2013/07/25 - 2013/08/06
627位(同エリア2131件中)
funasanさん
- funasanさんTOP
- 旅行記621冊
- クチコミ18件
- Q&A回答38件
- 4,143,273アクセス
- フォロワー191人
友人夫妻、妻と私の4人でカナダ・バンクーバー発着の7泊のアラスカクルーズに行ってきた。客船はホーランドアメリカ社の8万トンクラスの『ザイデルダム』で、クルーズの前泊2泊、後泊2泊をバンクーバーに滞在し全11泊13日間の豪華旅行となった。クルーズのみ旅行会社「クルーズプラネット」に依頼し、飛行機とホテルは個人手配をした。トップシーズンと円安で全ての旅行費が割高になってしまったが、毎日晴天の日が続き、最高のアラスカクルーズになった。
《クルーズ日程》
7/27(土)バンクーバー 出港17:00
7/28(日)インサイド・パッセージ(終日)
7/29(月)ジュノー 入港13:00 出港22:30
7/30(火)スキャグウェイ 入港7:00 出港21:00
7/31(水)グレイシャーベイ 7:00 〜 16:00
8/1(木)ケチカン 入港10:00 出港18:00
8/2(金)インサイド・パッセージ(終日)
8/3(土)バンクーバー 入港7:00
写真:バンクーバーのウォーターフロント
注:今までのクルーズ旅行記をもとに1冊の本『夢の豪華客船クルーズの旅 −大衆レジャーとなった世界の船旅− 』を出版しました。
新著出版のためアラスカクルーズ2以降の旅行記を未公開にさせて頂きます。私のホームページ『第二の人生を豊かに』(http://www.e-funahashi.jp/)に新刊案内が載っていますので、詳しくはそちらをご覧下さい。
PR
-
7月25日、成田発、エアカナダ(AC4便)の搭乗口に行くと突然私の名前が呼ばれビジネスクラス(写真)への無料アップグレードが申し出された。しかも、私を含めて4名全員アップグレードである。これには一同大喜びをする。
-
どうやら、成田→バンクーバー線はオーバーブッキングだったようである。搭乗口には中学生・高校生のカナダ留学・旅行組が大挙しており、超満員である。
写真:ビジネスクラスの夕食?(前菜) -
無料アップグレードは我々4名+外人1名の5名であった。何故我々が選ばれたのか?興味のあるところである。
写真:ビジネスクラスの夕食?(メイン料理) -
昨年まで私はユナイテッド・マイレージの上級会員「プレミア・エグゼクティブ」であったが、現在は一般会員に下がっている。特別有利な条件ではない。
写真:ビジネスクラスの夕食?(チーズ盛り合わせ) -
航空券に関しては私はネットでエアカナダのホームページから半年前に購入したのであるが、成田・バンクーバー単純往復で総額185630円(燃油・税金等込)だった。ハイシーズンのエアカナダのチケットは高い。予約クラスの詳細は把握していないが、日程変更不可の制限の多いチケットである。
写真:ビジネスクラスの夕食?(ケーキとコーヒー) -
それにしても、エアカナダのビジネスクラスは個室感覚があり非常に快適に空の旅を楽しめる。フルコースの料理の後は、座席をフルフラットのベッドにして熟睡である。目覚めればアラスカ上空(写真)に来ている。
-
成田を午後6時頃に出発し約9時間フライトの後、バンクーバー空港に到着。現地時間は7月25日午前10時過ぎである。
参考までに、帰りはエコノミー席であったが、エコノミーの機内食が非常に不味かった。
写真:ビジネスクラスの朝食 -
空港からスカイトレイン(カナダライン)に乗り、終点のウォーターフロント駅で下車する。本日のホテルはウォーターフロント駅近くにある『パン・パシフィック・バンクーバー』(写真)である。まぶしいくらい青い空に期待が湧く。
-
通常のホテルフロントは素通りして23階にある「パシフィック・クラブ・ラウンジ」(写真)に直行する。私は「パシフィック・クラブ」というカテゴリーの部屋を予約したのである。
-
まずはクラブ・ラウンジ(写真)でのプライベートなチェックインでワンランク上のホテルライフがはじまる。木曜日の昼過ぎ、ラウンジ内は実に静かで優雅な雰囲気が流れる。
-
ラウンジからの眺め(写真)は目を見張るほど美しい。「ワオー、凄い…」。夏の晴天の下、バラード湾からノースバンクーバー、そしてグラウスの山々が輝いている。
