2011/05/03 - 2011/05/09
23位(同エリア150件中)
夏目さん
2011年5月、大学都市ケンブリッジから"グリーン・ノウ"の舞台ヘミングフォードグレイ、サンドイッチ伯爵の小さな村サンドウィッチ、大聖堂のあるカンタベリー、お話に出てくるような村チラム、ロンドンと巡りました。その前編。
遡って書いているので些か記憶のあやふやなところもありますが、なるべく思い出しつつ…。
旅行記中の各種価格記載は旅時現在のものです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 1.5
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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5月3日成田空港からJALにてロンドンヒースローへ出発。
当初BAの予定で予約を入れていたのが、3月に震災(黙祷)。震災についてはここではノーコメント、エアへの影響・対応の記録とします。この時は旅行会社でBAの予約を入れてもらっていたため、BAが飛ばないことが決定したときくどくど事情を聞くことができたのですが、震災の影響よりも日本への往復によりBA乗務員に原発事故の影響がでる可能性を恐れての欠航だったそうです。BAは当面全便キャンセル、キャンセルについては全額(旅行会社の手数料含む)返金という対応。これはその時その時点での旅行会社の方の話ですが、ヴァージンもフライトはキャンセルでしたが、返金対応は微妙だったそうです。結果的にどうなったかはわかりませんが、ヴァージン任意の振替のフライトを指定されたとの情報もあり、キャンセル未対応・返金するかどうか未定とのことでした。どうなったんだろう…。
そういったわけで、急遽同日程のJAL便の席を抑えた次第。 -
空港から乗り継ぎでロンドン・セント・パンクラスへ。英国の列車はおおむね早めにとると大幅に安くなる(ものもある、というだけでその限りではなかったりいろいろ難しいのですが)ので、パンクラス駅で、これからの決定している旅程の列車の切符を購入。やることやったらケンブリッジまではパンクラスのお隣キングスクロスからの出発です。
ケンブリッジのお宿は初めてのB&B、ヴィクトリア・ゲスト・ハウス。£80/ツインルーム。今まで旅行会社に丸投げだった宿泊について、ちょっと手数料もったいないんじゃないのー?でも英語解らないしなー、というわけで探し当てたUKHOTELBOOKINGさん。こちらはお宿指定はあるけれど、日本語によるメールのやり取りで手数料なしで(キックバックで経営なんでしょうね)お宿が手配可能ということで利用させていただいた次第です。英語に自信ない、という人には安心だと思います。
が、しかし何事にもいい面と困った面というのがあるわけでして。ケンブリッジで選択できたお宿が何とも駅から遠く…ば、バス…バスで駅から15〜20分。しかもバスわかりにくい!。降りるところ分からない!。バスの運転手さんに聞いてもバス停の名前がわからないという恐ろしい事態。バス亭名がないのかな…まさか…いや、でも無さそうだった。
…学びました。何より時間がもったいないツーリストは、絶対に駅に近いお宿を選ぶべきだと…!。
お宿自体は正しいB&Bというか、本当に英国のふつうのおうちに間借りした感じで新鮮な体験。ご夫婦と3人のお子さん。楽しいなあ、と思ったのが、多分お客さんの前にあまり出ないようにって言われているんでしょうね、子供たちが、確かに存在するのだけど目の端をかすめる感じなのですよ(笑)。なんというか、そういうところが英国の古いゴーストストーリーのようでした※ほめてます。お母さんがすごーくフレンドリーで楽しい人でした。
お宿の近くのケンブリッジの街並み。 -
ヴィクトリア・ゲスト・ハウスのお部屋。
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ケンブリッジには2泊します。やーもう着いただけでくたくただけど、B&Bの近くのザ・ウォーターマン(The Waterman)というパブにてサイダーで乾杯。ここは飛び込み。普通です(笑)。看板がかっこいいのよ、パントと船頭さん(もしかしたらケンブリッジの学生かも)。
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5月4日朝。ヴィクトリア・ゲスト・ハウスの朝ごはんはどっさりフルーツで始まりました。んふー。
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同じくヴィクトリア・ゲスト・ハウスの朝ごはん。たっぷりの正統派イングリッシュ・ブレック・ファースト。ソーセージ、ベーコン、卵(私はスクランブル)、マッシュルーム、トマト、ビーンズ。こちらには2泊したのですが、1日目は何も言わずフルで出てくる。2日目からは自分でチョイスします。長期滞在向きかも。お隣のテーブルには学究の徒らしきおじさまが…場所柄ですよねえ。
お宿のお母さんが「日本は大変なことになってるわね、大丈夫?」ととても心配げに聞いてくださって、なんか泣けたです、朝から。私たちは大丈夫だったけど、大変な人はたくさんいます、でも心配してくれてありがとうって答えることしかできず。 -
さあ、ケンブリッジ観光。…なんか、この街すごく広い(汗)。オックスフォードよりもっと歯が立たない感じ。幾ら歩いてもどうも道とか町の様子が頭に入ってきませんでした。ケンブリッジとは相性が良くないみたい…がく。
整ったケンブリッジの町並み。 -
ケンブリッジの街並み。煙突が並んでいる景色が素敵。
