南米への旅⑦イグアスの滝

2013/06/14 - 2013/06/14

世界三大瀑布と呼ばれる

北米のナイアガラの滝、アフリカのビクトリアの滝、そして南米のイグアスの滝

その中の１つイグアスの滝を訪れました。

イグアスとは先住民のグアラニー族の言葉で「大いなる水」と言う意味を持ち、

ブラジル・アルゼンチン・パラグアイの３カ国にまたがる
最大落差８０メートル、滝幅４ｋｍの世界最大幅な滝。

イグアスの滝を見ていると水のもつ底知れないパワーに圧倒され

その凄さに、地球の命が感じられて
ちょっと涙ぐむくらい感動しました。


１９８４年にアルゼンチン側が、１９８６年にブラジル側が、
ユネスコ世界遺産に登録されています。

〈６月６日〉　関空→サンフランシスコ→リマ
〈　　７日〉　リマ市内観光　リマ泊
〈　　８日〉　ナスカへの移動日　ナスカ泊
〈　　９日〉　ナスカとフマナの地上絵観賞
　　　　　　　＆セスナで空から観賞　リマ泊
〈　１０日〉　リマ→クスコへマラスの塩田観光　ウルバンバ泊
〈　１１日〉　マチュピチュ観光　ウルバンバ泊　
〈　１２日〉　クスコ市内観光　クスコ泊
〈　１３日〉　クスコ→リマ→イグアスの移動日　イグアス泊
〈　１４日〉　イグアスの滝観光　リマ泊
〈　１５日〉　リマ→サンフランシスコ　サンフランシスコ泊
〈　１６日〉　サンフランシスコ→関空

エリア イグアスの滝周辺(ブラジル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ラタム チリ ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

空港から８km程離れた所にある
ホテルカリマの朝食、

このツアー中で一番リッチな朝食でした。

パンやフルーツの種類も多く、
特に暖めたポン・デ・ケージョが美味しかった〜！　
　　　　　　　　　　o(*^▽^*)o~♪

ホテルを出て、最初はアルゼンチン側の滝へ。

夜の間に雨が降ったようで、バスの窓ガラスが濡れていました。

イグアス川に架かる橋の上にある
ブラジルとアルゼンチンの国境を示すポール、
左がブラジルの国旗、
右がアルゼンチンの国旗の色に染め分けられて、

川の真ん中ではなく、一番深い所が国境となるとは知らなかった！

バスはアルゼンチン国境で
パスポートコントロールを受けるためいったん止まった後、

アルゼンチン側のイグアス国立公園入り口へ、

入り口を過ぎ、右手に進んでいくとビジターセンターがあり、

公園の地図などがもらえます。

アルゼンチン側の滝を描いた案内図、
ガイドさんが、何故かブラジルもアルゼンチンも
案内図には自分の国にある滝しか書かないと言っていました!?

ビジターセンターの近くから「ジャングル・トレイン」
という３０分毎に出ているトロッコ列車に乗ります。

終点（と言っても２つ目の駅）で降りるので
後方の車両に乗ったほうが良いということで、最後尾の車両にのります。

向かいの座席に座った女の子、
お母さんは日本人とポルトガル人とのハーフで
お父さんはブラジル人なので、この子はクオーター。
　　　　　(★´ -`)(´- `☆)。o０（ヵゎぃぃ…）

私達の隣に座った男性も日系の方で、
女の子の後ろの席にに座っている
二組のご夫婦（サンパウロに住む日系の方）のガイドさんだそうです、

私たちのガイドさんも日系２世の方で、
現在日系ブラジル人は約１９万５千人も居るそうで、

ブラジルと日本との深いつながりを感じました。

列車で終点まで約１５分、

ここから『悪魔ののど笛』まで川の上に架かる遊歩道を
ブラジル国境の方に向かって歩きます。

もうレインコートを着ている人もいますが、まだまだ濡れません。

イグアスの滝の裏側に巣を作るという
オオムジアナツバメが描かれた看板。

１５分ほど歩くと、

遠くに水しぶきが上がっているのが見えてきました。

これまで、そんなに速いと思わなかった川の流れが

急に速くなったような感じで、集まってきて・・・

一気に滝つぼに落ちていきます。

ここが『悪魔ののど笛』

１１月から５月までが雨季で６月は乾季になるので、いつもはもっと水量が少なくなるそうですが、

雨が多かったので雨季並みの水量で、その圧倒的な水量と音は圧巻で感動すらします！

遊歩道は『悪魔ののど笛』で行き止まりになり、Ｕターンして元の道に戻ります。

『悪魔ののど笛』とほぼ直角の方向から流れてくる川。水しぶきに日が当たって、虹が綺麗!!

