2005/10/24 - 2005/10/29
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horseriderさん
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馬術の親善競技のため、隔年で韓国へ出かけており、その間に英国或は香港、オーストラリアなどへ単独で出かけており、通年を通じて健康にも恵まれ、医療費を掛けていない、その反面、妻は胃腸が弱くあっちの医者、こっちの病院、所得税申告の際の医療費控除の実践者。
そんなわけもあって、健康のご褒美と言うわけで、毎年のように海外へ旅行していた。
韓国も兎も角、いつも英国ロンドンでは無かろうと、たまには他へ行ったらと言うことで、シドニーオリンピックの翌年、シドニー・メルボルンへのセット旅行(この旅行記は次に)。
さてそんな訳で、この時は偶には北アメリカへ、アメリカ本土は、第一次オイルショックの後、リテーラーの研修旅行でロス・ニューヨークへ入っているので、本土は遠慮してカナダへ。
登山とかスキーとかはしたくないので、気候を調べこの時期なら、バンクーバーとオプションのヴィクトリア、それに現地でのグルメ付とかの、JALのセットツアーを申し込んだ。
老年に近い男の一人旅、シドニーの時も然り、旅行社も遠慮がちだった。
兎も角、バンクーバー国際空港着、迎えのボックスカーで、市内のメインストリートを巡り、ウオーターフロントの、ピナクル・マリオットホテルへ、オプションで、ヴィクトリアシテイーへの1日の観光も含まれている。
ホテルは広大なカナダのほんの外れの、小さな湾岸の都市、イングリッシュ湾に面して、観光用の水上飛行機の基地が眼前にあって、静かな湾内の青い海の向こうに、西バンクーバーと地続きの北バンクーバーの陸地が、煙って望めた。
そんな景観に恵まれた角の部屋だった。ホテル自体も十字路の角にあって、私には申し分のない部屋だった。
愛想のいい、黒人のドアマンいにこやかにあいさつされて、直ぐにダウンタウンの古い街、ギャスタウンへ、湾岸の道を歩いて出かけた。
昼間の事で、街は化粧を落としたホステスのような風情で、何となく裏さびれて見えた。
街のシンボルのガス時計と街の名前にもなった。材木職人と言えばまあ、樵だろう。樵相手のパブを開いたおしゃべり(ギャッシー)のあだ名がついたジャック・デイトンによって、街が開かれて行った。
その徒名を冠してギャスタウンと言うのだそうだ。
途中、北バンクーバーへのシーバス(Sea Bus)のターミナルもあり、其処には大型客船も横付けされる突堤も併設されて、白い帆を幾つも張ったように、飾り付けてあった。
何日か滞在するうちに、白い大型の客船が着岸していた。
出来れば船内を覗いてみたかったが、時間の関係で果たさなかった。
セットのグルメとは、繁華街の鮨屋での夕食だった。
参ったことに、加齢による口中の義歯が、どう言うはずみか、朝食のトーストパン(カリカリにトーストするのが好み)の固い耳を噛んだ時に折れて、修理も出来ずに、口中もごもごと寿司を食らうのは、何とも様にならず、しかも老人一人では、侘しい事、この上もなかった。
朝食は、毎朝、1階の食堂で、セルフスタイルで、自分で好きなトーストをトーストし、サラダ、ハムエッグ、或はベーコンエッグ、フルーツ等、好みで摂り、コーヒー・紅茶、ジュース等。
さて、折れた義歯をなんと化しなければ、旅も味気なくなってしまう、其処で、北バンクーバーへ渡った際に、港近くにスーパーショップを見つけ、さて接着剤は英語で何と言うのか、あれこれ考え、ステイックではないし、いろいろ連想の上、そうだ模型飛行機を作った時のセメダインが接着剤だと思いお越し、広い構内の大きな棚の列をうろうろして、やっと強力な接着剤を購入した。
直ぐに、トイレを見つけて、洗面台の前で、折れた義歯をポケットから出して、折れた部分に沿って接着剤を着けてしっかり細い峰のような部分をくっつけた。
瞬間接着剤とは言え、瞬間にくっついて固くなるのではない、暫く時間掛けて息を吹きかけたりして乾かして、端から出たバリをボールペンの芯を出さずに、細い円い角でこすって取り除き口へ納めてうがいをして終えた。
全く、とんだハプニングだった。
北バンクーバーの山側などには、サーモンの孵化とスモーク加工場などがあり、グラウスマウンテイン、とキャピラノ渓谷と、深い谷間に掛った吊り橋のあるキャピラノへ、バスとケーブルカーを乗り継いで出かけた。
キャピラノ渓谷および、樹木の間に張られたハンギングステップの事は、写真の説明とともに、記します。
オプションのビクトリアしていーへのワンデイツアーは、ホテルへ早朝向かいのバスが寄ってくれて、何人かの同じホテルの客と、途中、ほかのホテルからの客とを乗り合わせて、ツワッセンからフェリーボートでビクトリアのスワッツ湾へへ、穏やかな湾内を進み、上陸後、湾岸に沿ってバスが走り、途中、出来れば住んでみたいような場所や、景観に目を楽しませながら、ポルタルトセメントで財を成し、石灰石を掘った穴の後を利用して作られた、ブッチャートガーデンに立ち寄り、明るいビクトリアシテイーの中心とも言える。港湾の街につき。バスを降りて、時間を決められて、フリーの観光となった。
港の先にビクトリアの市庁舎、それに、港に向かって、レンガ造りの古城を連想させるフェアモントホテル、一度は泊まってみたいと思い、脇の入口より、フロントまで見て回った。
エリザベス1世も宿泊したということだ。
後は写真と共に綴って行く。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 船 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- ジャルパック
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ノースバンクーバーを望む。
ホテル前の湾岸に双翼の水上飛行機が何機も浮かんで、空からの観光客を待っている。
翌年、モントリオールオリンピックを控え、また、香港が100年の軛から離れ、共産中国へ返還される時期にもあたり、香港資本のビルが、にょきにょきと湾岸に立ち並び始めた。 -
マリオットホテルの部屋。
なかなか快適なホテルで、湾岸の角地に建ち、眺めも良く、街の中心の繁華街へのアクセスも徒歩圏内で便利だった。 -
ホテル前の湾岸におかれたモニュメント。
何故、逆さの家屋なのか、確かめなかった。 -
観光用の水上飛行機の基地。
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ギャスタウンのシンボル、ガス時計。
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うら寂しい、ギャスタウンのメインのスクエア。
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豪華客船が接岸。
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カナダプレース。1986年の万博の際に建設された複合施設で、コンベンションセンターや、大型客船の接岸が出来、ホテルも併設されている。
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接岸中の客船。
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北バンクーバーへのフェリーから、去りゆくバンクーバーの湾岸を望む。
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ビクトリアへの航行中。湾岸の民家。
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湾岸の住宅。
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すれ違う同型のフェリー。
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ブッチャートガーデン。
もともとは、ブッチャート氏のポルタメントセメントの原料である石灰岩の採掘跡の窪地を、沈んだ庭園(サンクンガーデンと夫人が名付けた)として花木を植えてテーマを与えた庭園を作り上げた。 -
ブッチャートガーデン。
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ブッチャートガーデン
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ブッチャートガーデン内、日本庭園。
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日本庭園
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ブッチャートガーデンの草木のパンフレットより。
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ブッチャートガーデン近くのレストランで昼食。
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キャピラノ渓谷の吊り橋。
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キャピラノ、ハンギングロード。
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キャピラノ渓谷、吊り橋の上から覗く。
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ビクトリアシテイーの港湾地区。
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フェアモントホテル
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