XV　5月のルーマニア（⑤ブラショフ→シギショアラ／PM1）

2013/04/30 - 2013/04/30

今年のGWは，ルーマニアへ。

海外旅行もヨーロッパも一年ぶり。
次はどこへ行こう。
最初は，トルコやブルガリアとセットで考えていたけれど。
ザクセンの街並みと田舎の素朴さに惹かれて。
自然とルーマニアを周遊することに。

前評判どおり，ルーマニアは地方がとても素敵。
道端を行く馬車。
スカーフを頭に巻いたおばあちゃん。
どこまでも広がるトランシルヴァニアの平原。
おとぎ話に出てくるような光景に感動。

たまたま最終日がイースターで。
ルーマニア人の信心深さにも触れることができて。
太陽いっぱいの春のルーマニアを満喫してきました。


2013年4月26日（金）　①成田→イスタンブール→ブカレスト
　　　　 4月27日（土）　②ブカレスト→シナイア
　　　　 4月28日（日）　③シナイア→ブラショフ／ブラン城／ルシュノフ要塞
　　　　 4月29日（月）　④ブラショフ
　　　　 4月30日（火）　⑤ブラショフ→シギショアラ　★（午後1）
　　　　 5月1日（水）　 ⑥シギショアラ→シビウ→アルバ・ユリア→スチャバ
　　　　 5月2日（木）　 ⑦スチャバ
　　　　 5月3日（金）　 ⑧ブコヴィナ修道院巡り
　　　　 5月4日（土）　 ⑨スチャバ→ブカレスト
　　　　 5月5日（日）　 ⑩ブカレスト→イスタンブール→
　　　　 5月6日（月）　 ⑪→成田

