2013/06/09 - 2013/06/09
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hidamari09さん
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雁門関を参観した夜、雁門関への入口の街、代県に宿泊しました。
翌日の朝、朝から雨が降っています。
昨日、お世話になった劉さん(女性)が、天気がよければ一緒に行こうと言っていた「趙杲観」の観光は、なくなりました。あとで、県内を走るバスの運転手に聞いたところ、雨雲が掛かる「趙杲観」の方向を差して、道が悪く危険で雨の時は行けないと言われました。
そこで、市内見物をしてみることにしました。
代県(だい-けん)は山西省北東部の忻州市の管轄下にある県です。総面積1969平方メートル、南北60km、東西40kmの広い街です。人口21万人(2001年)。
歴史は古く、前漢に設置された広武県を前身とし、後漢は雁門郡の郡治となった。隋代になると雁門郡は代州と改編され、広武県も雁門県と改称された。金後期にはモンゴルが長城を超えてこの地を占領、1263年(中統4年)に雁門県は廃止となり管轄区域は代州直轄となった。明朝が成立すると1369年(洪武2年)に代県に降格、1376年(洪武8年)に再度代州に昇格した。清代1724年(雍正2年)に直隸州に昇格し、1913年(民国2年)の州制撤廃に伴い代県と改称した。1958年に廃止されたが、1961年に再設置され現在に至る。
代県は山地が多く地勢は険しく、古代中国では北方草原地帯から中原へ進入する遊牧民族を防ぐための軍事要塞とされた。万里の長城が建築され、李牧、薛仁貴、郭子儀、楊業といった名将が代州鎮守として赴任、二千年間に百回以上の戦いの舞台となった。
現存する代州城は明代初期に造られ、当時の城郭都市の基本的な形態を現在に伝えているそうです。中心部の「辺靖楼」(鼓楼)、阿育王塔、西門を見学しました。その他、文廟、文昌祠、城隍廟、武廟、慈雲庵などの古い建築物が残るようですが、雨が激しくなってきたので、早々に太原に戻りました
主要な産業は、農業と鉱業が中心になっているそうです。主要作物はコムギ、コーリャン、トウモロコシ、アワなど。トウガラシ(辣椒)の生産も盛んで、中国四大産地の一つだそうです。県内には鉄鉱山もいくつかあり、鉄の含有率は高く、農業頼りの経済を鉱石の採掘が支えているそうです。
街の一部をちょっと歩いただけですが、結構豊かな印象を受けました。また結構古建築が残っていて。それなりに楽しめたローカル都市の旅でした。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 1.5
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
代県で歩いた場所を、GPSデータから地図上に記入してみました。
二日目、ホテルから阿育王塔、辺靖楼、西門と散策、午後1時の長距離バスで太原に戻っています。
普通列車では太原から代県まで4時間半を要しましたが、長距離バスの所要時間は3時間でした。
運賃は、火車の11.5元に対し、バスは53元でした。 -
宿泊したホテルです。
代県一番の酒店(ホテル)だそうですが、なんとなくおかしなかんじのホテルでした。ロビーに入った印象は、中国によくある豪華浴場といった雰囲気です。受付時に渡されたタオルが2枚入った手提げ袋もその印象を強めました。
通された部屋にシャワーは設置されておらず、きんきら金の、健康診断の時に着る様は上着と半ズボンに着替えて浴室にいきます。
入口で係員に先ほどの服を預け、幅20m、奥行10mほどの浴室に入ります。右手に直径3mほどの浴槽、向かいの壁にガラスで区切られたシャワーが8台ほど並び、左手にサウナがあり、手前の左手にベッドがあり、中年男性職員がアカスリをしているといった具合です。シャワーをそこそこ浴びて終わりにしました。
トイレの掃除が行き届いておらず、汚れた床を小さな虫が這いずり回っていました。
デポジット500元を払いましたが、359元戻ってきたので149元の割引料金ということになります。 -
小雨の降る中を、街中に出ました。大通りに面したところに、高い壁で囲まれた、古そうな家が立っています。
一回りしてみたところ、個人の家のようです。 -
4車線の道路が貫きます。
アウディ、トヨタ、ビックと大型車が走っています。
街も活気があり、裕福な印象です。 -
通りの右手20m奥に「文昌祠」なる建物がありました。鍵が掛けられていました。
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こことは別のところで、家を修理中の持ち主に建物の年代を聞きましたが、方言の訛りが強く、よくわかりませんでした。清代以前ではありそうでした。
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門構えが立派です。
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先ほどの「文昌祠」の裏手に、塔が見えたので訪ねてみることにしました。ところが、このあたりかと横道に入るのですが、行き着けません。中国の家は、表の入口を除き、周囲を壁で囲むため通り抜けができないのです。
横道で、パジャマ姿で歩いているおばさんに、道を尋ねると、親切に案内してくれました。
塔は、人民政府の建物の裏庭にあったのです。 -
山西観光局ホームページから借用です。
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阿育王塔は隋の仁寿元年(紀元601年)に建造され、元々は木造建築で、 「龍興」と称され、唐と宋の時代を経て、廃棄したり、建造したりして、元至元十二年(紀元1275年)に煉瓦の棟を建てました。 塔は円錐体で、仏教の蔵式造型であります。塔の土台は平面の長方形で、南北長50メートルで、東西30メートルであり、高さは1.5メートルで、塔の真ん中に建てています。塔の平面は円形で、煉瓦で築き、周長は60メートル、高さは40メートであります。蓮の花びらが仰向き、重渋混腹で渋い須弥座式で、各種の花、蓮の花びらとインドの「陀羅尼経」を彫刻してあります。塔の本体に差し金の形の弥座を施し、昔はレ
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中途半端なところで説明が終わっています。 -
