ピレネー山脈周遊の旅（フランス＆スペイン） ＜その１＞

2012/07/31 - 2012/08/05

フランスのビアリッツでレンタカーを借りて、５泊６日の日程でピレネー山脈を周遊しました。
旅程概要は以下のとおりです。

１日目：ビアリッツ→ルルド（泊）
２日目：ルルド→コトレ→ガヴァルニ（泊）
３日目：ガヴァルニ→トルマーレ峠→（３つの峠を越えてスペインへ）→アラン谷のアルティエス（泊）
４日目：アルティエス→ポイ谷→アインサ→ヴィオ谷→トルラ（泊）
５日目：トルラ→オルデサ→プルタレ峠を越えてフランスへ→アルトゥースト湖→オロロンサントマリー（泊）
６日目：オロロンサントマリー→ラバスティードクレランス→アイノア→サール→ビアリッツ

ちょっと長いので、旅行記を３つに分けます。
まず＜その１＞では、１日目〜３日目をカバーします。

エリア その他の観光地(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: レンタカー

ビアリッツ空港へは午後に着いたので、初日はレンタカーを借りてルルドまで走り、そこで宿泊しました。初日から天気が良くて満足です。写真は聖域にあるルルドの聖堂です。

マサビエルの洞窟です。奇跡の泉はマリア像の左下奥にあるのですが、私が行った時は、あまり水が涌き出ていませんでした。それでも、車椅子・身障者の方を含め、沢山の人がお祈りにきます。今でも奇跡は信じられているのですね。

一旦ホテルに戻って休んでから、また聖堂前の広場に来てみました。

もうすぐ陽が暮れます。この後、実はロウソク行列が始まり、沢山の人がロウソクを持って集まるのですが、それはもう圧巻で綺麗でした。ただ、写真が良く撮れなかったので、残念ながら割愛します。

２日目も晴れです。まずコトレに向かいます。
ゴンドラとリフトを乗り継いで、そこからゴーブ湖まで歩きました。山に囲まれた素敵な湖です。朝早いせいか、まだ観光客も少ないです。遠くにピレネーの山が見えます。

リフトで下まで降り、そこからはゴンドラに乗らないで歩いて駐車場まで降ります。というのも、途中にスペイン橋と滝があるからです。

フランスなのに何故スペイン橋というのか分かりません。きっと、いわれがあるのでしょう。橋の下は、細い渓谷になっています。

コトレを去って、次はガヴァルニに向かいました。本日のメインです。ホテルに車を停めて、ガヴァルニ圏谷に向けてハイキングの始まりです。まだ天気が良くてラッキーです。

天気の良いのは嬉しいのですが、歩いていると結構暑くなってきました。午後の日差しは強いです。

いよいよガヴァルニ圏谷が間近に見えるようになってきました。でも、ここから、まだまだ歩きます。

山小屋のあるところまで来ました。もう間近です。

更に進みます。滝の近くまで行ってみましょう。

すごく落差のある滝です。実は右にも左にも細い滝が幾つかあるのですが、パノラマでないので１つの写真には納まりきれません。

これは、翌日の３日目の朝に撮った写真です。朝の散歩がわりに、ホテルから２０分ほど歩いたところで撮りました。昨日、圏谷の奥まで歩いたので、今日はここで引き返します。昨日の午後はとても暑かったのですが、今朝は空気が冷たくて気持ち良いです。

さて、ガヴァルニを去り、ツール・ド・フランスのコースでも有名な、トルマーレ峠を目指します。途中、ナポレオン橋というところに寄りました。なかなかの橋です。

トルマーレ峠峠に向けて登っていきます。天気も良く、快適なドライブです。

視界が開けて眺めも良くなってきました。所々、自転車で登ってくる人も見かけます。本格的な格好をしているので、トレーニングをしているのかも知れません。

ここは、峠を過ぎたあたりです。ここから、ピック・ドゥ・ミディというわれる所までロープウェイがあるので、登ってみましょう。

ロープウェイは、ぐんぐん高度を上げていきます。

上からの眺望です。高さは２９００mぐらいです。
この後は、いくつかの峠を越えてスペインに入り、アラン谷のアルティエスという所で宿泊しました。

＜その２＞に続きますので、宜しくお願いします。