2013/06/06 - 2013/06/08
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falanさん
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そもそもフランクフルトなんかに、なんで2泊するの?
そういうあなたの気持はわかる。
以前、70kmほど離れた町に住んでいたころ、週末フランクフルトにやってきて、日本のツアーを相手にガイドのアルバイトをやっていたことがある。だからレーマー(神聖ローマ帝国皇帝の戴冠式の祝宴をおこなう場所)とかゲーテハウス(生家)のことなら、今だに間取りや家具、かかっている絵のことまで目に浮かぶ。
だけどこの町が好きだとか、もっと知りたいと思ったことはなかった。
フランクフルト見学がツアーの日程に組み込まれているのは、帰国便の出発時間までの時間調整のようなものだしなあ、と私自身がそのていどの認識だった。年を経てようやく「だからオレってダメな奴だったんだよなあ」とわかる。
これほどたくさんの美術館や博物館があって、歩いてまわれるほどのエリアに密集しているなんて知らなかった。18ユーロを払ってチケットを買うと、2日間有効で最大34ものミュージアムに入館できるのだ。
手近なところから入ってみよう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イスタンブール発フランクフルト行きのルフトハンザの機内食。
にんじん、ズッキーニの角切りにフライドポテトという取り合わせにトマトソースをかけたものかな。
トルコ料理なのだろうか。いや、うまかったとは思うのです。
となりの席のおばあちゃんは、ひと口しか召し上がりませんでしたけどね。
もちろん私は完食です。 -
旅の友。
Warsteinerビール。Eine Koenigin unter den Bierenと書いてあります。
ビールは女性名詞でないのに女王という言い方をするんですね。
02.05.2014の横に漢字で「比日期前最佳」と書いてあります。
中国語で賞味期限のことでしょうか。
それでいて裏に成分をドイツ語、フランス語、イタリア語、英語、
オランダ語などで書いてあるのに、中国語では書いてありません。 -
フランクフルト空港に到着。
イスタンブールでも、ドイツに住んでいるのか? 日本行きのEチケット持ってるなら見せろ、とかうるさかったけど、フランクフルトでも飛行機を降りたとたん、パスポートチェック。ドイツに何しに来た? どこへ行く? ボーディングブリッジがつかえて先に進めない。
荷物の受取所のモニターを見ると「韓国文化フェスティバル」が開催中。
イスタンブールではホテルのとなりに韓国食堂があった。
カッパドキアに着いた日に連れて行ってもらったのが、韓国人ツアーのガイドや通訳をしているトルコ人が経営しているお店。ビビンパおいしかった。
今回の旅はどういうわけか、韓国と縁がある。明日はシルムを見に行く?
行きません。 -
ホテルは駅前のホテルヨーロッパスタイル。
浴槽つきの部屋をお願いしたらアップグレードしてくれた。
かわいい屋根裏部屋。エレベータが下の階までなので、荷物をかついで上りました。もちろんベルボーイはいません。
このホテルはミニバーがフリー。コーラ、ミネラルウォータのほか、ビールが4本も入っている。きょうは飲むぞ。 -
改装したばかりなのか、新しくて気持ちいい。
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夕食は中央駅のなかのお肉屋さんで。
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ベルリン名物カレーソーセージ。
フランクフルトでもうまい。
そのうえ懐にやさしい。 -
そのあと街をぶらついていると、出くわしてしまいました。
韓国文化フェスティバル。 -
午後8時半ですが、まだ素人のど自慢みたいのをやってました。
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ビールを飲んで就寝。
朝、目をさますとこの風景。
なんだい、このオリ? テラスではなさそう。 -
反対側の窓から見えるのは、フランクフルトらしい街並み。
この階は部屋が二つだけなのですが、おとなりさんも日本人。
やはりバスタブのついている部屋ですよね。
その気持ちわかります。
デンマークなど北欧を2週間かけて回られたそうで、私とおなじJAL便で帰国だそうです。 -
朝食はこじんまりとした部屋でいただきます。
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品数はそれほどでもありませんが、クオリティは高いです。
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たまご料理も頼めば作ってもらえます。
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お腹がいっぱいになったら出かけます。
地下鉄で街の中心部へ。 -
フランクフルトで最も有名な建物。レーマーです。
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幸せそうな一団。なにかおめでたいことでも、あったのかな。
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ふり向くと、新婚カップルが自転車で登場!
広場を一周すると、そのままどこかに退場。
その後、もどって来ませんでした。
新婚旅行に行っちゃったのかな?
