2013/01/11 - 2013/01/13
19379位(同エリア27491件中)
みんとんさん
「凍った漢江を見てみたい」――そんなモノ好きな夫の一言がきっかけとなり、5回目にして初の真冬のソウルに行って来ました。
旅行前1週間くらいの天気予報をチェックしていたら、最低気温はマイナス10何℃!、最高気温も氷点下という日もけっこうあり・・・氷点下の世界に慣れていない(ましてマイナスの後が2ケタになる世界は未体験ゾーン)私はかなりビビっておりました。はい。
とりあえず上半身は長袖ヒートテック+遠赤ババシャツ+ヒートテックのタートル+カーディガン+ロング丈のダウン+マフラーとぐろ巻き、下半身はヒートテックのレギンス+裏起毛タイツ+ジーンズ+厚手ソックス+ムートン風ロングブーツという重装備。あ、もちろん耳が隠れる毛糸の帽子も忘れずに。
仁川空港からA'REXでソウル駅に出て、地下鉄に乗り換えるべく外に出た瞬間、空気がピーンと張り詰めたような冷たさは感じだけど、「うわっ、さぶっ」て感じじゃなかったです、
毎日、ホテルのエレベーター内にその日の予想最高気温と最低気温が掲示されていたのですが、到着日は−9℃と1℃、翌日は−5℃と3℃、最終日は−1℃と3℃。
「おおっ、とりあえず2ケタマイナスの世界じゃないし、最高気温は(私の住んでいる)大阪の“今年一番の冷え込み”みたいな日に経験済み」と、毎朝ホッとしていました。
そんなわけで、思ったほど寒くなかったので、十分街歩きの観光もできたし、現地では必須アイテムと思っていたマスクとカイロもまったく出番なし。
現地の方でマスク姿の人はほとんど見かけませんでした。
厚着効果はもちろんのこと、3日間ともほぼ無風状態だったことが、体感温度を上げたのかしら?
ソウル駅に向かうA'REXの車窓から漢江を見たところ、所々薄氷が張ってはいましたが、期待した姿とは違いました。
(全体がカチンコチンに凍ったスケートリンクみたいな状態を想像してたんです)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回はモノすごい厳寒だった場合を想定して、とにかく地下鉄からすぐのホテルをと思い、明洞駅2番出口を上がると目の前にあるプリンスホテルをネット予約。
前日にわざわざ現地から予約確認の電話がかかってくるほどのご丁寧(過ぎる?)なホテルでした。
これまで国内外ともに、前日にこんな電話をいただいたことはありませんが・・・ -
初日はオンドル部屋に宿泊。
素っ気ないくらいシンプルな室内でしたが、広々として清潔感もありました。
2日目は残念ながらオンドル部屋は満室で、ごく普通のダブルルームへ移動。
こちらも明るく清潔な部屋でしたが、ちょっと狭いかな。
まあ、ほとんど外出していたので、眠るだけなら必要にして十分。 -
オンドルは思ったほど温かくなかったのですが、あれ以上熱いと逆に眠りにくかったかもしれません。
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バスルームもきれいで清潔(やはり狭いですが)。
シャワーカーテンの代わりに透明ガラス(樹脂?)の扉が付いていて、なかなかモダンな雰囲気。 -
ホテルの朝食はバフェスタイル。
スタイリッシュな雰囲気のレストランで、お料理も一見おしゃれな雰囲気ですが、あまり品数は多くなくお味もごくごく普通。
2日間とも内容の変化が乏しかったです。
ポタージュの味が、どう考えてもクノールスープでした。 -
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街中の大通りに雪はありませんでした。
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でも、南山はうっすらと雪化粧。
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旧ソウル駅舎に行ってみると、けっこう雪が残っています。
「この人、誰だ?とりあえず写真、写真」とパチリ。
この謎の人物が誰かということは、翌日訪れた西大門刑務所歴史館で知ることとなりました。 -
到着日の昼食は明洞の古宮で。
以前に一人旅で、仁寺洞サムジキルにある古宮で伝統ピビムパプをいただき、感動的な盛り付けの美しさにも味にも満足したので、今回は夫にも食べさせようと思ったのです。
ビルの2階にあるので、ちょっと見つけにくいです。 -
やはり、あの絵画的な盛り付けはお見事・・・
だけど、あれ、お味はこんなもんだったっけ?
