2013/04/27 - 2013/04/27
467位(同エリア786件中)
Nanaさん
2013年GW、南米ペルーまではるばる旅立ってしまいました。
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4月27日(土)
朝5:30。朝食会場。
私と王子しかいない。
他の客はもちろん、玉右衛門とハラちゃんの姿も見えない。
なんとというかやはりというか、2人はまだ寝ていたのだった。
叩き起こしてなんとか6:00の車に乗り込む。
昨日(というか先ほど)来たばっかのホルヘ・チャベス空港から小さなスターペルー航空に乗り込んで約1時間半、クスコ空港に到着した。
なんとこの1時間半のフライトの間にも機内食が出た。
小さなハムサンドとチョコマフィンという軽食だったが、ペルーではやたら食べさせようとするのだ。 -
飛行機から空港に渡るボーディングブリッジの足取りが重い。空気が薄いせいだろうか。
外に出ると、雲ひとつない晴天で、太陽が眩しい。いかにも日焼けしそうだ。
体感気温はだいぶ暑いが、日陰に入ると涼しい。
現地天候・雪、という某お天気サイトの情報はまったくの嘘だったことになる。
今回の行程は我々だけのようで、現地ガイドのメリッサは小さな車でホテル「タイピカラホテルクスコ」に連れて行ってくれた。 -
時刻11:00頃。すぐに動くと高山病の危険があるそうなので、ソファに座ってロビーの無料コカ茶を飲みまくる。
メリッサは、明日以降の説明をしてくれた。
我々は、明日はマチュピチュに向かう予定だった。
しかも、途中でマチュピチュ行き列車を降りて6時間ほどのトレッキングをする予定だった。
今日の夜、明日のトレッキングガイドがやってきて、またしても説明をしてくれるという。
トレッキングは必ずガイドの同行が必要で、我々はコスパの高い英語混載ツアーを予約していた。
ツアーは日本語プライベートツアー/英語プライベートツアー/英語混載ツアーと3段階あり、1人最大3万円の差がある。
メリッサは心配そうに、「英語はダイジョブですか」と聞いてくる。
我々は全然ダイジョブじゃなかった。
王子(TOEIC400点)、ハラちゃん(TOEIC350点)、ナナ(英検3級)、玉右衛門(英検4級)という4人組である。
英語混載ツアーならば、あまりわかっていなくても何とかなるだろう、という目論見であった。
メリッサはそんな我々を見て、「ではこれからテストをします。」と言って、それから全ての説明を英語でし出したのだった。
たぶんなのだが、メリッサはあまり日本語が得意ではないようなのだった。
メリッサが帰ったあと、ホテルキーをもらい、とりあえず荷物を運び入れ、町に繰り出すことにする。 -
クスコの風景は素晴らしかった。
いかにも標高の高そうな山々の頂上が、すぐ近くに見える不思議さ。
煉瓦敷きの道路と石積みの建物が調和し、異国の情緒を醸し出している。
ワタナベさんが「両替はクスコのガイドが連れて行ってくれますよ」と言っていた割には、メリッサは「そこらへんにいっぱい両替所があるので、好きなとこで両替してください」と冷たかった。
クスコの町の中心部であるアルマス広場周辺には、確かにたくさんの両替所がある。 -
その中の1つに入り、300ドルほど両替しようとすると、店員は
「1ドル札は使えません」
といきなり言い放つのだった。
「え、ええと、そうすると・・・」
我々はむしろ1ドル札しか持っていないくらいなのだ。
「1ドル札以外」をかき集めて両替すると、当初予定していた両替金額に全く達さない。
他にも、破れている紙幣・汚れている紙幣も両替対象外だと言う。
泣く泣く、大量の1ドル札を余らせたままソルに両替をした。
余談だが、この1ドル札は本当に使えなかった。
使えたのは、
○チップ
○少額の買い物(しかしお釣りは出ず、レートも悪いのでソル払いの方が良かった)
○インカマッサージ
○レストラン(だが迷惑そうだった)