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ケンブリッジの街の中心ではストリートマーケットが開かれていました。
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ケンブリッジのマーケット、ハーブの苗もたくさん。いいなあ、家近かったら買って帰るのに(無理)。
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同じくケンブリッジのマーケット。野菜・果物・植物・雑貨・ジュースやさん、いろいろあったけど、これはお菓子屋さんかな。なんで撮ったかというとトルキッシュ・デライトが売っていたから…!。トルキッシュ・デライトと言えば「ナルニア国物語」なのですが(邦訳で「プリン」とされているお菓子はトルキッシュ・デライトなのです。日本人、特に子供にはなじみのないお菓子で臨場感が(笑)伝わらないと考えて意訳されたのでしょうね)、オックスフォードじゃなくてケンブリッジで見かけるというのがなんか私には面白かった。ルイスはオックスフォードですからねー。
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ケンブリッジのマーケット。立派なアーティーチョーク。
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ケンブリッジではマックが渋い…!(笑)。抹茶色〜。京都では茶色いですよね、マック。街並みに溶け込むようにってことかなー。
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ケンブリッジは川の都市でもあります。ケム川に垂れる柳が何ともヴィクトリアンではないですか…(うっとり)。
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同じくクイーンズカレッジ横のケム川にかかる数学橋。
数学橋はねじも釘も使わずに組み立てられていて、その謎を解こうとした学生がばらばらに分解し、組み立てなおせなくなっちゃって現在はねじと釘を使っている…っていうのは単なる伝説だそうです。フツーに最初からねじと釘だったみたい(笑)。 -
ケンブリッジ、セント・ジョンズ・カレッジ横のため息橋。あまりにも有名。学生が学科の試験にため息をついたとかロマンのない話もありますけど、本来はヴェネツィアのため息橋をモデルに作られたという、もっとロマンのない名前の由来だそう。
イメージ的には「思い出のブライズヘッド」なのですがねー。ため息、っぽいじゃないですか。
閑話休題、この橋、実は学生しか渡れません…!。セント・ジョンズ・カレッジの庭から渡り廊下に入っていけるのですが、「関係者以外渡っちゃダメ」っていう札が…渡った後に気が付いたわ☆。 -
ため息橋を中から見るとこんな感じ。
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ため息橋をもう1ショット。
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セント・ジョンズ・カレッジの件の渡り廊下です。お庭から入っていける。
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同じくセント・ジョンズ・カレッジのお庭。この紫のお花、なんだろう。かわいいな。5月の英国の美しさよ。
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綺麗だなあ、李か杏でしょうか。
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ケンブリッジの街を歩いていたら日時計に遭遇。
NHKの「世界街歩き」ケンブリッジの回でこの日時計写ってたなあ。 -
キングズ・カレッジ遠景。建物も素晴らしいけど、それ以上に、フィールドが広いことにいつも感銘を受ける。
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ケンブリッジ、キングス・カレッジ。
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大学の門…どこだ、これ(記憶喪失)。で、でも素敵でしょう?。
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キングス・カレッジは礼拝堂だけ公開していました。ステンドグラス。しかしカレッジにそれぞれ教会があるというのがすごいな…。
ここ、£6.5/大人1人…た、高い…。 -
さて、午後はケンブリッジからバスに乗って出かけます。バス停に行く途中にパントを直している現場に遭遇して思わずぱちり。
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ケンブリッジは道とバス私には鬼門だった。てーか、普通にわかりにくかった気がする。日本からバス会社にメールでいろいろ問い合わせて、路線バスとか運賃とか一日乗車券とか調べて、ケンブリッジとヘミングフォードグレイを往復+ケンブリッジからヴィクトリア・ゲスト・ハウス往復には一日乗車券を買うべきという結論だったのに、行ってみたらバス会社が混在していて乗るべきバスで買った一日乗車券が使えなかったりしてバス代が余計にかかったりした…お金がかかったとかよりこんなに準備してお粗末な英語で頑張って、うまくいかなかった挫折感みたいのが強くてぐったりした…泣きたい。
