函館に坂本竜馬記念館が？

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2013/07/08 - 2013/07/12

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#その他

Ryutaro Shiinaさん

　前回の続きであるが、函館での疑問と問題点を書いてみた。
今回の旅行で坂本竜馬が蝦夷地を目指していた事を見聞きした。
函館と言えば、土方歳三、榎本武揚などが有名であるが、函館生まれの
私も不思議に思ったのであるが、「坂本竜馬館」成るものが元町にあったのだ
これには函館生まれの、私にも疑問を感じた。
NHKの大河ドラマ「竜馬伝」に乗っかって出来たのかと思うので
中に入って聞いてみたら、竜馬は蝦夷地を目指していた内容のビデオを
見せられた。
内容は竜馬が書いた手紙に蝦夷地の事が書かれていたのと、竜馬の親戚が
五稜郭戦争に参戦していた内容であった。
確かに竜馬なら考えそうな所はあると思う、竜馬自体は放浪癖がありそうだし
本州と海を挟んだ蝦夷地なら、独立国家として考えたのかも知れない。
独立国家を考えた榎本武揚が居るが、それとは関係なく竜馬自身が
考えていたみたいである。
　だが、私が４年前に来た時は無かったように思った。
観光の為に大河ドラマに便乗した感は否めない。
それなら土方歳三を、もっと宣伝すべきであろうと思う。
今回泊まったドミトリーの、ご主人も言っていたが坂本竜馬を蝦夷地に
結びつけるには無理がある。
確かにビデオでは竜馬が目指していた蝦夷地の事を詳しく説明していたが
今までの北海道の経緯から見ると、あまりにも見え透いている。
これを考えた方々は、観光の為を思って行ったのだろうが、もう少し考えて
函館に由緒深い人達に力を入れるべきである。
ただ、坂本家の親戚が北海道に住んでいる事は確かのようだ。
私がビデオを見ている間に、訪問して来たのは修学旅行の生徒達だけで
大人は一人も見受けられなかった。
確かに戊辰戦争で北海道は賊軍の島流しの土地で、徳川側に着いた藩の
人達が多く住んで居るので、多くの藩（自分たちの土地）の時代に使われた
町名が存在するが、北海道は先住民族のアイヌの人たちが住んでいたし
私の本家も松前であるから、五稜郭戦争では幕軍側で戦った経緯があるので
そちら側の人達を贔屓するが、坂本竜馬館には、あまりにも単純な考え方の
ように思う。
　それを考えるなら、むしろ前にも書いたが市民が集う温泉などを紹介して
交通の便を良くすべきであるが、あまりにも客が殺到すると
市民の憩いの場所で無くなるために、保守的な街なので反対があるのかも知れない。
そうであるから、隠れ観光場所として探索するのに面白いかも知れない。
　次に交通の便であるが、もし脚力に自信がある方なら自転車をお薦めする。
ただし、函館の車を運転する人は北海道でも一番荒っぽい所なので
気を付けなければならないのと、町名が入り組んでいるので市民でも
道を聞いても分からない人が多い。
まず一番は車に気を付ける事、今回も私が遭遇したのは自転車で歩道を
走行していると、ビデオ屋の前で凄い勢いで車が入って来て危ない思いをした。
私は文句を言った「人が優先でないのか」と、そうすると相手は「人が優先だから、
そちらが気を付けろ」というのである。
こんな連中が運転免許を持っているのだから、函館は運転マーナーが悪いと
言われるのである。
私が函館に住んで居た時に車を買った時にも言われたが、「函館は運転マーナーが
悪いから気をつけて下さい」と言われた事がある。
漁師町なので気が荒いのかも知れない。
　ただ自転車は走りやすいが元町、修道院あたりは坂道があるので気を付けるくらいで
後は走りやすい。