2013 GW フロリダとニューヨーク09：ティトゥスヴィル　ケネディ宇宙センター

2013/04/30 - 2013/05/01

フロリダ半島を西から東へ横断、ケネディ宇宙センターに近いティトゥスヴィルに。
ここでの宿、ラマダ(Ramada Inn Kennedy Space Center)は、デニーズが併設されていて、朝食はデニーズで食べるというちょっと変わった宿でした。が朝食代込みで１泊約5000円(２名一部屋)というのは、お得感あり。
ケネディ宇宙センターへは、この８年前に行っているのですが大雨のため最も観たかった発射台に近づくことができなかったので、今回はある意味雪辱戦です。が、今回も予報ではほぼ丸一日雨だったので、天気がかなり心配でした。結果としてずっと曇り、たまに雨。であったが、致命的な降りかたではなく念願の発射台を観ることができました。今回は、VAB(Vehicle Assembly Building＝シャトルなどを組み立てる建物)見学のツアーにも参加。更にアポロの実物展示やIMAXシアターの映像など、盛りだくさんなのだが、盛りだくさん過ぎて時間を合わせるのが難しく、宇宙飛行士の殿堂に立ち寄ることはできませんでした。入場料は二日間有効のようなので、二日かけてたっぷり楽しむのが良いかもしれません。
そして値段の高騰も気になりました。確か前回は30ドルだった入場料が、今回50ドル。ツアーに参加するとプラス25ドル。更に確か前回は徴収されなかったが、駐車場代がなんと10ドル。アメリカの観光地はどんどん価格上昇してしまうのでしょうか、、、、。
あ、人気のシャトル発射体験(Shuttle Launch Experience)は、ちょっとガッカリでした。

旅行日程

□　4/25 成田→ワシントンDC→マイアミ　　　　　　マイアミ泊
□　4/26 エバーグレーズ国立公園　　　　　　フロリダシティ泊
□　4/27 セブンマイルブリッジ、キーウエスト　キーウエスト泊
□　4/28 キーウエスト→サニベル島　　　　　　　サニベル島泊
□　4/29 クリアウォータービーチ　　クリアウォータービーチ泊
■　4/30 セントピータースバーグ　　　　　ティトゥスヴィル泊
■　5/ 1 ケネディ宇宙センター　　　　　　ティトゥスヴィル泊
□　5/ 2 オーランド→ニューヨーク　　　　　　ニューヨーク泊
□　5/ 3 ニューヨーク観光　　　　　　　　　　ニューヨーク泊
□　5/ 4 ニューヨーク観光　　　　　　　　　　ニューヨーク泊
□　5/ 5 ニューヨーク→(機中泊)　　　　　　　　　　　機中泊
□　5/ 6 →成田

■：当ページの旅行記で記述している部分です。

この旅行の初日からご覧になりたい方は、こちらをどうぞ
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10773984/

エリア ティトゥスビル(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ケネディ宇宙センターに近いティトゥスヴィルに到着。
本日の宿はラマダ(Ramada Inn Kennedy Space Center)。
デニーズが併設されていて、朝食はデニーズで食べるというシステム。ちょっと意表を突かれました。

ロビーには宇宙飛行士などの写真がいっぱい飾られています

部屋はこんな感じ

バス・トイレも清潔感あり。朝食代込みで１泊約5000円というのは、かなりのお得感。

チェックイン時にデニーズでの朝食券を渡されます。
書かれている条件は、「朝５時ー１０時まで有効。パンケーキ２枚、卵２個、肉２片、ドリンクが無料」です。

で、翌朝の朝食。
卵はスクランブル、肉はソーセージとベーコン、ドリンクはオレンジジュース　というオーダです。

ケネディ宇宙センターへ向かいます。
９時オープンに間に合うように、8:30頃に出発

ケネディ宇宙センターの手前にある「宇宙飛行士の殿堂」。
帰りに立ち寄る予定でしたが、残念ながら時間が足りませんでした。
夏は、19時までオープンしていますが、この時期は17時に閉館してしまいます。

ケネディ宇宙センターの看板が見えてから

ひたすらこの様な道を進みます。

遠くにVAB(Vehicle Assembly Building＝シャトルなどを組み立てる建物)が見えてきました。ワクワクします。

やっと到着。駐車場代10ドルを徴収されたのには驚きました。
基本クルマで来るような場所なので、駐車場代は無料にしてほしいですねぇ。

入場料は50ドル(二日間有効、らしい)。ツアーに参加すると(入場料込みで)75ドル。３つあるツアーコースから、VAB見学ツアーを選択しました。

チケットブースは長蛇の列かと心配し、９時前に到着しましたが、そんなに長い列ではありませんでした。が、料金体系が非常に分かりづらく、一人づつにかかる時間が長い。
我々はツアー参加なので、このピンクのシールを渡され、これをシャツに貼ることになりました。
１０時からのツアーを選択