閑話休題、目的地はローカルバスで20分くらい(£3.3/大人一人)行ったところにあるヘミングフォードグレイという村。藤の花が花盛り。これ普通のおうちなのにこんなに素敵。 -
そういったわけで思い出して見たら半泣きなのですが、実際その場では泣いている余裕もなく(笑)、ケンブリッジからバスでヘミングフォードグレイへ到着。
日本でヘミングフォードグレイのバス停を調べてくどくどgooglemapを見ている時に発見したローカルパブ、ザ・コック(The Cock)。村の真ん中ほどにあります。ここはきっとおいしいパブだ、と私の本能が言うので(←)お昼はここで食べようと決めていました。結論、ここは大当たりだった!。 -
ザ・コックの中。さっぱりしたすてきな内装で、黒板に今日のおすすめが書いてあったりして、ふふふ、ここは期待できるぞ〜。
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ザ・コック。いつもイギリスに来ると必ずサイダーなんですが、ローカルのサイダーってちょっと癖のあるものもあったりするってことがだんだんわかってきて、初めての銘柄があるときはそれと、スタンダードなのと、両方頼む。この時もヘミングフォードグレイのローカルサイダーがあって、じゃあそれと、マグナーズ(スタンダード)を一つづつもらったのだけど…両方ローカルサイダーにすればよかった!っていうくらい美味しかった、ヘミングフォードグレイのサイダー…!。でも銘柄忘れました(駄目な奴)。そのサイダーと、スープについてきたパン、オリーブオイルとバルサミコ。
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ザ・コックの本日のスープ。キャロットでした、んまい!!(絶賛)。
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ザ・コック。チーズリゾット。これもおいしかったなあ。
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ザ・コック。サンドイッチ。ほんとこの店美味しい。
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おなか一杯になって、でも約束の時間があったので大急ぎでパブを後に目的地に向かいます。…実はけっこう目的地までの道が難しく、ちょい迷って時間5分過ぎくらいに到着。
ここはルーシー・M・ボストンさんがお書きになった「グリーン・ノウ」シリーズの舞台なのです。お屋敷自体の本当の名前はザ・マナー(The Manor)。ルーシーさんは結構お年になってからこのヘミングフォードグレイのザ・マナー(土地の領主館だったと思われます)に移り住んで物語を書かれたのです。 -
明るいお庭。
もともと「グリーン・ノウ」シリーズは、ルーシーさんがこのザ・マナーというお屋敷を手に入れてのち、その建物や部屋に残されていたいろいろの調度品や広いお庭、川からインスパイアされて書かれた物語だということ。残されたものから遡って歴史を創造した、ということですね。
現在はルーシーさんの息子さんの奥様ダイアナさん(と、2匹のわんこさん)が、時間予約制で訪問を受けてくださいます。私もwebsiteからメールをお送りして今回予約を入れての訪問。そういう意味では開放しているとはいえ、個人のお宅を訪問する感じで緊張←その割には遅刻…いやいや、けっこう道難しかったのよ(汗)。メールで親切に説明してくださったのですが、日本人は道も何にもないフィールドを横切ったりとかは苦手なんですよ〜おどおどして進めなくなっちゃうんですよ〜。
この明るいお庭のベンチでダイアナさんは私たちを待っててくれて、にっこり出迎えてくれました。わあー。 -
ザ・マナーの内部は基本的に写真禁ですが、禁じられる以前に私緊張してほとんど写真を撮るなどという行動は忘れていた(汗)。
これはwebsiteのプリントアウトと、ザ・マナーでいただいたパンフレット。パンフレットにほら、木彫りの鼠が〜〜。
ダイアナさんが各国の「グリーン・ノウ」のお話をしてくださって、あの挿絵ってネガポジ反転じゃないですか、それを印刷するのは結構大変で、あんまり元絵に忠実に印刷してくれるところがなくて、でも日本はやってくれたって言ってました。なんかうれしいわ。 -
これはポストカードです。上がザ・マナーの様子、下はお部屋です。ザ・マナーは「グリーン・ノウの石」のとおり、分厚い石の壁で作られてました。その上に漆喰かな。不思議、石なのにちっとも冷たい感じがしないのですよ。そしてこれは褒めてとられない可能性があるけどほめてるんでそのつもりで読んでいただけると(笑)…大きなおうちなのにちっとも大きい感じがしないの。"コージー"なんですよね、これって。たぶんそういうこと。このお部屋がリアルに存在していて(当たり前だけど)ぎゃーって。ぎゃー←。ボストンさんの形見の蓄音機(下の右にラッパが見えますね)はまだ現役で、ダイアナさんが音楽を聞かせてくださったんですよー。もう、うわーっていうことがたくさんあった…。蓄音機はたまに蓄音機の会?みたいな会があるときに活動するそうです。そしてこのお部屋の暖炉の上には「グリーン・ノウの魔女」に出てきたペルシャの鏡がありました、本当にありました。髪の毛を織り込んだお屋敷の絵も。うわ。本当だ、本当にあるんだあ。
建て増し建て増ししてあるのも絶対に本当で、軽く迷路みたいな…階段が不思議な感じに不思議な距離でついてたりするの。面白い。
さて、子供部屋に向かう階段には提灯が。あの提灯ですよ!。 -
これもポストカード。子供部屋です。木馬がいるでしょう(感激)。で、この部屋の右端に木の箱があって…中にいろいろの素敵なお宝が、もちろんあの横笛も!入っていたのです!(感激その2)。