サムジキルで初めて食べた時ほどの満足感はなかったな。 -
石焼タイプも頼んでみました。
こちらの方が香ばしく、好みでした。 -
市庁本劇場のナンタ公演に。
早めにネット予約をしていたので、最前列ド真ん中のかぶりつきで、迫力いっぱいのパフォーマンスを楽しめました。
昔、大阪であった某イベントで、30分のナンタ無料ダイジェスト公演を観たことがあるのですが、やはりフルバージョンは全然違いますね。 -
市庁前のスケートリンク。
私もスケートが滑れたら、この輪に加わりたかったなぁ。 -
初日の夕食は明洞タッカンマリ巨成店(いただいた名刺にはコソンオムナムタッカンマリとなっていましたが)で。
仲良し夫婦の看板が目立つ陳元祖補身鶏のお向かいさんです。
お隣の黄色い看板が目印のもう少しディープな感じのお店と、通りの角にある明洞タッカンマリと姉妹店で、隣の店は「姉がやっている」という女主人の話でした。 -
大好物のタッカンマリですが、今まで食べたことのある2店舗と比べてもここは飛び抜けた美味しさです。
スープの味も違うし、ジャガイモにねっとりした甘みがあります。
インカのめざめみたいな黄色みの強いジャガイモです。 -
私だけの感覚かもしれないけど、タレの醤油のうまみもgood♪
よそのお店が普通の醤油なら、ここのはだし醤油?と思うようなうまみです。 -
タッカンマリ横丁の近くで見かけた公衆電話が、何か無性に可愛いデザインに思えてパチリ。
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ライトアップされた東大門。
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独立門駅からすぐの西大門独立公園内にある西大門刑務所歴史館へ。
周囲も公園内も雪景色。
1908年、植民地時代に日本が作ったという韓国初の近代的な刑務所だそうです。 -
ここでは日本人に会いませんでした。
校外学習の小学生グループなど、普通にはしゃいでおり、それほど重苦しい空気が流れていたわけではありませんが、少し緊張しました。
どんな方が来られているかわからないので、極力会話は避け、日本人とは気づかれないように気を配りました。 -
一面に降り積もった雪と、煉瓦でできた建物に何となくアウシュヴィッツみたいな印象を受けました。
(行ったことはないですが、映画などで見たイメージです) -
展示内容から旧ソウル駅舎前で見た謎の銅像は、老人テロリストとして英雄視されている姜宇奎(カン・ウギュ)でした。
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獄舎も見学できます。
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2日目のお昼は初めての明洞餃子へ。
ボリュームたっぷりのカルグッス。とにかくスープのニンニク臭がハンパないです。
私はもう1度で十分。 -
餃子もボリュームたっぷりですが、少し脂っぽいです。
キムチは噂通りの激辛!
2人でカルグッス1杯ずつと、餃子1皿でお腹がはちきれそうになりました。
軽食と侮ることなかれ、この日はほとんど夜ごはんを受け付けず、ソウル栄養センターのチキンをかじっただけ。
(こんなことはめったにありません) -
ロッテホテルのイルミネーションは、本当にキレイで素敵でした。
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ロッテデパートのイルミネーション。
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かぼちゃみたいなイルミネーションが可愛い。
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会賢の新世界百貨店10階のレストラン街にある火泥(ファニ)で帰国日のランチ。
瓦を重ねた内装がユニークな落ち着いた店内。
女性1人でも入りやすいので、ちょっと豪華さのあるおひとり様ごはんにもおススメです。 -
薄いハンバーグのようにも見えるバサクプルコギ。
炭火で表面をカリカリに焼いてあります。
アツアツじゃないのが残念でしたが、甘辛い万人向けの味付けで美味しい。
付け合せは生マッシュルームと昆布の素上げ。 -
丁寧に作られたパンチャン類も上品で洗練された味付け。
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なぜかクリスマスっぽい感じの仁川空港内のイルミネーション。
(トナカイがソリをひいちゃってますから) -
こちらはホントに新年を祝う雰囲気の豪華なイルミネーション(仁川空港内)。
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