2013/05/27 - 2013/05/27
107位(同エリア153件中)
ゆらのとさん
新青森駅から新幹線で盛岡駅に到着3分後に田沢湖線で二つ目の小岩井に停車する在来線があった。私は新幹線ホームから在来線のホームまで走った。「3分では無理です」と新幹線乗務員が言ったのだが、私はへっぴり腰で走ったのだ 神は私に微笑んでくれた。発車のベルが鳴り終わった瞬間、列車に飛び乗ることが出来たのである。
30代の後半(40年前)、私は小岩井農場を訪れたことがある。あの時は桜に全然関心がなかったので、農場敷地内に、岩手山を背景に1本桜が咲いているとは知らなかった。
近年になってから若者に人気が出て、「日本一若者に人気がある小岩井農場の1本桜」なんていわれるようになった気がする。
小岩井駅から農園(入園料500円を払うテーマパークまきば園)までバスで行き、そこから1本桜までタクシーで10分近くかかった。
小岩井農場の1本桜は満開は過ぎて葉桜だったけれど、岩手山を背景に悠然と生えていた。 桜の周りにはタンポポが咲いていた。、
青空と、薄紫に霞む岩手山と、深緑の葉桜と、タンポポの黄色がマッチして、実際に見た者でしか分らぬ「天然の美」をかもし出していたのである。
私は、この小岩井農場の1本桜が何故、若者の人気になったか分るような気がした。この桜を見れば、疲れた心を癒やしてくれる。勇気をもらえる。悩みや悲しみを忘れさせてくれる。 恋人と2人で訪れれば、結婚して2人で人生の困難を乗り越えて幸せになれる。と、口コミで広がったような気がする。(宣伝のための仕掛け人などいないのでは)
インターネットで「小岩井農場まきば園」を検索すると、次のように説明してあった。
「この桜はエドヒガシ種で明治40年代に植えられ、樹齢は約100年。目的は放牧された牛の木陰を作るためだったと推定される」(要約)
桜種が「ソメイヨシノ」でないのが嬉しい。誰が植えたか分らぬのも嬉しい。牛の木陰を作るため、というのも気に入った。
エドヒガシは大切に育てれば、何百年も生える。まだまだ、大木になって、人間に勇気と癒しを与えてもらいたい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
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