2013/07/02 - 2013/07/03
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スタリモストさん
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グルジア軍道を走り、カズベキ村に。トレッキング1時間半後に現れたツミンダ・サメバ教会の姿、朝焼けに輝いたカズベキ山、車窓に流れた山岳風景・・どれもが素晴らしい絶景。この旅の最終章を飾る一泊旅行となりました。
経過=イスタンブール(6/1,2,3)→ケシャン(6/4)→セルチュク「エフェス」(6/5,6) パムッカレ(6/7)→ウスパルタ(6/8)→コンヤ (6/9)→ ギョレメ「カッパドキア」(6/10,11,12)→ キャフタ「ネムルトダゥ」(6/13)→ディアルバクル(6/14,15,16,17)→トゥンジェリ県オワジュク村(6/18,19)→エルズルム(オトガルで夜明かし)→ユスフェリ(6/20,21バルハル川ラフティング,22バルハルチャーチ見学とトレッキング、23・24休養 25グルジア教会めぐり)→アルトヴィン(6/26,27アルダヌチュ・ハイキング 28アルドヴィンカレと古民家へ・フェスティバル1日目,29フェスティバル2日目)→グルジア、トビリシに移動(6/30)→トビリシ市内観光(7/1)→グルジア軍道、カズベキ村1泊小旅行(7/2.3)→トビリシ観光(7/4)→帰国(7/5)
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今日は、グルジア軍道を通り、カズベキ村に行きます。スタリモストは2008年に続いて2度目になります。・・今まで見てきた絶景の中でも3本の指に入る・・と絶賛しているものですから、これは、a3としても見なくてはなりません。
ホステルを早く出て、地下鉄(0.5→カード)でディドゥベバスターミナルに向かいます。ディドゥベに着いたのは8時前。近寄ってきた男に、カズベキ行きのマルシュルートカ(10)を尋ねると、案内してくれました。行き先が英語表記がされているマルシュルートカは他には見当たりません、外国からの観光客がよく利用するからでしょうね。すでに先発が出た直後らしく、席が埋まるまで1時間かかり、やっと9時にスタートしました。やはり乗客の半分が海外からの客(アメリカ・ドイツ・フランス・そして日本)・・。 -
途中休憩・・
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美しい山岳風景が流れますが、曇天で視界が良くなく、車内からの撮影はあきらめました。
乗り合いマルシュルートカのため、もちろん友好展望台もスルー -
カズベキ村までは3時間かかりました。
宿泊したのは、 NUNUの家(30)。スタリモストはこの前も、ここに宿泊しています。トイレもシャワーも綺麗になっていたし、ゲストルームも増やしたようです。
NUNUさんはとても気さくで陽気な人でした。 -
村の家の壁に見応えのあるレリーフが・・
スーパーでビスケットやチョコ、水を買いました。
そして、 -
ツミンダ・サメバ教会があるクヴェミ・ムタ山の山頂をめざします。
テルギ川を渡りゲルゲティ村に入ると、タクシーが数台止まっていて「どうだ乗らないか」と勧められましたが、もちろん歩きを選択。 -
山には幾筋の登山道があり、最も短距離なのは、車道とは反対の左方向の道。教会まで直線的に道が延びていますが、とても急な斜度。(降りる時に利用しました。)
ゲルゲティ村を右に迂回して登る道を選択しました。
車道を通ることなく、咲き乱れる野花を楽しんで上を目指します。 -
時には急な登り坂となり、再三休憩を挟む必要はあります。うれしいことに雲が流れ、晴れ間が見えてきました。
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道しるべはなく、どの方向に行けば良いか迷った時もありましたが、運良く下山者とすれ違い、道を確認出来ました。
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そしてこの上が稜線だろうと目途をつけ、登りつめたら、
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目の前に広がったのが、この光景。およそ1時間半で到達しました。
苦労してゴールしたものですから、景色の美しさが体に心に染みます。
ビロードのような草原、放牧された馬、流れゆく雲、残雪をいただいた急峻な山々、そしてツミンダ・サメバ教会・・・
それぞれのパーツがしっかり一つになり互いに響き合う・・ -
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教会は、厳しい風雪に耐えぬいているためか、凛とした存在感があります。堂内では静かに祈りを捧げている女性たちが・・。
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カズベキ村遠望
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牧師の少し上に見える道を下ります・・
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十字架峠辺りで、マルシュルートカが追い抜いたサイクリストたち。
今から、上まで登るといいます。スゴイ人たちがいるものです。 -
村の博物館にて・・壁に掛かった絵がとても良かった。
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教会
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夕飯に食べたヒンカリ。とても大きく、他にも注文したものですから、食べきれませんでした。
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日没が迫っています。カズベキ山がやっとその姿を現してくれました。