-
さらに、スタンレーパークから、コーラル・ハーバーに続く超高層ビル群(写真)が目の前に迫る。これも「ワオー、凄い…」。私はラウンジからの眺めとラウンジ内での様々なサービスを期待してパシフィック・クラブの部屋を予約したのであるが、大正解であった。
-
ラウンジにはデニッシュ、マフィン等の菓子パン類、クッキー、フルーツ(写真)が置いてあり自由に食べれる。もちろん、コーヒー、紅茶、ハーブティー等もあり、全て無料である。
-
チェックインを済ませ、ラウンジからの壮大な眺めを楽しみながら、まずはティータイムにする。朝食や夕方のカクテルタイムもラウンジで無料で楽しめる。
-
パシフィック・クラブのフロアーは22階と23階に限定されており、部屋からの眺めもいい。期待を込めて我が客室に入る。大型のツインベッド(写真)は適度に弾力があり寝心地がいい。
-
窓側に長いソファー(写真)が置かれている。風呂上がりにバスローブを身につけこのソファ−に寝転がると実に気持ちがいい。このホテルの創業は1986年と古いが室内はリニューアルされており古さを感じない。客室面積は約32?。
-
気になるお値段はルームチャージ(2名利用、税・サ込)で約38000円。1人あたり19000円になる。クラブフロアー指定の客室、ラウンジでの朝食、ティータイム、夕方のカクテルタイム等サービス込みなので、(トップシーズンのバンクーバーのホテル代金を考慮すると)それほど高くはない。
写真:バスルーム(写真) -
我々の客室からはバンクーバーの東方面(写真)が見える。遠くの白い山はアメリカ領内のベーカー山(3285m)である。
-
ホテル内の施設見学に出かける。まずは、開放感いっぱいの屋外温水プール(写真)がいい。バンクーバーの夏は日差しは強いが爽やかな風が吹き、日陰に入ると寒いくらいである。
-
快晴の下、バラード湾とノースバンクーバー(写真)を眺めながら、プールサイドでリゾートできる。実はこのホテルの下が「クルーズターミナル」になっており、アラスカクルーズの豪華客船が入港してくるのである。
-
ホテルロビー階に大きなレストラン「カフェ・パシフィカ」があるが、その先の屋外に「カスケイド・ラウンジ・テラス」(写真)がある。ここからの眺めも誠に良く、多くのゲストが集う。
-
スパと「フィットネス・ジム」(写真)はクルーズターミナル階にあり少々見つけにくい。午後4時のチェックインであるが、この日は午後2時過ぎには部屋に入り2時間ほど仮眠する。日本からのロングフライトによる睡眠不足と時差の解消に非常にいい。
-
午後5時、ホテルのクラブラウンジでカクテルタイムを楽しむ。セルフサービスのオードブルをつまみカナダの地元ビールで乾杯する。ただし、アルコールは1杯のみ無料で追加分は有料とのこと、さらにオードブルの種類も少ない。日本の高級ホテルのクラブ・ラウンジのサービスと比べると多少落ちる。
写真:カナダプレイスの上層階に『パン・パシフィック・バンクーバー』がある -
1時間ほどカクテルタイムを楽しみ、4人で市内観光に出かける。ホテルから歩いてバンクーバーの中心「フェアモント・ホテル・バンクーバー」(写真)周辺に行く。
-
バンクーバー美術館からロブソン広場(写真)を通り、ロブソン通りをブラブラしてウォーターフロントに帰ってくる。世界中から学生が留学に来ているせいか、街行く人が皆若い。
-
夏のバンクーバーの日没は午後9時半頃と遅く、いつまでたっても明るい。カナダプレイス(写真)が目の前に見える屋外のレストランに入り、軽い夕食にする。木曜日の夜であるがレストランのテラス席はほぼ満席である。
-
シーザーサラダ、シーフード・クリームパスタ、ピザ・マルガリータ(写真)を注文しビールで乾杯する。料理の味は結構うまく、4人で完食する。料金はチップを含めて70カナダドル支払う。
-
バンクーバー到着の初日だというのに4人とも元気で夜が更けるまでテラス席で語り合う。ライトアップされたカナダプレイス(写真)が水面に映って美しい。今回は素晴らしい旅になりそうな、そんな予感のする充実した初日であった。お休みなさい。
-
朝6時起床。カーテンを開けるとバラード湾の先にバンクーバーの朝焼け(写真)が見える。今日の晴天を約束してくれるような天気に嬉しくなる。“よっしゃ!”である。
-