ボストンさんがこの家を購入したときにはもうこれらいろいろを含めてがザ・マナーとしてボストンさんの手に入ったわけで、そう思うとそれから遡って「グリーン・ノウ」が書かれたのはとても自然な事な気がします。 -
これもポストカード。ボストンさんが実際本当に縫ったパッチワークのベッドカバーを何枚も、訪れると見せてもらえるですよ。ストーリー中にも出てくる通り、昔のドレスの布なのかなあ、と思いながら眺めました。とても細かい、一片の布の小さい素晴らしいパッチワーク。私全然パッチワーク興味ないけど、そういうこと関係ないくらいすごいのですよ。
ダイアナさんのご案内によると、お年を召してくるとやはり目が悪くなり、年を追うごとに糸目が荒く、一片も大きくなっていくので見れば年代がわかるのよ、って。
この部屋の窓から見たのかな?、林望さんが下宿してたお部屋は。 -
なんとボストンさん直筆の「グリーン・ノウの子供たち」の扉文字。直筆原稿、というより、直筆のノートが残っていて、お伺いするとそれを見せていただけるんですよすごいでしょう!(興奮)。たぶんもともとの下書きがあって、そのあとノートに清書したのだろうと思いますが、びっしり手書きで埋め尽くされたノートたち…すごい…じーん。
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基本的に写真撮影は禁止のザ・マナーですが、でも、どうしてもこれ撮りたくて…「撮っていいですか?」って聞いたら「いいわよ」と言ってもらえたのでお言葉に甘えて激写。これね、暖炉から煙突を見上げた写真なのですよ…!。「グリーン・ノウの煙突」で、煙突の中を進む場面、大好きだった。
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おおでまりが盛りでした。美しい。
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お庭から見たザ・マナー…いや、グリーン・ノウと言ってもいいでしょうね。お話のとおり、というよりも物語の成り立ちを考えるとお話がこの建物の歴史のとおり、なのですよね。建て増しされた漆喰が、それ自体がもう懐かしい。サクソンの時代から、建て増され、部分が焼失し、直され、今も住み続けられている。
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グリーン・ノウのお庭。愛らしいトピアリーの間を行くと小さな門があって、その向こうは川。反対側に行くとお屋敷、右に行くと菜園があります。建物の中を見せていただいた後、お庭を自由に逍遥していいわよ、と言われたのであちこち見て回りましたけど、とても奥の深いいろんな顔のあるお庭でした。
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グリーン・ノウの、ほら、あの竹藪ですよ。もうなんかこれだけで涙が出る。
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この像も出てきますね、物語に。本当に、ここにある、いる、すべてから引き出された物語だったのだなあ、としみじみ。
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お庭は本当に…十二分隠れられるくらいの深さで、ここに世界があるって感じでした。
さて、物語世界から帰る時間。ヘミングフォードグレイの村の中まで回ってくるバスはとても少なくて乗れないので、歩いて20分ぐらいのハイウェイからバスに乗る計画。そしたらなんとダイアナさんが「バス停まで車で送ってあげるわよ」って。えええええええ〜〜〜そんなの申し訳ないです!いいです大丈夫です歩けます!!って言ったのですが、気にしないでーって本当に送ってくださいました。優しい…ダイアナさんありがとうございました。
そしてハイウェイのバス乗り場で、ケンブリッジのバスはバス停に人がいても、手を上げなければ止まってくれないということを学んだ(倒)。一本逃したものの無事ケンブリッジに戻りました。 -
ヘミングフォードグレイからケンブリッジに戻り、さて、もう一度別方面幾のバスに乗車。
…そしてこれがその痛恨の…いや、悔恨の一枚。ケンブリッジから郊外に向かう道の渋滞状況をバスから撮影。何のためにバスに乗っていたかっていうと、「トムは真夜中の庭で」の舞台となったグレートシェルフォードの粉ひき小屋へ行くためだったのでした。でもご覧の通りの大渋滞、全然バスが進まなくて泣く泣くあきらめました。うう、イーリーにも行きたかったよう。 -
今日のお夕飯はケンブリッジで最も有名なパブザ・イーグル(The Eagle) で。
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イーグルでフィッシュアンドチップス。いやいや、苦し紛れじゃあなくて(笑)私はフィッシュアンドチップス、好きです。おいしいよ。
さて、今日はもうこれでお宿に戻ります。お休みなさい…。 -
5月5日。朝ごはんの時B&Bのお母さんに「昨日どこ行ったのー?」って聞かれて「ヘミングフォードグレイに」「…へ、ヘミングフォードグレイ…?(困惑)」「知らないですか?近くなんですが」「あ、場所は知ってるけどいったい何しに行ったの??」「あー、ええと、「グリーン・ノウ」ていうこどものほんしりませんか?」「!知ってる!」「あの舞台なんですよー」「えー!そうなんだ、知らなかった!。あのお話を書いたボストンさんの息子さんは画家で、私彼に絵を習っていたことがあるのよ!」「ええ〜〜!」。わーなんかいろいろつながって面白い。お母さん、こんどヘミングフォード・グレイに行ってみるわって言ってました。