９時のオープン直前にチケット購入を終えました。
この時間に並んでいる人数は、予想したほど多くはありませんでした。
チケット売り場で渡されたスケジュール表を見て、ややショック。人気のアトラクション、シャトル発射体験(Shuttle Launch Experience)に速攻で向かう予定でしたが、それは何と10時から　と。え？！それを見てから10時のVABツアーに参加しようと思っていたのだが、完全にバッティングしてしまいました。

オーディオガイドは、6ドル。
私が渡されたデバイスは、バッテリーの残量が少なくて、途中で敢え無く電池切れとなってしまいました。広大な土地をバスで動いての見学ですので、元の場所に戻ってハイ交換！などとは簡単にできないので、渡された時にバッテリー残量を確認し、心配な場合は交換してもらうことをお薦めします。

シャトル発射体験が10時からということで、9時から10時までの時間が空いてしまったので、ロケット広場をじっくり見ることにしました。

ロケットにテンションが高くなりつつも、雲が厚いため雨が心配です

10時前にツアーバス乗り場へ

シャトル発射の見学場所

ここからの眺め
シャトル発射時にどの様に見えるのか、全く想像できません。

VABに近づいてきました

中に入ります

組立中のパーツ

そして、39A発射台へ。
８年前に来た時は、突然の豪雨で全く近くに来ることさえできなかったので、感激もひとしおです。

この発射台を使った、アポロとスペースシャトルのプロジェクトが紹介されています。

MUKAIという文字を発見。日本人女性の宇宙飛行士、向井千秋さんです。

後ろには大西洋が広がります

発射時の超高熱にさらされた鋼板(？)です

これは発射台へシャトルを運ぶ通路

ツアーは、アポロ／サターンＶセンターに着いて終了です。
このアポロ／サターンＶセンターも出発点からは、バスで来なければならないので、ツアーの終了が出発点まで戻されたら厄介だ　と思っていたので、このアポロ／サターンＶセンターがツアーの終点でよかったです。

フェイク？の司令室で古い映像を見たあと、

広大な展示室へ。
アポロがまんま横置きにされているのは圧巻です。

これは、宇宙飛行士をアポロまで乗せてゆくバン

中はこんな感じ

アポロ11号の偉業：人類初めて月面へ　を伝える世界の新聞

日本の新聞(毎日新聞)もありました

それぞれのアポロミッションのエンブレムが飾られています。これはアポロ11号のものです

月面着陸船

昼食は、この中にあるムーンロックカフェ(Moon Rock Cafe)へ

ハンバーガーとフィッシュチップとビールで約25ドル

食べながらの眺め

さて、見学再開。
サービスモジュールもあります。

地球に帰還したホンモノの司令船、アポロ14号(だったかな？)

アポロ13号の船長、ジム・ラベルさんのスーツ。ラベルさんはトム・ハンクスが映画「アポロ13」で演じた方です。筋金入りのトム・ハンクスファンである私の嫁はんは大喜び。だけど、これをトム・ハンクスが着たわけではないのだ。

前回(８年前)に来た時はジム・ラベル船長の宇宙服が展示されていました。そっちの方が良かったなぁ。

月のかけら

月面用車両

VABを眺めつつ、バスで出発点に戻ります。

そして、人気のシャトル発射体験(Shuttle Launch Experience)
朝一に見られなかったので、長蛇の列に並ぶことになると覚悟しましたが、20分程度の待ちですみました。

シャトル発射と同等の衝撃のため、持ち物は持ち込めず、このロッカーに預けねばなりません。というふれこみもあったので、超期待して望んだのですが、期待が大きすぎたからか？結構がっかりする内容でした。

Ｔー３８

夏からこの場所にスペースシャトルAtlantisが展示されるそうです

殉職した宇宙飛行士たち

彼らを称える慰霊碑

おみやげショップ

各プロジェクトのミッションバッジ

嫁はんは、向井千秋さん(１回目の飛行)のミッションバッジを購入、6ドル。

「宇宙飛行士とランチ」というイベントがあるのですが、(事前予約必須らしいです)本日のランチ役、マーク・リーさんのサイン会が、みやげ屋の奥で実施されていました。

Exploration Early Space
宇宙開発初期段階の展示が見られます。本来ならここもじっくり見たいのですが、IMAXの上映時間が迫っていたので、駆け足でした。

IMAXシアターへ。心配していた雨が降ってきてしまいました。が、昼間に降られるよりは良かったです。

二つのプログラムが上映されていますが、上映回数が少ないこともあり、時間を合わせられずやっと「Hubble 3D」の16:30最終上映を観られました。

3Dメガネ

さすがにスクリーンはでかいです

既に17時過ぎて、宇宙飛行士の殿堂は閉館。残念ながら今回も見学できませんでした。

2013 GW フロリダとニューヨーク10：オーランド→ニューヨーク
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10792521
に続く