エリア その他の都市(ルーマニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

12:10。

街歩きの始まりは，教会から。

Biserica Romano-Catolica Cetate。

柵付きで，祭壇まではいけず。

ずいぶんシンプルな内装。

火事のため，1983年に修復したそう。

Turnul Cizmarilor。

城砦の名残。

現存する9つの塔の一つ。

靴職人の塔。

Burg Hostelを通り過ぎ。

大きな木を抱えた広場。

Piata Cetatiiに出ました。

Sighisoara一ののっぽさん。

Turnul cu Ceas。

高さ64m。

バロック様式の時計塔。

Piata Muzeuliには，時計塔だけじゃない。

Casa Vlad Dracul。

名前とは裏腹。

明るい色のドラキュラ公の生家。

早速時計塔へ。

入場料は，12RON。

階段をくるくる上って。

てっぺんどーん！

真下をどーん！

あっ。

これってガイドブックとかでよく見る入口だ。

こっちから上ってきたかった。。

TOKIOは向こう。

遠いなんてものじゃないね。

東のほうへ流れるTarnava Mare River。

どこまで行くんだろ。

Biserica Manastirii。


こちらもかなりの存在感。

Piata Muzeuliに，時計塔の影がくっきり。

強い日差しを一身に浴びて。

ドラキュラさん，大丈夫？

くすんだ赤い屋根が連なって。

12世紀末。

トランシルヴァニア・ザクセン人たちが作った要塞都市。

丘の上の，さらに上。

Biserica din Deal。

それに，Scoala din deal。

こうしてみると。

丘の上に築かれたことがよく分かります。

展望台は観光客だらけ。

カップルの撮影を手伝って。

お返しに，撮ってもらいました♪

Piata Hermann Orberth。

あっ！

目付きの屋根！

Sighisoaraにもあるんだ。

魅力的な路地を発見。

はっ。

向こうからすごい視線を感じる。。

目多すぎ。

きんもーっ☆

Bucurestiは，向こうの丘の方。

Sighisoaraの絶景，大，大，大満喫しました♪

12:45。

ドラキュラに誘われて一休み。

階段を上って。

雰囲気出てるけど，誰もいない。

ちょい下手な感じ。

逆にそれがいいのかな。

店内を抜けて，テラス席へ。

ドラキュラ押しがすごいメニュー。

風邪のせいか，食欲がないので。

アイスクリームかな。

せっかくだから，Cupa Draculaにしてみました。

時計塔を見上げて。

外は真夏の日差し。

日よけのおかげで暑さが和らぎます。

Fresh portocale & grapefuit。

酸味ですっきり。

Cupa Dracula。

血が滴ってる。

そんなわけはなく，冷たくて美味しい普通のアイス。

これは吸血花。

人の生き血をすすって，この色に（嘘）。

お昼時なのに，人気は0。

それに呼応したのか，店員さんのやる気も0。

そんな雰囲気にリラックス。

Cupa Dracula　24RON
Fresh portocale & grapefuit　15RON

観光地価格にしても，かなり高め…。

そこの甲冑，反省しなさい！

返事がない〜（泣）

やっぱりキワモノだったCasa Vlad Dracul。

お店の前のお土産もドラキュラ。

この左の写真立て。

IKEA船橋で見た気が･･･。

父ヴラド2世は，ドラゴン騎士団の騎士。

ドラクルの子だから，ドラキュラ。

そんな由来を示す看板。

Biserica Manastirii。

2RON払って，中へ。

静かな空間。

ひんやりとした空気。

長椅子に腰掛けて。

光を浴びた後陣の祭壇。

華やかなバロック様式。

教会の隣の広場。

ヴラド・ツェペシュの胸像。

45歳の短い人生。

オスマン帝国と戦い続けて。

最後は，戦死。

いつの時代も，小国の王様は大変だね。

穏やかな午後のひととき。

やっぱり平和が一番。

教会の屋根も目が付いていました。

つぶらな瞳。

街並みとトランシルヴァニア平原。

視界いっぱいに広がって。

気持ちいい♪

教会の向かい側には，市庁舎。

この広場の雰囲気，すごく好き。

時計塔に向かって進むと。

Turnul Fierarilor。

鍛冶職人の塔。

1631年に建てられたそう。

ドラえもんの景色カッターで持ち帰りたい！

これも好き！

心が満たされます。

Sala Armelorに入ってみたら。

1階の小さい3部屋だけ。

残念博物館でした。

入場料　6RON。

時計塔を眺めて。

がっかり感を穴埋め。

14世紀。

Sighisoaraが自治都市になったときに建てられたんだとか。

今も現役のからくり時計。

人形は7体いるそう。

14時になって，人形たちを見届けてから。

次は，山登り。

山上教会へ行こう。

Casa Vlad Draculの横の小路へ。

歴史地区は本当に小さくて。

もう山上教会の頭が見えます。

Casa Vlad Draculのテラスの入口。

相変わらず人気がなさそう。

出た。

ジト目の家（笑）

緩やかな傾斜の小路を振り返り。

カラフルで楽しい街並み。

歩き方に載っていたMedieval Souvenir costume。

移転したのか，閉店したのか，空き家になっていました。

代わりに，傍のお土産屋をひやかし。

目の前に，またまたまた塔。

Turnul Cositorarilor。

ブリキ職人の塔。

元麻布ヒルズみたいな形。

突き当りを右折。

素敵な雰囲気の建物。

思わず立ち止まってパシャリ。

ペンション？

カフェ？

さりげなく可憐。

1642年に作られたScara acoperita。

真っ黒な理由は分からないまま。

175段の階段。

中は意外と明るくて。

階段を抜けたら，美しきかな。

Scoala din dealと淡いピンクのコラボ。

屋根付きなのは，冬場のことを考えているからなんだって。

適当に進んでいたら。

ここはどこ。

少し進むと，門がありました

城壁の外に出ていたみたい。

ここから入って。

これが城壁。

Biserica din Deal。

山上教会。

ドイツ語が併記されていて。

トランシルヴァニア・ザクセンの名残を感じます。

入場料　2RON。

こんなところに日本語が！

羽熊さんって誰。

入口のおじさん。

「チカシツ　オハカ　ハコ　ヨメイリドウグ」

「オハカ　キレイ」

…。

その言葉どおりチカシツがありました。

変な日本語，誰が教えたんだろ。

まさか，羽熊さん…？

教会を出て。

何度目かの塔。

Turnul Franghierilor。

綱職人の塔。

ヨーロッパの緑は，淡くて綺麗。

街の北西方面が見えて。

ここからの眺めも素敵。

Turnul Franghierilor。

13世紀生まれの古株。

Scara acoperitaの傍。

ひっそりと佇む石碑。

第1次世界対戦の関係か何か？

階段の向こう。

時計塔の頭がひょっこり。

そろそろ下へ降りよう。

階段には，さっきもスルーした物乞いの子供。

空虚な満面の笑顔でお金をねだってくるも，再度素通りしたら。

すごい形相で，バッグを叩いてきてびっくり。

怖いし，悲しいし，頭に来るし。

疲れも出て，すっかり意気消沈…。

気分転換しないとー！