今日の予定はケンブリッジのカレッジを見て、パントに乗って、ちょっと郊外へ行くこと。B&Bをチェックアウトして、ケンブリッジの駅前の貸自転車やさんに荷物を預け(日本で調べておいたのです、だって荷物を取るためだけにバスでB&Bに戻るの大変だから。有料ですけど、ありがたい)カレッジめぐりに出発。
…ここどこのカレッジだったかな…(おいおい)。 -
搭に上ったら鐘を鳴らすための部屋がありました!。「ナイン・テイラーズ」だわー!と思ってつい写真を撮る。
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鐘。「ナイン・テイラーズ」…!そして「ドゥームズデイ・ブック」だー!(興奮)。
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ケンブリッジの街は大学都市だけあって、古くて立派な建物がたくさん…区別がつかない(正直者)。
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これはたぶん(た、たぶん)トリニティ・カレッジ。トリニティの中庭と言えば「炎のランナー」なわけですよ…と言いたいところですが、私今回ケンブリッジを訪れるにあたってそのために「炎のランナー」を見た、という事情。そうそう、中庭で走るのよね、と現地でとくとくとコメントしてみたり(笑)。
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ケンブリッジと言えばパント、パントと言えばケンブリッジ(言い過ぎ)。
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このパントの行列、ちょっと因幡の白兎の鮫が並んでるとこみたい(台無し)。
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ケンブリッジ名物のパント。
パントはケンブリッジでは重要な観光資源となっている感じ。ちょっと乗り場がわかりにくいな…でも何とかエントリー。相乗りの定時出発なので、30分くらい待つことになり、そのあいだまたケンブリッジの町をうろうろ。
戻ってきたらお客さんが集まってました、さあ出発。 -
乗合パントでケム川に繰り出します。
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パントからの風景。川面すれすれの柳がなんともヴィクトリアンではないですか(うっとり)。
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パントを操る学生さん。ケム川にはたくさんのパントが出ていて、たくさんの学生さんが川遊びに興じていました。興じる、っていうか、きゃっきゃしてた(笑)。話によるとパントは浅いので案外操縦が大変で、新入生にとってパント漕ぎはある種洗礼みたいなものだとか。
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パントに仰向けになってみるとこの景色。
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緩やかなケム川の流れ垂れる枝、橋…。
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ため息橋の下を通過します。ところでこのパントの漕ぎ手さん、「イギリスのひと?」って聞いたら「ううん、カナダ人」。わあ、どうでもいいけどなんとなくがっかり(笑)。イギリス人の奥さんについて来て、ここでパント漕いでいるんですって。
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この蔦の絡まり方すごい。
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パントを楽しんだ後はお散歩がてらぶらぶらグランチェスターに向かいます。…まあ、正直ぶらぶらっていう距離では一般的にはないと思われますが(笑)英国の否かを歩くのはもはや趣味なのでえへへ。
道中にあった素敵な茅葺のおうち。 -
グランチェスターのザ・オーチャード(the Oachard) というティールーム。その名の通り果樹園の中にあるんですよすごく素敵でぜひ来てみたかったの。無念なことにお天気いまいちなんだけど…でも何とか持ってくれた。
お茶はセルフなんだけど、お店で日本の人が働いてましたよー。「えー!日本の方ですか!?」「日本の方ですー!(笑)」。この近くにお住まいなんだそう。いいなあ。 -
同じくオーチャードティールーム。
グランチェスターはバイロンゆかりの土地でもあって、この近くの池でよくバイロンは泳いでいたとかいう話も聞きました。 -
グランチェスターからケンブリッジまではまたバスで。バスの車窓から見えた白いお花畑。
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さーて2泊したケンブリッジに別れを告げ、荷物をピックアップして次の目的地に。イギリス行くとほんとよく列車に乗っている私(笑)。
15:15ケンブリッジ駅発の列車でロンドンキングスクロスへ、キングスクロス駅からセント・パンクラス駅(すぐ隣なの)へ移動して、16:42セント・パンクラス駅発アッシュフォードインターナショナル乗換でサンドウィッチ駅へ。
サンドウィッチは実は英国でもマイナー駅らしく、チケットを買うとき駅の係員さんが新人さんで、なかなか分かってくれなかった(笑)。正しい田舎ってことですよね?(ポジティヴシンキング)。 -