この川もここから滝となり、もうもうとした水しぶきで滝つぼが見えません。

滝の中から、沢山の黒く小さなものが出てきます。

先ほどの看板に描かれていた（オオムジアナツバメ）！

ほんとにほんとに小さな鳥で肉眼では黒い点にしか見えません。

外敵を避け、生きるため、種を保存す為とはいえ、
寄りによって、なんでこんな危険な生き方を選んだの！
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　･ﾟ･(*ﾉД`*)･ﾟ･ジーン・・

『悪魔ののど笛』を後にトロッコ列車の駅まで戻ります。

真ん中の木と石で出来たものは、以前使われていた
遊歩道が増水時に流されて土台だけが残ったものだそうです。

水の威力は本当に凄い!!

もう一度「ジャングルトレイン」にのって中間駅へ、
駅の近くの林にいた鳥、

公園内で見かけた植物。

右上は（酔っ払いの木）と呼ばれていて、
幹の下部がとっくりのように膨らんでいる所から名付けられたそうです。

中間駅で降りてジャングルの中の小道を歩いていくと、
優美な滝の連なりが見えてきました。

わぁ〜カーテンみたいと思っていたら、
本当に水のカーテンと称される滝だそうです！

はるか下を見ると、そこにも遊歩道が・・・。

所々に虹が見えてすごく\(*^▽^*)/:・;^・;・*.";.*: 綺麗♪

出口の所で、顔の形に木を彫って売っている人。

昼食をとるためのレストランの途中にあったマテ茶のお店、

マテ茶！飲んで見たかったけど…残念時間がない!!

La Selva　というレストランで昼食

お肉も果物もとビックリするほど大きく切ってあり、

デザートはこってりと甘い！

黒豆とお肉を煮込んだフェイジャンというブラジル料理は見た目から
豆のカレー？それともぜんざい?と

二人で考え込んじゃいました　(〃_ _)(-_-。)‖

昼食後、バスに乗りブラジル側へ戻ります。ここは、国境。

ブラジル側の入り口。

自然保護のため、公園内への一般車の乗り入れは禁止されていて、

個人や少人数で来た人はこのようなバスに乗りますが、

私たちは、乗ってきた観光バスのまま入場できました。

５分ほどでバスから降り、イグアス川に沿った遊歩道を上流に向かって歩きます。

中洲のサン・マルティン島に渡る渡し舟らしい？

まるで映画のワンシーンのように美しい景色。

イグアス国立公園は動植物の天国で、

アカハナグマやカラスの仲間のルリサンジャク羽根に８８等の数字がみえる蝶々、

見なくて幸いでしたが、ジャガーやレオパードワニ、ガラガラヘビ等もいるそうです。

滝つぼツアーの遊覧船。

公園内のあちらこちらで見かけたアライグマ科のアカハナグマ。
一見人懐こそうで可愛いのですが、

実はこのアカハナグマはかなり凶暴だそうで
実際被害にあった人の写真で注意を呼びかけた看板がありました。

どれだけ見ても見飽きない滝の数々、

水しぶきを浴びながら（これが結構楽しい！）長い遊歩道を歩いていくと、

目の前に巨大な水の壁が･･･！

滝を見上げ、流れ落ちる水の迫力を感じるブラジル側のハイライトです。

遊歩道の終点のエレベーターで昇った所から見たイグアスの滝、

手前はブラジル側の滝で、
奥のほうにアルゼンチン側の悪魔ののど笛の水けむりが見えます。

途中で寄ったツアーに付き物（?）のお土産屋さん。

これからまた飛行機でリマに戻ります。

ペルーに戻って、南米最後のホテル「Tambo」

こじんまりしたホテルでしたが、新しく清潔なところでした。

リマのホルヘ・チャベス国際空港。天井に世界地図が描かれていて綺麗。

次に来られるかどうか分からないけど、
ペルーは勿論ボリビア、エクアドル、チリなど南米は奥が深い、

願わくはまた訪問できますように
　　　☆彡　*.:*:.｡.: 　★.::･'゜☆

ラン・ペルー航空で約６時間、

サンフランシスコ国際空港に到着。

空港内にあるレストラン「Ebisu」でうどんを食べた。

以外！と言うくらい美味しかった
　　 (*´▽｀*)＝3 ハァ〜デリシャス♪

トランジットで泊まった空港近くのホテル、

１１日間で、ペルーのリマ、ナスカ、マラスの塩田、マチュピチュ、クスコ、
アルゼンチン、ブラジルのイグアスの滝とかなりな強行軍の弾丸ツアー！

でも、行きたくても実際になかなか行けるとこではないだけに、
行くことが出来て、いい体験ができて良かった〜！ (＾ー＾)ﾉ☆*.。

ユナイテッド航空で関空へ、

盛り付けは大雑把（?）な感じの機内食でしたが、
味は美味しかった　=＾-＾=うふっ♪