2013/04/19 - 2013/04/21
9208位(同エリア20643件中)
ヒデールさん
”棚屋 ” と呼ばれる水上家屋が建ち並ぶ大嶼山の西にある漁村 大澳。
この村の空気は軽く観光地にありがちな俗化された姿は一部であって大半は素朴だ。
狭い土地ゆえの路地の細さがもたらす住民との身近な距離感と垣間見るチープな日常風景は オレの旅ゴコロを刺激して止まない。
ここ 気に入った!
香港にこんな場所があるとは...
なんか得した気分。
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梅窩滞在2日目 午前6:50. 起床
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う〜ん 今日もどんよりした空...
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午前7:53. 朝食券を持ってサウスウイングのレストランへ。
前回も思ったが このホテルなぜか屋外の席が人気がない。
今日なんか全然暑くないのに ほとんどのゲストは中で食ってる。
別に牛の糞の臭いがするわけでもないのに... -
外の空気に触れ目の前の海を見ながら食べる朝めしって このホテルに泊る楽しみのひとつ。
朝食ブッフェの内容は半年前と比べるとパンの種類が減った程度で料理は変わってない様子。 -
2つ隣のテーブルにあとからやって来た華人系の野郎がタバコを吸い微妙に煙がこっちへ流れてくる。
ここって禁煙じゃないんかい? -
めしを食べ終え目の前のビーチへ出ると 浜辺でハート形の葉っぱを見つける。
何かいいことあるといいな。 -
サウスウイング棟の一部に足場が組まれてるけど何の工事でしょ?
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外出する前に昨日払えなかったHKドルでの宿泊費の支払いをしようと思いレセプションへ。
昨日のA嬢なら面識があるから簡単に済んだんだろうけど初めて対応するスタッフだとオレの英語力じゃちょっと手間がかかる。
まぁそもそもチェックインの時にHKドルを持ってればこんなややこしいことにはなんないのだが...
結局 宿泊費$1760. (サービス料10%、朝食込) を支払い、デポジットとして1万円を預ける。
その後ちょっとここで広東語を披露し英語もろくに話せない学のなさを多少なりともカバーすると けっこうウケが良ろしくて その流れでもってスタッフのJくんと記念の1枚。 -
さぁー 今日は大澳へ行くぞ!
てことで大澳行きのバスに乗るため埠頭前のバスターミナルまで歩く。 -
Jくんが教えてくれたとおり 大澳行きのバスは1番。
タイミング良く 即乗り即出発。 -
隣の席の花束を抱えた上品そうなおばあさんがめちゃ話し好きで英語で色々と話しかけてくるので貝澳までは暇知らず。
その後は車窓からの景色を眺めながらバスに揺られる。 -
午前10:25. 梅窩から40分かけて大澳に到着。
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大澳までやって来ても空は変わらずどんより...
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そんな冴えない天気だけど街歩きを開始。
う〜ん この辺り乾物 くさ〜 -
大澳永安街から1本通りを左に入り河口に架かる橋を渡る。
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この橋から河口にかけての北側一帯は ”棚屋 ” と呼ばれる水上家屋が密集してる。
しかしあんな細長い支柱で大丈夫なん? -
橋を渡った所に大澳の地図があったので撮っておく。
「この将軍石って歩いて行けんの?」
傍にいた関係者っぽいおじさんに広東語で尋ねると 「行ける」 て言うんだけど やっぱ遠そうやし止めとこ。 -
通りを突き当りまで行くと大澳マーケットがあった。
でもおばさん1人しかいなくて閑散としてる...
他へ行きましょう -
東へ向かって歩くとすぐに開けた場所があって その北側にあるのが関帝古廟。
ここは1741年の建立なので けっこう歴史がある。
特に苔が生えた屋根やその奥の精巧な装飾が醸し出す趣きは周りの建物とは明らかに異質。
香港二級歴史建築に認定されているのも納得だ。 -
見上げると屋根の角に魔除けの獅子あり。
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サクっとお参りしたあと吉慶後街を歩いてみる。
う〜ん この通りの狭さが より生活臭を身近に感じ取れていいかもな。 -
この通りには ありきたりの日常風景がある。
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おっ この建物NETで見たぞ。
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一応この石麟閣は香港三級歴史建築になってはいるけど あんましピンとこないね...
現在は空き家っぽい。 -
更に進むと 「創龍社」 という小さな土地廟があった。
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小高い斜面に建つ1軒の民家へ繋がる石段を上ってみると たくさんの棚屋が一望できた。
こうやって眺めると棚屋の造り自体は味気ないものが多いなぁ。
13年前にあった大火の影響だろうか。 -
なんか道間違ったあ ... ?