サンドウィッチはかの有名なサンドウィッチ伯爵が治めていた領地です。ほら、あの、チェスをしながら片手で食べられるようにサンドウィッチを発明したというあの伯爵ですよ。
サンドウィッチはフィガロの英国の田舎特集を読んで楽しそう〜ベルホテル素敵そう〜という理由で来てしまったです(短絡)。 -
ベル・ホテルの入り口。なんだこの斜めの写真!(恥)。実物はもっと素敵です(フォロー)。赤いレンガ造りの建物で、入り口にはステンドグラスでホテルの名前が。
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駅から歩いて15分弱くらい。今日明日のお宿ベル・ホテル(BELL HOTEL)。赤いレンガの小ぢんまりしたホテルです。運河沿いに建ってます。
このホテル、自力で問い合わせたら「満室だよ!」って返事が来て、でも旅行会社だったらもしかしてコネでどーよって思って旅行会社にお願いしたらOKだったの。…なので…なので…なので…些かもじゃっとするところはあるのだけど…。確かに泊まってみたら後述のゴルフ団体さんがいたのでその関係かとも思ったけど、でもやっぱちょっともじゃっとするなあ〜。 -
ベルホテルの中の階段。身の丈に合った居心地の良いホテル。
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ベルホテルのお部屋。…あ、赤い(笑)。や、でも実際はシックな赤で居心地は悪くないんです、写真にとるとちょっと不思議な様子になってしまいますが。でも、いいお部屋でした。「ツインピークスだー」とかふざけて言ってましたけど、素敵な部屋です。
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ベル・ホテルのお部屋。うーん、やっぱ写真だと赤すぎるな…。
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さてー、ベルホテルでお夕飯です。ダイニングが団体さんの予約が入っていて使えず(おじいちゃんゴルファー御一行様だった。後から知ったけどサンドウィッチには有名なゴルフコースがあるらしい)、その隣のサンルームみたいなレストランを利用。新しい感じだった。ちょっと覗いたけどダイニングはすごくクラシカル。
前菜、私はホタテをいただきました。 -
メインは鴨。
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デザート。
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ベルホテルのラウンジ。今日はここまで。おやすみなさい…。
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さてー5月6日朝です。フルーツから始まる朝ごはん。
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そして意を決して英国で初めてキッパーを頼んでみました(きらり)。キッパーはニシンの燻製です無理無理無理ー←。いえ、鰊は嫌いじゃないですよ、そうじゃなくてさー日本人は魚にはうるさいわけですよ。でもジーヴスを読んでるとバーティーがいつもキッパーを食べてるじゃないですか…一度トライしてみたいと思っていて、ここのホテルのキッパーなら行けるかも、と思ったわけです。…無理でした←。お給仕のおじさんに「キッパーどうだった?」と聞かれて「………おいしかったよ」と言いましたが…(苦)。
ほかに温かいお皿はポリッジやフルイングリッシュブレックファーストも選べます。ゴルフ団体のおじいちゃんたちはポリッジを食べてましたよ!。 -
朝ごはんを済ませてさて、サンドウィッチ村を堪能することに。
サンドウィッチ村は運河と広い公園と川と、煉瓦の建物のある落ち着いたところです。
ベル・ホテルの部屋から見えるサンドイッチの村の中心街。 -
サンドイッチ村のハイ・ストリートにあったおうち。この看板、なんだろう?。ハーフ・ティンバー様式ですね。
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サンドイッチ村は赤いレンガ造りの建物も多くて、街角の景色はこんな感じ。
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5月のイギリスは本当にに花盛りで美しい…。まだ濃くなりきっていない緑色と、藤と、林檎。これは林檎の花。
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サンドイッチ村。これもハーフ・ティンバー様式のおうち。一階は煉瓦で、組み合わせですねえ。
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サンドイッチ村をぶらぶらしていたら、八百屋さんでポートベローマッシュルームを見かけました。思わず激写。おいしいんですよね、大好き。こんなお化けマッシュルームなのに大味ってことがなくて肉厚で、んまい〜。自宅が近くだったら、買ってた←。
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サンドイッチ村の景色。この蔦の絡まりっぷり!。
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サンドイッチ村。おうちの一階と二階のつなぎ目に見事に藤が這わせてあって、しかもちょうど花盛り。赤い煉瓦の建物に紫の藤もシックで素敵。