それとも産気づいちゃったとか。 -
広場の反対側の建物。
一見古そうですが、完成したのは私のドイツ滞在中のこと。 -
また来てしまった。シルム=韓国相撲、第4回世界大会は準備中。
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橋をわたった川岸に9つの美術館、博物館が並んでいます。
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欄干になにかくっついてます。
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パリでもローマでも見かけました。
日本でも最近見かけますよね。
バレンタインデーに習って、南京錠メーカーが発案したのでしょうか。 -
マイン川はきょうもにごっています。
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橋を下りるとすぐ目の前にあるのが応用工芸博物館。
さっそく入ってみましょう。 -
玄関前に展示されているのは…VW、BMW? アウディでもないよな。
もちろんポルシェでもありません。
「キア」「ヒュンデ」!
なんでまた韓国車なの? -
玄関にもファサードにも特別展などの表示はありません。
ミュージアムパスは購入し、荷物をロッカーに入れてから2階に上がります。
「韓国パワー」と題した展示が目に飛び込んできました。 -
工芸品にそれほど興味があるわけではありませんが、思いのほか洗練されたものもあるようです。
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機械や電子機器なども展示されています。
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過去から現在までを写真と映像でつづる展示もあります。
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街中でやっている「文化フェスティバル」より見ごたえはあります。
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3階に上ると、今度はなんと「浮世絵展」
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広重、北斎、歌麿、豊国、国芳ら、ビッグネームの作品が勢ぞろい。
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なんで韓国は現代で、日本は江戸時代?と思わないでもないけど、
バランスをとってくれたのかな。 -
入り口にもどこにも、これらの展示の案内がないのは、そっとしておきたい理由でもあるのかな。それにしても、常設展をふくめて3人しか来館者を見かけなかったんですけど! ちょっとさみしいね。
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外にでると、すぐそばは公園になっています。
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公園の片隅に博物館がありました。
体験博物館バイブルハウス。
川岸ミュージアムを全部見ようと意気込んでましたから、ここにも足を踏み入れました。 -
ドイツはカトリックとエヴァンゲーリシュ(プロテスタント)が半々くらい。
ある意味安定しているのだけど、教会にかよう人はそれほど多くないんじゃないかな。
だから、子どもたちにもうちょっと聖書のことを知ってちょうだい、というのがねらいのようです。特定の宗派への勧誘などが目的の施設ではありません。 -
1階と2階の二つのセクションで、子どもたちが聖書にまつわるお話を聞いています。
なんだかなつかしくなりました。日本キリスト教団が運営している幼稚園だったので、日曜学校に通って皆勤賞をもらったのを思い出しました。
どんな宗教の信者でもありませんが、私のなかに善良な部分があるとしたら、なにかしら影響を受けているような気がします。
2階に上がって放送局にあるような重たい防音扉を開けると、子どもたちの視線がいっせいに私のほうに。 -
そのまま扉を閉めようとすると「どうぞお入りになって」というのでお話を聞くことに。
「こちらに来て、いっしょに座りませんか」というのは遠慮しました。
男女に分かれて5人ずつ座っている子どもたちの中央で、女性がやさしく語りかけています。
「というわけで、地球上に生まれてきた人間は○○億人。クリスチャンばかりでなく、モスレムやユダヤ人の人たちもいますよね。でもみんな、この時代の人々の子孫なんです。ではきょうのお話はこれくらいにしましょう。昔の衣装を着てみたい人は順番にね」
子どもたちは首をふり、我先にと駆け出して靴を履き、出て行きました。
おいおいちょっと君たち! 私のほうが声をかけたくなってしまいました。 -
次はここ。
クラシックな建物にステキな壁画。 -
さすがドイツですね。
アメリカなら問題になるかも。日本なら最初から自主規制かな。 -
それにしてもこの世界文化博物館、名前からして大きく出てますね。
建物は大きくありませんが。
高校生のグループが引率されて、次々にやってきます。
多文化共生、差別と偏見をなくそうというのが目的の博物館のようです。 -
展示もなかなか愉快でして、丹念に見てまわりたい場所のひとつです。
テーブル席で若い皆さんがグループごとに話し合いなんかもやっています。
なんて真面目なんでしょう。 -
民族差別を許さない、というポリシーは(表向き)戦後一貫していますからね。
世界的に非寛容、ナショナリズムを煽り立てる威勢のよい声が強い時代にあって、こういう小さな博物館はささやかな清涼剤だな。 -
この日まわった7つのミュージアムで、だれでも楽しめそうなのは「映画博物館」かな。
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映画が発明される以前に、絵が動く仕掛けに使われた円盤。
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スリットから動く絵を見ているところ。
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幻灯機。私が子どものころには雑誌の付録に組み立て幻灯機がついてました。
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ここにもクラス単位で見学にやってくるようです。
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ほんもののエイリアン。