ちょっと戻ろう... -
途中から 「ぬけ道」 のような細い路地を通りぬけると やがて新基大橋に出た。
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この辺り川の両サイドは棚屋がずらり。
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そんな棚屋のデッキには新聞を読みながら寛ぐご老人の姿も。
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新基大橋を渡ったところで地図を見ながら位置を確認...
... ん? やっぱさっきの道であってんじゃん。
渡って来た橋をまた渡る。 -
再び吉慶後街に戻り北へ向かって6分ほど歩くと棚屋群の端に着いた。
そこを通りかかった優しげな地元のおばさんに 「ネイホウ!」 て挨拶すると向こうもニッコリ微笑んでくれた。
「我係日本旅客」 なんて言ってないで写真撮らせてもらえば良かったなあ... -
こんな田舎にもかかわらずキレイな公衆トイレがあるのが香港らしいところ。
日本にいる時と同じ感覚で利用させてもらった。 -
更に先へ進むと 楊侯古廟があった。
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廟の中へ入ると梁の部分の立派な装飾に目を奪われる。
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ただ どこの廟にも言えることだけど 長居するとこじゃないので早々に切り上げ次へ進む。
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3〜4分歩いて海に到着。
ここからちょっと高台を上って... -
イルカが見えるという東屋に着いた。
は〜 暑ぅ...
イルカは後回しにしてまずは休憩。 -
しばらくすると3人組のご老人がやって来た。
「ネイホウ!」 と挨拶を交わし その後ちょっとお喋り。
すると鍾さんという方は3度の来日経験があってオレが日本人だと言うとめちゃめちゃ食いついてきた。
「東京や京都、大阪、北海道へ行ったことがあるぞ」 と自慢げ。
「オレ北海道行ったことないです」 て言ったら笑われた。
いつまでもお元気で、 「チョック ネイテイ サンタイ キンホーン! / 皆さんの健康を祈ります!」 -
結局イルカは見えずじまい。
まぁ全くと言っていいほど期待してなかったし...
さて 街の方へ戻るとするかい。 -
また新基大橋を渡る。
今日これで3回目。
もう渡りたくない...
ちなみにオレが訪れた12日後、この写真の左手奥で地元新聞が大きく取り上げるほどの火事があったそう。 -
こんな密集したエリアでの火事は水が傍にあるとは言え怖いよな。
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新基街という通りを歩く。
ここらの住民は持ちボート率が高そうだ。 -
ただ ボートはピンキリ。
これは使えんわな... -
この村は去年訪れた新界地区の鶴藪村や龍躍頭なんかと比べると住民も街もオープンなので ほっこりできる。
村内どこを歩いても道が細く家が迫っているので その気がなくても住民と顔を合わす機会が増えることも そういう理由のひとつかな。
まあ中には話しかけ難いオーラを放ってるばあさんとかもいるけど 皆さん自然体でその辺にいるもんだから案外話しかけ易い。
特に中心部から離れると変に構えてる人が少なくて のんびりいい感じだ。
番犬は一匹たりと見かけないし、新界地区で感じた目に見えないバリアのようなものも微塵も感じない。 -
一方で棚屋が密集する通りの内側とは反対の外側はマングローブが生い茂る湿地帯という なんともユニークな場所だ。
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新基街を東へどんどん進むと棚屋の数も次第に減り 変わって緑が増えてくる。
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マングローブをかき分け進む...
うそ、 ちゃんと道あります(笑) -
ほら
てくてく... -
ん? 何やろ この懐かしい匂い...
決して良い匂いとは言えないんだけど...
でも嫌いじゃない...
一瞬自分が中国本土の田舎にいる気分に陥った。
ここ 気に入ったぞ。 -
近くに龍巖寺という寺がある。
邪魔するよ -
本堂らしき建物は現在工事中。
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その裏手の高台に 「朱大仙賓塔」 という塔があった。
これかあ〜
写真で見てたよりも断然小さくて ひとり苦笑い。
ふつう5層もあったら高い塔を想像するよな。
実質2〜3階建てしかないし... -
中に入り階段を上るも 本当に2階止まりかよ!?
せっかくなので そんな2階の窓から1枚撮ってみる。 -
このあと突然のスコールに遭い塔の前の東屋で雨宿り。
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6〜7分で上がった。
さぁ 街へ戻ろ -
途中 広大なマングローブ群生地の脇を通り 南国の豊かな自然美に軽く圧倒され思わず足を止める。
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昼12:51. 街の方へ戻って来たら やっと晴れた。
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最初に歩いた大澳永安街に入りしばらく進むと建物の屋根に十字架が見えたので てっきり教会かと思ったら学校だ。
梅窩でも見かけたけど香港にはクリスチャンスクールが多いようだ。 -
通りを進んで行くと両サイドに店舗が増えてくる。
と同時に人の流れも少しづつ増えてくる...