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トレイルしていて出会ったパブに思わず立ち寄って、裏のお庭でサイダーをぐびー(笑)。ありがたいことにお天気が良くて喉乾いたんだもん(言い訳)。このパブ、飛込みだったのだけどキッチンがすごく広くてとっても凝ったお料理を作っているのが見えました。うう、ご飯食べに寄りたかった。
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サンドイッチ村のトレイルルート。遊歩道が整備されていて緑が多くて景色がとてもいい。村をぐるりと取り囲むように整備されているし、村から外れる心配もないので安心して英国の田舎をそぞろ歩くことを楽しめます。
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サンドイッチ村は…テスコだったかなあ、トレイルしていると大きなスーパーがあって、その向こうに川があって、川沿いが広い野原になってます。
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その川でご夫妻が釣りをされていて、通りかかったらちょうど魚が釣れた!!。撮らせてもらいました、ぱちり。
他にも釣り人、わんこさんのお散歩、家族でピクニック、ほのぼのした川沿いでした。みんな楽しんでるなあ。 -
美しいき5月の英国。
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さて、一度ベルホテルに帰っておひるごはん。絶対ベルホテルでお昼食べるんだ、と決めていました。何故ならベルホテルのカフェはサンドウィッチが名物なのです(爆笑)。もう、これは食べないわけにはいかないもの!。
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サンドウィッチでサンドウィッチ(大笑い)←ウケ過ぎ。ベタ万歳!←。
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サンドウィッチでサンドウィッチその2.これはチーズと紫キャベツの酢漬のサンドウイッチ。
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引き続きサンドウィッチ村を散策。こうして写真並べてみるとサンドイッチはハーフティンバーの建物結構多いかも?。
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サンドイッチ村のノッカー、1。カワセミです。川が近いからかなあ。凝ってるわ。
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ノッカー、2。ライオン。
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ノッカー、3。狐さん。
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ノッカー、4。イギリスの象徴…薔薇ですね。
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ノッカー5。帆船です。
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ノッカー6。イルカ…だと思うんだけど…わ、悪そう…?(汗)。
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サンドウィッチ村の教会。石造りのセント・ピーターズ・チャーチ。
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サンドウィッチ村のトレイルルート。きれいだな…。
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ここはサンドイッチ村にあるガゼン・ソルト・ネイチャー・リザーブ(gazen salts nature reserve)という自然保護区…たぶん。日本語の説明が全然見つけられなくてよくわからなかったのだけど、ソルトさんっていう人がサンドウィッチの出身か、サンドウィッチで事業をやっていたかで(わかんなかった)お金持ちになって、自然保護区を作ったとか書いてあったと思います。ちなみにここは「入場する」とかそういうことではありません、漫然と歩いてると漫然と自然保護区に入り込むというか…(笑)。もちろん入場料もいりません。川の流れに沿ってやぶの中の小路を行くと、たまに橋がかかっていたり、池があったり、何となくトレイルできる感じのルートになってます。なので多少人の手が入ってはいるものの、相当自然のままで、こういうのが本来の保護区なんだろうなあ、としみじみ。
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ガゼン・ソルト。鬱蒼とした林に小道があって、たまに植物や動物の説明札が立っている。
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と、わあ!鴨の親子!!。かあああああわいいいいいいい!!。
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すごく驚いたのが、全然用心していないのよ、お母さん鴨も子鴨も。というか、私たちが歩いていたら自ずから川から上がってわあわあ(小鴨はがあがあ、って感じじゃない(笑))言いながら近寄ってきて、足元に絡みついてきた。近くに餌の入った箱(有料)が置いてあって、餌あげていーよーって書いてあって、うん、だからもう、人間はごはんくれる生き物だって思ってるって感じ。大事にされてるんだな(じーん)。私たちは、こんなこともあろうかとくすねてきた朝ごはんのパンを鴨たちに。本当に…びっくりするくらい人を信用してて、触っても全然平気。ふわっふわしてました。か、かわいい…。いいなあ、こういうの。