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映画「ブリキの太鼓」でオスカーが敲いていた太鼓。
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以前はこの街はみにくいというドイツ人が多かったですが、
日本人からするとそれほどでもないような気がします。 -
博物館めぐりはけっこう疲れます。
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コミュニケーション博物館です。
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のんびりした雰囲気です。
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各国の伝統的な通信関連の展示などもあります。
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国境や民族を越えた相互理解のために考えるべきことは何でしょうか。
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川岸のミュージアムのなかで、もっとも人気があるのがシュテーデル美術館。
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小学生たちかな。
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下の階には現代美術が展示されています。
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このルターの肖像は教科書で見覚えがあります。
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とりあえず有名どころはフェルメール。
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フランスの印象派は欠かせませんね。
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川岸の道路が冠水しています。
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9つのミュージアムのうち7つをまわりました。
時間的にはあと2つも急げばなんとかなりそうですが、
心身ともに疲れました。
ホテルにもどります。 -
途中で夕飯を買いました。
全粒パンにハムがはさんであります。
ビールのお供にドイツパン。
きょうは長風呂でもしてじっくり疲れを癒しましょう。
明日はいよいよ帰国の途につきます。 -
朝になりました。最終日もよいお天気です。
チェックアウトの後、スーツケースをホテルに預けて出かけます。
ミュージアム探訪2日目は、ここドームから。 -
外観も中もそこそこですが、二百数十年にわたって神聖ローマ帝国皇帝の戴冠式がおこなわれた由緒ある場所です。
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併設のミュージアムにはきらきらするものが多かったですね。
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この水晶の十字架の容器は、この教会の別名でもある聖バルトロメオの遺骨をおさめる聖物箱です。
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教会の入り口に正装した子どもたちが並んでいます。
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お父さんはよけいなこと言わなくていいの!
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機嫌をなおしてくれてよかった〜
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ドレスも髪飾りもよく見ると個性がありますね。
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私の弟なんだから、しっかりしてね。
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これから神父さんの先導で教会へ入って行きます。
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この日2番目に訪れたのは現代美術館。
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展示物の入れ替え中で、ごく一部だけ開館中。
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どのあたりがアートなんでしょうか。
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うちの椅子もこんなふうにしてみようかな。
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ここはどこだっけ。とにかく閉館中でした。
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シルン美術館も閉館中でした。
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そばの地下鉄の下り口にペンキで書いてあります。
「シルンに行くことがアートじゃない」 -
反対側にも何か書いてあります。
「レーマーなんかを写真に撮ってもアートのわけねえだろ」
すんまへん。 -
フランクフルト市の歴史博物館。
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企画展は、クロアチア出身の画家 Drago Trumbetaš の作品展。
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1960/70年代の外国人労働者の生活を描いています。
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わたし的にはこの日あちこちをまわって見た展示物のなかで、いちばん見ごたえがありました。
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外に出るとお腹がすいてきました。
通りがなんだか騒がしいです。行ってみましょう。 -
イスタンブールで出会えなかったアレに、まさかこんなところで遭遇するとは!
