2013/06/01 - 2013/06/02
1048位(同エリア1233件中)
mickさん
出雲大社見学の後は、その日の夕方と翌日の午前中で松江の町を観光する予定でしたが、一畑電車に乗って松江を目指している間に、雨が降ってきました。この天気では町を歩いてもあまり面白くないだろうと思い、ガイドブックを引っぱり出して雨でも楽しめそうな場所を探し、「松江フォーゲルパーク」に行ってみることにしました。松江城など、松江の町の方は2日目に観光してきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JALグループ 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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乗り放題チケットの利点を生かして電車を最寄駅で途中下車し、松江フォーゲルパークに到着しました。中に入ると、巨大な温室の天井から、ものすごい数の花の鉢植えがぶら下がっています。来る前は正直、田舎の素朴な施設を想像していたんですが、この入口部分だけでも、想像をはるかに上回る規模でした。
松江フォーゲルパーク 公園・植物園
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見学順路は、まず最初に動く歩道で丘の上に上って、そこから坂を下って行くような感じになっています。丘の上には展望台があり、宍道湖などの風景を見ることができます。きっと天気が良ければもっときれいな景色が見られると思いますが・・・。
宍道湖 自然・景勝地
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「水鳥温室」では、様々な種類の水鳥が、広い温室の中で放し飼いにされています。いかにも貴重そうな、色鮮やかな鳥も多く、こんなにオープンで大丈夫なのか?と思ってしまうほど間近で観察できます。
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別の温室でも、熱帯地方の色鮮やかな鳥を見ることができます。こちらはガラス越しですが・・・。
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各建物をつなぐ通路は屋根が付いていて、雨に濡れずに歩くことができます。園内は広大で、ちょっとした森林浴気分を味わえます。
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小さいですがエミューやワラビーなどの動物が飼われている場所もあり、エサをやったりすることもできます。ただ、この辺りだけは屋根がありません。
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最初の建物に戻ってきました。ベゴニアなどを中心に、色々な種類の花が、色々な形で展示されています。
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記念写真を撮るのに良さそうな場所も何か所か作られています。とにかく建物内が花で埋め尽くされていて、見飽きることがありません。雨のために急遽訪れた施設でしたが、思いがけず大満足することができました。
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入場口の外側にも何種類かのフクロウが飼われていました。ただ、フクロウということで多分夜行性なので、寝ていたり、眠そうにあくびをしたりしていました。
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駅の様子です。このように宍道湖のすぐ前を線路が通っているので、天気が良ければきっと車窓から美しい景色を見られると思います。
宍道湖 自然・景勝地
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終点の松江しんじ湖温泉駅に到着し、駅の近くの「ホテル一畑」にチェックインしました。部屋からはホテルの庭園と、その向こうに宍道湖が一望できます。
宍道湖 自然・景勝地
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宍道湖といえば夕日がきれいなことで有名です。この天気では無理だと分かってはいるものの、一応、雨の中を歩いて夕日鑑賞スポットのあたりまで行ってみましたが、案の定、全く見えそうな気配はありませんでした・・・。
宍道湖 自然・景勝地
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楽しみにしていた夕日鑑賞がダメになり、せめて気晴らしに夕食ぐらい豪勢にいきたい、と、そのまま市街に繰り出し、「なにわ本店」という店にやって来ました。とても美味しい料理と地酒で、雨で冷えきっていた体も心もすっかり癒されました。
なにわ本店 グルメ・レストラン
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ホテルへの帰り道、街灯りが宍道湖に映りこみ、きれいに輝いていました。
宍道湖 自然・景勝地
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翌朝、依然として小雨が降ったり止んだりの状態ですが、昨日先送りにした市内観光を、空港連絡バスが出発する11時までに済ませてしまわなければなりません。とりあえず松江城の方に向かって歩き始めます。市内には堀が巡らされ、何気ない街角の風景にも風情が感じられます。
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しばらく歩くと、県庁の敷地の向こうに、松江城の姿が見えてきました。
松江城 名所・史跡
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さらに城へと近付いてみます。深い緑の中に、黒と白の城壁が映えます。
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城の開館時間にはまだ早いので、堀沿いの道を散策してみることにしました。
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堀は豊かに水を湛え、心安らぐ風景を作り出しています。
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水辺には、梅雨時の鬱陶しい気分を晴らしてくれる紫陽花が咲いています。
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昔の武家屋敷などが並ぶ、「塩見縄手」と呼ばれる地域に差しかかりました。水辺の風景とも調和して、昔ながらの雰囲気がそのまま残っているような感じです。
塩見繩手 名所・史跡
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堀に架かる橋を渡って、城の方へと向かいます。城の周辺は木々で覆われ、その間を遊歩道が枝分かれしながら続いています。
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天守閣に到着しました。黒い板張りの部分と白壁の部分が組み合わされていて、褐色の石垣とも調和し、とても美しい姿です。この天守閣は復元されたものではなく、昔の建物がそのまま保存されているので、傷跡なども残っていますが、それがかえって「本物」らしさを感じさせます。
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天守閣の開館時間までもう少しあったので、周辺を歩いてみました。近くには神社などもあります。
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「和」の雰囲気で満たされた城の周辺で、ひときわ異彩を放っているのが、こちらの「興雲閣」です。洋風建築ですが、明治時代に建てられた歴史ある建物で、さりげなく和風の装飾がされていたりして、不思議と周囲の雰囲気に溶け込んでいます。
興雲閣 美術館・博物館
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天守閣の開館時間になったので、早速上ってみました。相変わらず天気は残念ですが、緑豊かな城周辺の庭園や、松江の町並み、その向こうに宍道湖が見えて、気持ちの良い眺めです。
宍道湖 自然・景勝地
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建物の内部には、様々な資料が展示されています。
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城を見終わった後は、すぐ近くの乗り場から「ぐるっと松江堀川めぐり」という遊覧船に乗ってみました。十数人乗りの小さな船で、屋根が付いていますが、低い橋をくぐる時には屋根が下がるようになっていて、その時には乗客も身をかがめなければならないという、何ともユニークな遊覧船です。
ぐるっと松江堀川めぐり 乗り物
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船は、城の周りや昔ながらの町並みの中、さらには、町の中とは思えないような深い緑の中や、逆にごく普通の住宅地の中など、本当に色々な景色の中を進みます。短い時間の中で松江の魅力を存分に味わうことができる、まさに今回の旅にはうってつけのアトラクションでした。
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船は町を一回りして、城に戻ってきました。これで船旅は終わり、そして、今回の島根旅行も終了の時間になりました。本当に短い時間で、しかも天気に恵まれない中での旅でしたが、「島根」というのがどんな場所なのか、日常の中では知る機会も少なく、ほとんど予備知識もなかったので、見える景色や体験することの全てが新しい発見のように思えて、とても刺激的な旅になりました。
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