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おなか一杯になった鴨の親子はまた川に戻っていきました。可愛い。元気で大きくなるんだよー。
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自然保護区を抜けてまたサンドイッチ村の中へ。
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サンドイッチ村の花盛りの藤の花。
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トレイルしながらベルホテルに帰ります。
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今日のお夕飯はサンドウィッチでも結構古株のパブ、ザ・クラウン(The Crown)。
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ザ・クラウンの本日のスープ。「スープとローストビーフ…両方ともシェアしたいです」って言ったら「わかったよー!」って言って、分けて!サーブしてくれた!。感激ー!。
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サンドウィッチのザ・クラウン。メインはローストビーフ…あのう、イギリスでローストビーフを注文すると“茹で牛”ともいうべきものが出てくるのはなぜなのでしょう(笑)。グレービーソースと、ヨークシャープディングが乗っていればオッケーってことなのか。いえ、嫌いじゃないです茹で牛。
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サンドウィッチのザ・クラウンのご亭主。写真撮っていい?って聞いたらにっこり。
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サンドウィッチのザ・クラウンには素敵に古い暖炉がありました。
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サンドウィッチのザ・クラウン。おなかいっぱいで外に出て、外から撮ってみた。暗い外から見る明るいパブの灯り…なんか旅人気分だなあ。
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この旅行記へのコメント (4)
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- こっこさん 2025/03/25 11:35:05
- 改めて始めまして
- 無事に投稿できたので、本題に入らせていただきます。
再来年5月に友人と英国児童文学ゆかりの地を巡る旅を計画しており、いろいろ調べているうちにこちらに辿り着きました。
素敵な旅行記を読ませていただきありがとうございます。
ボストン夫人のマナーハウスにはぜひ行きたいと思っているので、大変参考になりました。
運転ができないと難しいかと思っていたのですが、公共交通機関で回られた方の様子がわかり、少し安心しました。ありがとうございました。
シニア女性2人旅なので不安もありますが、夏目さんの旅行記を参考にプランを練ろうと思います。
- 夏目さん からの返信 2025/03/26 19:58:30
- Re: 改めて始めまして
- こっこさん、はじめまして!
この旅行記を書いてから結構な年月が経ってしまったのですが、体験や感動やそして同じような目的を持って旅する人の助けになるといいなと思って書いたものなので、ゆかりの旅に出るため…とのコメントいただいたこととても嬉しく思っています
私も巡る旅をしてしまうくらい英国児童文学が大好きでなので勝手にシンパシィを感じてしまいました😊ファージョンやエイキン、ボストンを巡った旅は今でもとても私の中で大きなウェイトを占める出来事です
お友達と無事無事訪ねることができ、こっこさんの大事な思い出になりますように✨
割とバス案件があると思いますのでプランニングに時間かかると思いますが、なにかご質問などあれば遠慮なくご連絡ください
できる限りご協力したいと思います!
- こっこさん からの返信 2025/03/28 00:53:27
- ご返信ありがとうございます
- 夏目さん
早速のお返事、大変嬉しく思います。
これからプランを立てる中でお聞きしたいことが出てきたらこちらに質問できると聴き、大変ありがたく、心強く思います。ありがとうございます!
今年の夏には予習(?)としてロンドんに観劇の旅に行こうと思っています。それが初の訪英となる予定です。
私もここで旅のブログを書いてみようかな、という気持ちになっています。
また訪問させていただくと思うので、よろしくお願いいたします。
-
- こっこさん 2025/03/25 11:30:11
- 初めまして
- コメントするためにアカウントを作ったのですが、一定期間後でないとコメントできないようなので、まずは投稿できるかのテストを送られていただきます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
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