あ! さっき棚屋で喋った子供をあやしてたお母さんだ。
「ネイホウ!」 と向こうから歩いて来たお母さんに通りすがりに挨拶。
向こうも気づいてくれて...
なんかオレここの住人みてー とひとり ほくそ笑む。 -
昼12:57. 再び河口に架かる青い橋のところへやって来た。
午前中とは人出が全然違う。 -
さっきと違い天気がいいので橋の上から1枚撮る。
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近くの乾物屋にあったサメの乾物。
商品というよりは見世物だろうな。
でもこの店 さっきも通ってるんだけど全く気づかんかった。 -
晴れるのはいいけど 暑ちぃ〜
おまけに随分歩いたし...
カフェで休もう。 -
吉慶街にある蘇廬 (SOLO) てカフェに入る。
テラス席からは棚屋が一望。
うーん ナイスビュー
ちょっと暑いけど... -
マンゴー系のデザートがなかったので豆腐チーズケーキと龍井茶をオーダー。
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龍井茶は出てきたけどチーズケーキがいっこうに出て来なくて 時間を置いて店員に聞くとオーダーを取った女子が現れ申し訳なさそうに 「豆腐チーズケーキはないんです」 と言う。
あれ? それってオレの勘違い?
早い話がオレの英語力が足んなかったってことか...
勝手にオーダーした気でいたよ。 -
でも直ぐに彼女は 「これどうぞ〜」 と代わりにクッキーとお茶のおかわりを出してくれた。
しかもノーチャージ、笑顔付きで。
同じコミュニケーション不足が招いたトラブルでも昨日のタクシー運転手と ここの女子スタッフの差は何なんだ!
さっきまで待たされてちょっとイライラしてた自分が情けなくて...
でもそれ以上に彼女の優しさが嬉しくて... -
思わず一緒に写真を撮った。
なんじゃそりゃ(笑) -
蘇廬をあとにし次は同じ吉慶街にある 「大澳小食」 て店にアタック!
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この店のウリは ”香妃巻 ” と呼ばれるクレープに似たおやつ。
オーダーすると即 目の前で調理開始。
おねえさんが手際良く鉄板の上で生地を伸ばし その上に具材を乗っけて... -
こんがり焼き上がったらカットして完成。
料金は$25.
テイクアウトも可能だけどオレはイートイン。
味は上々、ただ2キレ食べたとこで飽きてきた... -
最後に大澳小食のすぐ隣にある 「大澳餅店」 で ”沙翁 ” という名のドーナツを1個買う。
料金は店頭に$7 て表示があるけど $3か$4だった (記憶があやふや)
これ軽くてあっさりしてるから 今のオレの腹具合には丁度いいや。 -
ドーナツを頬張りながら関帝古廟前を通過。
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なんかめちゃめちゃ観光客が増えてきたぞ。
オレはもうたっぷり大澳を満喫したから帰るよ。 -
バス停に来たけど梅窩行きのバスは28分待ち。
バス待ちの列に並んで待つんだけど ここ屋根がないから陽が照りつけてくると汗が じと〜
暑ちぃ〜
それもそのはず 後でわかったが今日の香港の最高気温は30.6℃
持ってきた折りたたみ傘は予想外の日傘となり大重宝。 -
午後3:20. 梅窩行きのバスに乗り大澳を発つ。
はぁ〜 エアコン涼しいー
そして大澳 楽しかったぞー
NEXT旅行記 「サタデーナイト・ムイウォー」 へつづく
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この旅行記へのコメント (2)
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- durianさん 2013/06/04 20:30:34
- ええわ〜
- ヒデールさん
こんばんは〜〜〜 初めまして
ヒデールさんの香港旅行良いですねぇ。皆さんの行くようなお決まりのコースを外れて隠れ香港を楽しまれていらっしゃるヒデールさんの旅行は私好みです。私もこの次は大澳をてくてく歩きたいと思いますし色々参考にさせて頂きますね。
durian
- ヒデールさん からの返信 2013/06/06 00:03:36
- RE: ええわ〜
- こんばんは、durianさん!
この度は投票〜書き込みまでありがとうございます!!
大嶼山は以前 野牛どもが街の中でのさばってる光景を目の当たりにしてから すっかりハマってます。
なので最近はHKへ行ってるというよりは大嶼山へ行ってるという感覚でしょうか。
大澳は今回初めて訪れましたが durianさんのような観光目線ではなく日常目線で旅されてる方でも充分楽しめる場所だと思いますよ。
durianさんのカメラワークの餌食になり より味のある庶民的になった大澳の村が目に浮かびます。
今後ともよろしく〜
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