赤白の断幕にトルコ語とドイツ語で「タクシムはどこにでもある。抵抗運動もどこにでもある」と書いてありますね。 -
受け取ったチラシにも「タクシムの民衆にわれわれの連帯を示そう!」とあります。
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鉦や太鼓を打ち鳴らしながら、にぎやかに練り歩いていきます。イスタンブールには及ばないでしょうが、かなりの人数です。15分ほど眺めていても行列が途切れることがありません。
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いろいろなグループが参加していますが、このところ勢力を伸ばしてる海賊党や緑の党、ザ左翼などが目立ちます。
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「原発反対!」
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「不正がまかり通るなら、抵抗するのは義務だ」
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「貧困化政策をやめろ!」「動物を搾取するな!」など、さまざまなスローガンがおどっています。
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私も仲間入りすることにしました。
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フランクフルトでデモに参加するのは、かれこれ30年ぶり。
センチメンタルジャーニーだな〜^_^; -
それにしても大規模なデモなのに、制服姿の警官をほとんど見かけませんでした。
イスタンブールとはやはり違います。
で、やってきたのはゲーテハウス。ゲーテの生家です。 -
覚えているつもりでしたが、記憶とは異なっている部分もありました。
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中国人、韓国人の観光客が多いです。
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「ハナ、ドゥル、セ」
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ヨーロッパでJALのファーストクラスラウンジがあるのはフランクフルトだけです。
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出発が午後9時過ぎなので、焼き鳥とソーセージで夕食をすませます。
フィルタで漉していないヘーフェビールもあります。 -
デザートまでいただいて満腹。
-
免税店でおみやげを買うつもりだったのに、時間がありませんでした。
まもなく離陸です。 -
6月に一新されたJALの制服のジャケットはチーフだけ色違い。ほかの方は紺色の上着です。
チーフのNさんを搭乗口でお見かけしたとき「あれ」と思いました。
「前にもお世話になりましたよね」
「ボーディングブリッジを歩いてこられるお姿で●●様とわかりました」
「覚えていただいていたとは恐縮です」
「たしかパリ便でしたでしょうか」
Nさんのことをはっきり思い出しました。
JALが再建途上で、コスト削減に努めていると報道されていたころです。
「ワインはいかがなさいますか」
「新しいボトルじゃなくて、開いているのがあればどれでも」
「お気遣いありがとうございます」
そういってお辞儀をしてから、いたずらっぽく笑って
「全部開けちゃいますから、飲み較べてみてください」と言った人だ。
JALはファーストクラスのワインまでケチってる、なんて噂になったらまずいですもんね。失礼いたしました。 -
夕日を追いかけて飛ぶので、いつまでたっても陽が落ちません。
-
インターネットのサービスチケットが1時間フリーになってます。
12時間フリーは5月で終了したそうです。
すぐに寝るので、1時間で充分ですけど。
ラウンジでお腹いっぱいになったので、食事はパス。
ベッドの用意をしてもらいます。 -
8時間ほども眠ったようで、起こされたときは着陸の一時間半前。
和食の朝食をいただいてから着替えをします。 -
成田に到着です。皆さんお世話になりました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- frau.himmelさん 2013/09/21 10:29:43
- DDRといいフランクフルト博物館めぐりといい、とても興味深かったです
- falanさん こんにちは。
私も見るべきところがないといわれるフランクフルトに連泊する変わり者です(笑)。
最終日に買い物をするのにはもってこいの街だからですけど・・。
フランクフルトの博物館めぐり、楽しませていただきました。
マイン川沿いにいろんな博物館があるのは知っていましたが、用事があるのはシュテーデルだけ。それとユダヤ博物館にも行きました。
それからゲットー博物館って言うんですか、マイン川沿いではないですが。私が行ったのはそんなとこくらいです。ゲーテの家には昔行きましたが。
今度行ったら他の博物館も行ってみよう。
ところでfalanさんはDDR時代のベルリンに現地にいらっしゃったのですね。
先日ベルリン編を見せていただいて衝撃をうけました。
実際DDR時代を経験なさった方の旅行記、その時代のことが伝わってくるようで大変興味深く拝見しました。
すごいことなのに、淡々と書いていらっしゃるのがスゴイ!
その感激をコメントしたいと思っていましたのに、ちょっとベルリン編にしろ、フランクフルトにしろ1篇の写真枚数が長いです。
私の旧式のパソコンでは途中でフリーズしてしまいます(笑)。
今後とも、経験なさったドイツでの生活など、いろいろ書いてくださるのを待っています。
himmel
- falanさん からの返信 2013/09/22 02:46:36
- RE: DDRといいフランクフルト博物館めぐりといい、とても興味深かったです
- himmelさん
コメントありがとうございます。
フランクフルトのミュージアム、あんがいいいですよね。
この前は半分くらいしか回れませんでした。
ユダヤ博物館、ゲットー博物館もまだです。、
いつか残りのも訪れてみたいです。
私の旅行記は分量が多すぎですね。申し訳ありません。
興味を持つ人が少ないテーマなので、いくつかに分けるより、
一つにしてしまったほうがよいかと安易に考えてしまいました。
himmelさんの旅行記を拝読して行動力に感嘆しました。
ドイツ語もおできなるようだし、西に4年、東に2年住んでいた私よりも
ずっと、ドイツのことにお詳しいですね。
まだ一部しか読んでいないので、もっと読んで勉強させていただきます。
これからもよろしくお願いします。
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