部屋でじっとしておれなくて朝6時半、1人でクラブ・ラウンジに行く。眺めの良い窓側の席に座り熱々のスターバックのコーヒーをカップに注いで目覚めのコーヒーにする。深煎りのほろ苦いブラックコーヒーが実にうまい。
-
そのうち妻が合流し、ビュッフェカウンターからピックアップして私の朝食メニュー(写真)を作る。カナダらしくスモークサーモンがメインの朝食であるが全ての食材が美味しい。
-
窓からはバラード湾に発着する水上飛行機(写真)がよく見える。さらに沖合から豪華客船が近づいてくるのが見える。
-
アラスカクルーズから帰ってきたホーランド・アメリカ社の「アムステルダム号」(写真)がカナダプレイスに入港してきたのである。明日の朝には我々の乗船する客船「ザイデルダム」がここに入港する。そして、ホテルの目の前から出港する。クルーズの前泊としてこれ以上条件のいいホテルはない。
-
朝食後は部屋でのんびりし、午前10時頃市内観光に出かける。この日はホテルからバラード湾に沿って開発された海岸通り「コーラル・ハーバー」を散歩する。高層コンドミニアム(写真)が林立し、お洒落なカフェ、レストランが軒を連ねる楽しい遊歩道である。
-
ヨットハーバーがあり大型クルーザー(写真)も何隻も停泊している。
-
ヨットハーバーに家(写真)が停泊しているのには驚いた。台風や大波が来ない証拠であろう。
-
スタンレーパークは広くて徒歩観光では辛いので自転車を借りてサイクリングする。最初にロストラグーン(写真)をまわり、次にスタンレーパークの海岸線を反時計回りに走る。
-
海に沿って公園を一周する「シーウォール」を快適にサイクリングする。頬にあたる風は爽やかで、心も体もバンクーバーの風になる。「ヤッホー、青春だ〜」。
写真:摩天楼のようなダウンタウン -
カナダプレイス(写真)に豪華客船が何隻も停泊している。バンクーバーはアラスカクルーズの拠点になっており、連日、豪華客船が入港する。写真右上の円形の建物は展望台「ルックアウト」であり、この下にある回転レストラン「トップ・オブ・バンクーバー」に今夜のディナー予約をしてある。
-
スタンレーパーク内にある「トーテムポール公園」(写真)で一休みする。公衆トイレあり。観光客や子供達の学校の遠足?などで非常に賑わっている。
-
バンクーバーの爽やかな風を感じながら軽快にペダルをこぐ。ダウンタウンとノースバンクーバーをつなぐ「ライオンズ・ゲート・ブリッジ」(写真)が見えてきた。
-
スタンレーパークの西側に来るとイングリッシュ・ベイが広がり海らしくなる。サードビーチ(写真)よりノースバンクーバーを望む。
-
「セカンドビーチ」を通り越すと有名な「イングリッシュ・ベイ・ビーチ」(写真)に至る。ビーチに面した広大な芝生と街路樹、そして背後の高層コンドミニアム…。
-
ビーチで1人読書する老夫人(写真)の背中がバンクーバーの豊かさを表している。夏の長い一日はイングリッシュ・ベイに沈む夕陽で終わる。完璧なロケーション…。
-
今夜は、ホテルのカクテルタイムを楽しんだ後、歴史の面影が残るギャスタウンをぶらぶらしてからレストランに向かう。
写真:ギャスタウンのシンボル「蒸気時計」 -
バンクーバーで最も高い(地上177m)ビル「ハーバー・センター」にある回転展望レストラン「トップ・オブ・バンクーバー」に入る。窓側の席からは見事な景色(写真)が広がる。
-
私は20年前、はじめてバンクーバーを訪れ、バンクーバーに恋をした。それ以来バンクーバーマラソン(ハーフ)に3度参加し、ウイスラーでのスキーも体験した。今回が実に6度目のバンクーバー訪問である。
写真:メイン料理「サーモン」 -
バンクーバーに恋をし、「早期退職をしてバンクーバーに住みたい」と願いつつも、未だに旅行者としてしか、この地を訪れていない。
写真:メイン料理「ニューヨーク・ステーキ」 -
今回のバンクーバー訪問で20年目の恋が再燃するかどうか?クルーズ終了後も2泊バンクーバーに滞在するので、結論はその後で…。いよいよ、明日からアラスカクルーズがはじまる。
写真:デザート「チーズケーキ」
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
バンクーバー(カナダ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
49