逆に使えなかったのは、
○ソルへの両替
○リマでのタクシー代(後述)
○お土産屋での買い物
○郵送代(郵便局、ソル払いのみ) -
ともあれ、お腹が空いた我々は昼食を取ろうということになった。
ペルーは美食の国と言われている。
アルマス広場に面した路面店レストランに入ってみた。
観光客向けのキレイな眺めのいいレストランだ。
我々が頼んだものは以下の通りだ。
○アンティクーチョ(牛の心臓の串焼き)
○アルパカ・ア・ラ・プランチャ(アルパカ肉を焼いたもの)
○トゥルチャ・ア・ラ・プランチャ(マスを焼いたもの)
○トマトクリームスープ/チキンスープ(ヌードル入り)
○ストロベリージュース/バナナジュース
これにサラダバーが付いている。
どれも量が多めで、スープを1人前飲むとおなかいっぱいになってしまう。
マスはジューシーで、塩胡椒のシンプルな味付けだがとてもおいしい。緑色の香草ペーストが付いていて、独特の味がする。
アルパカ肉はクセのない味で、脂は少なめ。どれにも香草ペーストが付いていて、これが味付けの基本のようだ。
ジュースはすべて常温。たまに冷たいジュースを出すところもあったが、飲み物はアルコール以外基本的には常温だった。
腹八分目、も高山病予防の大事なポイントなのだが、我々は出されたものをすべて平らげてしまった。
さらにサラダバーまでしっかり食べてしまった。
日本だと6人前は優にある。明らかに食べ過ぎだった。 -
その後、アルマス広場周辺を散歩し、近くのマーケットまで歩いていると、玉右衛門の様子がおかしくなってきた。
頭痛がするという。高山病の初期症状だ。
そこでホテルに戻って酸素を吸うと、なぜか悪化してしまった。
取り急ぎ頭痛を抑えるため、バファリンを飲んで部屋で休むことにした。
そうこうしている内に、明日のガイドとの待ち合わせ時間がやってきてしまった。
すると、王子の体調も急激に悪化した。眩暈と頭痛がするらしい。
やはりバファリンを処方し、私とハラちゃんでガイドと打合せることになった。 -
ガイドのプーマは、帽子をかぶるとなかなかのイケメン、取ると若干老ける、そんな同年代だった。
プーマは
「明日は君たち4人だけだぜ。」
と、いきなり意外なことを言うのだった。
「だから俺たちはファミリーだ。何でも俺に聞いてくれ」
「あの、明日の待ち合わせ時間、メリッサからは6:30って聞いてるんですが」
「そんなはずはない、5:30さ。君たちは6:00の列車に乗るんだ」
「・・・ですよね」
「さぁ、ほかにないのかい?」
「メリッサが迎えに来なかったらどうしましょう」
「ノープロブレムさ」
「あの、明日は夕飯付って書いてあるんですが、さっき夕飯無しって言ってましたよね」
「そうかい?ノープロブレムさ」
「あの、明後日は朝からワイナピチュに登る予定なんですが」
「そうなのかい?俺は君たちをフルにマチュピチュ案内するつもりだったのに」
何やらいろんなことが食い違っている。
しかし我々は、ファミリーどころか意思疎通すらままならないのであった。
我々も言いたいことはあるのだが、TOEIC350点と英検3級では役者不足だ。
不安のまま打ち合わせが終了した。 -
部屋に戻ると、王子は相変わらずだったが、玉右衛門は回復していた。
玉右衛門を加えて3人でホテルのレストランで夕食を取ることにする。
昼食の教訓を生かして、サラダ・スープ・パスタ・デザートを1皿ずつ取ってシェアすることにした。
明日は一旦チェックアウトしなければならないので、5:30出発とすると4:30には起きなければならない。
寝ると呼吸が浅くなるため、高山病になる危険性が一気に高まるという。
いろいろと不安はあったが、明日のトレッキングを考えると早めに寝なければならない。
こうして22:00、我々のクスコ初日は終わったのだった。
→(3)に続く
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