2013/06/13 - 2013/06/13
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パルファンさん
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英国ドライブの旅程は、エジンバラから、南下しダラムに。
次いで、シトー派修道院の廃墟ファウンテンズ・アビーをみ、
嵐が丘の舞台ハワースへ、というコースは
すんなりと、早めに決まる。
最近、富に、崩れかけた家屋とか、錆びて朽ちかけたものに
魅力を感じるようになってきている。
その意味でも、廃墟の修道院とイギリスの風景の織り成す
様に期待が膨らむ♪
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
チケット売り場とショップ等がある
ビジターセンター -
この看板のイラストが可愛らしい!
別にお行儀の悪い○○人を念頭においた
イラストでは無いと思うけど・・ -
いよいよ、修道院の敷地に。
-
はるか向こうに建物が・・
かなり引いて写してみて -
自然の下草に、可憐な小花♪
こんなアレンジはいかにもイギリスらしい〜 -
「ようこそ!ファウンテンズ修道院に」
この看板にみられる湖の方には行かなかったのだが。 -
近づいてきたけれど、見えるのは教会の塔だけ!
ここを旅程に入れた責任上、何が、どう現れるか心配。 -
中々見えてこないので、草花に目をやって・・
野の花が、自然を損なわず手入れされている。 -
ピンク、紫、シオン色の小花
-
カーペット状の花畑よりも、
風が吹き抜けるような、自然の感じが最高♪ -
あぁ、やっと!!
木の向こうに見えてくる廃墟に心躍る♪ -
教会と鐘楼
鐘楼はしっかり残っていて。 -
周りにいる人をみたら、如何に大きな
修道院だったかが伺える -
教会 サイド。
濃い緑、薄い緑 そして黄色い花は、アクセント -
ナショナル・トラストの巡視員。
写真の撮影をお願いしたら、
「カメラが壊れるよ」だって・・
イギリス女性からこんなジョークが 出てくるなんて! -
家族でハイキングにでも来たのかな?
こんな情景をみるのは微笑ましく気持ちのよいもの! -
父親の出てきた入り口を斜めから見て。
広く、大きすぎて、写真には全体が入らず・・ -
ファウンテンズ修道院は、1132年にシトー派の13人の
僧が谷にやって来、修道院として建造。
その後100年間、イングランドで最も繁栄を
きわめる修道院となったという。 -
しかし1539年、ヘンリー八世のカトリック教会との
絶縁により修道院は解体されてしまったそう。
僧院はヨーロッパで最も豊かで秀でたアビーとして名を
馳せてきたという〜 -
1504年には、ロンドンの取引所の創立者の父、
リチャード・グレシャムに売られ、その後
個人の庭園として歴史を紡いできたという。 -
1968年、ユネスコの世界文化遺産に登録、
現在は英国ナショナル・トラストが管理している。
修道院長の家、牢屋などの跡らしい〜 -
谷間にあるという立地からか、ファウンテンズ修道院の
周囲には豊かな水があふれていた・・ -
谷のあちこちには幾つかの泉がわいていて
泉の修道院(ファウンテンズ・アビー)と呼ばれ、
名づけられたという。 -
途中階段があると登って上から眺めて・・
まともにある修道院ならこんな所に登れなかった
でしょうに・・ 面白い角度! -
横の崩れかけた階段を上ると
ちょっとおどろおどろしい空間に!
怨念でも潜んでいそうで、早々に退散。 -
Cloister ( 回廊) と思うのだが・・
-
こちらは、Refectory (修道院の食堂)跡
上の写真とどちらが 回廊か、中々わからなかったが
多分礎石が残っているので こちらが食堂でしょう -
ゆっくり、廃墟の中を歩いて
正面にむかう〜 -
砂岩を、かくも積み上げ造られた僧院に圧倒され
そこが何だったのかはもう追及する気も起きない。 -
この重厚なアーチのリズムもいい感じ♪
-
僧院教会の正面から身廊を
-
更にアップして
「うつろい、滅び」の感性をくすぐる・・ -
側廊の部分
堅固な石の列柱の向こうには空が見えて・・
重と軽の対比が面白い〜 -
正面入り口並びに連なるのは、
ワインなどの食料貯蔵庫。
それだけで、この長さがあるのだから
僧院の規模は推して知れるというもの! -
ゲストハウス跡
僧の寝起き以外にこの様な大きな
宿泊所もあったわけですねぇー -
さり気なく手入れされている、魅力的な空間・・
-
川沿いをいくと、スタッドリィ・ロイヤルと
言われるウオーターガーデンに続く -
正面からの全景写真
壊されていようと風格が漂うのは否めない! -
白のスイセン
英国旅行中、ナショナル・トラスト管理の建造物・庭を
結構みたが、いずれも、保存状態を出来るだけ自然に
保つよう手入れされ、工夫されている。
産業革命の後、自然破壊が急速に進んたのに対し、
自然や歴史的建造物を保全する目的で、組織された
ナショナル・トラスト活動は着実に根をはり、次代に
引き継がれてきていることを実感する。 -
修道院を後にして、嵐が丘の舞台、ハワーズの村に
雑草一つない道を走り進む。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- pedaruさん 2013/08/19 05:58:14
- 滅ろ美る
- パルファンさん お早うございます。
文芸評論家の誰かは忘れましたが、美の定義のなかに、堕ちていく、つまり滅び行く美しさをのべていましたが、まさに、それを物語る旅行記ですね。
わくわくする気持ちが、手に取るようにわかります。日本でも雨月物語の世界のような、木造の廃屋などに遭遇すると、見たい、でも怖い、まさに怖いもの見たさを地で行くようなこともありますね。
怨念でも潜んでいる気がした、とのべていましたが、ほんとにそう思えるようなことってありますね。
一味違う旅行記でした。
pedaru
- パルファンさん からの返信 2013/08/19 22:05:58
- RE: 滅ろ美る
- わ〜、洒落たコメントタイトル!
pedaruさんって、言葉遊びが得意ですね。
と、いうか、軽妙な言語をあやつれる方なんですね!
絵だけでなく文章もよく書かれる? 本もよく読まれる?
あ、矢継ぎ早の質問で失礼しました〜
この場を借りての追加、「滅びゆく」「時のうつろい」に目がいくのは、
絵画展で、そのての絵が多いということによるのかもしれません。
> 一味違う旅行記でした。
いつも心優しいコメント、ありがとうございます!
パルファン
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