテーブルウェアー
-
1720年にウィーンから招かれた絵付師・ヨハン・グレゴリウス・ヘロルト(1696 - 1775)らによってヨーロッパ的なロココ調の作品が主流になった。
贈り物に喜ばれそうなロココ風のセットがところせましと並ぶ。 -
ドイツの知人が日本を去る時下さったのと同じプレートがあった。
日本のイチジクを玉葱と勘違いして出来たデザインと聞く。 -
係の人がどれをセール品にしようかと相談中
-
秘密保持のために交差する剣のマークが施されたが、年代によって少しデザインが変化している。
-
見覚えのあるデザインの皿がある。
-
カメレオンの色合いが素晴らしい。
-
東洋風の花瓶
初期のマイセンのデザインは中国の五彩磁器や日本の伊万里焼の影響を受けているが、 -
インテリアに置けばさぞ雰囲気が楽しめるだろう。
-
博物館の方に歩を進める。
大切に囲いされて置かれた作品は相当価値が高いのであろう。 -
戦士の兜は勿論、実用からは程遠いが歴史的な装飾品として好まれるのか。
日本の兜や鎧も似たような扱いといえよう。 -
物語性がありそうな作品
-
これはコミカルだ
-
装飾過多だが豪華なベルサイユ風
1764年には工場私設の芸術学校が創設され、4年間の訓練・実習と専門課程が設けられている。また、1865年に作られた国立マイセン磁器製作所では、この芸術学校の卒業生が大勢働いている。 -
そろそろ時分とて食堂に入る。
-
広々と眺めの良いレストラン
-
ソーセージ入りポタージュスープ
-
マッシュポテト添えハンバーグ煮込み。
-
タップリのチーズ添えデザート
-
博物館を出てバスの待つ通りへ渡る。
-
アカシアの類と思われる白い花がたわわに咲いている。
-
コレはなんという花か?
雨の中で出会う花は優しい。 -
大聖堂を後に13:45マイセンを出発
-
ドレスデンまで32.5kmを約45分で走行予定
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- zunzunさん 2013/09/04 18:01:08
- マイセン♪
- ottoさん、こんにちは〜!!
マイセン、
陶磁器は素晴らしいですね〜。
とっても上品なテーブルウェアーだけではなく、
陶板ですか、初めてみました。
こちらもとってもいいですね〜!!
自宅に飾れたらどんなにいかと思います。
その前にお値段が心配ですが・・・。
目の保養をさせていただきました。
ありがとうございました^^
zunzun
- ottoさん からの返信 2013/09/04 18:32:55
- RE: マイセン♪
- zunzunさん お晩です!
マイセンの記事に訪問・投票頂き有難うございます。
素敵なマイセン磁器は圧巻でした。
気に入って頂き嬉しいです。
以前のように製作するエネルギーが沸くかどうかは疑問ですが、
デクパージュする時の参考にとせっせとシャッターを押しました。
otto
> ottoさん、こんにちは〜!!
>
> マイセン、
> 陶磁器は素晴らしいですね〜。
> とっても上品なテーブルウェアーだけではなく、
> 陶板ですか、初めてみました。
> こちらもとってもいいですね〜!!
> 自宅に飾れたらどんなにいかと思います。
> その前にお値段が心配ですが・・・。
>
> 目の保養をさせていただきました。
> ありがとうございました^^
>
>
> zunzun
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
55