2013.6 ☆同潤会上野下アパートメント最後の姿☆

2012/06/02 - 2013/06/02

2013.6.2
関東大震災の復興事業として建てられた同潤会アパートですが、最後に残っていた上野下アパートが建て替えのため取り壊されます。最後に一目見たくて行ってきました。

エリア 上野・御徒町(東京)

• 旅行の満足度: 4.0

東京メトロ稲荷町駅が最寄駅ですが、上野駅から徒歩で8分位でしょうか。
1929（昭和4）年建築、現在は１号館、2号館を構え、地上4階建て、総戸数は71戸だそうです。
既に塀などは取り壊されたらしく、白い工事用の塀に囲われており上部しか見ることが出来ない状態になっています。

4階の部分は中廊下型になっているらしく、せり出した作りとなっています。
1〜3階はファミリー向け、4階は単身者向け住戸となっているそうです。

せり出した下の部分に洗濯物が干せるようになっていたみたいですね。

建築計画のお知らせ。

下に店舗が入っていたもう一棟の方が比較的見やすいかもしれません。

採光は意外と良かったのかもしれませんね。

１階部分は店舗が入っていました。

後ろ側に回ってみると、銭湯がありました。
基本的にお風呂がなかったようなので、こちらを利用していた方も多かったのかもしれませんね。

銭湯の方から見た様子です。

一周してまた戻ってきました。
カメラ片手に見に来ていらっしゃる方が結構多いですね。

右側はダストシュートですね。当時としては画期的だったのでしょう。

ちょっと離れたところからはスカイツリーが見えます。
新しい建物が建てられる中、こうして古い建物がどんどん減っていくのは寂しいですが、仕方がないのでしょうか。。。