2010/11/07 - 2010/11/07
28004位(同エリア48127件中)
タックさん
2010年11月7日(日)紅葉の始まりを楽しみに、箱根日帰りを強行してみた。紅葉真っ盛になる1週間前くらいである。
ほんとは一泊したかったのだが、急遽入った仕事の関係で混雑しそうな日曜日に日帰り旅行、人出はほんとにすごかった。
(サボっていた旅行記を記していきます、過去ログ)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 私鉄
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ロマンスカーまでは事前に予約を取っていたので箱根湯本まではとても快適。
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湯本について向かいのホームから箱根登山電車に乗るところからが問題、まさにラッシュアワーだった。
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それでも吊革につかまりながら眺める窓の外はだんだん色づいてくる。
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まずは妻と28年ぶりの「箱根彫刻の森」へ。良い天気のなか広々としたパーク内を散策する、懐かしい。
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ステンドグラスに囲まれたような塔は昔のまま、28年前に写真を撮った同じ場所で妻の写真を一枚、いい歳のとりかをしたな〜(と言っておこう)。
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とても広いので混雑さは皆無、ひとしきり二人で気分のいい散策を楽しんだ。
箱根彫刻の森で見つけた“小さな秋”・・・ -
娘たちへのみやげを買い、少しは混雑の緩和した登山鉄道で強羅まで。強羅から早雲山へのケーブルカーは幸運にも座れ、快適さ100%。
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と安心していたらロープウェイでは30分待ち・・・トホホ。まさかのディズニーランドのアトラクション並みである。
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やっと乗ったロープウェイ、座席指定のようなものでゆったりゴンドラから紅葉の始まった木々や箱根外輪山など素晴らしい景色が楽しめる。10分もなかった空中散歩だが途中前方に富士山が見えてくるポイントは最高!
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今回初めて立ち寄った大涌谷、赤く染まり始めた山肌と無機質な噴煙の岩肌とのコントラストはなんとも不思議。
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大涌谷のお目当ては二つ、まずはなんといっても「富士山」。この日は雲が多かったが、運良くその素晴らしい姿を見せてくれた。私としてはこれで箱根に来た目的が果たせたようなもの(笑)。
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二つ目、妻のお目当てがご存じ「黒たま」だ。上で湧き出る温泉で茹でたものをピストン輸送されている、とても熱い。5個500円サイズは小さいが1個100円は許容範囲か・・・。やはりその場で食べる熱々の黒たまはうまい。
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混雑のため乗り継ぎが悪く、予定通りにコースが進めずすでに午後の2時。上まで歩く時間が無く、またもや並んでロープウェイで桃源台へ向かう。
やはり上の方まで来るとかなり紅葉が進んでいた。 -
途中傾き加減の太陽に照らされた芦ノ湖が、手前の紅葉と相まってとても印象的だ、海賊船も素敵なアクセント。
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桃源台から箱根町までお決まりの「海賊船」で船の上から紅葉見物。風が少し強く、湖上を渡る風がとても冷たく感じた。妻と二人、船のデッキの一番前に陣取り素敵な景色を楽しむ。雲に陽が遮られるとやはりとても寒い。
船の波を切る音と月の道ならぬ“夕陽の道”そしてカッコイイ船首、思わず一枚・・・。 -
イチオシ
ロープウェイからの紅葉も良かったが…、やはり船上からの紅葉見物、これが一番素敵だった。傾いた陽射しも紅葉の赤さをより際立たせてくれているようだ。
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箱根町までおよそ30分というが、長いようで短い。途中一番スタイリッシュと思える海賊船ともすれ違い、考えてみれば乗ってしまえば見えなくなる、こうして近くから見る方が徳か。
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船は元箱根まで行くが、箱根町港で下船した。ここからは元箱根まで距離はあまりないがしばし散策だ。
箱根関所を通るとお洒落な景色が目に飛び込んできた、関所茶屋の赤い大きな日傘?と頭をちょこんと見せている富士山だ。なんともいいようのない風情・・・。 -
関所を抜け、おとなりの恩賜箱根公園へとコースを取り、あまりの広さにすべては回れないが、展望館まで歩いてみた。途中素敵な園路に思わずシャッターを切る、歩いているとわからないが、振り返るとその美しさにハッとする、にくい造りだ。
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きれいに整備された園内を中央まで歩いたくらいに「湖畔展望館」がある。少しお茶でもしようかと思っていたが、すでに閉店後だった、日もずいぶんと傾いているはずだ。せめてバルコニーからの芦ノ湖を見ようといい雰囲気の館内を二階まで上がる。ああ、やはりお茶したかったな〜、残念。
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バルコニーからは富士山を背景に芦ノ湖が眼下に見渡せる、いやはやなんとも来た甲斐があったというものだ。
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混雑のため移動に時間をとられてしまい、まともにお昼を食べていない。元箱根でゆっくりしたいと思いながら恩賜公園から旧街道杉並木へと向かった。すでにかなり日は傾き、日没近し。薄暗くなった杉並木入口から歩き始めるとガラリと雰囲気は変わる。すぐ脇に渋滞で車がひしめいているのにもかかわらず、まさに別世界。
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年輪を重ねた大きな杉の木はみごとのひとこと。太い幹に圧倒される、保全のために根っこの廻りにあじさいを植えたり車の排気ガスなどの影響から守るために苦労しているようだ。
何とかこのまま残してもらいたいものだ。
僅か500m ほどの杉並木だったがとてもいい気分で散策できた、空気が違う。 -
元箱根に着くとまさに夕暮れ、そして最終目的地がこの絶景ポイント。景色が一番きれいに見えるトワイライトの時間帯にうまく合わせてこの場にこれた。
この景色で胸がいっぱいになったのは私だけのよう(笑)。 -
美味しいお昼を期待していた妻は混雑のため肩すかしを食らい、お団子やまんじゅうでまさにお茶をにごされ不満気味(笑)。湯本までのバスを待つ間に食事をしようかと思ったらなんと「事故渋滞」!
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電車で迂回するにも予約したロマンスカーの時間ぎりぎり、すぐに出発の憂き目。湯本駅でせめて少し豪華な駅弁をロマンスカーのなかで食べようかと物色したが、時間がすでに6時前、「SOLD OUT」の札ばかり。カフェのテイクアウト(パスタ)しか見つからず、生えた角は帰ってから寿司で収めてもらった 紅葉シーズンはやはり泊まりでゆっくり廻りたいものだ、しかし素敵な紅葉と富士山に大満足の旅なのでした・・・チャンチャン。
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