ここが、共産党委員会の建物で、この奥庭に阿育王塔が鎮座しているのです。
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賑やかな街をさらに進みます。
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「辺靖楼(鼓楼)」が見えてみました。
もらったパンフレットによると、明洪武7年吉安侯陸公享が建築、成化7年に火災で焼け落ちる、成化12年(1477年)に都督の事務官劉公の支持を受け、副使の蔡公麟が台座をつけて再建したものだそうです。その後、幾度となく修復を重ねているようです。 -
裏手の左側が入口になります。
参観料は15元ですが、60歳以上の年齢だと告げると8元になりました。
入口の鍵を開けてもらい入ります。 -
台座のトンネルは通行止めになっています。
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門を入り、階段を登ります。
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台座の上の建物の一階入口両脇に、修復時に建てた石碑がならびます。
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この石碑には大清雍正11年とありますので、1734年頃の修復の記録でしょうか。
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台上の床のレンガには「官」の文字が浮き彫りされています。
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入口の正面に「石灯塔」が置かれています。
説明書によると、唐代開元年に作られたものだそうです。開元は唐玄宗(李隆基)年号(公元713?714)。もともとは、現在の代県城東南15kmの東章村観音寺内にあったものとのことです。1958年にここに移されたようです。
一階の中は、書道展になっていました。 -
塔の裏手に2階に登る階段がありました。
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真ん中に4体の像が置かれています。
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百度のまずい訳ですが、
柳家将は演技、語りもの、劇等の形式で民間に広範に伝わった英雄伝説の物語の一つです。これは北宋前期の人物と出来事に演技を加え、柳家4代が北の辺境を守り、精錬勤務した人と行いを記したもの。
塑像の製造年月日の確認を漏らしてしまいました。いずれにしても、架空の人物のものですね。 -
東の隅に、太鼓おき、武器置きの木製台が並べられています。
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天井近くにかけられたものです。
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欄干に出て西を望むと、かっての城壁と西門が望めます。
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三階に登ります。
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3階は、階段の出口を除いた隅に、またまた像が置かれています。
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天井の木組みはなかなか見ごたえがあります。
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これは、中国四大美人の一人、昭君が西域に嫁ぐさまを表したものです。
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当時の漢と北方の国との貿易を表したもの。長城を堺に、北と南は別のくにだったのです。
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清の時代の商人の像。
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昔の木組みの建物は釘を使っていません。
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楼の西側には、古い建物が広がっています。
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西門まで歩いてみました。これは、修復されたものです。この門を外に出ると、修復中の城壁がありました。
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西門の外に、囲むように城壁があり、正面に見えるのはその城壁のもう一つの門のあった場所です。
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レンガが風化して土くれの山と化しています。
現在修復中です。 -
辺靖楼の正面の道を挟んだところの門です。この先に同じような門があり、その手前の細い道をはいった場所が代県のバス駅になります。
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入口から50m。うっかりすると見過ごしてしまいそうな佇まいです。
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午後1時、雨降りで参観も大変なので早々に引き上げることにしました。
中国ローカルな街の散歩、歴史の舞台となった場所なので、言い伝えも多く、古い建物もそこそこ残されていて、面白い旅でした。
食事をとるのを忘れていました。
本日は、朝、昼、晩を兼ねるようです。 -
午後の4時に太原の東客汽車站(長距離バス停)に到着しました。
乗り換えの市内バスを探していたところ、バスの行き先表示版に「青龍村」の文字を見つけました。
以前、太原市内を調べたときに「青龍村」には、古い町並みが残されていると見た記憶があります。
ここから、バスがでているんだ。
明日、天気がよかったら出かけてみるつもりです。
続く・・・
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