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暮れなずむ村のセンター
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カズベキ村の東側
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そして、翌日6時すぎ・・
カズベキ山が朝焼けに輝いた一瞬です。 -
この光景をみるために村に泊まりました。
見事に晴れてくれて感謝です。 -
南側の山・・
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8時発のマルシュルートカ(10)でトビリシに戻ることにしました。
朝もまだ早かったせいか、空模様がよく、グルジア軍道の山系や村をしっかり目とカメラに刻むことができました。 -
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十字架峠からカズベキ村までの道は大規模改修中です。
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石灰棚・・黄色いパムッカレ。
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アナヌリ教会・・
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ディドゥベバスターミナルに帰ってきました。帰りは所要時間2時間半。
とても充実した1泊2日の小旅行で、旅の最後にふさわしいものとなりました。 -
今回の旅では、トルコに30日間、グルジアに5日間滞在しました。いつもの2週間程の旅ですと、綿密にコースを決め、訪問先の情報を集めて出発するのですが、今回は、おおよそのコースは思い描いていたものの、ほとんど現地で次の訪問地と離れるタイミングを決めていきました。30日というのはそういう点でとても融通が利きます。又どのホテルでもWi-Fi環境がありましたから、ネット検索が出来たことは大変助かりました。今回はiphoneの他に初めてモバイルパソコンを持って行きました。
イスタンブールinトヒリシoutの航空券は、イスタンブールへUターンしなくて良い分、コース取りが複雑にならずにすみました。巡ったコースは、振り返ってみますと、その内容から4つにくくれるかなと思います。
1、イスタンブールからネムルトダゥ→トルコの自然遺産と文化遺産探訪。(ケシャンとウスパルタはひと味違った思い出の地に。) 2、ディアルバクルとオワジュク村→クルドの音楽文化の享受と街の人たちとの再会とふれあい。オワジュク村界隈の圧倒的な自然の美しさと村人との出会い。 3、ユスフェリ・アルトヴィン・・ラフティングやトレッキングなどアウトドアスタイルの旅の楽しみ方の発見、当地の民族文化の見聞。 4、グルジア滞在・・・
又、沢山の人達との出会いがありました。もちろん現地のトルコの人、グルジアの人とのふれあいもあるのですが、同邦の方とホテルで出会い、色々と交流できたことも貴重な収穫でした。直接出会ってはいませんが、旅行中4トラを書き続けたものですから、読んでいただいた方と得難い交流もスタートしました。
旅の最中、完全休養日も設定しましたから、疲労が蓄積しなかったし、後半はトレッキング三昧でしたので、帰国後体重計に乗りましたら、2人とも2kgも減っていました。エクササイズ効果絶大です。
これなら、3ヶ月、半年と旅を伸ばせそうですが、やがてそれが可能な条件が整えば出かけようと思います。 -
旅の決算 合計518215円(1人26万円)
20万円(3740リラ・6/3両替)+65413円(1250リラをカードキャッシング・利息分を含めた金額)+ 300ドル(1493ラリ)+イスタンブルール宿泊費17702円(アゴダで予約)+ 204,500 (航空券2人分/カタール航空・ドーハ乗り継ぎ便)
支出・・ホテル代= 112000円(32泊)/移動費=60000円/観光費=60000円(入場料・参加料・チャーター料)/食事代=70000円/他=10000円/航空券=204,500 円
※滞在費については、すべて込みで1日2人で1万円以内におさまるよう、ホテル探しに努力しました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- mistralさん 2013/07/21 16:59:51
- お帰りなさい。
- スタリモストさん
長〜い旅からお帰りになっての
日々はいかがでしょうか?
旅の最終編を拝見しました。
感動的でした!
そして遡って旅行記、一気読みを
させていただきたくなりました(No.8までですが)。
mistralにとりましては未知の地で
たくさんの善意ある人たちに出会い
心温まる旅をされてきたご様子が
伝わってきました。
そんな旅をいつの日かしてみたいと
あこがれています。
mistral
- スタリモストさん からの返信 2013/07/21 19:52:44
- RE: お帰りなさい。
- mistralさん
最後まで目を通していただき感謝します。
蒸し暑い日々が続いていますので、カラッとしたあちらの気候を懐かしんでいます。
旅を振り返ってみますと、地中海文明の華やかな遺跡にも心惹かれましたが、思い出深いのは美しい山河とそこに生きる人達との出会いでした。
又、ユスフェリではラフティングやトレッキングも体験し、新たな旅の楽しみ方を覚えました。
旅はすんなり進まないから面白い所がありますね。計画し実行し修正し先に歩を進めていく、そのこと自体がとても楽しいです。
スタリモストは還暦間近、夫のa3は定年退職、バッグを背負っての移動もしんどい時がありますが、このスタイルだからこそ見えてくることが沢山あります。
私たち夫婦、童謡の 「だいだいだいぼうけんのうた」が大好きです。
旅には「胸がドキドキの世界が待ってい」ますよね。
スタリモストの夫a3記
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