マイルでイタリアへ個人旅行　その2　～ローマ～

2009/05/01 - 2009/05/09

「マイルでイタリアへ個人旅行　その1　～ローマ～」も併せてお読みいただけると幸いです。1の続きとなります。

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

マッシモ宮は、外観はそうでもなかったけど、中はとても広く、展示品も多く、予想以上の見応えがありました。見学している方も少なかったので、ゆっくり見ることができて良かったです。

マッシモ宮を出て、まだバレエの開演まで時間があったので、適当にぶらぶらして、なんとなく共和国広場に向かいました。はす向かいのサンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会の写真を撮りましたが、疲労困憊、さらに時間も遅かったので教会に行こうとかそういう発想にはなりませんでした。

オペラ座に行くと、たくさんの人々が集まっていました。バレエもオペラほどではないにしろ、人気なのだなぁと思いました。この時のためにドレスアップをして1日を過ごしていたのですが（歩き辛かった）、カジュアルな地元の方々も多数おられました。写真は当日の演目で、ロシアのバレエ団のようでした。

安いチケットなので、場所が最上階でした。2,000円くらいだったと思います。なにか売りにくるとか、そんなことは一切なかったので、気取らず鑑賞できました。

バレエチケットです。3時間くらい上演が続いた気がしますが、疲れているから長く感じたのかもしれません。私は時差ボケがなかったのですが、夫がひどく疲れていて、隣で寝ているくらいでした。せっかくの公演でもったいないとは思いましたが、バレエを観たかったのは私だけなので、無理は言えないのでした。昼食を遅くとったので、夕飯は食べずにホテルに戻り、観光の1日目が終了しました。

ホテルの朝食のビュッフェは種類豊富な上、美味しかったのはラッキーでした。特にコーヒーが好きなので、飲み放題というのは魅力的でした。夫はエスプレッソばかり飲んでいました。

日曜日でヴァチカン美術館は休館のため、今日の予定はローマ市内観光です。天気に恵まれました。ホテル→無料送迎バス→フィウミチーノ空港→レオナルドエキスプレス→テルミニ駅、そして近くのバスターミナルから、110　市内観光ツアーバスに乗りました。多くの人々が同じ目的で列をなしていましたが、午前中のまだ早い時間とあって、15分待った程度で乗ることができました。

日本で1日券というと、買った当日の24:00までをイメージしますが、ローマの1日券は、10:00→翌日09:59という24時間券、ということでした。合理的だなと思いました。この日の目的は、1日券を購入して市内を一周し、またバスに乗って、気になった観光地で降りて観光することです。

写真のような観光名所を回っていきますが、移動上、路地を通ることもあり、屋根がオープンなこともあいまって、地元の人々の生活を垣間みている気がしました。

正面はヴァチカン市国にある、サン・ピエトロ大聖堂です。その手前にたくさんの人々が群がっているのがわかります。この日は大聖堂にローマ法王がお見えになり、どこぞからお顔を出すということで、そのお姿を一目見ようと集まった方々です。

ローマ市内を一周し終えて、再びバスに乗り、コロッセオで降車しました。列をなす人々との対比から、コロッセオの大きさがわかると思います。過去、この場所を資材置き場にしたらしいですが、壊されなくて良かったと心から思います。

コロッセオの中には、展示館もありました。

私も勘違いしていたことですが、コロッセオのステージ下の迷路のようなところ、ここには降りることができません。しかし、広い！　大きい！

コンスタンティヌス帝の凱旋門。コロッセオの近くにあります。大きいなぁ、彫刻が素晴らしいなぁ、人が多いなぁ、物乞いがいるなぁ、古代ローマ人の格好で一緒に写真を撮ることで商売してるなぁ、など感想は様々です。昼食は近くのレストランで。私はパスタを食べましたが、写真を撮り忘れました。夫はカネロニを頼み、当たりだったようです。その後どこでもカネロニの有無をまず訊いてから、注文を決めていました。

腹ごしらえを終えたら、近くのフォロ・ロマーノへ。これがまた、広くて大きくて、隅々を観て回るのに3時間くらいかかってしまいました。正確には3時間の鑑賞で根をあげてしまいました。写真はヴェスタの神殿。

人との対比から、フォロ・ロマーノの規模が測れると思います。飲物は持って歩いた方がいいでしょう。ただし、公共の水飲み場もあります。蛇口を捻ったら、水の出口を指で塞いで下さい。そうすることで管の途中の穴から口元付近まで水が放物線を描き、飲みやすくなります。

この後、パラティーノの丘に向かい、庭園などを見学した後、列をなしているところへ出くわしました。どうも誰かの家だか城だかを見学できるらしいのだけど、だいぶ待たなければならないらしい。気になったものの、時間もだいぶ経ってしまったので、諦めて出ることにしました。

フォロ・ロマーノから見えた建物、あれに行ってみたい、あの上からローマを眺めてみたい、と夫が言ったので、わからないままに向かいました。後から調べたらヴィットリアーノというところでした。写真ではうまく伝わらないような気がしますが、ものすごく高い建物です。この上の馬の銅像が建っているところまで行くことができるのです。有料でね！

逆光ですが、この写真は気に入っています。

夫が見たがった眼下に広がるローマの、コロッセオ側です。